山の記録など  近畿100名山達成!
●秋の大峰七面山(2006.11.3,4)
七面山は2度目であるが、前回は石楠花の頃で花のトンネルをくぐる豪華なものであった。
その前にも2度ほどアタックしたが、雨で断念したり、取り付くところを間違えて登山口に下りてきたりで散々であった。
最近はかなりメジャーな山になり、集落を通らない道が作られるほどである。
実は今年も石楠花を狙ったのだが、林道に穴を開けて工事中で泣く泣く引き返すという屈辱を味わっており、今回成功でも2勝3敗という劣勢である。
今回はネットなどで調べて、カラハッソウ谷を遡行し奥駆道に至り、それて七面山に回って取り付き点に戻るというロングコースを選ぶことにした。
今回は同じ会社の0Bに他の会社のOB、さらにそのメンバーの友人のお医者さんまで加わり、友達の友達はまた友達だ!ということで5人のチームとなった。外科のお医者さんを同道してのなんとも贅沢な山行である。
前の日の昼前に集合し買出しの後、篠原集落の先の登山口へ向かう。高野辻という峠を通っていくが、ここからの眺めは素晴らしい。大峰の端から端まで一望である。ここから尾根通しで滝山・天和山に行けそうで、林道も延びている。これはそのうちということにする。
出来るだけ登山口近くで泊まる予定であったが、なんと登山口に行く林道入り口のゲートが閉まっているではないか。やむを得ずしばらく引き返して広い河原に泊まることにする。燃料を集めテントとタープを張ってなべの用意も済んで酒盛り開始。周囲もなかなかの紅葉である。先生は焚き火にすっかりはまってしまい、焚き火奉行をお願いする。あと、なべ奉行を任命して今回の人事は終了する。今回はアクをすくう役の悪代官は空席とした。アクは有効成分だったりするのである。2人が初テントで、1人は永く河原乞食を拒んでいたのだが、まんざらでもなさそうである。1泊3食飲み放題で一人当たり実費1100円である。7時頃に暗くなって登山者が1人降りてくる。迷ったのかスタートが遅かったのか、心細かったであろう。その夜は歌やハモニカで盛り上がる。
翌日は5時半に起きだして、なべにうどんを入れて朝食を済ませる。7:30ゲート近くに車を止め、林道を登りだすが、ゲートのせいで片道1時間以上のロスである。登山口から更に林道を進むが、折角登ってきたのにどんどん川に下っていく。登山口から先は車は無理なほど落石があったりする。林道が尽きると涸れた沢登りとなり、ゴロゴロの岩を登って行く。
                                        

          カラハッソウ谷を登る(M先生撮影)


            神仙平への登り

沢の周囲はなかなかの紅葉で、明星岳が大きな山容を見せている。沢の終わり辺りで右の支流に入り、すぐに岸にはい上がる。草つきの急坂をよたよた登って行くと、ややゆるやかな草原に着くが、ここが神仙平らしい。ここで休憩後、舟のタワを目指すが、道もテープもないので適当に低いところを目指して石とコケの急坂を登って行く。なかなかきつい。他の記録に比べて大きく遅れて奥駆道に這い上がる。舟のタワの少し南のテント適地に着いたようだ。軽く昼食しながら、明るいうちに降りられるか少し心配になって、残りのコース時間の算段とヘッドランプの数の確認。南から5人ほどの客が通過する。聞けば今朝前鬼を出て来たという。昼ちょっと過ぎにここまでくるとはすごい健脚である。

            奥駆道で昼食中健脚5人組の通過(M先生撮影)

楊枝の森を目指ししばらく尾根を伝うと、七面山遥拝所の標石があり、その右手にまばらなテープを見つけ、楊枝の森の登りを避けてそれをたどるが道らしい道ではない。テープを探しながら進む。やがて楊枝の森の頂上からの道と合したのであろうか、道がハッキリしてテープも増える。

              七面が近づく
広い大峰らしい尾根をゆっくり下って行きぐんと登れば七面山東峰である。あまり展望はないし、がけの上に出ようとしたがちょっと容易でないようであるのであきらめる。先ほどの神仙平やあけぼの平が美しく見える。時間が心細いので西峰へ急ぐ。あけぼの平はあきらめてすぐに下りにかかる。石楠花の林はまだつぼみがついていないようである。長い尾根伝いから植林帯の中の急降下を続けてやっと林道に下りる。無事生還!。林道をまた延々と歩いて車に着いたのが17:00近くであり、うーむ、9時間半かかってしまったか。前後の林道歩き2時間を考慮してもちょっとペースが遅くなってきているようだ。年のせいでやむをえないか。それでも永くあこがれていたルートなので満足感にひたる。
テント撤収して岐路に着く。2,3日太腿が張ったのはいうまでもない。

