火の鳥 鳳凰編

 
 
正式名称 火の鳥 鳳凰編 我王の冒険
販売会社 コナミ
製作会社 コナミ
販売年月日 1987/01/04
ゲームジャンル ACT
操作機器 十字ボタン、2ボタン
プラットホーム FC
関連作品  
ゲーム画面
[火の鳥完成]

解説 手塚治虫氏がライフワークとした火の鳥。
その中の鳳凰編の設定を基にしたアクションゲーム。
ストーリーは時空を超え散らばった火の鳥の彫刻を我王が集めると言うもので、同時期に公開された劇場版との相乗効果もありヒットとなった。
その他  
 
CABed.Uの思い出

わたし火の鳥大好きなんですよ。
火の鳥ファンで一番に好きなエピソードは何ですかと聞くと、多分ヤマト編とか太陽編とかを挙げる方が多いと思うんですが、
私くらいの世代だと、ちょうど小学生の頃に映画公開されたこともあって、鳳凰編が一番印象深い作品として残っているんじゃないかなぁ〜と思うわけです。

当然、私も鳳凰編が一番印象深い作品で、一番好きな作品なんですよね。
隻眼隻腕の我王とエリート仏師茜丸のドロドロの関係。
良弁上人、ブチ、速魚という脇役たちも非常に立っていて、我王の成長に多大な影響を与えるわけです。

そして、その我王が仏の道につかえ、貧しさにあえぐ人々の心の救済を始めるというその姿を通じて、
生きることの意味、輪廻転生とは何かというテーマを手塚先生は投げかけているような気がして、非常に感銘を受けた作品です。

さて、このゲームですが、前述の私が感銘を受けたストーリーは全く関係ありません。
一応、我王が作った火の鳥の絵の彫刻が、誰かによって16枚に割られ、大和、来世、未来の3つの時代に隠されたので、それらを見つけ出し彫刻を復元するというストーリーがあるんですが、原作にはそんなストーリー全くありません。
関係あるのは設定のみ。
っていうか、我王=奈良時代の鬼瓦が得意な仏師という設定のみです。
恐竜は出てくるし、エイリアンは強襲するし、モアイ像は団体で襲ってきます。

ここまで来ると、「よくぞやったな!」と褒めてやりたくなります。
まぁ、ゲームとしてはなかなかよくできていましたので、必死に自分を納得させてプレイしていた記憶があります・・・
コナミって、せこいんだなぁ〜と思ったのはこの作品が初めてでしたね・・・

2003/04/22

得点 83点
 
裏技内容 コマンド 備考注意事項
メッセージ A,B,スタート,セレクトを押しながらリセットを押すとメッセージが表示される  
自殺 プレイ中にセレクトを押すと自殺する ポーズ中でも自殺します。
我王大増殖 1)得点を23450点にし、鬼瓦の数を50個に合わせる。
2)ライフをフルにし、A,B,を同時に押し続ける。
3)タイムが100になると我王が増殖する。