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 鈴鹿三国岳(894m) 烏帽子岳(864.7m) 岐阜県大垣市・三重県いなべ市・滋賀県多賀町


A細野〜烏帽子岳〜三国岳〜阿蘇谷〜時山 
 日時:2016.11.12(土) 天気:快晴 メンバー:単独
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ:Trackデータ  使用方法

現地まで
自宅・広陵町4:00−−−桜井−−−針IC−−(名阪国道・東名阪)−−鈴鹿IC−−(R306・R365)−−大垣市上石津町細野−−−7:03烏帽子岳林間広場
走行距離 :約150.9km  所要時間 :約3時間
国道を外れ時山方面に向かっていると、早々に烏帽子岳登山口の案内板が目に入った。以降角々に案内板があり、スンナリと目的地に到着。
駐車場は予想より広く、20台は駐車できそうだ。 到着時2台の駐車あり。駐車料金は不要。
綺麗なトイレあり。

登山コースとコースタイム
林間広場7:18−−(50)−−8:08第2展望ポイント−−(26)−−8:34第4展望ポイント8:46−−(22)−−9:08烏帽子岳9:16−−(16)−−9:44時山分岐−−(14)−−9:58鉄塔−−(60)−−11:07三国岳−−(8)−−11:15三国岳最高点11:41−−(8)−−11:49三国岳−−(13)−−12:02三角点分岐・三角点・三角点分岐1:10−−(15)−−12:30阿蘇谷分岐−−(53)−−13:23ワサビ田跡−−(35)−−13:58車道・白い橋−−(59)−−14:57林間広場
所要時間:約7時間40分 歩行時間:約6時間20分 距離:約14.1km 歩数:約27000歩
累積標高:+1407m/−1280m

7:22
烏帽子岳林間広場
後方の山は笙ノ岳
7:32
暫く常緑樹が続く
8:24
第3展望ポイントから落葉樹が目に付くようになる
8:40
第4展望ポイントから、湖は中里ダム(鈴養湖)
8:49
大岩コースに入って
8:53
今が見頃の紅葉
9:07
頂上直下
9:09
頂上
9:38
霊仙
時山分岐手前で
9:58
烏帽子岳
鉄塔から
9:58
ダイラの頭
右後方は鍋尻山
10:18
烏帽子岳〜三国岳中間付近のピーク
10:41
三国岳、最後のピーク(約817m)から
10:57
約817mと烏帽子岳
11:07
三国岳頂上
11:16
三国岳最高点
12:18
817mピークの紅葉と烏帽子岳
12:31
阿蘇谷へ下る
沢まで落葉の急斜面が続く
12:35
阿蘇谷上部東斜面の紅葉
12:37
阿蘇谷上部東斜面の紅葉
12:40
阿蘇谷上部東斜面の紅葉
12:46
この上手で沢に降り立つ
13:08
谷の中を下る所も、水量はまだ少ない
13:14
山道は各所で寸断している
13:23
ワサビ田跡
13:53
2年前は右の尾根を上がった

林間広場〜烏帽子岳
 駐車場から案内板に従い植林に入る。このまま山に上がるものと思ってところ、一旦田んぼ脇の農道に出、柵に囲まれたため池を廻り込み、その先で扉を開け柵の中に入った所から山道となった。
登山道は頂上近くはやや急だが、概ね緩やかで危険な箇所は無い。烏帽子岳までなら、初心者でも問題なく登れる一般コースだ。
上り始めは常緑樹が中心の森の中を行くが、第3展望ポイントを過ぎた辺りから落葉樹が目立つようになる。第4展望ポイント以降は広葉樹林となり、丁度紅葉が見頃になっていた。第4展望ポインの先でルートは大岩コースと展望岩コース二つに分かれ、頂上手前で合流する。今回大岩コースを上ったが、大岩には気付かず通過してしまう。頂上では藤原岳や御池岳、また伊勢湾までと展望が良い。

