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 台高迷 岳 (1308.8m)    三重県松坂市飯高町・大台町


八知山林道〜迷岳
スメール〜迷岳

A八知山林道〜口迷岳〜迷 岳〜口迷岳〜八知山林道
日時:2020.10.3(土) 天候 :曇り・霧・時々日差しあり メンバー : 単独
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示                    GPSデータ :Trackデータ   使用方法

現地まで
自宅(広陵町)5:50−−−桜井−−(R166)−−宇陀−−−東吉野村−−(R166)−−高見トンネル−−(R166)−−松坂市飯高町−−(R422・湯谷トンネル)−−大台町滝谷−−(八知山林道)−−8:20駐車地
所要時間:2時間30分 約94.1km
八知山林道
 国道422号線、新八知山トンネル東口に架かる橋の手前を右折した所から、八知山林道が始まる。入口から1km程は舗装されているが、それ以降は砂利道となる。路面は大きな穴ぼこや、大きくえぐれた箇所はないが一部急勾配もあり、また路面に大粒の石が結構転がっているので、あまりスピードは出せない。今回の駐車地までは約7km強だったが、25分程要した。なお、今回の駐車地より更に1km程奥にも広い駐車適地があった。なお今回の駐車地から先は勾配も緩く路面状態も良かったように思う。

登山コースとコースタイム
駐車地8:39---(24)---9:03林道支線登山口---(28)---9:31登山口---(9)---9:40尾根合流---(11)---9:51口迷岳9:58---(8)---10:06桃の木平---(39)---10:45迷岳11:12---(35)---11:47桃の木平---(10)---11:57口迷岳---(9)---12:06尾根外れ---(6)---12:12登山口---(19)---12:31林道支線登山口---(25)---12:56駐車地
所要時間 :4 時間17分 歩行時間 :約3時間43分41 距離:約9.9km
累積標高差:+729m/-712m 山で出会った人:1グループ4人

8:39
駐車地
かなり手前に駐車してしまった
9:04
今は利用されていない林道支線へ
(登山口)
9:09
美しい森の中を歩く
9:31
此処から山道へ
(登山口)
9:39
急なガレ場を抜け尾根に上がる
9:39
尾根合流点から進行方向を見る
9:44
倒木
9:52
口迷岳
9:59
まだまだ緑が
10:07
桃の木平付近の森
10:17
見晴岩
10:26
頂上が近ずくにつれ、地形は複雑に
10:30
斜面を横切る
10:35
再び尾根に乗る
10:42
口迷岳方面を振り返って
10:45
頂上

展望は無い
11:20
復路の尾根
11:25
ブナの大木

歩きだして数分経過した時、2台の車に追い抜かれた。どうもまだ先にも駐車適地が有ったようだ。自身の駐車地から約15分のところで、先程の2台が止まっており、4人の方が出発準備中だった。更に林道を進むこと7〜8分で登山口の案内立て札が有り、右折れし今は使われていないと思われる林道支線に入る。勾配は緩く九十九折となって、自然林(二次林)の中を徐々に高度を上げて行く。なおこの林道支線、地形図では尾根直下の標高1150mまで上がった後は下りに転じ、再び林道本線に合流している。しかし林道支線最高点から尾根に取付く分岐の間は、崩れたのか林道の面影はなかった。
尾根への分岐から尾根まで標高差は50m足らず、森を抜け急傾斜のガレ場を詰め、尾根に上がる。
尾根合流点付近には倒木等もあったが、大部分は美しい自然林で、大きな起伏も無く、また危険な箇所も無く歩き易い。
尾根は頂上に近ずくにつれ次第に広くなり、特に頂上手前の東斜面は広い緩斜面で、踏み跡も薄い箇所もある。テープは打たれているが何れも小さく、ガスが発生すると進路見極めには気を使うだろう。

@登山口〜飯盛山〜迷 岳〜唐谷林道〜登山口
日時:2012.3.22(木) 天候 :晴れ メンバー : Fサン
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示                    GPSデータ :Trackデータ   使用方法

現地まで
自宅(広陵町)(5:00発)−−−橿原−−−桜井−−(R166)−−宇陀−−−東吉野村−−(R166)−−高見トンネル−−−松坂市飯高町森・登山口7:30着)
所要時間:1時間30分 約70km
登山口へはR166飯高町森からスメールを目標に入るか、R166栃谷口バス停付近から加枝坂トンネルを抜け、蓮ダムを経由する二通りがある。今回行きは前者を、帰りは後者を利用したが、時間的にはそれ程違いはないように思えた。車は登山口に一番近い、唐谷川に架かる橋の手前の駐車場にとめる。10数台分のスペースがある。

