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姫越山・座佐の高・網掛山大内の高 三重県大紀町・南伊勢町

日の出公園〜姫越山〜座佐の高〜芦浜 新桑竈〜座佐の高〜座佐浜 網掛山
大紀町網掛山散策マップ

F’201124 網掛山 G’201202 網掛山〜大内の高
C’180314 網掛山 D’181127 網掛山 E’191204 網掛山
@’160219 姫越山 A’160226 座佐の高 B’180119 姫越山〜座佐の高

G網掛山〜大内の高 
日時:2020年12月2日(水) 天気:晴時々曇り メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
 前回から一週間経ち、そろそろ良い具合に色づいているのではと思い、2週連続で網掛山へ・・・。
また今回は朝早く発つことができたので、大内の高まで足を延ばすことにした。

現地まで
自宅・広陵町5:07−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−−大台警察署−−(R42)−−大紀町阿曽−−7:25網掛山登山者用駐車場
走行距離 :約99.3km 所要時間 :約2時間18分
松坂方面から国道42号線を南下した場合、阿曽温泉前の信号を左折し、その先のJR紀勢線の踏切を渡る。次の三叉路は右折し林道大紀南島線(舗装)に入ると、300〜400mで登山口駐車場に着く。国道からでも700〜800m程度だ。
到着時先着車は無し。下山着には都合4台。ラクラク広場には2台有り

登山コースとコースタイム コース概要図
7:41駐車場−−(3)−−7:44登山口−−(42)−−8:26女浅間山分岐−−(3)−−8:29女浅間山8:36−−(4)−−8:40女浅間山分岐−−(5)−−8:45阿曽浅間山−−(8)−−8:53「P484」幸の森−−(5)−−8:58林道終点駐車場−−(7)−−9:05阿曽駅コース分岐−−(19)−−9:24もみじ谷西口−−(14)−−10:00もみじ谷東口−−(42)−−10:42大内の高11:15−−(38)−−11:53もみじ谷東口−−(5)−−11:58もみじ谷12:04−−(4)−−12:08もみじ谷東口−−(14)−−12:22網掛山12:24−−(15)−−12:39林道終点駐車場−−(5/林道)−−12:44ラクラク広場−−(22/林道)−−13:06セッコク岩13:13−−(7/林道)−−13:20登山道復帰−−(14)−−13:34登山口−−(2)−−13:36駐車場
所要時間:約5時間55分 歩行時間:約4時間38分 歩行距離:約11km 歩行数:約 歩
累積標高差:+965m/-965m 山で出会った人:7人

7:44
登山口
8:02
新しい林道が右に延びていた。
直進尾根道、前方左林道経由ラクラク広場へ
9:07
黄葉
阿曽駅分岐を過ぎて
9:25
一週間経ち、鮮やかに色付いた”もみじ谷
9:27
もみじ谷の紅葉
9:29
もみじ谷の紅葉
9:34
もみじ谷の紅葉
9:34
もみじ谷の紅葉
9:42
もみじ谷の紅葉
10:05
約500mピークへの上り
10:17
約540ピークへの上り
10:42
大内の高頂上
10:44
栗ノ木岳(左)と局岳(右)
10:45
大台ヶ原遠望
手前右は南又山
11:09
姫越山方面の眺め
11:17
約540ピークで
11:17
約540ピークから大内の高を振り返って
11:38
約540ピークと
約500mピークの鞍部付近
11:50
網掛山
展望岩から
11:54
紅葉
再びもみじ谷に戻って
12:03
紅葉
再びもみじ谷に戻って
13:10
浅間山
セッコク岩から

もみじ谷東口〜大内の高
 2つの顕著なピークと地形図には見えない小さな起伏のアップダウンを繰り返し、最後の急坂を経て大内の高に至る。尾根東側は主に植林、西側は広葉樹が多い自然林で、展望は殆ど得られない。
この間特に危険な箇所はないが、もみじ谷東口から最初のピーク手前までは、ロープが設置された岩場も有る急坂が続く。
大内の高頂上には鉄塔があり、南北に大きく視界は開け、大台ケ原や局ヶ岳、姫越山等が望める。

F網掛山 
日時:2020年11月24日(火) 天気:快晴 メンバー:夫婦で
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
 時期は少し早いかと思ったが、紅葉を求め今回で3度目(秋)となる網掛山へ。
今日は最近山歩きをしていない家内と同伴なので、ラクラク広場まで車で上がった。