       M先生がしっかりGPSでウエイポイントのログを取りカシミールで絵にして頂いた。
       ゲートははるかに左の方である


●何度目かのおおやまれんげ
2006年7月半ばにちょっと遅めであったが、近畿最高峰の大峰山系八剣山に特別天然記念物おおやまれんげをまたまた見にいった。
行者還りトンネルの東口にテントを張り、なべやトマト料理で例によって盛大に宴会。
東口からの新しい道を使うことにして、7時過ぎに出発、帰還は16時半近くであり、西口より1時間以上かかるようであるが、道はややゆるやかである。しかし風が通らず蒸し暑い山行きとなった。梅雨のさなかであったが幸い雨にはあたらなかった。
なにかに当たって腹をこわし、仲間に迷惑をかけながらブドウ糖のかたまりをたよりのヘロへロ登山となった。
おおやまれんげはやや元気になったようで一昨年よりすこし花が増えていた。また、明星岳まで足を伸ばしたがその足元の群落を鹿から守るための高い金網の工事が1人の兄さんの手で進められていた。ここから狼平の先まで行く新しい道が付けられていたがご利益もない道なのでそのうち消えるのではないだろうか。

八剣山直下のおおやまれんげ


一のタワ付近の奥駆道 入峰3回の行者にはなつかしい道である。
百名山コースからはずれると世界遺産の道もか細い。


●これは2002年秋の大台正木ケ原です。枯れ木が随分増えていました。冬に笹が雪に覆われるため、それを餌とするする鹿がトウヒなどの皮を食べてしまう為です。鹿の駆除が計画されているようですが早くしないと禿山になりそうです。もともとはうっそうとした原生林で苔が生えていたのですが、伊勢湾台風で木が倒されて日が当たるようになり、笹が生え、それを追って鹿が上がってきたのだといいます。



●20002年夏に行った四国の三嶺山からの展望です。たおやかな笹の尾根が続いていて、何処までも行ってみたい気になりますが、
 ここか戻ったのでした。


●久し振りに山に行きました。台高のはずれ白鬚岳1378mで、2003年の3月末というのにまさかの積雪で、氷の急斜面の上の雪にはてこずりました。らくちんを狙って林道を車であがって東から登ったのですが、以前の西側のコースといい結構なアルバイトを強いられる山です。上には物好きな3,1,1人の客がいました。
逆光で写りが悪いのですが、そこから大峰を望んだ景色です。右の尖ったのが大普賢と小普賢・日本岳、その裏のかすんでいるのが弥山と近畿の最高峰八経、左に下ってさきの大きな塊が仏生、一番左のピークが釈迦岳です。3回ほど行った3泊4日の大峰奥駆ルートの核心部です。中段左の白いところは和佐又のスキー場とうしろは和佐又山ですね。
懐かしいけどもう行く体力がなさげです。




送ってくれる人がいたので、大台から大杉谷に下りました。初日は平日ですれ違うひとは1人だけでした。
桃の木小屋には10人だけ。年のせいか以前より膝に来ました。崖を刻んだ濡れた道を鎖つたわりでいくのも、単独行だと余計緊張します。滝は見事で8本ほど見ました。写真は百滝の1「七つ釜の滝」です。
ダムの水が抜かれていて登山口から船着場まで5k歩かされたので、頭に来てバス停まで10kを歩いてしまいました。船をやめてマイクロバスにすればいいのに。しかし、暑かった。



2003年の夏は、盆明けに雨飾と蓼科に登り、ついでに車で車山と霧ガ峰と百名山4つを荒稼ぎしました。
テント4泊の乞食生活でした。
蓼科から見たら、山のお誘いを受けていた清里のKGさんの家が見えるではありませんか。
そばまで来ていて申し訳なし。ペコペコここで頭を下げました。
写真は蓼科山頂から南方向で、フォッサマグナもここらではひろびろしています。
左手前が南八つで、奥のほうが鳳凰3座と北岳などと、お誘いを受けていた甲斐駒でしょう。



2004年11月末に大峰の弥山川を遡行して、念願の双門の滝を見にいきました。みたらい渓谷のところから国道は通行止め、山道も崩落のため通行禁止とあったが、前日の偵察の時に一の滝までいった夫婦に出会ったので、突入してしまった。国道を30分ほど歩き、林道を小1時間ほど登り、河原に降りて進む。途中の河原の玉石の表面の夜露が凍っていてツルツル滑りちょっとやばい。朝のテントも凍りついていたなあ。大きな岩は熱容量の所為だろうか滑らない。釜の滝に出る。関電が水を取り込んでしまっているのでほとんど水は流れていない。取水場を巻いて進むと崩れた所をいくつか横切る。広い滑滝のような岩場を横切るが、鎖があるものの流れてきた岩がびっしり食い込んでいて指が入らない。鎖をつまんで滑らずになんとかクリア。
鉄の橋がひんまがって落ちており、横の岩に取り付くが、岩の上に上がろうとして手がかりの岩をつかんだらグラリ、進退窮まってしまい、お腹で宙ぶらりん状態。先行者に引っ張りあげてもらう。彼はコンパスが大きいのだ。次は溝のように道がえぐれて進めない。テープを頼りに高巻きするが、降り道がわからずしばらく迷う。河原に下りて進むと左岸に渡るが橋は流れてしまったらしく、岩を3つジャンプして渡る。どうもこういうのは苦手である。次は淵の横の垂直の壁を手掛かり・足掛かりをまさぐりながら進むが、これもうれしくない。最後は大岩をロープを頼りに乗り越えると一の滝らしいところに出る。
         
