トップページへ | 山行記録 | キャンプ場 | 山の写真集

 大峰・七面山(1624m)・トップリ尾・日裏山(1725m)  奈良県五條市大塔町・十津川村


七面山

トップリ尾

B湯ノ又〜トップリ尾〜日裏山〜トップリ尾〜湯ノ又
日時:2018.11.14(水) 天気曇り(ガス) メンバー:K-NK・K-SK・私
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Tractデータ  使用方法
 今日の十津川方面は朝から晴れマークが並んでおり、笹原が綺麗なトップリ平を楽しみにしていたが、一度も晴れることなく、終始霧(ガス)の中を歩く羽目となった。
またトップリ尾最後のピークから日裏山まで霧氷が着いいたこともあり、一瞬でも青空が出てほしいとの願いも空しく、残念な結果となった。

現地まで
自宅・広陵町4:40−−橿原高田IC−−(京奈和道)−−五条IC−−(R310・R168)−−五条市大塔支所−−高野辻−−篠原−−6:47林道篠原線・湯ノ又
距離 :約80.3km 時間 :2時間07分
 十津川方面へは今まで、下市から県道20号線で、旧西吉野村の城戸へ抜けていたが、京奈和道の御所南IC−五条IC間が8月に開通(無料)していたので、時間的に短縮出来ればと思い、五条からRI68に入った。
だが結果的には、時間、距離共に殆ど変わることは無かった。

登山コースとコースタイム
湯ノ又6:58---(11)---7:09枝尾根取付---(51)---8:00トップリ尾合流8:07---(65)---9:26/P1402----(60)---10.:35約1690ピーク ---(14)---10:51登山道(レンゲ道)合流---(11)---11:05日裏山11:23---(7)---11:30登山道(レンゲ道)別れ----(14)---11:44約1690ピーク---(33)---12:17トップリ平---(15)---12:41/P1402---(53)---13:34トップリ尾別れ13:43---(35)---14:18林道---(9)---14:37湯ノ又
所要時間 :約7時間39分 歩行時間 :約6時間18分 距離 :約10.2km 歩数:約歩
累積標高差:+1326m/-1317m
      
7:01
駐車地を振り返って
7:54
トップリ尾直下は急斜面
8:44
植林と自然林の境を行く
9:19
前方のP1402を越えるとトップリ平
9:42
トップリ平
9:46
トップリ平

切株に新しい命が、まるでクリスマスツリー
10:20
一向にガス晴れず
10:21
落下した霧氷
10:34
今季初の霧氷
10:44
レンゲ道まで尾根は広い
10:52
レンゲ道に合流
11:04
倒木の着いた霧氷
日裏山で
12:12
復路のトップリ平で
13:48
名残の紅葉

コースについてはA参照

A湯ノ又〜トップリ尾〜日裏山〜トップリ尾〜湯ノ又
日時:2017.6.19(月) 天気快晴 メンバー:UMサン・Iサン・私
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Tractデータ  使用方法
この土・日は知人から七面山行きのお誘いを受けたが、あいにく都合が付かず行けなかった。
逆に何時もなら月曜日は仕事なのだが、先週と今週は2週続けて休み、上手くいかないものだ。

4年前七面山に行った際、中尾の背後に美しい笹原の尾根が見えていた。それがトップリ尾で、それ以来一度は行ってみたいと思っていた。

現地まで
自宅・広陵町4:45−−御所−−大淀−−西吉野城戸−−(R168)−−五条市大塔支所−−高野辻−−篠原−−6:55林道篠原線・湯ノ又
距離 :約81km 時間 :2時間10分
高野辻を下り、県道篠原宇井線の合流地点から川沿いの林道篠原線に入るつもりだったが、林道入口で大型トラックに材木を積み込む作業に遭遇、仕方なく篠原集落へ廻り、学校跡から対岸の林道篠原線に入る。
篠原林道は4年前の七面山以来で、その際は運悪く七面山登山口手前で、タイヤをパンクさせてしまっていた。幸い今回は路面の落石も少なく何事も無く湯ノ又に到着。

登山コースとコースタイム
湯ノ又7:04---(10)---7:14枝尾根取付---(50)---8:06トップリ尾合流8:12---(65)---9:30/P1402----(60)---10:31約1690ピーク ---(13)---10:44登山道(レンゲ道)出合---(14)---11:00日裏山展望ポイント11:47---(6)---11:53日裏山11:56---(8)---12:04登山道(レンゲ道)別れ----(9)---12:13約1690ピーク---(28)---12:44トップリ平13:04---(15)---13:19/P1402---(45)---14:04トップリ尾別れ14:19---(35)---15:01林道15:05---(10)---15:15湯ノ又
所要時間 :約8時間10分 歩行時間 :約6時間 距離 :約10.9km 歩数:約23000歩
累積標高差:+1374m/-1313m
      
