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フリエNEWS 1998年 4月分


京都に辛勝  as of 1998/04/30

  おそらく30度近くまであがった気温の中、3時キックオフ。西京極競技場からは遠く山が見え、京都なんだな〜と実感します(大文字焼きはしてなかったですが……)

 試合は今期でもっとも苦しい展開だったと思います。サンパイオがいないため、山口がまったく上がれず、また悪いことにDFを意識しすぎてかアンデルソンやイゴールまで下がってしまい広大な中盤を京都に提供することになります。前半はとにかく攻め込まれるパターンが目立ち、逆に攻撃する間がほとんどありませんでした。また、今日の主審モットラムさんはファールをきびしくとっていたのか、イエロー連発でした。

 前半40分頃の失点は右サイドからのセンタリングが黒崎に当たり、そのまま楢崎の手をかすめてゴールインするというもの。まあ事故のような失点ですが、それまでにも幾度も危ない場面がありましたから1点で済んだと思う方が良かったです。

西京極競技場  後半に入り、10分ころイゴールがイエロー2枚で退場。よく見えなかったのですが、なんかやったみたいです。主審に抗議に行こうとするイゴールを止めるアンデルソン、まだ若いのになかなか良いです。

 10人になってから点が入るというのもなんですが、実はイゴールが抜けてバランスが良くなり、京都の上げすぎのDFの裏にスペースが出来ます。そこを見逃さなかったのは途中交代の一樹。左サイドを素早く上がって、あっと言う間にペナルティエリアに浸入。たまらずDFがファールで止めに入りPKを得ます。このPKを三浦が確実に決めて同点。

 しかしこの暑さで、10人のハンデは大きく、その後もアンデルソンや一樹の突破でチャンスを作ろうとするもののゴールは割れず、逆に楢崎のファインセーブで失点もせずと膠着状態。双方歩く選手がでるなど、きびしい試合になります。

 試合は90分で決着はつかず、延長前半でも決まりません。疲労はピークにさしかかろうというとき、またしても一樹。DFを振りきって1点目とほぼ同じコースを直進。またしてもファールで止める京都。PK。まるで1点目を再生しているかのようでした。三浦も落ち着いて決めVゴールで勝利しました。

 正直いって、10人でこれだけがんばれる選手の皆さんはすごい。京都も良かったので、それを1点で押さえたことは意味があると思います。次のセレッソ戦につなげたいです。


サンパイオ選手ブラジルに帰国  as of 1998/04/25

 リオデジャネイロで行われるブラジル対アルゼンチン戦出場のため、サンパイオ選手は25日の試合終了後、帰伯されました。29日の京都戦には出場しません。次のセレッソ戦の出場は微妙です。


ホーム初勝利! 2−0で市原を押さえる  as of 1998/04/25

 ホーム三ッ沢に市原を迎えてのJ第8戦。いまだにホームでの勝利のない横浜フリューゲルスに対し、今一つ波に乗りきれない市原の対戦。試合開始前にどうにか上がってくれた雨のおかげで2試合連続ずぶぬれでの応援は避けられたものの、湿度が高くぺたぺたします。

 試合は前半10分くらいもたつくものの、20分ころの永井のゴール(ゴール裏からでよく見えなかったのですが、薩川からのスルーパスに永井が合わせてのゴールだったようです)で完全に流れはフリューゲルスに。
 DFは前田、薩川、佐藤尽でかなり良い感じです。特に尽は気合いの入ったDFでちょっと怖いくらい。MFはサンパイオが入って随分安定しました。しかし今日一番目立ったのは楢崎でしょう。前半から市原のシュートをことごとくセーブ。思いきりのいいプレーはさすがです。

 オフェンス陣も永井がいよいよ合ってきましたし、三浦も徐々に復調の兆し。これでアツがくるともうすさまじいことになると思うのですが、どこかに迷いがあるのかな〜。早く吹っ切れてほしいです。アンデルソンは、動きは良いのですが、惜しいミスがあったりしましましたがこれからにまだまだ期待です。服部は豊富な運動量で貢献します。

久しぶりの三ッ沢

 アンデルソン 服部  永井

     イゴール
 
  三浦        山口
     サンパイオ

  尽   前田   薩川    ちょっと違うかも………。
 神戸戦に続いて思ったのは、ボールがうまくつながるようになってきた、ということ。以前のポジショニングの呪縛からはなれて、個々の選手が動いてパスを受ける状態を作ろうという意識が見えます。パスの精度も上がっている&判断が速くなっているということもあるのかもしれません。最初鳴り物入りで始まった3−4−3システムですが、その強烈なシステムを消化するのにはやはり時間がかかるということでしょう。あるいは、すでにシステム的には3−4−3ではなくなっているかもしれません。
 両ウイングは当初前線に張り付くという指示だったのですが、この試合では(神戸戦でもそうでしたが)割と自由に上がったり下がったりしていましたから、3−6−1のサイド強化版?とでも言いましょうか。あまりシステムの話をするのも不毛なのですが、そんな感じで見ていました。
かなべークン  もう一つ心強かったのはイゴール。大男なのにあの身のこなしはすごいです。また、DFに寄せられてもしっかりボールキープ出来、なかなか転びません。さらにそこからボールをさばくのもなかなか。永井や服部との連携もまずまずでしたので、これからが楽しみです。

 試合は後半に入っても押し気味に試合を進めるものの、なかなか追加点が奪えません。追加点は後半15分頃。ゴール前でこぼれたボールをパス交換し、イゴールがキーパーを見据えて右隅にややループ気味にシュート。ゴールの瞬間がスローモーションで見えるようなすばらしいゴールでした。
 このゴールで戦法を変えたか、市原もサイドを崩しにきていたのを、徐々に中盤を省略して縦パス一本でゴール前に送るようになってきます。このあたりはフリエDFのあまり得意とするところではないのか、シュートを連続してあびますが、楢崎の好セーブで失点せず、結果2−0で勝利しました。

 試合全体としては、パスミスも少なくなり、正直「安心して」見ていられたと思います。選手の皆さんの気合いの入り方も並ではありませんでした。これからも1勝を積み上げて行きたいですね。


フットレ選手獲得を正式発表  as of 1998/04/22

 クラブは昨21日、正式にフットレ選手の獲得を発表しました。これによるとレンタルの形のようです。以下プレスリリースです。

新外国籍選手獲得のお知らせ 1998.4.21

FUTRE  横浜フリューゲルスは、新外国籍選手フットレを期限付き移籍で獲得いたしました。
契約期間は今シーズン終了までの8ヶ月契約です。来日は4月末を予定しております。

■フットレ選手プロフィール

氏 名   :PAULO JORGE DOS SANTOS FUTRE
       (パウロ ホルヘ ドス サントス フットレ)
ニックネーム:フットレ
生年月日  :1966年2月28日(32歳)
出 身 地 :ポルトガル
ポジション :FW
身長/体重 :175cm/72kg
使用言語  :ポルトガル語、スペイン語
サッカー歴 :1981〜83年 スポルディング リスボン(ポルトガル1部)
       1984〜87年 オルポト(ポルトガル1部)
       1987〜93年 アトレチコ・マドリッド(スペイン1部)
       1993〜95年 ベンフィカ(ポルトガル1部)
       1995〜96年 ウエストハム・ユナイテッド(イギリス1部)
       1997〜    アトレチコ・マドリッド(スペイン1部)

 【主な戦績】 
    ポルトガルリーグ優勝 3回
    ヨーロッパカップ優勝 1回
    スーパーカップ優勝  1回
    スペインカップ優勝  3回

代 表 歴 :ポルトガル代表歴 44回

 特 徴  :左サイドFWとして非常にスピードある選手。ヨーロッパの実績が高く、
       代表を長年経験したベテラン選手。

  ※背番号は31番を予定しています。
  ※来日まで写真はございません。予めご了承下さい。


サンパイオ選手またしても代表入り  as of 1998/04/20

 ブラジル代表にまたしてもセーザル・サンパイオ選手が選ばれました。

 4月29日にリオで行われる、アルゼンチンとの親善試合の出場選手が発表され、サンパイオ選手がまたしても選出されました。ということは29日の京都戦は出場できない見込み。2日のセレッソ戦出場も微妙になりました。

 嬉しい反面、ちょっと不安なゴールデンウィークになりそうです。

 ついでにザガロ ブラジル代表監督が発表したブラジル国外からの召集メンバーは次の通り。

アウダイ−ル(ローマ)、カフー(ローマ)、ロベルト・カルロス(レアル・マドリッド)、ゼ・エリアス(インター・ミラン)、ドリーバ(ポルト)、フラビオ・コンセンソン(ラ・コルーニャ)、セーザル・サンパイオ(横浜フリューゲルス)、レオナルド(ミラン)、ライー(パリ・サンジェルマン)、ロナウド(インター・ミラン)、エジムンド(フィオレンチーナ)

#アニマルとも悪童とも言われるエジムンドの代表復帰にブラジル国内は騒然。
 ちなみに3年前パルメイラストリオが来日したばかりの時、「ワオ ワオ ワオ サンパイオ アニマル」という応援がありましたが、あれはパルメイラスではエジムンドの応援でした(だからアニマルなんです)。これを聞いたサンパイオ選手がどう思ったかは定かではありませんが、いつしかこの応援は消えてしまいましたね。
 なお、サンパイオ選手は「セーザル」が正しい発音で、「セザール」は日本語表記だそうです。先日サンパイオ選手に直接確認したところ「セーザル」が正しい読み方だ、と言われていました。今年に入って応援の方も「セーザル」に変えていますが、お気づきでしたでしょうか?


元ポルトガル代表FW、パウロ・フットレを獲得か?  as of 1998/04/19

 神戸戦後の記者会見で、レシャック監督が記者団に明らかにしたところによると、クラブは元ポルトガル代表で現在アトレチコ・マドリッドに在籍しているパウロ・フットレ選手を獲得した模様です。


神戸に1−4で快勝!  as of 1998/04/19

 雨の天気予報を受けて、万全の雨対策をして横浜を朝6時に出発。下りの東名高速はまったく渋滞もなくお昼すぎには三宮についてしまいます。思っていたよりも早く着いたという感じです。神戸ユニバ記念競技場は割と大きな駐車場があり、試合開始前4時間前についた時にはまだガラガラ。一番上の階に止めて競技場に向かいます。
 並び出した頃から急に風が出てきて、雲行きが怪しくなり、5時の開場時間にあわせるかのように雨が降り出します。大粒の雨に、一時屋根付きの通路に避難。地元のサポーター差し入れのおにぎりやお菓子、神戸で一番おいしいという○○の(肝心の名前を失念)シュークリームが出てきたりとすっかり和んでしまいます。
 試合開始30分前から応援開始。フリューゲルスは遠隔地なのでサポーターが少ないのは仕方がないのですが、それに負けないくらい少ない神戸サポーター。しかしキム・ドフンが加入して気合いは充分入っているようです。
 スタメンの発表でサポーターからざわめきが。サンパイオはDH?いや山口とドイスボランチか??? キックオフ時にも雨は降り続けます。非常に滑りやすいフィールドに双方の選手とも滑りまくります。

スタメン

アンデルソン  服部   佐藤一
        永井
    三浦       山口
       サンパイオ
  佐藤尽   前田   薩川
        楢崎
 この試合でまず感じたのは、フリューゲルス中盤での高い守備意識。必ず相手が中盤でボールを持つと選手がつき簡単にパスを出させません。またあらかじめパスコースを消しに行っているので相手のパスミスが多くなり簡単に自ボールになることが。
 DF3人はゾーンで守っていますが、尽が完全に馴染んだ感じです。前半もオ〜ッというプレーがあります。高いボール支配率を維持するものの、なかなか得点できません。アンデルソン、一樹にボールが出るもののセンタリングの精度や走り込みのタイミングが合わない、相手DFの好守などで惜しい機会をものに出来ません。またCKもアンデルソンが蹴ったりしますが、ファーに流れたりしてうまくつながりません。
 前半30分頃、フリューゲルスゴール前のシュートを前田が防ぐものの、ハンドの判定。このPKを永島に決められ1−0。この1点で疲れがでたかやや引き気味になりゴール前につめられるものの、失点せず。一度は楢崎と相手選手が接触して、そのボールがゴールに転がり込む寸前に前田がクリアするなど危ない場面もあるものの1−0で前半を折り返します。1点ビハインドですが正直負ける気はしませんでした。

 後半に入り神戸がDFラインを上げて中盤でコンパクトにボールを回すようになります。しかしその上がったラインの裏に山口がスルー。これに反応したのは永井でした。キーパーを抜いて転がったボールはゴールに。長く待った得点がついに入りました。フリューゲルスゴール裏はもちろん狂ったように大喜び。
 その喜びように気を取られていた訳ではないのでしょうが、相手DFが集中を切らしているうちに同じように今度は永井のスルーパスから服部がゴールを決めます。服部は完全にフリーでしたし、シュートも自信をもって蹴っていました。3分間で逆転に成功。
 この後も神戸DFの裏を右に左について攻撃を続けます。中盤でもほぼ圧倒して薩川の華麗な上がり&シュートなどもありもう手を着けられない状態に。左を上がってきたアンデルソンが豪快なミドルで3点目。ほぼゲームを決めます。後半30分ころには一樹、服部を下げて瀬戸と原田を投入。特に原田は素晴らしい動きで神戸DF陣を翻弄します。おしいシュートチャンスもありました。
 終了間際には、サンパイオからのスルーパスに山口が走り込み、GK石末が飛び出しているのを見透かすようにループでゴール。結局1−4で勝利しました。なお、この勝利がJ始まってからの100勝目だとのことでした。

 試合内容としては、今日は相手の浅いDFの裏に中央を突破する形での得点が多かったのですが、本来的には左右からもっと崩しての点がほしいところです。そのあたりがまだまだこれからでしょう。三浦選手がもう少しブレイクしてくれるとすさまじいことになると思います。またサンパイオはやはり今の位置が良いように思いました。守備面だけでなく、攻撃面でのバリエーションが大きく広がるのです。レシャック監督もその辺を考えての布陣だったと思います。

 5連敗中は選手のみなさんも大変だったと思いますが、この試合の後の様子を見てちょっとほっとしました。勝った勝ったとうわつかないところがまた良いです。
 帰りの東名高速はもちろんガラガラだったのですが、あまりの疲労で途中仮眠をとりながら帰ってきましたので、帰浜したのは19日のお昼ころでした。

 苦しい時も、悲しい時も。そして嬉しい時もサポーターはチームと、選手の皆さんと共にあります。これからも1点、1勝を大切にしていきましょう。


新外国籍選手獲得へ  as of 1998/04/17

 4月16日(木)にクラブが公表したところによると、現在代表経験のある選手(現在スペインリーグでプレーしている)と入団交渉中であるとのこと。ポジションはFWかMFのようですが、まだ正式な契約には至っていない模様です。


レディアコフ選手のケガの状態  as of 1998/04/17

 磐田戦で肉離れをおこして途中退場したレディアコフ選手ですが、ケガ自体は重傷ではなく、近々練習にも復帰する模様です。現在家族を日本に呼び寄せるための手続きに手間取っており、その関係でロシアに帰国したりしています。
 #家族を呼び寄せようということは、単身赴任でちょっとだけ日本にいようということではなく、ある意味腰を落ち着けて日本にとけ込もうというあらわれと思います。なかなかいいんではないでしょうか。


新スポンサーのインフォスフィアと平和交通  as of 1998/04/17

 新しくNTTPCインフォスフィアと横浜で大手のタクシー会社平和交通が新たにチームスポンサーになりました。チームのオフィシャルページもインフォスフィアに移動?になるかもしれませんね。


新スマイルカード配布中  as of 1998/04/17

 15日の三ッ沢での試合から98年度版のスマイルカードが配布されています。16日の練習後もサンパイオ選手などは気軽にファンにサービスしていました。


川崎に敗北するも復調のきざし  as of 1998/04/17

 4月15日(水)に行われた対川崎戦は0−3で破れました。

 結果は0−3の敗北でしたが、間違いなくチームは上向きになってきていることが実感できる試合でした。ちょっとチームに甘すぎるきらいがあるかもしれませんが、本当に春はもうすぐという気持ちにさせてくれる試合だったと思います。

 前半は川崎はコンパクトでいい形を作っていたと思います。フリューゲルスもDFの守り方をややマンマーク気味に変更しますが、ほぼ安定していたと思います。高木の得点はゴール前でのクリアミスを拾われてのもの。
 全体的にフリューゲルスもDFが上がって非常にコンパクトなサッカーをしていて、左サイドのアンデルソンが強力な縦突破を繰り返します。右の一樹もいい形を何度も作るものの、センタリングが合わずに中央の服部や永井に合いません。川崎は長身DFが多く単なる「ぶっこみ」では限界があったようです。その辺は三浦のドリブルにも期待したのですが、常にDFに着かれる状態で不発に終わりました。

 後半は2失点したものの、ほぼボールはフリューゲルスが支配。主にカウンターからの失点だったと思います。CKやFKのチャンスもあったのですが、固いDF陣に阻まれて得点できず。しかし前半に続いてコンパクトなサッカーで、磐田戦に比べてパスミスも激減し、やりたいことがまたわかってきました。一樹に替わった大久保もなかなか良い動きでしたし、アンデルソンも最後まで縦突破を繰り返しました。もっと積極的にシュートを打ってよかったと思いますが。

 結果はまたしても完封負けでしたが、次につながる試合になるのではと感じました。TVKテレビでは、前田治ユース監督が解説をされていたのですが、前日にミーティングを行って随分雰囲気も変わったと言われていたようです。
 ゴール前での積極性とちょっとの運でこのチームはすごいことになると信じています。今がきっと正念場でしょう(じゃないと困る?!)から、ここはまだまだ暖かく応援したいと思います。


磐田に完敗  as of 1998/04/12

 負け試合を見るのは悔しいことですが、今日の悔しさは試合に負けたことではなく、試合に負けた選手の皆さんの打ちひしがれたような表情を見ることにありました。

 試合開始5分で名波(それも右足で!)先制されますが、まあこれは仕方がないかな〜という感じでした。しかしこの1点でシステムが機能しなくなり、2点目は完全に抜かれる形で失点。このあたりでレディアコフが交代。体の切れの問題なのかどうかはわかりませんが、前半の早い時間帯での交代は謎です。ケガだったのかもしれませんが、確認できませんでした。
 その後も磐田の波状攻撃を受けるものの、磐田FW陣の拙攻に助けられます。しかし中盤での組立をするまもなく相手に寄られてボールをとられるという状態は浦和戦同様で、ほとんど相手ゴール前にボールを運ぶことができません。#前半はシュート1本くらいかも………。
 30分頃に、磐田のアレサンドロに左を上がられDFがつく寸前にループを打たれ失点します。楢崎は前に出ようとしていたので逆を取られた形になり防ぎ切れませんでした。

 後半は前半に比べて立ち直っていました。早いパス交換もあり、DF裏への走り込みもありなのですが、シュートまで持っていけません。徐々にペースをつかむ磐田は、それまで外しまくっていた中山がゴール前の混戦からゴールして4−0に。
 しかしこの後のDF陣の集中は良かったです。サンパイオが黄色2枚で退場になってからも危ないながらも失点しませんでした。そのまま試合終了。

 やりたいサッカーが、まったく見えない試合だったと思います。中盤から先へボールが供給されないため、ウイングもMFに吸収されてしまうなどの問題点もありました。
 予想以上に苦しい立ち上がりですが、まだまだ頑張って応援をしていきたいと思います。


3度、昨日の東戸塚  as of 1998/04/11

 4月10日は久しぶりの3連休だったので、東戸塚の練習場へ出かけました。しかし天気がいいので布団を干したり、たまっていた洗濯をしていたりですっかり出遅れてしまい、練習時間には間に合いませんでした。
 練習を見に来ていた人から聞いたところでは、前日と同じように11対11のミニゲームを行っていたそうです。また気になったのは、レディアコフ選手は昨日も練習に参加していませんでした。なにかトラブルでなければ良いのだけれど………。


再度、昨日の東戸塚  as of 1998/04/10

 4月9日は久しぶりの連休だったので、大雨の中東戸塚の練習場へ出かけました。「この雨だから練習中止になっているかも知れない……。」と思いながらも行ってみると、11対11でグランド3分の1くらいにしてのミニゲームが行われていました。
Training in the rain  しかしなにかおかしい?あれ、あの人は???→エンゲルスコーチでした。あのフォワードは???→リトバルスキーさんでした………。ということでとんでもない状態でのミニゲームでした(リトバルスキーさんは、コーチの勉強のために最近東戸塚に日参されているようです。昨日の項目では書きませんでしたが、ちゃんと握手もしてくれ、日本語もなかなかお上手でした)。
 出場選手はよくわかりませんでしたが、山口、サンパイオ、イゴールの3選手は欠席だったようです。あまりの大雨で監督の指示もよくわかりませんでしたが、いよいよ「禁じ手」解除のようです。
 練習終了後、前田浩二選手とちょっとだけお話しましたが、ケガの方はもう大丈夫だそうです。ミニゲームでも動きまわられていました。それと、ちょっと意外だったのはレシャック監督。人なつっこい感じの好人物ですね。言葉の壁がなければ、きっとサッカー談義に花を咲かせることができるんでしょうが……。
 そういえば大島選手は浦和戦で足を骨折しているとのこと。焦らずにきっちり直してほしいです。まだまだ出番はいっぱいありますから。同じく骨折していた埜下選手は順調に回復されているようです。


昨日の東戸塚  as of 1998/04/09

 4月8日はひさしぶりのお休みだったので、東戸塚の練習場へ東海大学との練習試合を見に行ってきました。なかなか面白かったです。
 平日というのに観戦者は約60名(一応ざっと数えましたが)、その他に雑誌の取材などが入っていて、結構にぎやかです。前半は以下の3−4−3の布陣で戦います。
vs tokai-univ

前半
   三浦  服部  氏家

       永井

アンデルソン        波戸

              山口

  薩川             奧野
     サンパイオ

            楢崎
 個人の能力的には違いのある両チームですが、東海大学はフラットな4バックでDFをかなり上げて非常にコンパクトなサッカーをします。これがかなり機能していてフリューゲルスは苦戦します。開始5分過ぎに東海大学のミドルシュートがゴールし0−1に。
 その後もボールはほぼ支配するものの、相手固い相手DFに阻まれて得点できません。試合中レシャック監督は選手を呼び寄せてそのたびに指示をしていましたが、氏家にはたぶん「もっとシュートを打って行け」という指示が、山口には「左右のバランスを考えて攻撃を組み立てろ」という指示が出ていたようです。
 前半終了間際に、三浦のCKからゴールを奪い同点として折り返します。

 後半は選手を入れ替えて戦います。後半の布陣は以下の通り。
vs tokai-univ

後半
  大久保  吉田  一樹

       永井

アンデルソン        原田

              山口

  薩川            奧野
     サンパイオ

              佐藤
 後半は疲れの見える東海大学DFの裏に一樹、大久保が走り込んでチャンスを作るパターンが増えます。まず原田のCKにサンパイオがきれいに合わせて1点、さらに一樹が中に入れたボールを吉田が蹴り込み1点(これはいい形のゴールだった)。一樹自身も1点決め、大久保のミドルもポストに当たりながらもゴール。さらに吉田がもう1点決めました。東海大学もCKからの追加点をあげ、結果6−2で終了しました。
 練習試合ですから、スコアはあまり関係ないです。内容は前半はサイドを持ち上がって服部なり永井なりに任せるという戦術だったと思いますが、なかなかチャンスを生かせませんでした。後半は、一樹、大久保の両ウイングが、上がっているDFの裏をとってボールを中央に送るのがチャンスを多くつくりました。
 前田浩二選手はやはりケガのようです。グランドを一人でランニングして調整していました。瀬戸選手と遠藤選手はJヴィレッジでの合宿に参加中。イゴール選手も見えませんでした。


平塚に1−3で敗北  as of 1998/04/06

 4月4日(土)に横浜国際競技場で行われた対平塚戦は、前半30分の山口のゴールで先制するものの、後半3失点し敗北しました。

 ホームでの勝ちのほしいフリューゲルスに対し、顔面骨折から復帰したロペス、中田を中心に攻めの形を作る平塚の戦いは2万4千人と三ッ沢では入りきれない観客数の中で行われました。
 前半はパスがきっちり通る場面が多くなり見ていて楽しいサッカーだな〜と思いました。そんな中で気になったのが前田選手の交代。どうして前半5分?で交代なの?ケガなのかとも思ったのですが、そんな節も見えなかったし、ピッチから出てから黄色いコーン(監督はここから出ちゃいけませんっていう印の)を蹴りまくっていましたから。
Inter-yokohama  前半は平塚の中田もほぼ封じられて、呂比須もチャンスにからむものの得点にならず。サンパイオの素晴らしいディフェンスがさえます。また今期初出場の奧野の出来も良かったです。平塚がチャンスをつぶすうち、逆に山口が田坂のクリアミスを見逃さず、30分に決め先制します。
 前回の浦和戦、名古屋戦にくらべパスがつながるようになり、明らかにボールをもらってから出すタイミングが短くなっています。相手がパスコースに入る前にパスが出せるために随分パスミスは減った印象です。

 ところが後半は状況が一転します。前半は、「おお、だいたいやりたいことがわかってきたぞ」という感じだったのですが、後半はMF、DF共にゴール前張り付き状態になってしまいます。
 前半は封じていた中田が中盤で自由にボールを持つようになるとたびたびピンチを迎え、呂比須・中田に決められ1−3で敗北しました。ゾーンディフェンスの弱点でもあるゴール前で逆に振られて、2列目に飛び込まれるパターンでの失点もありました。
 レディアコフ、まだまだわかりませんが、あたりが強いのはロシア流なのか?スペイン仕込みか?平塚の選手が吹っ飛んでいました。プレーの方はもう少し見てみたいというのが率直なところです。しかし来日して数日での試合としては合格でしょう。
 最後に気になることが一つ。松尾さんのページで監督の記者会見が出ていますが、もしこの会見での話が本当だとすると困ったことですね。選手の個人能力の問題なのか、戦術の問題なのか。このあたりの判断を間違えると………。


レディアコフ選手来日  as of 1998/04/03

 すでに来日して、練習にも参加しています。30番をつけるようです。
#フリエNEWSでお伝えしたのはどうも一月間違っていたようです。謹んでお詫び申しあげます。