現地まで
自宅・広陵町7:02−−桜井−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−−大台警察署−−(R42)−−大紀町阿曽−−網掛山登山口−−10:00らくらく広場駐車場
走行距離 :約104.1km 所要時間 :約2時間58分
 ラクラク広場へは登山口を右に見過ごし、林道大紀南島線を2キロ近く走ると、網掛山の案内板があり、右折し林道庵ノ谷線に入る。林道大紀南島線は全て舗装され道幅も1.5車線程あり走り易いが、庵ノ谷線は分岐からダートで、途中から舗装になるが長くは続かず、ダートと舗装が交互に現れる。道幅は1車線と狭く、対向車が来るとバックは避けられない。ダート部分はデコボコもあり、地上高の低い車では底を擦る可能性あり。
 ラクラク広場到着時先着車は3台、出発準備中に1台到着。
トイレは林道終点駐車場に、簡易トイレが有る。

登山コースとコースタイム コース概要図
ラクラク広場駐車場10:11−−(5)−−10:16林道終点駐車場10:22−−(20)−−10:42網掛山10:57−−(16)−−11:13もみじ谷東口−−(16)−−11:44もみじ谷西口11:53−−(10)−−12:03もみじ谷東口−−(8)−−12:11もみじの森12:13−−(5)−−12:18ラクラク広場駐車場
所要時間:約2時間7分 歩行時間:約1時間30分 歩行距離:約3.6km 歩行数:約 歩
累積標高差:+281m/-256m 山で出会った人:約20人

10:17
林道終点駐車場
簡易トイレ有り
10:33
常緑樹が多い尾根筋
10:42
網掛山頂上
11:00
もみじ谷東口へ
11:13
もみじ谷東口

右らくらく広場駐車場へ
11:15
もみじ谷
緑と赤が半々くらい
11:16
もみじ谷
11:16
もみじ谷
此処では殆ど緑

11:18
もみじ谷
11:21
もみじ谷

今日一番の紅葉スポット、もみじ谷中間付近
11:34
もみじ谷
11:35
もみじ谷
11:36
もみじ谷
11:45
もみじ谷西口

この付近は殆ど紅葉は見られず
12:10
もみじの森

殆どの木は落葉
12:18
らくらく広場駐車場に戻る

E網掛山 
日時:2019年12月4日(水) 天気:晴 メンバー:Iサン・私
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
 今年最後の紅葉を目的に出掛けてみたのだが、昨年より1週間遅れたためか、先週の高取城跡と同様落葉が進んでいた。

現地まで
自宅・広陵町6:15−−橿原7:00−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−−大台警察署−−(R42)−−大紀町阿曽−−8:55網掛山登山者用駐車場
走行距離 :約99.9km 所要時間 :約2時間40分
松坂方面から国道42号線を南下した場合、阿曽温泉前の信号を左折し、その先のJR紀勢線の踏切を渡る。次の三叉路は右折し林道大紀南島線(舗装)に入ると、300〜400mで登山口駐車場に着く。国道からでも700〜800m程度だ。
先着車は2台、準備中1台到着、下山時には7〜8台有り。
ラクラク広場駐車場には4台の駐車有り。

登山コースとコースタイム コース概要図
駐車場9:04−−(18)−−9:22正規登山道合流−−(19)−−9:41分岐−−(3)−−9:44女浅間山9:47−−(3)−−9:50分岐−−(6)−−9:56阿曽浅間山−−(6)−−10:02「P484」幸の森10:09−−(4)−−10:13林道終点駐車場−−(19)−−10:32網掛山10:37−−(11)−−10:48もみじ谷東口−−(2)−−10:50展望台10:56−−(2)−−10:58もみじ谷東口−−(16)−−11:29もみじ谷西口−−(17)−−11:46もみじ谷東口−−(11)−−11:57もみじの森12:05−−(5)−−12:10ラクラク広場駐車場−−(5)−−12:15林道終点駐車場12:17−−(4)−−12:21「P484」幸の森12:40−−(8)−−12:48女浅間山分岐−−(12)−−13:00迂回路分岐−−(14)−−13:14駐車場
所要時間:約4時間10分 歩行時間:約3時間 歩行距離:約7.9km 歩行数:約 歩
累積標高差:+804m/-783m 山で出会った人:数十人

9:47
総門山方面を望む
女浅間山より
10:33
網掛山頂上
10:43
網掛山の下りで
10:51
網掛山
展望岩より
11:02
もみじ谷の紅葉、落葉が進んでいる
11:05
もみじ谷の紅葉
11:08
もみじ谷の紅葉
11:21
もみじ谷の紅葉
11:36
もみじ谷の紅葉
11:38
もみじ谷の紅葉
11:48
東斜面のラクラクコースでは、既に落葉
11:51
七洞山(左)と発電用風車が建つ獅子ヶ岳
11:52
浅間山
右奥は七洞山と獅子ヶ岳
11:58
モミジの森

葉は殆ど落葉
12:08
ラクラク広場手前

迂回路
 登山口周辺の山林作業の為、登山口からの尾根道が数百メートルの間通行止になっており、この代替えとして登山口手前の谷筋に迂回路が設定されている。道は良く踏まれ、そのうえ見印の白いヒモが要所に結ばれているので、迷うことも無く安全に通行出来る。