   一の滝らしい(地図とは一致しない)                       双門の滝

立派な釣り橋を渡って登っていくがテープがまばらになり、遂に消えてしまう。しばらく戻ると、あったあった、右手の方に看板が。弥山川の右岸は川に平行な屏風のような岩で構成されており、その屏風に取り付く。すると鉄の梯子と鎖場の連続となる。おびただしい梯子が岩に打ち付けられている。よく作ったものだの感心するより、緊張で腕に力が入り、腕が震えているではないか。数箇所踏段の鉄筋の溶接不足(あるいは仮止めで溶接を忘れている)であっさり落ちでいるところがあり、さらにゆさぶりをかけてくる。よく見ると隅肉溶接さえも中途半端で隙間の穴があり、水が入って錆びたら怖いなというところが多い。多分仕様は開先を取った全溶接なのだろうが、ちゃんと仕事をしろよ、検査をしろよ。これから先事故の要因にならねばいいが。
終わり近くの垂直2段の20m近い梯子は、いままで稼いだ高度を全て背中で感じ、空を登っているようでしびれそうであった。ふと、地獄から這い上がる亡者になったイメージが重なるが、ここは真面目に行かねば。
ここらから見る稲村と大日の屹立は見事である。写真をとる余裕はなかったのだ。
岩のピークに登り少し梯子を下ると次の岩峰との間のキレット風のテラスにつく。そこからやっと双門の滝が遠くに見えた。おっと、足元を見たら谷底まで切れ落ちているではないか、ゾーッ。河原小屋まで行く予定であったが、あと1時間半かかるので引き返す事にして、昼食にする。日の一番短い時でもあるし。帰り道の覚えている危険個所の事を考えるとうっとおしくなる。

帰りの梯子の下りは、やむを得ず下を見るのがたまらない。3点確保を忠実に守ってうつむいてゆっくり降りる。連れの男はこういうところを楽しむという類なので、少し緩い梯子は前を向いてトントンと下りてくる。こまった奴だ。
気になっていた危険個所は意外と楽に通過して最後の河原に下りるとやれやれ。林道をタラタラと下って出発点につくと9時間近くかかっていた。狼平まで登って尾根を降りてくる人が多いようだが、その方が安全かもしれないが、時間がないとしかたがない。体力不足か道が壊れて時間を取られたせいかよくわからないが、まあ年のせいにしよう。


イナバウアー!

05年4月半ば近くの山に片栗の花を見にいった。片栗をみるのは久し振りである。1週間先に行った人はつぼみだけだったそうであるが、どこも満開の群落であった。近くの山に群落が結構出来てきてNPOの人たちが木を切ったり、ロープを張ったりしている。気軽に近くで見られるのはうれしいことだ。
鈴鹿や福井県まで足を伸ばすと結構お目にかかれるが、花期が6月だったりする。食べられるせいか、また業者が掘るのだろうか、突然群落が消滅することがあった。種から花が咲くまで9年かかるという。NPOのリーダーとしばらく話をして賛助金500円を払ってきた。
以前は場所は秘密になっており、飲み屋でたまたま座った隣りの人から場所のヒントをやっと聞き出し探し回ったこともあるが、もう公表してもいいというリーダーのお許しがあったので記すことにする。
1つは高槻市のポンポン山(加茂勢山678.9m)の頂上直下東300mほどの自然歩道脇である。ここの群落は極く新しい。
もう1つは隣りの京都府の小塩山山頂の北東に3,4箇所群落があり、以前から知る人は知る場所で結構大きい群落がある。ロープで守られている所以外にもこの山はあちこちに群落があるらしい。いずれも車で寄り付けないのがいい。
両方の山を回ると6時間以上かかりなかなかいい運動になった。
ちなみに掘って持って帰っても育たないし、球根は結構深くて掘れないといっておこう。いまの片栗粉は(吉野葛も)もちろんジャガイモでんぷんである。


2005年秋に熊野街道小辺路をたどって伯母子岳にいった。そのときの紅葉である。まずまずの山の装いであった。


2006年2月久し振りに奈良の三峰山に霧氷を見に行った。積雪は驚くほどすくなくアイゼンも不必要なくらいであった。
山頂近くのにかろうじて霧氷があった。



               近畿百名山 ついにやったぜ!結構時間がかかってしまった。
近畿百名山と言うマイナーな百名山があり、知らぬ間に70くらい登り、少し意識的に登りだしてやっと達成。近畿一円にばら撒いてあるので、寄り付くだけで1日かかったりします。ガイドブックにも出ていない山も結構あり、コース情報をNET等で集めねばなりません。
いつも仲間の車に乗せてもらっており、有難い限りです。ご苦労様です。感謝感謝。
このころは前の日にふもとの林道終点でテントを張って、盛大に焚き火をして酒盛りをして、ハモニカやコッヘルをたたいて大騒ぎをして、こてっと寝るのが楽しみです。そのため頭ガンガンで酒臭い息で登ったり、二日酔いで途中でリタイアする犠牲者が続出します。
ほかに関西百名山というのがありますが、ほとんどはダブっているのと、歴史などを重んじ三上山や賎ケ岳などちょっと低い山を採用しています。
結構林道が出来ていて、楽チンで登れる山もあります。ふもとから歩くのが本来ですが、矢張り車で登ってしまうのです秘密ですがたまたまNTTのゲートの鍵を持った地元の人が来て、車で山頂に行ったのもあります。もう年だから許してね。

