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大峰 天和山・滝山・唐笠山・行者山 奈良県天川村・五条市大塔町


滝山と天和山 高野辻より(’12.2.12)

天和山コース概要図

唐笠山コース概要図

Bふるさとの森公園〜行者山〜唐笠山〜行者山ふるさとの森公園
日時:2021.4.8(木) 天候 :晴れ メンバー :YOサン
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ 

現地まで
広陵町6:30−−高田−−橿原高田IC−−(京奈和道)−−御所南IC−−(R309)−−下市−−(K20)−−五條市西吉野町城戸−−(R168)−−道の駅「吉野路大塔」−−(R168)−−五條市大塔町坂本−−7:55ふるさとの森公園駐車場
走行距離:約55.8km 所要時間:1時間25分
国道168号線は道の駅「吉野路大塔」を過ぎると、猿谷ダム湖に向かって下って行く。下り切り天の川に架かる大塔橋を渡り、突き当たりを右折すると300mほど先に短いトンネルが有る。十津川へはトンネルを抜け左折するが、ふるさとの森公園へは抜けて直ぐを右折する。
ふるさとの森公園への道は急傾斜で狭く、そのうえ極端なヘアーピンカーブが連続し、駐車場まで神経を使う。
10台程度は駐車可、但しトイレはない。

登山コ−スとコ−スタイム
公園駐車場8:15---(7)---8:22車道(林道)終点---(11)---8:33尾根取付----(62)---9:55行者山10:10---(25) ---10:35(P1062)---(28)---10:53唐笠山11:24---(39)---12:03行者山12:30---(41)--- 13:11尾根外れ---(8)---13:19車道(林道)終点---(7)---13:29公園駐車場
所要時間:5時間14分 歩行時間:約3時間48分 歩行距離:約8.1km
累積標高:+824m/-813m 山で出会った人:0人

8:17
ふるさとの森公園駐車場
8:35
尾根取付き
8:40
行者山直下まで植林が続く
9:23
道の駅が見える
9:28
天辻峠付近の山並み
9:42
鉄塔巡視路を上がる
9:45
荒神岳(左)、陣ケ峰(右)
9:46
馬酔木群落の中を進む
9:51
眼下に猿谷ダムが
9:56
行者山、展望良
アンテナは撤去済
10:15
唐笠山へ
10:22
樹間の向こうに唐笠山が見える
10:31
P1061の登り
10:36
P1062
10:52
唐笠山ね最後の上登り
10:55
唐笠山頂上
展望無し
11:36
P1062巻道分岐
11:43
巻道の崩れ箇所
11:58
スミレ
12:03
行者山直下
14:00
唐笠山(左)と行者山(右)
「星のくに」から

 国土地地理院図では今回歩いた尾根上には、登山道を示す破線は無い。しかし植林に覆われた尾根には枯れた杉の葉に隠れてはいるが、意外とシッカリした山道が通じていた。また要所にテープもあり、迷うよなこともなかった。ただP1062には北斜面に巻道が通じているが、2ヶ所で道が崩れている。一ヶ所は崩れた直ぐ上を高巻きし、もう一ヶ所はロープを頼りに、狭い足場を慎重に通過する。大幅に時間短縮出来るとも思われないので、安全のためにも往復ともに尾根直登するのが無難だろう。
事前の調べでは、行者山、唐笠山共に展望はないことになっていたが、行者山では樹木が伐採され、南東方向に展望がひらけ、また2箇所の鉄塔付近でも、大きな展望が得られた。

A高野辻〜滝山〜天和山〜滝山〜高野辻
日時:2012.2.12(日) 天候 :晴れ一時曇り メンバー :オーさん・アイさん
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ 
天和山は以前大峰山系の展望を楽しみに天川村和田から往復したが、展望は得られたのは頂上近辺のみだったように思う。
今回はより展望を楽しむため、大峰ビューポイントとして知られる高野辻と、これもまた展望が良い滝山、そして天和山の3箇所を尾根伝いに往復することにした。

現地まで
道の駅「吉野道大淀」(6:30発)−−下市−−(K20)−−五条市西吉野城戸−−(R168)−−道の駅「吉野道大塔」−−(R168)−−五条市西大塔支所−−−高野辻(7:50着)
走行距離:約43km 所要時間:1時間20分
五条市大塔支所から高野辻に上がる道路状況が気がかりだったが、雪は日陰に僅かに残っているだけで、ほぼ予定通りに高野辻に着く。車はヘリポート東側の林道脇に広くなった所があり、ここに停める。

登山コ−スとコ−スタイム
高野辻(8:08発)----(10)----登山口----(15)----林道横断-----(42)---- 9:15滝山9:25----(50) ----10:15(P1183)10:20----(5)----川瀬峠----(30)----11:00天和山11:45-----(27)---- 川瀬峠---(6)---- P1183-----(55)---- 13:19滝山13:40-----(35)---- 林道横断-----(15)----登山口-----(15)---- P1106.3-----(8)---- 高野辻(15:03着)
所要時間:6時間55分 歩行時間:5時間40分 歩行距離:約11.5km
累積標高:+1290m/-1285m