烏帽子岳〜三国岳
 この間は2年前三国岳から烏帽子岳に歩いているのだが、気が付けば狗留尊山コースを下っていた。分岐でついつい面倒臭くなり地図を確認せず、目立つテープの方に進んだからだ。幸い気付くのが早く、分岐まで戻り本来のルートに戻る。分岐から尾根は緩やかに下り、途中の時山分岐を過ぎても未だ下りが続く。送電線の鉄塔まで来れば下りもほぼ終了。展望はこの鉄塔と時山分岐上部で大きく開けている。此処から三国岳直下間は小さいなアップダウンを幾つも超すことになる。痩せた岩稜で通過困難と思われる箇所は、何れも北斜面をトラーバースする。最後の大きなピークを越え、短い急な岩場と急斜面を詰め、阿蘇谷から来る縦走路に合流すれば、三国岳まで後僅か。頂上では御池岳方面に展望が開け、最高点のピークも見えている。片道10分足らずの静かな最高点で昼食の後三国岳に戻り、急坂を下り阿蘇谷分岐に向かう。途中立ち寄った三角点は分岐から往復10分もかからない。この三角点分岐と阿蘇谷下降点間は、東斜面をトラババースするが、踏み跡は狭くスリップに注意しながら通過する。
阿蘇谷コース
 谷への下降点は地理院地図では三角点分岐付近となっているが、実際はP803(ダイラの頭)南側の鞍部にあった。下降点には小さな手製のプレートくらい有るかと思っていたが、テープが有るのみ。東斜面を覗込むとテープが確認出来たので、テープに向かって急斜面を下り始める。道筋は落葉のため判りずらいが、スリップしないよう注意しながら要所に有るテープを頼りに何とか沢に降り立つ。なお沢までの斜面は予想していた通りの美しい自然林で、それらが丁度美しく紅葉し何度も足を止める。
一旦沢に降りると大きく巻くような箇所も無く、沢筋に沿って下る。以前は沢に沿って整備されたコースが有ったかと思うが、今は各所で寸断され何度も渡渉を繰り返す。幸い目印が結構あるので、迷うことは無かったが1・2箇所で進路確認に手間取ることは有った。

@時山〜三国岳〜烏帽子岳〜時山 
 日時:2014.5.6(火) 天気:晴 メンバー:Iサン・私
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ:Trackデータ  使用方法
鞍掛峠から何度か御池岳方面には行っているが、反対側(北)の三国岳については、あまり興味はなかった。しかし最近になり、「春には草花を初め、何らかの花を見ることが出来る山」との情報を得る。

今回、鞍掛峠から往復も考えたが、烏帽子岳も含め時山を起点に周回することにした。
このコースを歩き、カタクリの花には遅かったが、新緑の美しい尾根と見頃になったシャクナゲが咲く痩せ尾根の縦走路等・・・、同じ鈴鹿でも岩場の多い御在所岳とはまた違った、山歩きが楽しめた一日だった。

現地まで
自宅・広陵町(4:30)−−−橿原5:00−−−針IC−−(名阪国道・東名阪)−−鈴鹿IC−−(R306・R365)−−大垣市上石津町下山−−(k139)−−7:15上石津町時山
走行距離 :約154km  所要時間 :2時間45分
今回、駐車した白い橋横の空き地は私有地・・・、たまたま持ち主の方が居られたので、了解を得て駐車させてもらった。また既にヤマヒルが出ているとの情報もいただき、その上対処用の塩まで頂戴した。今回は尾根を上がるので、ヤマヒルはないと判断していたが、上り始めの植林のことも有り・・・、有りがたいことだ。
他の駐車スペースは、赤い橋の手前に数台分が、またバンガロー村には広い駐車場があったが、登山者に開放しているかは不明。

登山コースとコースタイム
駐車位置(白い橋)7:32−−(3)−−7:35尾根取付−−(35)−−8:10(P597)−−(30)−−8:50(P732)−−(20)−−9:11ダイラの頭(P803)−−(22)−−9:38三角点分岐−−(2)−−9:44三角点10:00−−(2)−−三角点分岐−−(15)−−10:18三国岳−−(7)−−10:28最高点−−(7)−−三国岳−−(3)−−10:48縦走路分岐−−(50)−−11:43鉄塔−−(35)−−12:24烏帽子岳13:01−−(20)−−13:24時山分岐−−(45)−−14:11赤い橋−−(3)−−14:14駐車位置(白い橋)
所要時間:約6時間40分 歩行時間:約5時間 距離:約10.2km