                                               ●は登頂済
No. 山名    読み          標高  府県名         5万図           コメント
 1●三国岳   みくにだけ        1,209 福井,滋賀,岐阜 横山   ブッシュがひどく残雪期でないといけない近百最難関の1。
                                              夜叉ケ池周辺は片栗の群落
 2●横山岳   よこやまだけ      1,132 滋賀        横山    坂が急で笑い出したくなる                         
 3●金糞岳   かなくそだけ        1,317 滋賀,岐阜    横山    林道で鳥越峠まで行けば楽                        
 4●伊吹山   いぶきやま       1,377 滋賀,岐阜    長浜     夏に登ると日陰のない南斜面はつらい
 5●西方ガ岳  さいほうがたけ      764 福井        今庄     季節によっては篠百合が多い
 6●野坂岳    のさかだけ          914 福井         敦賀    見晴らしの良い大きな山
 7●三重岳   さんじょうだけ        974 滋賀         熊川    ブッシュと踏み跡が不鮮明で手強い。これも最難関の1
 8●三十三間山 さんじゅうさんげんざん 842 福井,滋賀    熊川    頂上近くは見晴らしは良い
 9●養老山   ようろうさん          859 岐阜        津島     林道で頂上までいけるのらしい
10●霊仙山     りょうぜんやま        1,094 滋賀        彦根東部  大きな山です。4
11 ●烏帽子岳  えぼしだけ          865 岐阜,三重    彦根東部  登山道はコテージの方から新しく出来ていた。森が美しい。
12●御池岳    おいけだけ        1,247 滋賀,三重     彦根東部  以前あった片栗はどこにいったのか  2
13●藤原岳   ふじわらだけ      1,130 滋賀,三重     御在所岳  ふもとではさざれ石を見よう
14●竜ガ岳    りゅうがだけ       1,100 滋賀,三重     御在所岳  
15●釈迦ガ岳  しゃかがたけ       1,092 滋賀,三重    御在所岳  最後は木の根をつかんでよじのぼるのだ
16●雨乞岳    あまごいだけ       1,238 滋賀        御在所岳  広い沢の道は快適。大笹の頂上付近は手強い 2
17 ●御在所山  ございしょやま     1,212 三重        御在所岳  ロープウエイでは登ったんだが
18●鎌ガ岳   かまがだけ          1,161 滋賀,三重    亀山     2
19●入道ガ岳  にゅうどうがたけ       906 三重        亀山    
20 ●仙ガ岳   せんがたけ           955 滋賀,三重    亀山    最後の山は結構きびしい山でした。岩登りやゴロゴロの沢歩きの連続。
21●堀坂山   ほっさかやま          757 三重        二本木   峠から一息で。見晴らし良
22●白猪山    しらいざん           820 三重        二本木   
23●獅子ガ岳  ししがたけ           733 三重        伊勢    
24●尼ガ岳    あまがたけ         958 三重        名張    篠一面の頂 2
25●大洞山   おおぼらやま        1,013 三重         名張    下りの階段は地獄 2
26●学能堂山  がくのうどうやま       1,022 三重,奈良     高見山   見晴らし良し。帰りのバスが大変 3
27●倶留尊山  くろそやま          1,038 三重,奈良     名張    まだ500円取られるのか 2
28●古光山   こごやま           953 奈良         名張    降りたところが斎場内とは 2
29●住塚山   すみづかやま      1,016 奈良        名張    2
30●額井岳   ぬかいだけ           822 奈良        桜井    最近は見晴らしが良くなっているとか
31●局ガ岳   つぼねがたけ       1,029 三重        丹生    反射板はうっとうしい 2
32●三峰山   みうねやま         1,235 三重,奈良     高見山   5
33●高見山   たかみさん         1,248 三重,奈良    高見山   たかみやまは相撲取り 5
34●薊岳     あざみだけ        1,406 奈良         高見山   3
35●池木屋山  いけごややま         1,396 三重,奈良     大台ヶ原山 結構タフな山です 3
36●迷岳     まよいだけ          1,309 三重        高見山   2度目は南から車で寄り付いたが、迷いやすい。 2
37●古ケ丸山  こがまるやま         1,211 三重        大台ヶ原山 誰だ、コケマルと読んだやつは
38●仙千代ガ峰せんちよがみね       1,100 三重        大台ヶ原山 南より北からのほうが距離が近い
39●白鬚岳    しらひげだけ        1,378 奈良        大台ヶ原山 どちらから登ってもきつい山だなあ。3
40●日出ガ岳  ひのでがだけ        1,695 三重,奈良     大台ヶ原山 5
41●高峰山   たかみねやま      1,045 三重        尾鷲    
42●竜門岳   りゅうもんがだけ     904 奈良        吉野山   2
43●山上ガ岳   さんじょうがだけ     1,719 奈良        山上ヶ岳  女性は上れません 3
44●稲村ガ岳  いなむらがたけ     1,726 奈良        山上ヶ岳  3
45●大普賢岳   だいふげんだけ    1,780 奈良        山上ヶ岳  6
46●八経ガ岳  はっきょうがたけ    1,915 奈良        山上ヶ岳  6
47●釈迦ガ岳  しゃかがたけ      1,800 奈良        釈迦ヶ岳  旭ダムからがメジャーなコースに 5
48●中八人山  なかはちにんやま    1,408 奈良         釈迦ヶ岳   迷って救助ヘリを墜落させない事。最難関の1.
49●笠捨山    かさすてやま      1,352 奈良          十津川   
