志賀町議会議員砂川次郎のHP表紙はこちらへ

滋賀県志賀町の最新情報はこちらへ

2003年6月21日     議会広報委員会委員長に抗議文を渡す


なお、共産党・藤岡さき子議員、こころ・田中薫議員は広報委員ですので署名されておられません。

2003.06.21     議会広報委員会委員長に抗議文を出しました                   NO、349
2003年6月20日
志賀町議会広報委員会委員長
南村 義弘 様

志賀町議会議員
長曽   一郎
筒井賢次郎
小松   明美
谷          直
砂川   次郎


2003年4月25日発行 広報誌・私たちの志賀町議会について以下のように抗議し、訂正と謝罪を求めます。

2003年4月25日発行 議会広報誌・私たちの志賀町議会16ページに収載されている議員全員研修・三重県環境保全事業団廃棄物処理センター(以後廃棄物処理センターと呼ぶ)の記事について抗議いたします。

抗議その1:
広報委員会は、記載されている記事の事実関係確認を関係者にとった形跡が無く、無批判、無点検に廃棄物処理センターが行った説明の引用に終始し、そのためあたかも廃棄物処理センターが安心で安全であるかのような記事を広報に載せたことが抗議第一点目である。

抗議その2:
 また、前記のような記事があたかも研修に行った議員の総意であるかのような記事となっている 事が抗議第二点目である。
 

廃棄物処理センターが安全で安心できる施設ではない事を以下に述べおく。

●まず基本的な廃棄物処理センター炉仕様は以下である。
廃棄物処理センターは一日処理量80トンの溶融炉が三基設置され、合計一日処理量240トン、
対象廃棄物は
一般廃棄物
・一般廃棄物焼却灰
・特別管理一般廃棄物(飛灰)
・下水汚泥
・四日市市以外の39市町村からの一般廃棄物焼却灰
産業廃棄物
・ 特別管理産業廃棄物(飛灰等)
・ 有機性汚泥、廃プラスチック、燃えがら

◆廃棄物処理センター炉の安全で安心ではない理由を以下に述べる

・全く同じ施設はまだどこにもない。
・20トン規模の試験プラントを2年行ったのみで一足飛びに4倍もの80トン実用炉を作  
った。このような実用化手法は不完全不安定な施設である可能性が高い。
・一度燃やした残渣である焼却灰と飛灰の溶融処理の例がない。
・燃えにくい灰が多量で、溶融炉の実績のある新日鐵、荏原、タクマが技術的に難しいとし   
て辞退している。
・産廃をガス化して溶融し、そこへ大量の燃えない灰を投入する経験は他社でもない。
・廃棄物処理センター自ら各炉とも100%運転が出来ておらず、80%運転までしか出来ていないと、言っている。

上記で判るようにとても完成、熟成された炉及び技術ではなく。以下に述べるような大変不安定な操業をしている。

反対派住民よりの報告では、操業開始の2002年12月12日より、トラブル続きでまともに稼動できておらず、赤い排煙が少なくとも3月5日・6日、4月14日に排出されその後完全に停止ししてしまっている。(2003年5月5日現在も停止してる)。
また黒い煙が上に昇らず、地面をはった事故もあった。(重金属を多く含んだガスであったので上に昇らなかったと判断されている)という報告もある。

志賀町の議員が視察に行った時も3台の炉のうち1台しか稼動しておらず、公社の説明理由は検査があるため検査前の点検をしているであったが、信用できない理由であると反対派住民は述べている。

三重県環境保全事業団は、反対派住民が起こしている操業停止裁判法廷にさえ各種資料を提出しようとはせず、とても公共施設とは思えないような大変不誠実きわまりない団体である。

以上のごとく抗議し、あたかも焼却炉が安全であるかの様な表現の訂正と謝罪文を次号広報に載せる事を求めます。

以上

志賀町議会議員砂川次郎のHP表紙はこちらへ

滋賀県志賀町の最新情報はこちらへ