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修験業山(1093.6m) ・ 栗ノ木岳(1086m)  三重県津市美杉町・松阪市飯高町


修験業山頂上(’99.10.23)


C若宮八幡〜栗ノ木岳〜修験業山〜若宮八幡 
日時:2018年4月29日(日) 天気:快晴 メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
 当初は前回に続き鈴鹿のアカヤシオとも思ったのだが、連休で日曜日、人出も多いだろうし、駐車スペースも上手く確保出来ない恐れもあり・・・、他に良い所はないかとネットで探していると、栗ノ木岳のシャクナゲが満開との記録を見つける。
修験業山の高宮や栗ノ木岳にはシャクナゲが多くあり、満開時は凄いと聞いていたので、直ちに行先を修験業山・栗ノ木岳に変更。


花の状況
 ・石楠花は今が最盛期
 ・ヤマツツジはまだまだ蕾多く、今から
 ・ミツバツツジは終盤へ

現地まで
自宅−−田原本−−桜井−−宇陀−−(R369) −−曽爾村−−(R369)−−御杖村敷津−−(R368)−−美杉村奥津−− 若宮八幡神社
走行距離:約67km 所要時間:1時間40分
若宮八幡神社の駐車場は広く、清潔なトイレもあり。登山者のものか分からないが、2台の駐車あり。

登山コ−スとコ−スタイム
駐車場7:51----(82)----9:13尾根合流9:27----(18)----9:45若宮峠----(46)----10:31栗ノ木岳10:47----(46)----11:23若宮神社分岐----(9) ----11:32高宮11:58----(16)----12:14修験業山12:19----(68) ----13:27修験業谷コース合流----(19)----13:46駐車場
所要時間:約6時間 歩行時間:約5時間 歩行距離:約7km
累積標高差:+962m/-943m

コースタイムはGPSの時間を採用、写真の時間とはズレあり
7:54
駐車場から谷へ下る
5:55
早くも一回目渡渉が、これ以降何度も渡渉を繰り返す
8:04
下流部はやや荒気味
8:33
植林帯を抜けると、美しい新緑の森に変わる
9:02
最後の渡渉箇所
9:15
尾根(大宮谷−若宮峠分岐)に到着
9:28
新緑の大宮谷とはこれでお別れ
9:37
急な枯谷を渡る
9:48
若宮峠
10:13
超急坂の後は岩稜
10:20
頂上直下で
10:21
石楠花
頂上直下で
10:21
石楠花
頂上直下で
10:24
局岳
頂上直下で
10:30
ヤマツツジはこれから
頂上直下で
10:36
石楠花
頂上で
10:36
石楠花
頂上で
10:36
石楠花
頂上で
11:26
若宮神社分岐を過ぎ、修験業山へ
11:34
高宮の石楠花
11:34
高宮の石楠花
12:03
修験業山まで美しい尾根歩き
12:09
そろそろ終盤のミツバツツジ
12:16
修験業山頂上
12:17
頂上から下る尾根を見下ろす
12:32
シロヤシオが二輪
12:34
石楠花林の中を下って行く
12:40
尾根上部は新緑の森
13:00
植林帯を急降下
13:29
修験業谷コースに合流

駐車場〜栗ノ木岳(大宮谷コース)
 谷の下流部は植林され、間伐材等が谷に滑り落ちたりし、少々荒れ気味。
渡渉個所は何ヵ所もあるが、必ず目印があるので、渡渉に手間取ることは無い。
植林帯を抜けると新緑が美しい森に変わり、また谷は下流部のように荒れた箇所も無い。
最後に水が僅かに流れる谷を右岸に渡り、急斜面を詰め尾根に上がる。
若宮峠へは栗ノ木岳東斜面をトラバースするようにコース設定されている。途中には深くえぐられた急な谷状地形を一ヶ所超す。
若宮峠からの上りは次第に傾斜を増し、岩稜手前は超急坂でロープも固定されている。
岩稜に上がると見頃となったシャクナゲやヤマツツジが次々現れる。それと共に展望も開け、振り向けば局岳が美しい姿を見せている。
栗ノ木岳頂上は東西に長く、三角点が有る西側では、学能堂や大洞山、尼ヶ岳方面が、東側では南に迷岳などが望める。

栗ノ木岳〜修験業山
 この間には幾つかのアップダウンや痩せ尾根、それに急坂もあるが何れも短区間で、大部分は美しい新緑の楽しみながらの尾根歩きだ。高宮八幡分岐の先、高宮にもシャクナゲが多くあり、栗ノ木岳同様多くの花を付けている。視界は北に開け、学能堂や大洞山、尼ヶ岳等の展望が得られる。修験業山頂上は残念ながら展望はない。
修験業山〜駐車場(頂上直登尾根)
 この尾根は6年前に一度上りに使ったことがあり、終始急坂が続くくだけでなく、厳しい上りも何ヵ所かった記憶がある。当然此処を下るのは今回が初めて。
頂上から急な斜面を5分も下れば、シャクナゲ帯に入る。花数は決して少なくないが、栗ノ木岳の満開を見ているだけに少々物足りない。
シャクナゲ帯も可成りの急坂だが、植林帯にも2、3か所厳しい下りが有る。足元が柔らかいうえ、支えとなる立木も適当な位置にあまりなく、一歩づつ足場を確保しながら、下るはめとなった。
この尾根は上りに利用しても、下りは避けた方が無難。