50●玉置山    たまきさん         1,076 奈良          十津川    大杉も見ること。出来たら宝冠の森まで。
51●子ノ泊山   ねのとまりやま      907 三重          新宮       うーん、頂上も林道工事か。
52●烏帽子山  えぼしやま         907 和歌山         新宮      那智の滝の裏山
53●大塔山    おおとうやま       1,122 和歌山         栗栖川    3回目のアタックでやっと。
                                               それでも登れない2日酔さん
54●法師山   ほうしやま          1,120 和歌山      栗栖川   富士山が見えるらしい。反射板がつや消し。
55●冷水山   れいすいやま      1,262 奈良        龍神    林道から15分。年寄り向き
56●牛廻山   うしまわしやま      1,207 奈良,和歌山    龍神    林道終点から10分
57●護摩壇山  ごまだんやま       1,372 和歌山,奈良   伯母子岳 和歌山最高峰ではないらしい。駐車場から15分
58●伯母子岳  おばこだけ        1,344 奈良        伯母子岳  2
59●清冷山    せいれいさん       878 和歌山      川原河    道が伐採で消えてるし、迷うぞー。
60●白馬山    しらまやま          957 和歌山      動木    
61●生石ガ峰  おいしがみね       870 和歌山       動木    車から15分。
62●竜門山    りゅうもんやま       756 和歌山       粉河    磁石のテストを。2
63●和泉葛城山 いずみかつらぎさん   858 大阪,和歌山  岸和田   3
64●岩湧山    いわわきさん        897 大阪        五條    3
65●金剛山    こんごうざん        1,125 奈良        五條    4
66●大和葛城山 やまとかつらぎさん   959 奈良,大阪     五條    3
67●二上山   にじょうざん          517 奈良,大阪     大阪東南部 ここも金を取られるのだ 2
68●生駒山   いこまやま          642 奈良,大阪     大阪東北部 遊園地は無料で通してくれるが、1等三角点が
                                                ミニレールの中とは。トホホ。2
69●鷲峰山   じゅうぶさん         682 京都         奈良      三角点はアンテナのあたり
70●ポンポン山 ぽんぽんやま       679 京都        京都西南部  近くに片栗の群落があるんだよね 10+
71●愛宕山   あたごさん         924 京都         京都西北部  水尾に下りてとり鍋と柚子風呂も可なり 6
72●比叡山   ひえいざん         848 京都,滋賀    京都東北部 リュックを背負っていれば延暦寺はタダで通してくれる 3
73●武奈ガ岳  ぶながたけ       1,214 滋賀         北小松   ロープウエイがなくなるといい山になりそう。10+
74●蛇谷ガ峰  じゃたにがみね     902 滋賀         北小松     名前は怖いが、蛇にあったことはない。 3
75●峰床山   みねとこやま       970 京都        北小松   3
76●皆子山   みなこやま         972 京都        北小松   3
77● 百里ガ岳  ひゃくりがたけ      931 滋賀,福井     熊川    小入谷から新しい林道を根来坂峠近くまで車でいける。
78●長老ガ岳  ちょうろうがたけ     917 京都         綾部    交通不便。そのくせ頂上までDDIのアンテナ用の道路が
79●青葉山   あおばやま        693 福井        丹後由良  おお海が、原発が見えるぞ
80●太鼓山   たいこやま         683 京都        網野    車から10分のスキー場中。風力発電とそばでうさはらし
81●磯砂山   いさなごやま       661 京都        宮津    天女も300才になってでてくるらしい。
82●大江山   おおえやま        833 京都        大江山   京都をおびやかしたのは、老いの坂(おおえの坂の転化)の横の
                                              大枝山なのでーす
83●東床尾山  ひがしとこおさん     839 兵庫       出石    
84●妙見山   みょうけんさん     1,139 兵庫        村岡    春にはザゼンソウ
85●扇ノ山   おうぎのせん      1,310 兵庫,鳥取     若桜    
86●氷ノ山   ひょうのせん       1,510 兵庫,鳥取    村岡    2
87●三室山   みむろやま       1,358 兵庫,鳥取    坂根    1回目は峠からアタックしたのですがブッシュに敗退
88●後山    うしろやま        1,345 兵庫,岡山    坂根    夏にいったらへびに8回出合った。まむしも多い。
89●日名倉山 ひなくらやま      1,047 兵庫,岡山    佐用    駐車場から20分くらいになってしまった。
90●籐無山   ふじなしやま      1,139 兵庫        大屋市場  峠の北からトラバースの道発見。スキー場のルートと合します
91●段ガ峰   たるがみね       1,103 兵庫       大屋市場  千町峠からわずか30分弱でした
92●雪彦山   せっぴこさん       915 兵庫        山崎    
93●笠形山   かさがたやま       939 兵庫       生野    
94●千ガ峰   せんがみね       1,005 兵庫       生野    
95●栗鹿山   あわがやま        962 兵庫       但馬竹田  
96●三岳    みたけ           793 兵庫         篠山    
97●白髪岳   しらがだけ        722 兵庫        篠山    4
98●剣尾山   けんびさん        784 大阪       園部    4
99●六甲山   ろっこうさん        931 兵庫        大阪西北部 頂上が米軍から返されてからもう何年か。5
100●諭鶴羽山  ゆづるはやま     608 兵庫       由良    