登山コースとコースタイム
登山口(6:40発)---(55)---7:42主尾根7:57---(24)---8:20P809---(38)---9:08飯盛山---(33)---5:51唐谷分岐---(48)---10:40迷岳11:51---(29)---12:20唐谷分岐---(30)---12:53唐谷川---(30)---13:35林道終点---(45)---14:20登山口(14:20着)
所要時間 : 7時間40分 歩行時間 :約5時間30分41 距離:約10.1km
累積標高差:+1289m/-1258m

6:41
登山口から見る飯盛山前衛峰
6:48
ここから急な上りが始まる
7:23
植林内の急坂が続く
7:45
主尾根660m付近から登山口近くを見下ろす
8:05
前衛峰まで急な岩稜が続く
8:20
飯盛山前衛峰
展望は良くない
8:34
飯盛山上りの岩稜
8:40
残雪の桧塚
飯盛山上りから
8:40
蓮ダムを見下ろす
飯盛山上りから
8:55
修験業山・栗ノ木岳・局岳
飯盛山上りから
9:08
飯盛山
展望は良くな
9:52
唐谷分岐付近の尾根
10:12
迷岳への上り
周囲は全て自然林に変る
10:40
迷岳頂上
10:41
頂上から白倉山に続く尾根
10:43
頂上から口迷い岳を望む
11:34
仙千代ヶ峰(左)と古ヶ丸山(右手前)
頂上近くから
11:38
大普賢岳(中央)左は弥山
頂上近くから
12:19
唐谷分岐
右の植林の中を下る
12:55
唐谷川渡渉地点
右から左へ
13:32
二ノ滝
14:11
帰りの林道から迷岳東尾根を望む
谷は中の谷川

登山口から唐谷川左岸の道を数分行くと、2枚目の写真の案内板がある尾根取り付点に着く。ただこの手前にも取り付き点にテープがある尾根があった。今回は初めての山でもあり、予定通り案内板のある尾根を上がる。取り付きからいきなりの厳しい登りの連続で、寝不足気味の体にはこたえる。何とか主尾根には上がったが、以降もP809や飯盛山の急な岩稜が続き、気を抜くことは出来ない。ただ高度が上がるに従い、木々の間からは以前登った山々の展望も得られ、その都度撮影がてら小休止し、息抜きをする。
飯盛山を越えると一旦緩やかになるが、唐谷分岐を過ぎ周囲が自然林に代るころから、次第に傾斜もきつくなる。最後の急坂を登り詰めた頂上は、時期的なものもあるが、意外と明るくそして広く感じられた。
今日は誰とも会うことは無いだろうと思っていたが、我々が頂上に着いた時、口迷岳方面に向かう単独の男性の後ろ姿が目にはいった。今日、山中で見かけたのはこの方だけだった。
芽吹き前の頂上は以外と展望があり、南には仙千代ヶ峰と古ヶ丸山の姿を捉えることができた。
暖かい日差しの下、食事とコーヒーを摂った後、展望を求め白倉山方面に少しだが下ってみる。一箇所倒木のため僅かに開けた箇所があり、台高山系の向こうに大普賢岳や弥山等、思ってもいなかった展望も得ることがもできた。
帰りは唐谷分岐まで戻り、植林の中を唐谷川を目指して下だる。、5分ほど下ったたところで紛らわしい箇所があったが、ここは良く踏まれた左の谷に下る道を採る。唐谷川を渡ると間もなく三ノ滝があらわれるが、木々が邪魔をし、全容は良く解らない。更に大きな枝沢を渡り暫く行くと二ノ滝が現れる。こちらは遮る木々も少なく、間近に落差のある立派な姿を見ることができる。
二ノ滝から直ぐのところに、谷沿い進む道と林道終点へ上がる分岐がある。今回は唐谷林道の状況も見ておきたかったこともあり、林道を経由し登山口へと戻った。林道は一部路面が荒れた箇所はあったものの、土砂崩れは見受けられなかったが、リフレッシュハーク入口で通行止めとなっていた。

長年の夢だった迷岳は、思っていた以上に変化に富んだ素晴らしい山だった。
今後も四季折々に訪れることになりそうだ。

関連山行・その他
同行者藤原氏の山行記録(ヤマレコ)『【山名でビビる】迷岳』
古ヶ丸山〜白倉山(’11.4.17)の記録
  仙千代ヶ峰(’11.5.2)の記録
松坂市ホームページ(飯高路)


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