B若宮八幡〜修験業山〜栗ノ木岳〜若宮八幡 
日時:2012年11月7日() 天気:晴 メンバー:Tサン
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
標高1000m付近で紅葉が期待できるかと思い、修験業山から栗ノ木岳を歩く。しかし尾根上では多くは葉を落とし、下りの大宮谷では色付いた木は少なく、紅葉には一歩手前といった状態だった。ただ栗の木から若宮峠に少し下った箇所では眼下の斜面の紅葉はきれいで、正面に聳える局ヶ岳と相まって、素晴らしい光景を目にすることが出来た。

現地まで
自宅(5:50)−−高取6:30−−明日香−−宇陀−−(R369) −−曽爾村−−(R369)−−御杖村敷津−−(R368)−−美杉村奥津−− 若宮八幡神社(8:00着)
走行距離:約65km(高取から) 所要時間:1時間30分(高取から)
若宮八幡神社の駐車場は広く、清潔なトイレもあり。登山者の車は我々のみ。

登山コ−スとコ−スタイム
駐車場(8:14)----(14)----8:28修験業谷出合----(50)----9:28尾根合流----(33)----10:11栗ノ木分岐----(11)----10:33高宮----(20)----10:56修験業山11:05----(18) ----高宮----(5)----11:28栗ノ木分岐----(38)----12:51栗ノ木岳 13:04----(30)----13:50若宮峠----(15)----14:15大宮谷分岐 ----(75)----15:42駐車場
所要時間:約7時間30分 歩行時間:約5時間

10:06
頂上へ直登する尾根の東斜面の紅葉
10:13
栗ノ木分岐
10:33
高宮
10:38
頂上に続く尾根
10:48
栗ノ岳
背後は局ヶ岳
10:57
修験業山頂上
12:21
栗ノ木岳南西斜面の紅葉
12:48
栗ノ木岳手前で
12:53
栗ノ木岳頂上
13:20
局ヶ岳
15:53
大宮谷の小さな滝
15:47
神社参道の紅葉

A若宮八幡〜修験業山〜栗ノ木岳〜若宮八幡 
日時:2012年3月29日() 天気:快晴 メンバー:Fサン
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
昨年修験業山に登った際、頂上から北に下る尾根にテープがあるのを目にし、次回はこの尾根から上ってみたいと思っていた。今回はじめて上がったが、多少の緩急はあるが、かなりの傾斜を持っている。ただ危険を感じるところはなかった。

現地まで
自宅(発)−−田原本−−桜井−−(R165)−−宇陀−−(R369) −−曽爾村−−(R369)−−御杖村敷津−−(R368)−−美杉村奥津−− 若宮八幡神社(10:30着)
走行距離:約68km 所要時間:1時間20分

車は若宮八幡神社の駐車場に停める。駐車場は広く、清潔なトイレもあり。

登山コ−スとコ−スタイム
駐車場(7:04発)----(16)----尾根取付点----(108)----9:22修験業山9:33----(14) ----高宮----(11)----10:23栗ノ木分岐----(36)----11:04栗ノ木岳11:51 ----(26)----12:20若宮峠----(13)----大宮谷分岐----(20)----大宮谷下降点 ----(20)----13:22大宮谷----(30)----駐車場(14:02着)
所要時間:約7時間 歩行時間:5時間弱

7:20
沢を渡り尾根に取り付く
7:30
おおむね歩き易い
8:14
植林内の急坂
8:43
栗ノ木(右)と局岳(左)
9:23
修験業山頂上
9:38
栗ノ木岳
局岳が僅かに見える
10:07
室生火山群の山々

高宮から
10:33
迷岳と台高の山々

修験業山と栗ノ木岳の中間付近から
11:11
栗ノ木岳頂上
11:55
局岳
頂上東の岩稜から
12:02
栗ノ木岳頂上東側の岩稜
12:19
若宮峠
12:35
本宮谷との分岐
ここから谷に下っておくべきだった
13:23
右の斜面を下り、本宮谷に降立つ
13:59
駐車場下の渡渉点