尾根コースについてはE参照

ラクラクコース
 
ほぼ平坦で路面に石ころも無いので、登山靴で無くても問題ない。モミジを見るだけなら、ラクラク広場に車を停めれば、短時間で往復可能。 

D網掛山 
日時:2018年11月27日(火) 天気:晴 メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法

現地まで
自宅・広陵町6:00−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(R166)−−松坂市飯南粥見井尻−−(R368)−−多紀町丹生−−(R42)−−大台警察署−−(R42)−−大紀町阿曽−−8:58網掛山登山者用駐車場
走行距離 :約126.5km(約5kmロス) 所要時間 :約3時間
南伊勢方面に行く際には、湯谷トンネル(R422)を越える場合が多く、今回もR422に進入したが、2〜3lkm先で全面通行止めとなっていた。仕方なくR368を走り、勢和多紀IC近くでR42に入り南下した。
松坂方面から国道42号線を南下した場合、阿曽温泉前の信号を左折し、その先のJR紀勢線の踏切を渡る。次の三叉路は右折し林道大紀南島線(舗装)に入ると、300〜400mで登山口駐車場に着く。国道からでも700〜800m程度だ。

登山コースとコースタイム コース概要図
駐車場9:13−−(2)−−9:15登山口−−(39)−−9:54女浅間山分岐−−(3)−−9:57女浅間山10:01−−(4)−−10:05女浅間山分岐−−(5)−−10:10阿曽浅間山−−(7)−−10:17「P484」幸の森10:25−−(4)−−10:29林道終点駐車場−−(16)−−11:00もみじの森分岐−−(6)−−11:06もみじの森11:12−−−−(8)−−11:20網掛山−−(12)−−11:32もみじ谷東口(展望ポイント)11:38−−(23)−−12:31もみじ谷西口−−(15)−−12:47駅コース分岐−−(10)−−12:57林道終点駐車場−−(5)−−13:02「P484」幸の森−−(10)−−13:12女浅間山分岐−−(26)−−13:38登山口−−(2)−−13:40駐車場
所要時間:約4時間27分 歩行時間:約3時間15分 歩行距離:約7.5km 歩行数:約 歩
累積標高差:+725m/-717m

9:34
下部は常緑樹が主体
9:51
尾根右側(西斜面)の黄葉
9:58
女浅間山からの眺め、局岳も
10:04
女浅間山付近は黄色が目立つ
10:28
林道終点の駐車場
11:07
もみじの森
11:07
もみじの森案内図
11:19
網掛山頂上
11:34
網掛山
11:40
モミジ谷の紅葉、西口−東口間で
11:50
モミジ谷の紅葉、西口−東口間で
11:51
モミジ谷の紅葉、西口−東口間で
11:54
モミジ谷の紅葉、西口−東口間で
12:15
モミジ谷の紅葉、西口−東口間で
12:17
モミジ谷の紅葉、西口−東口間で
12:25
モミジ谷の紅葉、西口−東口間で
12:38
行者山(中央)、南又山(右奥)
採石場跡を過ぎて
12:39
採石場跡を過ぎて

コースについてはG参照

女浅間山

 登山道から少し下った所に有る展望岩で、ピークは無い。
もみじの森
 網掛山直下を左(東斜面)の下った、緩斜面に広がる落葉広葉樹の森。黄色に色付く木が多い。

C網掛山 
日時:2018年3月14日(水) 天気:快晴 メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法

現地まで
自宅・広陵町7:30−−田原本−−桜井−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−(K31)−−大台警察署−−(R42)−−大紀町阿曽−−10:10網掛山登山者用駐車場
走行距離 :約98km 所要時間 :2時間40分
松坂方面から国道42号線を南下した場合、阿曽温泉前の信号を左折し、その先のJR紀勢線の踏切を渡る。次の三叉路は右折し林道大紀南島線(舗装)に入ると、300〜400mで登山口駐車場に着く。国道からでも700〜800m程度だ。

登山コースとコースタイム コース概要図
駐車場10:28−−(3)−−10:31登山口−−(51)−−11:22阿曽浅間山−−(8)−−11:30「P484」11:50−−(5)−−11:55林道終点駐車場−−(19)−−12:14網掛山12:17−−(14)−−12:31もみじ谷東口12:36−−(11)−−12:47もみじ谷西口12:57−−(13)−−13:10駅コース分岐−−(8)−−13:18林道終点駐車場−−(6)−−13:24「P484」13:27−−(5)−−13:32阿曽浅間山−−(27)−−13:59登山口−−(3)−−14:02駐車場
所要時間:約3時間34分 歩行時間:約2時間50分 歩行距離:約6.7km 歩行数:約 歩
累積標高差:+?m、標高データに狂い有り/-627m