          山に関するもろもろ

                 山の危険動物等
山に行くといくつか危険な動物や虫がいます。対応法などをまとめてみました。内容保証の限りではありませんし、これで助かるという確証もなくあくまでも参考です。

                         まむし
まず、まむしです。蛇はきらいですねえ。まむしによる死亡率は意外と低く、噛まれた人の0.1%です。本州・四国・九州のどこにでもいて、湿けたところが好きですが結構高いところにもいて、大台ケ原や比良の武奈ケ岳の1200m辺りにもいました。近畿では奥高野や兵庫・岡山の山にはうじゃうじゃいる山もあります。
8、9月には腹に子を持っていて(胎生です)気が荒く、脅かしても逃げないでとぐろを巻いて向かってきます。
スタイルと行動--暗い緑、黒、暗い茶といった色で多少バラエティがあり、よく見ると背中に小判というか6角形のような黒い大きな斑が並んでいます。頭が3角だといいますが見極めている余裕はありませんし、実際はそんなにはっきりしていません。尻尾を持ってぶら下げても立ち上がってきて噛みつくのがまむしだといいますが、どなたか試してみて下さい。
とにかく黒っぽいやつがいたらまむしと思って良いでしょう(他にも黒い蛇がいますがね)
夜行性で熱線を感知して動くそうです。よく、登山道でひなたぽっこをしているんですねえ。夜のために体を暖めているらしい。動作は全体に鈍く、お引取りを頂く時もいらいらする。宙を飛んで来て噛みつくというのはウソ。
出合ったらよけて通るか先に行っていただくのが原則で、とぐろを巻いていて通れなかったら、杖か何かを頭の上でとぐろの反対に回すと、とぐろが解けて力が抜けるのでしょうか、逃げていくそうです(経験ナシ)。 知らずに踏みつけると反撃は確実に受け、1人目が踏んで2人目が噛まれるともいいます。
噛まれると4本または2本の歯の跡がつきます。毒は上あごの2本で歯の付け根から毒が歯を伝って傷に入ります。そのため噛まれても素早く振りほどけば、毒が入らないといいますが、振りほどけるかどうか。
毒は血管毒で血のなかに入らないと毒の効果は出ません。まむし酒は酒に染み出た毒が胃を刺激するのを薬効としているのです。生きているまむしは2500円くらいで売れるそうですが、何処に売りにいけばいいのか。まむしドリンクもほとんどが海蛇原料だそうです。
予防策--きこりの人に聞くと米軍放出のだぶだぶズボンをはいていれば、大丈夫と言っていました(古いっ!)。そして私の山のスタイルをチェックして、これなら大丈夫といってくれました。ブーツと長めの厚いソックスとか、レッグウオーマーをつけていればOKのようです。ゲートルがまだあれば使えそう。しかし、まむしの出る季節にはこれらは暑い。
高校時代の生物部の連中は八丈島に行くのに、水屋に使う銅の細かいメッシュの金網を足に巻いていました。なるほどと思って買い求めたのですが、どこかにいってしまいました。
まむしの居そうなところは、そーっと歩く人も居ますが、これは逆でドスドス歩きましょう。
溝のような道を歩いていたら、肩のところにいたなあ。木の上にいるというひともいるし。これは困った。
噛まれたら--以下は本などから集めたもののメモで、噛まれた経験もないので良く分からないのですが、救急法として知識を持っておいたほうが良いと思ってまとめました。
まず落ち着くこと。興奮すると毒の回りが速くなり毒のショックが大きくなります。死ぬ事はないと思うことです。深田久弥はクロマイでも塗りこんでおけばよいとして、山歩きを続けています。
傷を心臓より高くして、心臓に近いところをゆるく縛り、毒の回りを遅くします。2〜30分以上きつく縛ると先が壊死するので、時々ほどくこと。走らずゆっくり歩くようにとの事です。
傷を確認してできれば吸い出します。ナイフで多少傷を広げるのはいいのでしょうが、深く切って靭帯を切ることが問題視されています。切ると医者が何の傷か分からなくなるので、切るなという人もいます。あと、傷の消毒も重要です。毒を口で吸うのも傷があったりすると問題になります。
私は虫さされ用の注射器の格好をしたポンプを持ち歩くようにしています。1、2分づつ吸えばいいのでしょうか。まだまむしには使ったことが無いのです。ブヨでもあまり効果がなかったな。
2時間くらいで腫れだすそうですが、あとはなるべく早く(6時間以内とか2時間以内とかいい、良く分かりませんが2時間では山から降りられないでしょうね)病院に行きましょう。大きな病院なら血清を置いているはずです。私ならすぐ救急車を呼びそうです。
病院では注射器を切ったもので吸引をし、アレルギー予防薬やセファランチンなど抗毒素剤の注射や点滴をして、熱や腫れなどの様子を観察し毒が入っているか判断。毒が入っていないとなれば消毒して帰宅となり、そうでなければ最低1泊になるそうです。様子を見ながらまむし血清を体が受け付けるかテストを始め、よほどひどければ血清を使うことになります。血清の副作用も大きいので、なるだけ使わないようです。腫れは1週間から1月続き長ければ100日といいます。場合によっては腎臓にも障害がでるそうです。
この辺は噛まれた事が無いので良く分かりませんし、噛まれたらはたして自分はどのような行動を取るのか。