本来の登山道は初めて沢を渡ったところから沢沿いに続いているのだが、今回は沢から即尾根に上がる。取り付き部の急傾斜を乗り切ると一旦緩やかになるが、序々に傾斜はきつくなる。何度かきついなりに緩急を繰り返し、順調に高度を上げて行く。途中から自然林に代り、石楠花が目立つようになり、左側には栗ノ木岳や局岳も見えるようになる。石楠花の急な斜面を越えると頂上まであと一息だ。頂上は木々に囲まれているが芽吹き前で明るく、国見・住塚も木々の間から望められた。
少し先に栗ノ木岳が良く見える箇所があるので、移動し休憩と行動食を摂る。続く高宮は北側に視界が開け室生火山群の山が一望できる。
若宮八幡との分岐をすぎ栗ノ木岳の上る手前の岩稜で、単独に男性とすれ違う。局岳から高見山へ縦走の途中で、今日は三峰山を越え新道峠まで行かれるとのこと。今日も山中で会ったのはこの方だけだった。
展望の良い栗ノ木岳で昼食とたっぷり休憩を取った後、若宮峠に下る。頂上直下の痩せた岩稜を終えると、今度は急斜面の激しい下りで、慎重に足元を確認し、立ち木で体を支えて下る。
峠から沢分岐まで尾根東斜面をトラバースするが、テ^プが至る所に付けられ、迷うことははい。分岐ではテープが谷に向かってかなり下まで付けてあるのが見え、また道標も谷に向いており尾根方面に向いているのは無かったが、あえて尾根を進む。尾根の中程から谷に下りるつもりだったが、分岐らしき印はあるものの、谷に下る道は見当たらない。先ほどの分岐から素直に谷に降りておけば良かったと思ったが、ここまで来て引き返す気にもなれず強引に下る。超急傾斜の斜面は足元の土は柔らかく、体重を掛けるとズリ下がることもしばしばで、木であれ岩であれ掴めるものは掴み、やっとのことで上流から谷沿いに下ってきた登山道に合流した。 
以降、本宮谷は荒れた箇所もあり、対岸のペンキやテープを頼りに何度も渡渉を繰り返し、終点となる駐車場に上がった。              

同行者/藤原氏の山行記録 (ヤマレコ) 【快晴で見晴らしの良かった】修験業山〜栗ノ木岳

@若宮八幡〜修験業山往復 日時:1999年10月23日 天候:晴れ
メンバー:NUサン・KGサン・私

修験業山(しゅげんぎょうやま)は、しげん山とも呼ばれ、高見山から東へ 延びる三峰山脈の三峰山と局岳の間に位置する。
この日は出発の遅れもあり、栗ノ木岳には寄らず、修験業山だけの往復と なった。

現地まで
JR大和小泉駅(8:20発)−−田原本−−桜井−−(R165)−−榛原町−−(R369) −−曽爾村−−(R369)−−御杖村敷津−−(R368)−−美杉村奥津−− 若宮八幡神社(10:30着)
走行距離:JR大和小泉駅から若宮八幡神社まで約77km 所要時間:2時間10分
車は若宮八幡神社の駐車場に停める。

登山コ−スとコ−スタイム
駐車場(10:35発)----(12分)----高宮への取付点----(18分)----堰堤----(5分) ----尾根への取付----(14分)----尾根----(30分)----栗ノ木分岐----(10分)----高宮 ----(15分)----(12:23着)修験業山----(15分)----高宮----(5分)----栗ノ木分岐 ----(23分)----沢への下降点----(15分)----堰堤----(21分)----高宮への取付点---- (10分)----社務所----本殿----駐車場(14:45着)
所要時間:4時間10分 歩行時間:3時間13分




駐車場と修験業
駐車場と修験業
登山案内板
登山案内板
高宮への標識
高宮への標識
やせ尾根の上り
やせ尾根
高宮
高宮
主稜線(高宮〜修験業山間)
主稜線
高宮からの眺め
高宮からの眺め
ブナの大樹
ブナの大樹
栗ノ木岳(高宮〜修験業山間から)
栗ノ木岳

修験業山へは神社社務所横から、白山谷沿いの林道を修験谷出会いまで行く。 林道脇には高宮への標識があるので、それに従い対岸にわたり、修験谷沿いの道を たどる。途中2・3度谷を渡り返すと堰堤に出る。堰堤上で沢は2つに分かれており、 その間を行くと左の小さな沢に出で、これを渡るとやせ尾根への登りとなる。 急斜面を上り切ると主稜線へと延びる痩せた尾根に出る。危険な所は特にないが、 急登が2・3あり下りに使う時には足元に注意してほしい。 案内板にあるブナの大樹からは、ブナやヒメシャラの林の中の主稜線上の道となる。 主稜線に出てから10分程で立派な鳥居のある高宮に着く。ここからは北側に視界が 開け、学能堂山の向こうに大洞山をはじめ、曽爾の山々を望むことができる。 高宮にも修験業山の標柱があるが、本当の山頂は西へ10数分のところにある。 山頂までの道は殆ど展望はないが、頂上まで明るく気持ちのいい尾根道が続いている。 途中一個所だけ木が切り払われ、美しい三角形の姿をした栗ノ木岳が見える場所がある。 頂上も全く展望はきかないが、新緑や紅葉の時期にもう一度訪れたいと思う山である。 時間があれば、栗ノ木岳に足をのばすと良いだろう。 このコースは全般にわたり、要所にテープの目印があり、見落とさないがぎり 迷うことはない。

その他・見所
2011年の山行(高見山〜局岳縦走)     2013.5.24三峰山〜修験業山の縦走


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