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フリエNEWS 1998年 5月分


ナビスコ杯2戦目も敗北  as of 1998/05/30

 北海道の室蘭、入江運動公園陸上競技場で行われた対札幌戦は、3−2で敗北しました。

オーレヨコハマ現地特派員によれば、先発は、

 イゴール フットレ  一樹

       永井
  三浦      アンデルソン
       遠藤     

  前田   原田   薩川
       
       佐藤浩 
という感じだったそうです。
 前半30ころにイゴールのヘッドで先制するも、40分ころに追いつかれ前半は1−1の同点。

後半に入り8分頃、GKのミスから失点(バックパスの処理ミスらしい)、同30分頃にフットレがゴール前に切れ込んでファールを誘い、PKを三浦が決めて同点に。しかしその1分後に再び失点して結果3−2で敗北しました。

 非常にポジションチェンジの多い試合だったそうですし、途中交代も、前田→井上、永井→瀬戸、佐藤一樹→服部と3人分使い果たしたとのこと。

 代表の2人が抜けたことでどうのこうのではなく、全体的なモチベーションの問題もあるのだと思います。難しい状況ですが、その1戦1戦でどう戦うかが、次のステップへの足がかりになると思います。井上はトップ今期初出場だと思いますが、サテライトからトップを脅かす選手が一人でも出てきてくれればと思います。


室蘭キャンプを今年も実施  as of 1998/05/30

 今年も7月5日(日)〜11日(土)まで、室蘭の入江運動公園陸上競技場ほかでキャンプを行うようです。詳細はまだ発表されていません。


スペインにフリエのホームページが!  as of 1998/05/25

 ついに、横浜フリューゲルスのホームページがスペイン、バルセロナ在住のスペインの方によって立ち上がりました。
 内容はすべて英語ですが、遠くからクラブを応援してくれる方がおられるのはうれしい限りです。また、日本語の勉強もされているそうで、メールをいただくと必ず最後に日本語の挨拶が入っています。みなさん、ぜひ一度アクセスしてみて下さい。 Spanish Fulies Homeです。


横浜フリューゲルスサッカースクール開校  as of 1998/05/25

 クラブは小学生4〜6年生を対象にした「横浜フリューゲルスサッカースクール」を小林慎二氏の指導で開校するとのこと。
 スクールは6月から来年3月まで、各月4回、毎週火・水・金の3クラス(約30名定員)がある。入会金は5千円、月会費5千円で、定員になり次第締切とのこと。担当はクラブの育成普及課です。


サンパイオ選手にパリサンジェルマンがオファー?  as of 1998/05/25

 しているそうです。現役ブラジル代表ともなると、おまけにボランチという難しいポジションになるとあちこちのチームから声がかかるのでしょう。情報をいただいた佐々木さんありがとうございました。


ナビスコ杯 ガンバに0−2で敗北  as of 1998/05/17

 5月16日(土)に行われたナビスコ杯予選リーグC組の対ガンバ戦は、0−2で敗北しました。

 お天気もまずまずのサッカー日よりで、代表に召集された山口、楢崎、サンパイオを欠くフリエに対し、ガンバも攻撃の核であるエムボマがやはり代表の召集でいないといったゲームになります。

三ッ沢(いつもの位置から)  立ち上がりからガンバペース。中盤の速いチェックを受けて、思うように組み立てられないフリューゲルス。DFとFW、右と左の間が間延びしてしまいガンバにこぼれ玉をことごとく拾われます。特に立ち上がりの20分位はひどかったです。徐々にフリューゲルスも組立てだすものの、前線までボールがつながりません。ガンバのDFが引き気味のためもあってなかなかサイドからの攻撃に厚みが出ません。また、チャンスを生かせずに終わることもあり、イライラも募ります。レシャック監督も、このところ見たことのないほどコーチングエリアに出て激しく指示を送ります。
 GK佐藤も飛び出しが多く、一度は無人のゴールにシュートされるものの、戻っていた前田がクリアしてしのぐという場面も。また、相手GKの岡中が非常に当たっていて、2点くらいは防がれた感じです。永井もちょっとがっくり?
 そんな中の失点は、40分過ぎにゴール前で振られてDFが追いつかずに失点。ちょっとあっけない失点でした。

 後半に入っても前半の流れはほとんど変わらないものの、パスの他にドリブルで上がるパターンが増えます。ガンバの下がり気味のDFを何とかしたいということなのだと思いますが、なかなか突破にまでは至りません。#フットレの50m近いドリブルでの上がりは見応えがありました。
 後半35分頃、FKを直接決められて0−2に。結局はそのままのスコアで敗退しました。