7:03
スタートは湯ノ又から
7:14
枝尾根取付き
7:22
枝尾根の乗る
7:32
急坂が続く
8:25
トップリ尾
展望のない急坂の尾根
9:26
P1402
9:31
P1402を超えると、美しい笹原(トップリ平)が出現
9:43
トップリ平
9:46
トップリ平
9:51
トップリ平
9:51
七面山、左に釈迦ヶ岳、手前はP1445
10:01
天和山
10:12
トップリ平の後には美しい森が
10:31
頂仙岳と迷ヶ岳の間に稲村ヶ岳が
1690mピークから
10:37
倒木帯?
それ程障害にはならず、スムーズに通過
10:46
一般登山道に合流
11:04
八経ヶ岳(左)、明星ヶ岳(右)
展望ポイントから
11:54
日裏山頂上
11:56
弥山(左)、八経ヶ岳(右)
日裏山頂上
12:17
稲村ヶ岳と山上ヶ岳
約1691mピークから
12:22
美しい森
1690mピークを下って
12:36
再びトップリ平に戻る
13:04
トップリ平

風化し白くなった倒木、切り株が印象的
13:17
左から頂仙岳、1690mピーク、日裏山
この絶景ともお別れ

湯ノ又〜トップリ尾
 駐車地から始まる林道は直ぐ流れを横断、中央部は低くなりその上を水が流れている。晴れの日が続き水量は少ないが、中央部は何もなければ、登山靴に水が入りそうな深さだ。ただ適度の大きさの石が並べられているので、靴を濡らさず渡ることができた。駐車地から綺麗に見えていた林道も、落石に土砂崩れ、更には路面崩壊と大きく荒れている。枝尾根取付き箇所は直ぐ判ったが、思い思いに適当に上がっているのだろう、尾根まで明瞭な踏み跡は無く、我々も適当に尾根まで上がる。「恐らく帰りは同じ場所に降り立てないだろう」と思いつつ・・・。一旦枝尾根に乗ると道は無くとも迷うことは無い。傾斜は可なり急で植林主体の尾根は展望も得られ無い。尾根両側が自然林になると、トップリ尾は近い。トップリ尾合流地点には小さなテープの目印が有るだけで判りづらく、下山時は余程注意していないと通り過ぎてしまいそうだ。
トップリ尾
 尾根合流地点で標高は1000mを少し超える程度、暫くは展望のない急な尾根歩きだ。植生は自然林も有れば植林もあり、またこれらが混ざった混合林だ。合流から約1時間、ようやくこの樹林を抜け、それと共に展望も次第に開け、南には七面山が早速目に入る。
P1402まで来ると美しい笹原(トップリ平)が目の前に出現、約2時間樹林の内の歩から解放された後だけに、実に新鮮な光景だ。七面山のアケボノ平も笹原が美しいところだが、こちらも白く風化した倒木や切り株が点在する笹原と、その背後に横たわる1700mを越す山並み、素晴らしい景観だ。

この開放的な笹原が終わると、足元は笹のまま美しい森に入る。そしてその足元の笹も消え、傾斜も次第にきつくなると、程なく1690m程と思われるピークに着く。長かった上りも此処で一段落する。
これから先一般道(レンゲ道)までの間に厄介な倒木帯が有るとのことだったが、確かに倒木が多いものの大きな障害になることも無く、一般道(レンゲ道)に合流した。
当初から明星ヶ岳まで行かず、日裏山で折り返す予定だったので、日裏山展望ポイントで昼食兼ねタップリ休憩する。尚此処に設置された案内板に1725mが日裏山で現在地と表示されているが、実際の1725mピークはこの地点の北300mにある。

@林道篠原線〜西峰・東峰・アケボノ平・槍ノ尾
日時:2013.7.17(水) 天気晴れ時々曇り メンバー:Fサン・私
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータTrackデータ   使用方法

2年前、未だ登ったことがない七面山に行こうと思っていた矢先、台風の襲来で林道篠原線が大きな被害を受け、以降不通が続いていた。
今月に入ってから、先月6月18日に林道篠原線が開通していたことを、ネットで知る。
この時期、花の季節は既に過ぎ、そのうえ連日猛暑が続き、登れば虫に悩まされるのではと思いつつ・・・、再び林道が不通になる可能性もあり、行けるうちに行っておこうと思い、Fさんを誘い出かけることに・・・。

初めての七面山は、4km近い荒れた林道、登山口からの急坂の尾根、七面尾に合流してからも急坂が続き、また浮き出た根っこの痩せた尾根等、厳しい山の印象だ。ただアケボノ平はそれまでとは大いに違い、笹原が眼前に広がり、釈迦ヶ岳や垂直の岩壁を持った七面山東峰等、展望も素晴らしい処だ。
今日は涼風が適度に吹き、想定していた虫も少なく、そして我々以外誰もいないアケボノ平で至福の時を過ごすことができた。

