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 金糞岳1259.7m 横山岳1131.7m   滋賀県長浜市 ・ 岐阜県揖斐川町

金糞岳 横山岳

A白谷登山口〜横山岳〜東尾根登山口〜白谷登山口
日時:2020.11.5(木) 天気 :晴→曇り・ガス メンバー 単独
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデ-タ : Trackデータ  使用方法
 横山岳は”花の山”として知られているが、広範囲に広がるブナ林も有し、春の新緑や秋の黄葉も素晴らしいと聞き、かねてから訪れてみたい山だった。
 ただ奈良からは遠く、度々行けるような所ではないので、「出来るだけ好天の日を」と思い、近畿一円晴れ間が広がるとの予報を信じ、今日の実行となった。

現地まで
自宅・広陵町4:28−−−奈良−−−宇治南IC−−(京滋バ・名神・北陸)−−木之本IC−−(※・R303)−−木之本町杉野−−−7:16白谷登山口
走行距離 :約168.7km  所要時間 :約2時間48分
杉野集落から白谷登山口間の網谷林道は、1車線ではあるが舗装されたほぼ平坦な道。
なおR303から網谷林道へ進入する箇所には、”横山岳へ”の標識がある。
駐車場到着時先着車は無し、出発準備中に1台到着(3名)、下山時には5台の駐車あり。

ここには白谷小屋(無人)とトイレあり。

登山コースとコースタイム
西谷登山口7:44−−(41)−−8:25林道−−(14)−−8:39経の滝8:52−−(24)−−9:16五銚子の滝−−(82)−−10:38横山岳11:13−−(19)−−11:32東峰−−(27)−−11:59金居原分岐12:08−−(46・休12)−−13:06東尾根登山口12:08−−(28)−−13:36西谷登山口
所要時間:約5時間52分 歩行時間:約4時間40分 歩行距離:約9.9km
累積標高差:+1006m/-1019m 山で出会った人:5人

7:22
駐車場
小屋とトイレあり
7:32
三高尾根の紅葉
7:46
白谷登山口
8:03
何度も流れを渡るが、橋が有るのは2ヵ所だけ
8:12
山腹の黄葉
8:18
小さな滝
8:26
ガードレールを跨いで林道へ
8:28林道から再び谷筋へ 8:32
流れの中を
8:37
険しさを増す
8:39
経の滝

落差は約17m
9:06
山腹の黄葉
9:20
五銚子の滝

落差は約21m
この頃からガスが出始める
9:45
ようやく尾根に乗る、頂上まで急坂が続く
9:52
紅葉
9:55
紅葉
9:59
紅葉
10:27
紅葉
10:51
横山岳頂上

氷ノ山が初冠雪した日、ここも雪だったようだ
11:14
頂上付近のブナ林
11:20
東峰へ
11:25
頂上を振り返って
11:27
東峰手前
12:13
ブナ林
12:16
紅葉
12:19
紅葉の中を下る
12:25
紅葉
13:01
東尾根登山口へ急傾斜の尾根を下る
13:07
東尾根登山口
13:07
山腹の紅葉
13:53
横山岳
帰路の網谷林道から
白谷コースで見た花

白谷本流コース〜頂上
 このコースは五銚子の滝までは沢沿いの道、それ以降は頂上手前まで急な尾根道のコースとなる。
登山口から10分少々で林道は終わる。以降沢伝いを歩くが途中何度も渡渉を繰り返す。流れの幅は狭く、水深は浅いが、増水時には渡渉に苦労すると思われる箇所も幾つかあり。
コース中程で山腹を横切る林道に出、100m程先の太鼓橋手前を右折し、再び沢道の戻る。
太鼓橋から10分程で経の滝、その後も谷は険しくなり、五銚子の滝まで更に20数分要する。何れの滝も巻く所は、急斜面で滑り易いため、ロープが設置されている。
五銚子の滝上で斜面をトラバースした所で、ようやく尾根に取付く。傾斜はきつく、二本足だけでは越せない岩場や段差も有って、頂上まで思っていたより時間を要した。