 全体の感想としては、ガンバの中盤が非常に効いていました。動きも最後まで落ちなかったです。それとGK岡中でしょう。ポジショニングもよく、何点も防がれたという印象です。フリューゲルスは逆にサイド攻撃の不発が痛かったです。今後はこういった相手とどう戦うか考えて行かないといけないかもしれません。
 プレーのいたるところに唸らせるものを感じるフットレですが、チームの核としても機能しだしたようです。試合中に指示を出し、「今のボールはここに落とすんだろう!」みたいに波戸選手に教えているあたりは、まるで磐田の「ドゥンガ」のようです。#教え方はエドゥーよりは親切そう。


福岡に辛勝 勝ち点3をGET  as of 1998/05/10

 5月9日に福岡の博多の森球技場で行われたJ第12節、対アビスパ福岡戦は後半8分のフットレのゴールを守りきり0−1で勝利しました。

博多の森  福岡空港に降り立った私たちですが、どこに競技場があるかわからず。仕方なく空港の案内所に。すると丁寧にバス停を教えてくれたのですが、そのバスはなんと15時半までない。それじゃ話にならないのでタクシーで行ってみましたが、徒歩で25分位のところでしょうか。これなら歩いてもよかったな〜という距離。おまけに駐車場は「タダ」だし随分と好環境な競技場です(だからといって横浜からではおいそれと車では行けないのだ)。
 試合の方は、大方の期待と見込みを裏切り大混戦。その原因は福岡の非常に早い中盤でのチェックにありました。
 前回の広島のように中盤ではフリーでボールを持つことができません。試合開始前に福岡の森監督が「フリューゲルスの戦術は読めた、効果的な対抗策を打った……云々」と言ったということですが、これがそれだったのでしょうか、中盤の高い位置から積極的にボールに絡んできます。ボールをワンタッチで出せないために、1〜2回持ち直してパスを出さざるを得ないため、パスコースを読まれたり、タイミングが合わないなどでインターセプトされ、前線で待つオビクにスルーパスを供給されてしまいます。これまたオビクが心憎いばかりのポジショニングで、たびたび危機を迎えます。前回大活躍のフットレもほぼ完全にマークされて思うような仕事ができません。またファールで止められても審判が流してしまったりと不運?も続きます。
 前半30分ころだったでしょうか、中盤でサンパイオが傷み遠藤と交代。左脇を痛めたようでした。時期が時期だけに心配。
 正直いって前半は完全な福岡ペース。楢崎の「さすが代表!」の好セーブや「バー」に助けられなかったら無失点とは行かなかったでしょう。DFもたびたびの波状攻撃に大忙し。前田、薩川、原田にさらにアンデルソンまで事実上DFに入り急場をしのぎます。前半失点しなかったことが、結果としてこの試合を決定付けたように思います。

 後半に入ると、前半追い回した福岡の中盤にスキが生じます。きっとほんとにちょっとした間合いの問題なのでしょうが、前半8分フットレがDFをかわしてゴールします。
 この1点で試合が動き出します。比較的中盤でのボールがまわるようになったフリューゲルスに対し、福岡もサイドを使っての攻撃を連発します。#福岡のサイド攻撃は速かったですね。しかしそのあとのゴール前がうまくなくて得点にならないのでした。
 フリューゲルス側も、決定機が何度もありますが、シュートを外したり、打てなかったりで得点できません。特に三浦がゴール前DFを抜いてGKと1対1寸前にGKに押さえられたシーンでは、あまりの悔しさに三浦がゴールポストを思いっきり蹴っていました。また、永井がちょっとスランプ気味。3回の決定機を外してしまいます。
 その永井に変えて服部は投入するも、得点に至らず。また福岡も最後までゴールを割ることができずにタイムアップしました。

 結果は0−1でしたが、福岡の攻めがはまっていれば負けていたでしょう。フットレのゴールも決して相手を切り崩してのものではなかったので、ある意味イレギュラーな要素での勝利だったと言えるかもしれません。福岡もとても最下位のチームとは思えない良い動きをしていました。