現地まで
自宅・広陵町4:50−−御所−−大淀−−西吉野城戸−−(R168)−−五条市大塔支所−−高野辻−−篠原−−林道篠原線終点・洗い越(7:15着)
走行距離 :86.5km   自宅から 所要時間 :2時間25分
大塔支所から高野辻を越え篠原に入る。篠原までは何度か来ているが、その先は全く初めてだ。
林道は大部分舗装がされ、路面も荒れておらず、また傾斜も殆どなく非常に走り易い。ただ湯ノ又を過ぎると路面には小さな落石が、至るところに見受けられ、そのような箇所はパンクしないよう慎重に通過する。
だが林道終点を目前にしながら、道路を横切る溝を通過した際、異様な金属音が発生・・・、パンクだ。
どうやら溝蓋として取り付けられた、グレーチングの格子の隙間に落ち込んでいた石を踏んでしまったようだ。
気を取り直し、スペヤータイヤに交換し、大きな遅れもなく林道終点に着く。こんな時は二人で来て良かったと、つくづく思う。
終点には軽四駆の先着あり、手前の湯ノ又に自転車がデポしてあったことから、明星ヶ岳〜七面山を周回されているのだろう。

登山コースとコースタイム
林道終点・洗い越7:30−−(70)−−8:41登山口8:45−−(35)−−9:20七面尾出合9:32−−(65)−−10:37西峰10:52−−(15)−−11:09東峰11:17−−(13)−−11:30西峰11:34−−(15)−−11:49アケボノ平12:23−−(13)−−12:36槍ノ尾12:38−−(8)−−12:46アケボノ平12:51−−(19)−−13:10西峰13:12−−(41)−−13:53七面尾外れ14:05−−(20)−−14:25登山口14:35−−(50)−−林道終点・洗い越15:25
所要時間:8時間弱 歩行時間:約6時間 距離:約14km
累積標高差:+1356m/-1263m

7:30
林道篠原線終点
5・6台駐車可
7:30
洗い越
流れを渡った先から林道歩きが始まる
7:46
路面崩落箇所
上部を巻く
8:41
登山口
8:51
七面尾まで植林内の急坂が続く
9:20
七面尾合流地点
9:47
中尾の向こうにトップリ尾が見える
9:50
一度は行ってみたい神仙平
9:54
浮き出た根っ子の痩せた尾根が続く
10:17
明星ヶ岳
10:29
西峰直下の急な笹の斜面
10:37
西峰頂上
11:03
奥駈道方面との分岐
11:09
東峰頂上
展望は無し
11:19
槍ノ尾とアケボノ平
11:47
アケボノ平目前
12:28
東峰と仏生ヶ岳
12:37
槍ノ尾頂上
展望は無し
12:40
仏生ヶ岳〜釈迦ヶ岳
12:46
アケボノ平
12:46
アケボノ平

林道終点〜登山口
 舟ノ川には橋は無く、川床に作られたコンクリートの道(堰堤?)を歩く。当然流れが横切る箇所があるが、流れの浅い処を選んで歩く。また流れの中には等間隔で石も置かれている。対岸から製紙会社の林道を歩くが、路面には大小の岩石が散乱し、車での通行は全く出来ない。約1km上がった地点では路面が完全に崩落した箇所があり、斜面上部を巻くように踏み跡が付けられていた。慎重に行動すれば通過は問題ない。
数年前まで林道入口の車止めが開放されていれば、登山口まで車で行けたようだが、今では信じられない程荒れている。

登山口〜七面尾出合
 七面尾直下まで植林内の急な九十九折れの道が続く。
七面尾〜西峰
 1397ピークを過ぎると、木の根が浮き出た痩せた尾根が続き、傾斜も次第にきつくなる。シャクナゲのトンネルを抜け、笹原の急斜面を上り詰めると西峰頂上だ。明るいピークで木々の間からは、明星ヶ岳方面の展望有り。
西峰〜東峰
 引続き尾根は痩せ、鎖を架けた箇所もあるが危険は感じない。奥駈道方面との分岐から急坂を上ること数分で東峰頂上に着く。展望は殆ど無い。
西峰〜アケボノ平〜槍ノ尾
 笹に覆われた広い尾根を、踏み跡を忠実に辿って下って行く。アケボノ平中心部には樹木は無く、周囲の展望は素晴らしい。槍ノ尾へはアケボノ平の笹原を横切り、踏み跡を辿り登って行く。途中からテープに従って行けば三角点のある槍ノ尾のピークに着く。こちらも展望は望めない。

同行者 F氏の”ヤマレコ”もご覧ください

その他・見所・関連山行
高野辻〜滝山〜天和山〜滝山〜高野辻     下辻山
五条市大塔支所HP

トップページへ | 山行記録 | キャンプ場 | 山の写真集