10:28
駐車場から網掛山方向の眺め
10:32
登山口
暫くは植林内を歩く
10:47
植林を抜けて
11:00
短い区間だが谷筋を上る
11:22
(阿曽)浅間山
ピークは無い
11:30
P484・幸の森
11:55
林道終点駐車場
11:57
駐車場にある案内板
12:02
明るい尾根道
12:17
網掛山頂上
12:26
露岩が続く急坂
12:32
もみじ谷東口(鞍部)
12:35
網掛山
展望岩より
13:39
もみじ谷側斜面
12:42
もみじ谷中程の案内板
12:50
もみじ谷西口
13:00
採石場跡
13:10
駅コース分岐
林道駐車場まで上りが続く
13:38
浅間山

登山口〜阿曽浅間山〜林道終点駐車場〜頂上(尾根コース)
 山口付近は植林だが、20分も歩けば常緑樹主体の雑木林に替わる。登山道は傾斜も緩く、道標もこまめに設置されているので、迷いそうな箇所も無い。網掛山と共に道標に記されていた浅間山には50分程で到着、だがピークが有るわけでは無く、尾根の一角に道標があるだけで、標識には阿曽浅間山となっていた。他にも浅間山と呼ばれる山が有るのだろう。またこの手前に女浅間山を指す道標があったが、ピークらしきものは見当たらず、そのうえ下り坂になっていたので、立ち寄らずパスする。後で知ったが、展望に優れた所のようだ。
幸の森と名付けられたP484は、開けた平坦なピークで休憩するにはに最適だ。また西側に展望も開け、行者山・笠木山・南亦山などが望める。
網掛山へは一旦林道終点駐車場に下り、上り返すことになる。なお帰りはもみじ谷コースを経てこの駐車場に戻る予定だ。
駐車場から先も歩き易い快適な尾根道が続く。到着した頂上はこの時期未だ新芽は出ていないので一部展望も利くが、葉が茂ると展望はあまり期待出来ないかも知れない。

頂上〜もみじ谷〜林道終点駐車場
 快適な歩きやすい登山道ながら、頂上からもみじ谷東口間は唯一露岩が続く急坂で、一部ロープも取付けられている。
尚この東口から北東斜面には、もみじ谷東コース(らくらくコース)が林道駐車場に通じている。
網掛山は地元では紅葉の名所として知られているようで、その中でも網掛山の南斜面はもみじ谷コースとして遊歩道が整備されている。もみじ谷西口までの間、遊歩道から見上げる斜面には今は葉を落としているが、欅やカエデ主体の広葉樹林が広がっている。紅葉の時期に是非来て見たいものだ。
もみじ谷西口で道は西斜面に移り、石灰岩の採石場跡から駅コース分岐を別けると、上り坂となり林道終点駐車場に戻る。
駐車場からP484まで上がり小休止の後に、往路を下り登山口に戻る。

B日の出公園駐車場〜姫越山〜座佐の高〜芦浜・芦浜池〜日の出公園駐車場 
日時:2018年1月19日(金) 天気:快晴(霞あり) メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
姫越山は海近くにあって、海抜0mから上る山と云うだけでなく、周回コースを採れば頂上から海岸に降り立ち、再び山越えで戻って来ると云う、他の山では味わえない体験が出来る山でもある。

芦浜池から見上げる姫越山は、海抜0m近くから見上げることもあり、500m余りの低山とは思えない堂々とした姿を見せている。また芦浜池はかつては海だったところで、長い年月を経て堰き止められた海跡湖で、この近辺では他に座佐池や薄月池が存在する。

現地まで
自宅・広陵町4:50−−田原本−−桜井−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−(K31)−−大宮大台IC−−(紀勢道・\440)−−−−(紀勢道)−−紀勢大内山IC−−(K68・R260)−−7:35大紀町錦・日の出公園駐車場
走行距離 :往路約114.4km/復路約118km(高速乗らず、R422経由) 所要時間 :往路2時間45分
日の出公園駐車場は墓地に隣接しており、一見墓地の駐車場のようにも思える。10数台駐車可能で、車道の反対側には綺麗なトイレも有り。

登山コースとコースタイム コース概要図
日の出公園駐車場8:00−−(5)−−8:05登山口−−(62)−−9:26爺ヶ塚−−(10)−−9:36姫塚−−(16)−−9:52姫越山10:15−−(26)−−10:41新桑・芦浜分岐−−(21)−−11:02座佐の高11:26−−(21)−−11:47芦浜分岐−−(34)−−12:21芦浜・芦浜池12:47−−(6)−−12:53芦浜南端尾根取付−−(26)−−13:19姫越山尾根道分岐(芦浜峠?)13:28−−(32)−−14:00近畿自然歩道分岐−−(30)−−14:30浅間山避難所−−(18)−−14:48日の出公園駐車場
所要時間:約6時間48分 歩行時間:約5時間 歩行距離:約12.6km 歩行数:約 ?歩
累積標高差:+1090m/-1081m