山口・楢崎・サンパイオの3選手がW杯代表に選出  as of 1998/05/07

 6月10日からフランス全土で開催されるFIFAワールドカップ98の代表に、日本代表として山口・楢崎の両選手が、ブラジル代表としてサンパイオ選手が選出されました。

■サンパイオ選手のコメント
 W杯ブラジル代表に選ばれたことを感謝しています。自分自身の努力ということもありますが、まず、神様に感謝したいと思います。
 ブラジル以外の国でサッカーをしている僕が選ばれたということは、この日本にも、そしてフリューゲルスのチームメートにも感謝の気持ちで一杯です。
 ザガロ監督は僕の力をよく知っていると思うので、チームのために、母国のために全力を尽くして勝利に結びつけたいと思います。ただひとつ残念なことは、日本でもチームメイトだったジーニョ選手が今回外れてしまったことです。ブラジルはサッカー選手の宝庫で、監督が決めたことなので仕方がないことですが、彼は大変素晴らしい選手なので、今回のことも前向きに受けとめて僕たちの心の支えになってくれると思います。
 W杯出場に向けて母国に戻る前のJリーグでの試合も全力で頑張りますので応援よろしくお願いします。
 最後に、明日日本代表も発表されるようですが、フランスでチームメイトたちに会えることを心から楽しみにしています。

■山口選手のコメント
 いよいよ念願のワールドカップ出場かと思うとやはり正直言ってうれしいです。代表に選ばれましたが、まだまだ安心できないのでまずはキリンカップに向けて、自分のプレーをしていくつもりです。そしてひとつでも結果が出せるように、無我夢中で頑張るつもりでいます。応援よろしくお願いします。

■楢崎選手のコメント
 今回、日本代表に選ばれとても光栄です。キリンカップで自分を精一杯アピールし、フランス大会で実力が発揮できるよう頑張りたいと思います。みなさん、応援よろしくお願いします。

 なお、上記3選手からのファンへのメッセージが、この1週間だけの限定で下記ファンクラブの電話で聞くことができます。※サンパイオ選手も日本語でメッセージを入れてくれています。

 045−477−4371 フリューゲルスファンクラブ事務局(テープ案内)


広島を5−1で一蹴  as of 1998/05/06

 5月5日のこどもの日に、横浜国際競技場でおこなわれたJリーグ第11節対広島戦は、5−1で大勝しました。
試合開始前の風景  前半の20分あたりまでは広島もなんとか持ちこたえていたのですが、その後は完全にフリューゲルスのペースに。CKから1失点するものの(しかしこれはいただけない失点でした。ポポビッチがど真ん中でフリーというのはマークのミスだったのでしょう)、相手サイドでのボールキープからの波状攻撃とほとんどの時間帯を支配しています。
 今日の立役者はフットレ。長居の時に見せた光るプレーが、随所にみられました。今までなかなか難しかった中盤でのタメができ、さらに左右(主に今日は右の一樹へ)へのパスなどはすごいというより芸術的ですらあります。一樹もやりやすかったんではないでしょうか。
 もう一つは永井の動き。積極的に球を受け、ドリブル、パス、シュートといい感じでした。
 全体的にパスの精度が上がり、選手も動いてボールを回すようになっています。中盤の危険な場面でもほとんどパスをカットされませんでしたし、素晴らしい進歩と言ってよいでしょう。レシャック監督がしたかったサッカーが見えてきたと思います。

 次は福岡です。気を抜かずに戦いましょう!もちろん私も応援にいきます。


昨日の東戸塚  as of 1998/05/05

 東戸塚の練習場に行って来ましたが、横浜新道が連休のせいもあって大渋滞。着いたときにはすでに最後のシュート練習をしているところでした。
 連休中ということもあってギャラリーも100人以上。選手の皆さんもサインに応じたり、スマイルカードを配ったりと大サービス。いつもの事ながら、本当に選手の皆さんの真摯な姿勢には頭が下がります。
 サンパイオ選手帰国されています。アンデルソン選手と楽しそうに?練習をしていました。フットレ選手は練習別メニューだったそうです。古傷を抱えていますからね〜。


セレッソに勝利 一樹2得点  as of 1998/05/03

  当日は雨の予報だったので、心配していたのですが、大阪に着いてみると高曇り。ちょっと暑く風が強いもののまずまずのお天気。
 長居競技場に昼前に着くと、すでにオーレヨコハマの先発隊(といっても京都戦からずっと関西で泊まっていたとのこと)が列を作っていました。

 5万人入るスタジアムはさすがですが、試合開始1時間前のホーム側のサポーターの集まりは今一つ。パイが大きい分ゆっくり来ても座れないということはないので、だんだんゆっくりになってしまうのでしょう。このへんは7万人のスタジアムをホームにするどこぞのチームも他人事ではないのかもしれません。横浜フリューゲルスのサポーターも大阪在住者や横浜からの遠征組などでそこそこの人数になりますが、ホーム側にはかないません。

 今日の先発驚きのその一はCB原田。前回の京都戦の時書き落としましたが、原田が途中交代してバランスが良くなった部分が大きかったので、中盤での起用を予想していたのですが、DFとは。先発驚きのその二はフットレの起用。来日してまだ間がないのですが早速投入してきました。