頂上〜東尾根コース
 頂上は意外と広く、天気が良ければ琵琶湖も望めるようだが、あいにくの濃いガスの為、展望はゼロ。
東峰までの間、大きなアップダウンは無い。中間付近の尾根は視界を遮るような高い木は無く、晴れていれば素晴らしい展望が得られるだろう。東峰と思われるなだらかなピークを越すと、尾根はどんどん高度をさげて行く。周囲はブナ林で、紅葉しているようだが、上を向いても濃いガスの為、色ずき具合は良く分からない。
金居原分岐を過ぎてもブナ林は続くが、この付近は未だ緑の葉も多く、紅葉一歩手前といったところ。
植林帯に入った辺りで尾根から外れ、滑り易い急傾斜地を下るれば、東尾根登山口に出る。後は林道を淡々と下り、白谷登山口に戻る。

@ 小森口〜小朝頭〜金糞岳〜小朝頭〜小森口
日時:2013.09.24(火) 天気 :晴 メンバー Tサン・Fサン
ルート地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデ-タ : Trackデータ  使用方法
先週ブンゲンから金糞岳の姿を見て、近い内に登りたいとの思いを持ち・・・・、結局4週連続で湖北の山に来ることになった。この山も先々週の伊吹山、先週のブンゲン同様30数年振りとなる。

現地まで
自宅・広陵町(4:10)−−橿原−−5:00針IC−−(名阪国道)−−上柘植IC−−甲賀−−日野−−八日市IC−−(名神・北陸)−−長浜IC−−高山キャンプ場−−(鳥越林道)−−小森口(7:25)
走行距離 :約173km  所要時間 :約3時間15分 往復走行距離:
先日の台風の影響で鳥越林道の路面状態に不安があったが、路面に流れ出たと思われる土砂は殆ど撤去され、通行には支障なかった。
今日も引き続き、側溝の土砂等を取り除く作業が行われていた。

林道から登山道に取り付く箇所として小森口、連状口、それと鳥越峠を岐阜県側に越えた地点の3箇所がある。今回は頂上までコースタイム3時間の小森口から登ることにした。車は小森口から100mほど先の路肩に停める。

登山コースとコースタイム
小森口8:00−−(50)−−9:05連状口−−(40)−−9:46小朝頭9:56−−(14)−−10:10林道分岐−−(40)−−11:04金糞岳12:15−−(30)−−12:48林道分岐−−(27)−−13:15小朝頭−−(39)−−13:44連状口−−(40)−−小森口14:40
所要時間:約6時間40分 歩行時間:約5時間強 歩行距離:約10.2km
累積標高差:+991m/-975m

7:31
小森口
登山道はススキの下
8:03
溝状の道が連状口近くまで続く、足元には枯枝が多く、少し荒れ気味
8:48
連状口手前
ここで最初の休憩
9:06
連状口
ここで林道を横断
立派な林道
9:12
連状口から上の登山道はよく整備されている
9:20
気持ちの良い尾根が続く
9:40
伊吹山
時々展望が得られる
9:46
小朝頭
正面は金糞岳
10:04
金糞岳
10:12
林道分岐
左林道へ、右登山道
10:43
伊吹山
11:047
金糞岳頂上
北側に展望あり
11:11
奥美濃の山々
頂上から、中央は蕎麦粒山・その右奥が能郷白山
11:47
伊吹山
白倉岳方面に下った所より
11:49
白倉岳
白倉岳方面に下った所より
12:26
貝月山・奥伊吹スキー場・ブンゲン・伊吹山方面


予定通り小森口の標識がある所に着いたが、尾根に上がるまでの登山道が見えず、思わず通り過ごしてしまった。引き返し斜面を確認したところ、ススキの下に登山道が隠れていた。幸い夜露は降りておらず、ススキを掻き分け尾根に上がる。尾根は概ね自然林に覆われ明るいのだが、溝状になった登山道には枯枝が落ちていたり、雨で流された落ち葉が堆積したりし、少し荒れている感がある。一部平坦な箇所もあるが、連状口手前までこのような状態の道を歩く。
連状口を過ぎると一転、頂上まで登山道は良く手入され、歩きやすくなる。笹も増えてくるが、歩行を邪魔する程でもない。ブナも混じるようになった尾根は傾斜も緩く、楽しく歩ける。また頂上手前では、貝月山・ブンゲン・伊吹山等が見渡せる所もあり、飽きることはない。
平坦な頂上は笹と潅木で視界は北に開けているだけで、展望はあまり良いとは云えないが、白倉岳方面に下ると南側に展望が良い箇所があり、目の前には白倉岳が、左に目を向けると伊吹山が、そして霞んではいるが琵琶湖も見えている。
今日は天候にも恵まれ、我々以外誰一人として出会うこともなく、湖北の静かな山を楽しむことができた。

同行者 F氏の”ヤマレコ”もご覧ください

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