                        やまかがし
こいつは普通にどこにでもいるやつです。これがとんでもない毒蛇だとわかったのは最近の事で、蛇に噛まれた人をまむし血清で助けようとしても効かず、なくなったそうです。その後の調べで噛んだのはやまかがしでまむしより何倍もの猛毒を持っていることがわかったそうです。今では血清も開発されているとか。いままで毒蛇と知られなかったのは、あまり人を噛まないのと、毒牙が奥にあり、滅多にそれで噛まれる事がなかったためです。対策などはまむしとおなじと言っていいでしょう。
こいつは時に毒を吹きかけてくることがあり、目に入ったりしたら洗って、すぐに医者に行くことです。
とにかく蛇を見かけたらよけることですね。でも笹の道ややぶ漕ぎのときは分からないんですよね。
            
                        熊(月の輪)
最近人里にもよく出てくるようですが、山で会ったことはまだありません。大台や大峰のほうで、木を引っかいた跡や、真新しい糞を見たことがあります。足跡は小さいグローブをたたきつけたような感じでした。そういったときは獣くさい匂いがあたりに立ち込めています。ながいこと風呂にはいっていないのでしょう。匂いに気をつけていれば良いかもしれません。こいつは人を襲って喰うような事も無いし、人間を怖がっているのでベルや笛を鳴らしていけば、先に逃げてくれるはずです。問題はばったり出くわしたときと、さらに相手が子連れの時です。
子熊だけを見たら、一目散に逃げる事です。親が一緒にいたらかなりヤバイ状況になりそうで、どうすればいいかわかりませんね。取っ組み合いが避けられない時には、強い手をさけて相手の懐に飛び込んでナイフで刺せなんていう記事があったりしますが、本当ですかね。なたやナイフを持ち歩いたことももありますが、いつもリュックの中では間に合いそうにありません。

比良のほうでばったり出くわした人から直接話を聞いたことがあります。にらみ合いになったそうです。このとき逃げるのはダメです。逃げれば本能的に追ってくるといいます。この人はしばらくにらみ合っていたそうですが、別に動くものが目に入ったのでそっちをちらと見やったそうです。それはカモシカだったそうですが、目をもとに戻したら、もう熊が消えていたそうです。熊も怖くて逃げ出したいので、きっかけを待っていたのでしょう。この人はかもしかに助けられたのですね。しばらく山にいけなくなったそうです。
私はもし出会ってしまったら、にらみながら少し後ずさりをして、目をそらすことにしようと思っています。
以前は木に登ってストックやナイフで目を攻撃すればいいと思っていましたが、私は木に登れないのでした。北海道辺りに行けば、くまよけのスプレーを売っているそうで、これも欲しいな。

                         スズメバチ
こいつは経験があります。庭仕事をしていたら、頭のはるか上を舞っていたやつに、がつんと頭をたたかれました。まもなく痛くなり、場所が場所だけにすぐ外科医で注射を。
こいつは肉食で、他のハチは刺すと自分も死ぬのですが、死なないときています。
3〜4cmくらいの黄と黒の太い縞で、腰がしっかりくびれていて、なかなかグラマーです。
刺されるたびに、アレルギー体質が進むそうで厄介です。毒というよりアレルギーのショックで死ぬ事になるのでしょうか。群れで襲われるとかなり危険です。
地面や木の上の巣に近づくと、偵察兵が警戒しており、分かりにくいのですが威嚇飛行を仕掛けてきます。次にはあごをカチカチ鳴らして脅してきます。最終通告です。偵察兵を絶対に追い払ったり叩いてはいけません。速やかにその場から離れましょう。これが難しいのですね。つい、手や棒で追い払ってしまいたくなります。追い払ったりすると、偵察兵は巣に戻り、軍団を引き連れて襲ってくるのです。
このマナーはパーティ全体に徹底しなければ意味がないんですよね。