7:32
橋を渡り左へ
7:35
阿蘇谷コースを外れ尾根へ
8:05
植林を抜けると、傾斜も緩くなり、自然林に変わる
8:59
ダイラの頭への上り
9:09
烏帽子岳
9:14
ダイラの頭
9:48
三角点
北東に展望あり

9:52
シャクナゲ
三角点で
9:52
シャクナゲ
三角点で
9:59
霊山・伊吹遠望
三角点から

10:18
三国岳頂上
10:28
三国岳最高点
10:51
烏帽子岳に続く尾根
11:21
シャクナゲ
11:27
痩せ尾根が続く
11:32
ダイラの頭
12:11
シャクナゲ
12:12
シャクナゲ
12:24
烏帽子岳頂上
南東に展望あり
12:16
シャクナゲ
13:18
霊山遠望
13:19
伊吹遠望
13:36
時山への尾根途中
14:10
赤い橋に到着

登山口(時山)〜三国岳
 白い橋(ガードレールが白いだけ)を渡り左へ、直ぐ先で右に折れで阿蘇谷左岸に進むが、100mも行かない内に阿蘇谷コースを外れ、右側の尾根に取り付く。上り始めは植林で急坂が続くが20分程で、自然林に変わり傾斜も緩やかになる。周囲は二次林と思われるが新緑が美しく、同じ鈴鹿でも岩場のある御在所岳周辺の山とは対象的で、森の美しい台高の尾根にも似ている。
尾根道は2箇所ほど右から尾根が合流するが、左(ダイラ側)には目立った尾根は無いので、左を意識して進む。またテープも要所にあるので、特段紛らわしい所は無かったように思う。
それまで緩やかだった尾根もダイラの頭への上りにかかると、次第に傾斜もきつくなる。この上りで、最初のシャクナゲが現れる。木も大きく花も沢山着けており、先が楽しみになる。ダイラの急斜面を下ると、右の滋賀県側は植林に変わる。このまま尾根通しで三角点まで行くものと思っていたが、尾根左側のトラバース道に誘導され・・・、丁度鉄塔、三角点の下と通過する。三角点へはトラバースは終わった鞍部から、尾根を直登する。三角点では北東方向に視界が開け、霊山や伊吹山の展望がある。またシャクナゲも多く咲き、しかも丁度見頃で見応え十分だ。
鞍部から急坂を上り詰めたら三国岳で頂上の一角からは、烏帽子岳に続く尾根が望まれる。更に鞍掛峠の方向に進むこと10分足らずで、最高点に到着、此処からは殆ど展望は利かない。

三国岳〜烏帽子岳
 三国岳から僅かに戻り、急斜面を下って縦走路に入る。緩やかなピークを一つ越すと痩せ尾根となり、見頃になったシャクナゲが次々と現れ、また展望も所々にあって、飽きることが無い。中間付近ではシャクナゲも疎らになるが、鉄塔を過ぎ烏帽子岳の上りに差し掛かると再びシャクナゲのオンパレードだ。花を沢山着けた大木もあり、圧倒される。烏帽子岳頂上は南東に開け、御池岳や伊勢湾の展望がある。また近年開設された細野ルートも此処に上がっている。
烏帽子岳〜登山口(時山)
 先程のシャクナゲの群落を抜け、時山への分岐(表示は時山バンガロー村)まで戻る。下り始めは急だが、直ぐ緩やかな尾根道になる。周囲は明るい自然林で、その上思ってもいなかったシャクナゲも結構咲いている。
植林がかなり上まで来ていると思っていたが、植林は2本の鉄塔付近から下で、20分ほどで植林を抜けバンガロー村の駐車場に到着。赤い橋を渡り、車道を3分ほどで出発地点の白い橋に戻った。

その他・見所・関連山行
御池岳・鈴ヶ岳

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