長居スタジアム

    三浦  永井  一樹

    アンデ   フットレ
    ルソン

      山口  瀬戸

    前田  原田  薩川
 と一応ポジションを書きましたが、前はかなり自由なポジション取りをしていて変幻自在。しかも全体的にボール回しがきっちりできていて、セレッソの中盤を凌駕します。
 先制点は10分ころ一樹。右にでたパスを俊足でさらって、そのままゴール前に切れ込み右足でシュート。相手DFかGKに阻まれるものの、跳ね返ったボールが再び一樹へ。今度は左でシュートして得点します。
 この失点で目が覚めたかセレッソが中盤でパスをつなぎ、サイドをえぐってくるようになります。これはこの試合全体を通じてそうだったのですが、セレッソのサイド攻撃は魅力的でした。フリエ側でのCKの多さからもわかるように、サイドからセンタリングを上げてゴール前で勝負という戦術が徹底されていたと思います。しかしセンタリングのタイミングが遅い事が多く高正云にアーリークロスで合わせる得意のパターンはほとんどありませんでした。
 唯一の失点は20分頃、左サイドを破られて浮かせ気味のシュートを楢崎が弾いたところを詰めていた西沢に押し込まれたもの。失点はこれだけでしたが、センタリングをあげられてGKがセーブという場面は多かったです。
 セレッソ、フリエともに中盤での早い展開が続き、早い動きのあるゲームになります。その中で三浦とフットレがポジションチェンジ。フットレが左、三浦が右に。その次のプレーで三浦の得点が生まれます。右に出たパスに三浦が追いつき、角度のないところからシュート。ボールはサイドネットを揺らします。
 後半にはいっても前半の傾向は変わらず。セレッソも中盤で頑張りますがフリエもリズムのあるボール回しで対抗します。やや気になったのはフットレ。来日初ゲームですから周りとはまだしっくりきていません。またやや下がり気味になる傾向があり、まだリズムにのれません。10分頃そのフットレを下げて遠藤を投入。遠藤は立て続けにチャンスを作り沸かせます。縦に出したかと思えば切れ込んだりといい感じです。それに引きずられたかやや甘くなったマークをぶっちぎってスルーに走り込んでGKと1対1に持ち込んだのは一樹。きれいに決めて今日2点目。
 しかしここからのセレッソはさすがでした。2点差になりながらも集中を切らす事なく、中盤からサイドへボール配球を続け、ピンチが立て続けに。ここで踏ん張るDF陣。さらに疲れの見える永井を下げて尽を投入します。ありゃ、レシャックさんにしては珍しい采配だな〜と思ったものです。原田、今日も素晴らしかったです。自信をもってプレーをしている姿がとても印象的でした。
 後半の30分近くは苦しい時間帯でした。2点リードという頭もあって、全体的にやや下がり気味になってしまったところが原因だったかも知れません。
 その苦しい攻防に決着をつけたのはキャプテン山口でした。GKが前に出るところをシュート。DFがゴール前で防ごうとするもののボールはゴールイン(その後DFが「手」でかき出しているのですが、副審がちゃんと見ていてゴールが認められています)。

   1−4とスコア的には大勝でしたが、セレッソはそんなに悪くありませんでした。逆にちょっとしたことで失点する可能性もあったわけで、両手をあげて大喜びという訳にもいきません。また中央突破からの得点が多いのも気になります。中央をマンマークできっちり守ってくるチームと戦った場合にいまの行き方でどこまでいけるのか。と心配すればきりがないですが、徐々にチーム状態が上向いているのは間違いないと思います。

 次は横国での広島戦です。気を抜かないできっちりサポートして行きましょう。


みなと祭,選手がパレード参加  as of 1998/05/01

 クラブのリリースによりますと、5月3日のみなと祭に若手の選手が参加するようです。以下リリース。

来る5月3日(祝・日)に開催される「平成10年度横浜開港記念みなと祭 第46回国際仮装行列」のパレードに、今年も横浜フリューゲルスの選手が参加いたします。
「平成10年度横浜開港記念みなと祭  第46回国際仮装行列」は、国際港都市・横浜ならではの国際色豊かなパレードで、観光・産業の発展と国際親善を目的に毎年開催されており、今年で46回目を迎えます。
当日のフリューゲルスのパレードには、選手だけでなく、フリューゲルスジュニア、チームキャラクターとび丸、フリューゲルスレディも参加します。

■名 称:

■日 時: ■コース: ■主 催: ■参加予定選手: