このページでは、みなさまからのアンケートなどで特にお問い合わせの多い、「横浜フリューゲルスの応援」についての質問(FAQ)についてまとめてみました。
Q1.
A1.
現在の3団体の三ッ沢球技場ゴール裏での位置は
Q2.
A2.
Q3.
A3.
クラブ側の開催趣意:
選手からのコメント:
Z選手:
日頃から、「どうして?」「なぜ?」と思っている方にとって現状理解の一助となれば幸いです。また、こんなことを知りたい、教えてほしいということがありましたらお知らせください。
ゴール裏の応援団体は全部でいくつあるのでしょうか?
はっきりとはわかりませんが、おそらく30団体程度ではないかと思われます。(もちろん団体の形態をとっていないものを含めると、例えば家族サポーターなど、もっと多いと思います)
この中で人数的に最大なのは、佐藤工業サポータークラブと思われます(推定200名程度)。また、主に応援のリードを取っているチームは以下の3団体と思われます(これは私のいる場所からの確認ですので、他にもあるかもしれません)。
1.オーレ ヨコハマ
2.ASA AZUL(アーズ アズール=ポルトガル語で「青い翼」の意)
3.TIFOSI(ティフォジ=おそらくイタリア語で車に熱中する人の意、転じて熱狂者)
バック | | |ゴール |メイン
スタンド| +−−−+ |スタンド
| |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−||−−−−+
2 3
1 ゴール裏
佐藤工業
電光掲示
となっています。
同じチームの応援で、どうして違う応援をしているのですか?
これはJリーグ開幕時からのお話をする必要があります。
Jリーグ発足以前は、横浜フリューゲルスの前身である全日空にもサポータークラブはあったようです。(ANNA(アンナ)というチアリーダーチームもあったそうですが、スチュワーデスさんが多かったのでしょうか?)当時はどのクラブもまとまったサポーターというものがほとんど存在せず、各クラブ共ナビスコ杯を契機にサポーターの組織化を計っていくことになります。この課程で横浜フリューゲルスに誕生したのが「横浜JETS」です(92年の秋頃成立か?)。(鹿島では「インファイト」が、マリノスでは「マリーシア」が活動を開始した時期にあたります。)なお、この時期にすでにTIFOSIは活動を開始していたようです。
「横浜JETS」は、比較的順調に推移していったようですが、93年の6月頃のサンバ事件がもとで分裂していくことになります。このあたりも私は伝聞でしかないのですが、サンバ方式の応援を導入するにあたってのすれ違いが発端だったようです。かくして、「横浜JETS」(応援場所はバックスタンド)と分裂した私設応援団(後にTIFOSIと合流?、応援場所ゴール裏)とに分裂したのです。
当初は、お互いに重ならないような応援をしていたのですが、違う応援パターンが出来、さらに応援の重ね合いなどが頻繁におきるようになって、ついには非常に険悪な関係へと進んでいってしまいます。
昨年一方の当事者である「横浜JETS」が解散した後も、各団体間での協調は実現せず現状に至っています。
97年のオフシーズンに各応援団体の代表で話し合いが行われたそうですが?
97年オフにいくつかの応援団体間で応援についての話し合いが行われました。これは主にクラブ側からの呼びかけによるもので、「オーレヨコハマ」もそのすべてではありませんが、出席しています。
昨年の選手との契約更改交渉の中で、選手側からの意見で多かったのが「もっとファンの人と交流をもちたい」ということと「一度でいいから浦和や鹿島のような一つになった応援の中で試合をしたい」という点だった。ファンとの交流については今後積極的に進めていきたいが、応援の一本化は不可能なのか、クラブとして確認したい。
X選手:
フリエを強くするためには、3つ4つに別れていては1/3、1/4の力になってしまう。また、フィールドから見ていると他のチームが応援をしているときに、応援しないでいる他のグループの人が目立って見えてしまう。
まずこういった交渉の場を作ったことが重要。自分もサポーターをやったことがあるので、一人ひとりの考え方はよく分かる。選手の立場からすれば、仕事と(サポートを)両立していくのが大変なのはよく理解しているつもりだ。
グループ同士が仲が悪いのは、それぞれに考え方に違いがあるからで、それが分裂の理由なのは当然である。しかしまとまったサポートがなければ負けているときの我々の励みにならない。一つ一つのグループが譲り合わなければならないのではないか。
(各サポーター団体の)敵は、東京から15分という立地(サッカー以外にも楽しい遊びがいっぱいあるという意味か?)、や宿敵マリノスだ。色々な考えの人がいる横浜という大都会のチームのサポートを一本化するのが第一の目標ではないか。
サポーターはサッカーにとって非常に大切だ。サポーター抜きの試合は成立しない。空いているスタジアムではさびしい。
当初は、各団体とも否定的な見解でしたが、3月上旬の会合で「ASA AZUL」が「サンバ系の応援ではみんながまとまれないというのであれば、今後試合中にサンバ系の応援はしないということにしたい」と譲歩。「オーレ ヨコハマ」および他のオフィシャルサポーターチームも同意して、3月8日は太鼓の位置をあわせて共通の応援を行いました。(外見上は1グループのように見えますが、グループとしてはあくまで複数です)
TIFOSIを含めての交渉も続行中ですが、残念ながら今年のJ開幕には統一応援は間に合いそうにないと言うのが、現在の感触です。