8:09
ジロハゲ避難所
8:12
ウバメガシ林内、暫く急坂が続く
8:43
ウバメガシの尾根道
9:52
姫越山頂上、南に展望が開けている

伊勢の4人グループの方々と出会う
9:53
芦浜を見おろす。
今日は霞がきつい
10:40
芦浜と芦浜池
展望地から
10:41
新桑と芦浜分岐
直進は座佐の高
10:42
芦浜一帯は中部電力が原発用地として買収
10:59
座佐の高直下
11:02
姫越山
座佐の高から
11:03
座佐の高頂上
11:04
座佐浜と座佐池
11:12
座佐浜南端、2年前(Cの山行)にあった大きな水溜りは消滅
座佐の高から
11:36
芦浜と芦浜池
座佐の高下の展望地から
11:42
座佐の高南側鞍部の分岐、こちらからは明瞭な道が下っている
11:48
鞍部から少し上がった地点、ここから南西の延びる尾根を芦浜に下る
11:49
下り初めはシダが繁茂
12:12
立派な道が合流、鞍部からの道か?
12:22
此処に下山
12:28
芦浜

再び伊勢の4人方々と出会う
12:48
2年前と変わらぬ眺め
12:53
防波堤南端に取付きが有った
13:03
切立った海岸線
13:19
姫越山尾根道分岐(芦浜峠?)
直進姫越山、右芦浜、左錦
13:30
此処から長いトラバース道が始まる
14:30
ようやく錦漁港に到着
14:31
ここ浅間山避難所に下山

駐車場〜姫越山
 B参照
ただ今日は霞が強く、頂上からの眺めはいまひとつ。
また今日は平日でもあり、誰とも会うことはないと思ったいたが、私が頂上に着いて間もなく、地元伊勢の4人の方々が上がって来られた。

姫越山〜座佐の高〜芦浜池
 まずは新桑と芦浜の分岐へ・・・、尾根は快適で道も明瞭、のろし台跡・芦浜分岐を過ぎ、若干急な坂を下り小さな起伏を二つ越すと芦浜池展望地に着く。眼下に見える芦浜・芦浜池の眺めは実に素晴らしい。ここから芦浜へ下る分岐は目と鼻の先、前回は此処を右に下ったが、今日は直進しする。道は頂上直下は若干急だが歩き易い。
頂上は東側に眺望が良く、古和浦湾や座佐池が望めるが、先程の姫越山同様霞がかかりスッキリしない。
2年前此処から崖上のコースを辿り、座佐浜に降り立ち新桑に戻ったが、今日は崖に至る手前で芦浜に下り錦に戻る予定だ。芦浜に下る分岐は座佐の高南側鞍部と次のピークの手前(鞍部の上)の2ヶ所有り、今日は尾根を忠実に下るため鞍部の分岐はパスし、上の分岐まで行く。この尾根の下り始めはシダが繁茂し歩き難いが、これを抜けると尾根中央には障害となる物は無く、歩き易くなる。尾根下部まで下ると右から明瞭な道が合流、どうやら鞍部からの道が此処に通じているようだ。芦浜には小さな社の手前に降り立った。
芦浜は熊野灘に面し人工的な構造物が全く目に入ることが無い、素晴らしい浜なのだが、残念なことに浜の奥には漁具、発砲スチロール、ペットボトルが多数打ち上げられている。こればかりは致し方ないか?
 
芦浜池〜駐車場
 前回は防波堤北端から錦に戻るコースに入ったが、ネットでは浜南端の尾根にも足跡があったので、取付きが判るか不明だったが、取りあえず防波堤南端まで行ってみることにする。すると以外にもどん突きにテープがあり、明瞭では無いが踏み跡も確認でき、難なく尾根に上がることができた。この尾根も障害物等も無く、30分弱で防波堤北端からの道に合流した。以降、2年前にも歩いたのトラバース道で近畿自然歩道分岐錦に向かう。約30分で分岐に到着、近畿自然歩道は前回歩いたので、右折して再びトラバース道に入る。また途中地図には無い分岐が有り、意味不明の道標が立っていたが、右の方が駐車地に近いと思われたので、ここも右折れする。
トラバース道が尾根に上がると程なく錦の街並みが目に入り、浅間山避難所に到着した。
避難所の階段を下り、以降海岸沿いの車道を歩き、駐車地に戻った。

A新桑(さらくわがま)〜座佐の高〜座佐浜・座佐池〜新桑 
日時:2016年2月26日(金) 天気:快晴 メンバー:Iサン・私
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
先週の姫越山は低山ながら、山から見る海の景色の美しさや、山〜海〜山〜海を巡るコースは、期待していた以上のものがあった。
その際、座佐の高に寄れなかったのが心残りで、帰宅後ネットで座佐の高を検索・・・、新桑から周回するコースが有るのを知る。海岸寄りのコースを採れば、姫越山より眺めも良さそうだ・・・。
2週続けて南伊勢に向かう。

現地まで
自宅・広陵町4:55−−橿原−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯高−−(湯谷トンネル・R422)−−大台町・粟谷口−−(K31)−−大宮大台IC−−(紀勢道・\440)−−紀勢大内山IC−−(K68・R260)−−7:34南伊勢町新桑竈・ロッジさらくわ手前
走行距離 :往路約116.5km/復路約120km(高速乗らず、R422経由) 所要時間 :往路2時間40分
R260を海岸まで下ってくると、道は左にカーブするが、その手前を右に折れ、橋を渡る。直進し堤防沿いの細い道に入り500m程(国道から)進むと、堤防脇に空き地が有り、ここに駐車する。丁度集落入口にある神社の手前になる。
此処にはトイレはない。

登山コースとコースタイム コース概要図
駐車地7:44−−(6)−−7:50新桑川横断点−−(21)−−8::11座佐の高道合流−−(60)−−9:14座佐の高9:27−−(15)−−9:42芦浜展望地−−(12)−−9:54芦浜分岐−−(11)−−10:05・P323−−(55)−−11:07・P143.4(三角点座佐?)11:16−−(37)−−11:53座佐浜南端12:21−−(17)−−12:38座佐浜北端−−(50)−−13:28タマゴ浜−−(6)−−13:54新桑川横断点−−(6)−−14:00駐車地
所要時間:約6時間15分 歩行時間:約5時間弱 歩行距離:約9km 歩行数:約18000歩
累積標高差:+1048m/-1048m

7:48
ロッジの右を進む
7:50
対岸のテープを確認
7:51
この排水口の上流側には流れはない
7:55
急な枝尾根を直登する
8:14
タマゴ浜に下る尾根に合流し、座佐の高を目指す
8:28
古和浦湾の眺め、駐車地の空き地も見えている
9:10
座佐浜と座佐浜池(北池)を見下ろして
頂上手前で
9:14
これから向かう尾根が一望
頂上から
9:14
座佐の高頂上
9:42
芦浜と芦浜池
芦浜池展望地から
10:21
200m下の磯には釣り人が
10:26
座佐浜と座佐浜池(南池)
10:42
絶壁手前の痩せ尾根
10:47
絶景が始まる
10:56
絶壁際を行く
11:02
P143.4手前で
11:19
P143.4を過ぎて
11:53
座佐浜南端下山地点
やむを得ずこの危険な尾根先端部を降りる
12:16
水が少ないときは此処を渡って来れるれるのだろう
12:20
座佐の高(左)座佐浜から
12:21
尾根先端部別角度で、海側は崩壊が進み、ここを下るのは危険
12:30
座佐の高(左)座佐浜から
12:34
浜南側を振り返って
12:37
タマゴ浜への入り口、正面の段差を上がる
13:11
古和浦湾と薄月池
13:28
タマゴ浜
13:31
漁船の残骸、.ここから奥に進む