                      ひる、ぶよ、だに、あぶ
こいつ等にもかなりやられましたね。

まず山蛭で、湿気た地面や木の枝からとりついてきます。近畿では大峰の麓、鈴鹿あたりにでよく、出会います。鈴鹿の霊仙に行った時、ほんとに血まみれの人が2人降りてきて、この先は行くなといったことがありました。
足音か炭酸ガスを検知して、枝や石の上で糸のような虫が立ち上がって踊っていて、人に飛び移ります。尺取で進んで縫い目や隙間から中に入り血を吸います。
大峰奥駆の最後の日に初めてやられた時は、失神しそうになりました。靴下をめくったら血をたっぷり吸って小指位に太った黒いやつが5,6匹プルンプルンとぶらさがっていて。毛を逆立てながらティッシュで掴んで無理やり引き剥がしたら、血が止まらない。手袋を脱いだらそこにもプルン。ギェッ。
まったく気がつかないで家までもって帰り、風呂場に転がっていて大騒ぎという事がよくあるそうです。
蛭は噛み付くとまず、麻酔を打ってくれ、次に血が固まらない薬を打ってくれるそうです。有難い事で。そしてゆっくり血を吸って満腹になったら離れる。たしか外科手術で蛭の利用を検討していましたね。
 まず予防策ですが、足元を良く見て歩く、靴の上を歩いているうちに捕まえる、ポリ袋を靴下の上にはいておくのと、ディートの多く含まれる防虫剤を振りかけておくのもやや効果があるそうです。
夏の高温の湿った沢は要注意、時々靴下や手袋を脱いで点検です。
噛まれたら、無理やりに引き剥がさないこと。タバコの火などでおしりをあぶると自ら口を離すそうです。無理にはがすと口がちぎれて残り、血が止まりにくくなるのです。あとはバンドエイドなどを貼っておけば血が止まります。血を取られるのと、跡がしばらく残って痒いくらいで、被害は少ないほうです。気味が悪いのが最大。  
                     
ブヨとかブトとかいうのに弱い体質なので被害は大きいのです。辺りを2ミリぐらいのハエのようなのが飛び回っていたら、タオルを振り回しておいはらいます。防虫剤も塗って置きましょう。
虻は大きなハエのようなやつで、知らぬうちに腕などに止まって血を吸います。これもあとが腫れて大変です。こいつのお食事時間は16時以降のようですね。これらには一応、ポイゾンリムーバーなるポンプで吸出して(あまり効果が見られないんだな、これが)、アンモニア水で濡らしたバンドエイドなどを貼っておけばいくらか楽なようです。私はアンモニア水は必携です。薬局でアンモニア水を買うと濃いのをくれますので、良く聞いて薄めて使いましょう。濃いのをつけるとやけど状になります。(追記 どうもある医者が言った、毒は蟻酸でアンモニアがいいというのはちょっと疑問に思ってきました。効果が見られないようです。抗ヒスタミンしかないのかな)

ダニは防虫剤しか予防策がないですね、よく2,3日飼いつづけることがあります。結構するどい痒さで、気持ちがいいような時もあります(その場所は云えません)。結構デカイのも居ます。こいつが運ぶとんでもない細菌がいて、警戒しないといけないですね。

防虫剤はスプレー式のや紙に染み込ませたものがあります。あと、柑橘の皮の匂いや、湿布の匂いも防虫効果があるそうです。


あと、怖いヒグマとハブ(死亡率1%と神経後遺症)がいますが、近寄らないことにしていますので。
あ、いのししもいたなあ。たまにどたどたと逃げていくのを見ますが、牙で怪我をする人が結構いるようです。熊と同じで音で逃げるのでしょうが、気の立っているのとか手負いのやつは要注意のようです。                      






                            山の道具達

単独で山に行っていたとき、ふと不安になって免許を取って無線機を購入。右のが先代で左が現用機。機能も桁違いである。うしろの十手状のは自作J型アンテナ。これが標準ダイポールの性能なんだが、純正のヘリカルなんか足元にも及ばない。

次なるが、ネットで情報を得たり、ダウンロードしたり、オークションで買ったりで、ネットがなければ出来なかったもの。
左がハンディGPS(アメリカから個人輸入)で右がWinCEのPDA(オークションの中古機)。PCから25000分の1の地図をPDAにダウンロードして、GPSとつなげれば、現在地を地図上に表示したりする。準備が面倒なのと電池切れが早いのが難点。
うしろに見えるのが地図に1分ごとの目盛り線を引いておいて、透明の秒目盛りのスケールで、GPSの位置情報から現在地をポイントするもの。これなら準備はたいしたことないので、大概はこれである。


                            突然的趣味方法論序説
山の必要からアマチュア無線を始め、ハンディ機からHF、UHF固定機を導入。国内外のカード収集を目指すが、なにせ集合住宅住まいでアンテナが建てられない。そこでアンテナの研究制作にはげむことになり、ベランダはパイプや釣竿の置き場と化す。次に必要なのがアンテナ調整用の測定器類で秋葉原や日本橋のパーツ屋・ジャンク屋に出入りし、回路図をにらみながら半田ごてで、はずしておいた老眼鏡の枠を不用意に溶かす羽目になる。遂には電子工作のようなものにはまりだす。
ちょっとまて、山が目的だったんだろう。無線機からアンテナ、測定器作りから電子工作へといつのまにか方法のそのまた方法にはまっているではないか。ばかな男だ。
しかしまてよ、そういえばスピーカーの前にさげたタオルが震えたといって喜ぶステレオマニアがいたが、持っていたレコードはわずか4,5枚だった。多分いい音楽を聴きたくて始めたのであろうが。
カメラマニア、カーキチもしかりであろう。そうだ、男の遊びは方法の目的化が命なのだ。
かあちゃん、これでいいのだ。
       
自作の電波のセンサーやら電界強度計の類。      周波数カウンター(キット)と完全自製の
下の右は番外ガイガーカウンター。こいつは出来たか  グリッドディップメータ
どうかしばらくテストできなかったが、心臓の検査でRIを
注射されたあと全身どこでも1週間ほど鳴りづめになった。
やれやれ。