インタビュアー:

 映画の中で輝が地球に戻ったとき、柿崎とマックスと3機で飛んでるとき、マックス隊長って・・・。一緒に飛んでいるってことはマックスが分隊長で輝は部下ってことですか。

河森さん:

 そうそう。いなかった間に・・・。

インタビュアー:

 特進ということはなかったんですか、輝に。

河森さん:

 階級はねぇ、上げたかどうか忘れたなぁ。服はねぇ、服装のコスチュームを変えると混乱が起きるから上げなかったのかもしれないなぁ。本当は上げようというふうに思っていたんだけども、ここでキャラ表もう一個作って間に合うかどうかって、そういう時期だったもんで・・・。

 フォッカーはいなくなってしまい、で輝もいなくて、自動的に腕の立つマックスがみないな・・・。

インタビュアー:

 だからあのときマックスがS型乗っていたんですか。

河森さん:

 そうそう。

インタビュアー:

 でも、一番最後でマックスがいなくなって、それで輝がS型を乗ることになったんですか。

河森さん:

 取りあえずねぇ、いなくなると(笑)。

 

インタビュアー:

 「マクロス7」の劇場版のパンプレットのインタビューでもう一度「マクロス7」のテレビ放送を製作してもいい、とあったんですが今でも変わらないですか。

河森さん:

 そうだねぇ、でも大変なんだよなぁ。ある部分ビデオ版でやっちゃったところがあるから・・・。「ダイナマイト7」の方で。

インタビュアー:

 ファンとしては是非やっていだたきたいのですが。

河森さん:

 あ〜。もし、でもやるとしたら「7」のではなくて、また全然違うのやるかもしれないね。それやるとしたら、メカがデジタルで出来るようになったらだなぁ、テレビで。きっと。という感じ。

 ただ、ダイナマイト7みたないな・・・ダイナマイト7でだいぶやっちゃったからなぁ。ロードムービーっていってさぁ、旅をしながらっての本当は「マクロス7」でやりたかったけど、その部分があんまりテレビで出来なかったんで・・・。

 そういう、さすらいものの(笑)・・・そっちをだいぶダイナマイト7でやっちゃったんで。いつ、気が変わるか分かんないけど。分かりません(笑)。

インタビュアー:

 熱気バサラとリン・ミンメイの存在が全然違うのは、さっきおっしゃていた通り同じのをやりたくなかったってことですか。

河森さん:

 そうだねぇ。それが一番だし・・・やっは、本当バサラの時は男のキャラクターが全体的に日本全体で弱かったってのが、すごい気になっていったのが一番大きいかな。

インタビュアー:

 エミリア・ジーナスの声と歌は別の人ですか。

河森さん:

 別々にしたよな?うん。いや〜ね、最終的にどっちにしたかっけかな。両方試したのかな〜。デモで歌ってもらったかどうか、これはもう忘れてしまったから・・・。

インタビュアー:

 「マクロス7」のフラッシュバックみないなものは作ってもいいってことですか。

河森さん:

 うん、うん。「マクロス7」のは本当はやりたいよね。そういう音楽集は・・・。

インタビュアー:

 LDに挿入されているハガキでそういうリクエストを出したんですが、なかなか・・・。

河森さん:

 「7」の方の監督やってくれるアミノさんがやたら忙しい人なんだよね。すぐ、かけもちしちゃう人だから(笑)。それで、なかなか実現しない(笑)。

インタビュアー:

 「ダイナマイト7」のオープニングのような形のライブ形式で、バサラのギターアクションを・・・そういうのを。

河森さん:

 ね〜、ね〜。でもギターアクションは大変なんだよね(笑)。アニメで描くのはさぁ(笑)。あれこそCGにしてしまわなきゃ・・・。その、音に合わせてやるとかやんなきゃいけない・・・。そこでねぇ〜、いつもねぇ〜、「どうしよう。」って話になってね、大体止まるんだよ。 

インタビュアー:

 じゃぁ、誰か弾ける方のモーションキャプチャーを・・・。

河森さん:

 実際、撮ったりしてたしね。キャプチャーではないけど、ビデオは撮って・・・。

インタビュアー:

 「ダイナマイト7」のエンディングではそういう風にしたそうですが。

河森さん:

 見てやったんだけども、やっぱりリピートの関係があって全部はやりきれなかった。どうしても、作画枚数減らすんだよ。ある種の大きくやろうみたいな。

インタビュアー:

 「7」のコンサートシーンもやっぱり、手が画面からはみ出ているのはそういうことですか。

河森さん:

 そうそうそう。そういうことです。すいませーん(笑)。そういうもんなんですよ。

− 次へ −