駐車地〜座佐の高
 神社前を西へ、ロッジと水産物関連の工場と思われる建物の間を行くと、新桑川の堤防に突き当たる。堤防を上流に進むと先程の工場から大量の水が川へ排出されている排水口がある。これより下流部の流れはこの排水によるもので、この排水口より上流側には水は全く流れていない。小石をネットに詰めて積み上げた堤防は、急だが階段状になっており、ネットを掴みながら河原に降り、対岸に渡る。右岸には座佐浜を示す道標があり、その方向に進む。当初は座佐の高からタマゴ浜北側に下っている大きな尾根を上がるつもりだったが、手前の枝尾根に「座佐の高」と書いた杭が目に入る。テープもあり踏み後もついているので、これを上がる。上るに従い傾斜も増してきた頃、踏み後は左にトラバースして行き、20分弱で目的の尾根に合流した。神社近くの案内板に登山道として記載されていただけあって、シッカリした道が座佐の高に向かっている。この山も姫越山と同じくウバメガシが多い雑木林の山で、展望箇所はそう多くはないものも、尾根途中から古和浦湾を眺めることもでき、頂上では座佐浜・座佐池は勿論、古和浦湾対岸の薄月池に熊野灘が、また振り返ってみれば姫越山まで見えている。
座佐の高〜座佐浜・座佐池
 頂上で展望を楽しんだ後、姫越山への道を右手に見送り、座佐浜に向け出発する。頂上直下は可成りの急傾斜で、岩が露出した箇所もあり慎重に下る。芦浜分岐を過ぎると、大小のピークが次々現れ、これを越していくことになる。右手下には木々の間からキラキラ光る海面も見えている。約150mピークを越えるといよいよ断崖上の道に・・・、右は絶壁で足元はザレているのでスリップは禁物だ。青い海と切れ落ちた絶壁、素晴らしい景色が次々現れ、中々前に進まない。
P143.4で小休止した後、座佐浜への降下点に向かうが、この間の眺めも素晴らしい。降下点にはテープがあり直ぐそれと判る。下る尾根は細い幹の木々が密生した状態、テープが頻繁に打たれているので、迷うこともなく浜が直ぐ下に見える所まで到達。ところがそのまま尾根を下るものと思っていたが、左に下り水際に誘導された。だが目の前は池の様に水面が広がっている。一旦尾根先端まで戻り下れるか探ってみるが、可成り危険が伴うようだ。再度水際まで戻り、水際をヘツって行けるか探るがどうも無理なようだ。水際(山側)は靴を履いて渡れるほど浅くはない。裸足になり渡かけたところで、転んで濡れてしまっては、着替えもない、この時期これは厳しい・・・。再度尾根先端まで戻り、中程まで下り探ることに、足元は急なうえ痩せ細り、そのうえザレているので可成り厳しそうだが、何とか途中の立木まで到達。すると幸運なことにこの木から黒いロープが垂れ下がっている。少々年期が入っているようだが、何とか持ちこたえてくれそうだ。おかげで下部の岩場を下降出来、浜に立つことが出来た。
緊張から解き放され、浜で休憩を兼ね昼食を摂るが、これからまだ尾根2本をを越すと思えば、そうゆっくりは出来ない。美しい浜を北端のタマゴ浜取付きへ・・・。
座佐浜〜駐車地
 タマゴ浜取付きは直ぐ見つかり、森の中を小さな沢に沿って奥に進む。此方も随所にテープが打たれているので迷うこともない。道は次第に沢から尾根に上がり、標高210m辺りで尾根を越す。浜からここまで30分少々だ。後は当然のことながら、タマゴ浜まで210mを下らなければならない。降り立ったタマゴ浜は、西浦と呼よばれている小さな入り江の奥にある浜だ。古和浦湾の奥に有るため波も静かで、釣り筏が幾つも浮んでいる。
此処まで来れば、あと一本尾根を越せば出発地の新桑竈だ。取付きは直ぐ見つかり、背後の森の中を進む。今度の尾根はせいぜい標高は80mほど・・・、思ったより早く尾根を越え新桑川右岸に到着。遠回りになるが流れは渡らず、右岸を今朝渡った排水口まで行き、流れのない所で対岸に上がり、駐車地に戻った。

@日の出公園駐車場〜姫越山(ひめごやま)〜芦浜・芦浜池〜日の出公園駐車場 
日時:2016年2月19日(金) 天気:快晴 メンバー:単独
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
姫越山は海近くにあって、海抜0mから上る山と云うだけでなく、周回コースを採れば頂上から海岸に降り立ち、再び山越えで戻って来ると云う、他の山では味わえない体験が出来る山でもある。
長年登山をしているが、登山中の昼食を海岸でしたのは、今回が初めてだ。
また今回立ち寄った芦浜および芦浜池は車では行くことは出来ず、海から船で行くか、山道を歩いて行くしかない。
前は海、背後は山に囲まれた浜に、自分以外誰も居ないと思うと、無人島に一人取り残されたような錯覚を覚えるような所でもあった

現地まで遠かったが、冬の暖かい日には、こんな低山歩きは大変楽しい。

現地まで
自宅・広陵町5:50−−大宇陀−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯南粥見井尻−−(R368)−−勢和多紀IC−−(紀勢道)−−紀勢大内山IC8:30−−(K68・R260)−−8:45大紀町錦・日の出公園駐車場
走行距離 :往路約137km/復路約120km(高速乗らず、R422経由) 所要時間 :往路2時間55分
昨日は高気圧に覆われ好天で雨は降っていない筈なのに、東吉野村とそれに隣接する大宇陀、飯高の一部で路面が濡れ、凍結箇所も多くみられた。
その影響か、新木津トンネル西口手前では凍結でスリップしたのか、トラックが横転し登り車線を塞いでいる現場にも遭遇。
当初はR422(湯谷トンネル)を越えるつもりだったが、道幅は狭くカーブも多いことでもあり、安全を考え遠回りになるが、R166・R368で勢和多紀ICまで行くことにした。

日の出公園駐車場は墓地に隣接しており、一見墓地の駐車場のようにも思える。10数台駐車可能で、車道の反対側には綺麗なトイレも有り。

登山コースとコースタイム コース概要図
日の出公園駐車場9:02−−(5)−−9:07登山口−−(65)−−10:12爺ヶ塚−−(10)−−10:22姫塚−−(10)−−10:32姫越山10:46−−(33)−−11:13新桑・芦浜分岐−−(42)−−11:55芦浜・芦浜池12:28−−(22)−−12:50姫越山尾根道分岐(芦浜峠?)−−(34)−−13:24近畿自然歩道分岐−−(40)−−14:04黒島展望台−−(14)−−14:18塩浜山村広場14:25−−(30)−−14:55日の出公園駐車場
所要時間:約6時間弱 歩行時間:約5時間分 歩行距離:約11km 歩行数:約25000歩

9:02
日の出公園駐車場から姫越山を望む
9:07
登山口は津波避難所の階段を上がった所
9:15
ウバメガシ林内、暫く急坂が続く
9:37
錦湾
急坂を過ぎて
10:05
大台ヶ原
10:12
爺ヶ塚
10:22
姫塚
10:35
芦浜と芦浜池
頂上から
10:35
姫越山頂上
11:13
芦浜と芦浜池
展望地から
11:14
新桑と芦浜分岐
直進は座佐の高
11:27
立派な山道を下る
11:50
此処に下山
12:01
海岸と池を隔てるウバメガシ林の中を歩く
12:04
芦浜池に写る姫越山
12:12
芦浜池南西端から見上げる姫越山
12:33
復路の取付きは堤防を超えて奥に進む
12:51
姫越山尾根道分岐
13:02
急斜面につけられた立派なトラバース道
13:18
岩壁の下に安置された石仏
13:26
近畿自然歩道分岐
13:29
分岐近くの展望地から
14:20
錦湾
塩浜山村広場から
14:24
錦漁港
塩浜山村広場から

駐車場〜姫越山
 駐車場の直ぐ横の川沿いを山に向かって行く、正面には登山口となる津波避難所への階段も見えているので、それを目標に進む。階段を上がり避難所建物横から始まる山道は、取付きから可成りの急坂だ。周囲はウバメガシ中心の雑木林で、この急な上りは30分程続く。今回の周回コースではこの最初の上りが一番きついだろう。またこの山は殆ど常緑樹で覆われているため、展望箇所は限られているが、急坂が緩やかな尾根道になった辺りで最初の展望地があり、錦漁港や熊野灘の美しい景色が見られる。以降頂上まで登り始めのような急な箇所はなく、淡々と歩を進める。爺ヶ塚を過ぎ、この山の名前の由来となった姫伝説の姫塚まで来ると頂上は近い。
頂上は南側に視界が開け、眼下には芦浜と芦浜池そして熊野灘が、また尾鷲方面に目を向けると先月登った天狗倉山までも見えている。

姫越山〜芦浜池
 次は座佐の高手前の鞍部で新桑と芦浜の分岐へ・・・、尾根は快適で道も明瞭、のろし台跡・芦浜分岐を過ぎ、若干急な坂を下り小さな起伏を二つ越すと芦浜池展望地に着く。眼下に見える芦浜・芦浜池の眺めは実に素晴らしい。ここから芦浜へ下る分岐は目と鼻の先、分岐からシッカリした道が有り、当然之を下り始めたが、この道は九十九折れとなって右斜面を下って行く。地形図ではほぼ尾根芯に山道が下っているので、間違ったかと思ったが、道は尾根から大きく外れるかと思うと、再び尾根近くに戻って来るので、その内に尾根に上がるのでは、と思いそのまま先に進む。案の定、尾根が緩やかのなった辺りで道は尾根に上り、それ以降は尾根を直線的に下れることもあって、思いのほか早く芦浜池に到着。
 芦浜池から見上げる姫越山は、海抜0m近くから見上げることもあり、500m余りの低山とは思えない堂々とした姿を見せている。また芦浜池はかつては海だったところで、長い年月を経て堰き止められた海跡湖で、この近辺では他に座佐池や薄月池が存在する。
芦浜池〜駐車場
 芦浜池近くで昼食を済まし、いよいよ錦に戻ることに・・・、池西側の尾根を廻り込むと堤防に出る。堤防北端は砂が堆積し、容易に堤防を越すことができ、そのまま山に向かって進むとテープがあり、難なく小さな尾根の上り口に導かれた。道はこちらも明瞭で、P459から南に延びる尾根に向かって上って行く。約20分でこの尾根に到着、ここが芦浜峠らしいがそれを示す物は見当たらない。尾根を上がれば姫越山に至るが、当然直進しトラバース道に進む。可成りの急斜面にもかかわらず、シッカリした道で危険な箇所はない。ただ山襞に沿っているため、近畿自然歩道分岐まで随分長く感じられた。
近畿自然歩道は海に一番近い尾根上を切り開いて作られ、幅広い遊歩道が塩浜山村広場へ続いている。
近畿自然歩道の道標には「絶壁からながめる海と・・・」とあったが、展望箇所は意外と少なく、ましてや海から垂直に切り立った断崖を見れるような展望所はなかった。
塩浜山村広場で、錦湾や錦漁港の眺めを楽しんだ後、車道を下り錦漁港を経て駐車地の日の出公園駐車場に戻った。

その他・見所・関連山行
七洞山・獅子ヶ岳・牛草山

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