8:03
登山口に通じる林道
8:22
登山口から上がった尾根
8:31
一旦林道に降り、向かいの階段を上がる
9:16
唐笠山
滝山から
9:16
滝山頂上
10:18
P1183から川瀬峠方向
和田道とここで合流
11:11
天和山頂上
12:38
滝山
1190ピークの下りから
13:27
天和山(手前左)後方は弥山方面
滝山から
13:30
稲村ヶ岳
滝山から
14:18
釈迦ヶ岳(右)〜カラハッソウ谷(左)
林道手前から
14:37 登山口
朝はここから尾根に上がる。帰りは左のスロープを上り、尾根通しで高野辻へ
14:40
雪のカラハッソウ谷と篠原集落
登山口から再び尾根に上がった地点から
15:44
大峰核心部の山並み、弥山・八経・明星のガスは晴れず。
高野辻から

今日の予報は一日中晴れマークだったが、さすが近畿の屋根だけあって大峰山系はガスがかかっている。途中でガスも晴れるだろうと期待し、高野辻を出発する。
林道が尾根の南東斜面から北西斜面に移る鞍部と、もう一箇所林道が再び南東斜面に移る鞍部にも尾根に上がる箇所がある。ただこの間日陰になるので、手前の鞍部から尾根に上がる。
尾根上は明るい自然林だが、常に天川側から冷たい風が吹き寒い。一旦林道に降り、再び尾根に取り付き、小さなピークを2・3越え滝山の上りにかかると次第に傾斜も増す。ロープが一箇所ありこれを越えるとまもなく頂上に着く。ここは東西に視界が開け、展望が良いはずだが、依然大峰方面のガスは晴れない。
天和山へは40mほどバックし東の急な尾根を下る。雪は薄っすらある程度だが、地面が凍っている箇所もあり、慎重に下る。鞍部からはこのコース中一番の上りだが、傾斜はゆるやかで鹿除けネット沿いに道が付いている。このピークから一旦下り再び登り詰めたところが、P1183で天川村和田からの道が合流する。
川瀬峠も過ぎ、天和山の最後の上りに入ると、締まった雪の上を歩くようになる。頂上では時折日も射すようになるが、大峰山系のガスは依然晴れそうもない。
また以前は頂上手前に開けたところがあり、大峰山系がよく見えたのだが、今回そのような場所は確認できなかった。
寒さも幾分か和らいだこともあり、暖かい食べ物とコ−ヒ−を摂り一時を過ごす。
我々より先にP1183から新しい足跡があったので、頂上で会うかと思ったがその姿は無く、既に下山してしまったようだった。またP1183に戻るまでの間、新たな登山者に会うこともなかった。
帰路、滝山に立ち寄ったところ、嬉しいことに先ほどまでガスに隠れていた大峰の山々が姿を見せている。弥山・八経の頂上付近はまだガスがかかっていたが、真っ白に雪をまとった稲村ヶ岳から釈迦ヶ岳まで素晴らしい眺めが広がっていた。天川村和田から天和山往復だったら、この眺めを見ずに下山していただろうと思うと、このコースにして正解だった。
滝山で暫くこの眺めを堪能した後、気分よく高野辻に向かう。朝は登山口まで林道を歩いたが、帰りは登山口から再度尾根に上がり、P1106を経てヘリポート上の東屋横に降りたった。
滝山以降も林道が尾根を横断する2箇所付近にも眺の良い所がある。
当然ことながら高野辻からは、釈迦ヶ岳から稲村ヶ岳にかけての、大峰の素晴らしい眺めがあったのは言うまでもない。

 @天川村和田〜天和山〜天川村和田 日時 : 2000年3月26日 天候 : 曇り
参加者 : 西上・楠神・坂本
天和山(てんなさん)は、天川村川合から弥山への登山コースとなっている尾根の栃尾辻から南西に延びる尾根上にあり、大峰中心部の山々の素晴らしい展望を期待して出かけた。

現地まで
JR王寺駅(7:30発)−−大和高田市−−御所−−(R309)−−大淀町−−(R309)−−黒滝村−−(R309)−−天川村川合−−天川村和田・九尾発電所(9:15着)
走行距離:JR王寺駅)から天川村和田・九尾発電所まで約70km 所要時間:1時間45分
車は発電所対岸の路肩に停める。

登山コ−スとコ−スタイム
発電所(9:25発)----(75分)----稜線----(8分)----川瀬峠----(32分) ----天和山頂上----(23分)----川瀬峠----(5分)----下降点----(65分)---- 発電所(14:04着)
所要時間:4時間39分 歩行時間:3時間28分

発電所 稜線上 頂上 頂仙岳 弥山・八経 釈迦・七面山

天ノ川に架かる天和橋を発電所側へ渡ると、右手に小さな橋があり、ここが登山口となる。稜線に出るまでは、植林された尾根の登りが続き、展望は殆どない。中腹にさしかかる頃になると、雪があらわれた。昨夜から今朝にかけ、降ったのだろう。さらに登ると新雪の下が凍結状態となり、小さな沢を渡る手前でアイゼン(4本爪)をつける。稜線手前の植林帯は日陰となっており、残雪も多くその上目印となるテープも少ないので注意が必要だ。稜線上は冬型気圧配置のため風が強かったが、時折薄日が射し木々の間からは釈迦ヶ岳方面を望むこともできた。この稜線は夏場は殆ど展望はないだろう。頂上へは特に迷うような個所はなく、小さなピークを2つ程越すと天和山だ。山頂は北東方面が少し開けており、大日・稲村岳の特徴的な姿が見える。弥山・八経ヶ岳・釈迦ヶ岳の展望は、頂上手前の鞍部の東側が開けており、一番のポイントである。この日は冬型の天候でスッキリした展望は得られなかったが、それでも目前に迫る大峰核心部の山々の迫力は十分感じられた。

その他・見所
天川村ホームページ
五条市ホームページ

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