上記の議案を、志賀町議会会議規則（昭和６２年志賀町議会規則第一号）第１４条の規定により提出します。

２００２年９月9日

志賀町議会議長　高　山　久　七　様

　滋賀県および滋賀県環境事業公社は志賀町栗原地先に計画している産廃焼却施設事業について、「県南部広域処理システム施設整備計画委員会」をつくって議論を進めています。この委員会には志賀町から住民代表として３名、行政機関からとして民生部長、そして公募で選ばれた１名が参加しています。

　志賀町長推薦の住民代表３委員については栗原区長・和迩学区区長会長・志賀町区長会長であるという理由で選ばれ、行政機関の委員は志賀町民生部長の当て職であると志賀町は説明しています。実際、志賀町は今年５月２４日に開催された同委員会において、民生部長の人事異動に伴い、当該委員を交替させています。

　しかし、町長が推薦した３委員については、現在当該区の区長ではなくなったにもかかわらず、いまだに委員に据え置かれています。この件について、先の６月議会で本件決議案の提出者である砂川が一般質問していますが、町長の見解は曖昧で、３氏は依然として現在も委員のままです。また、平成１４年７月の滋賀県議会においても、某議員が本件と同様の趣旨の質問を行っていますが、県は回答を避けています。

　もし、町長が３氏を住民代表として推薦した理由が当該区の区長または区長会長であるということでないなら、町長は３氏を推薦した理由を文書で開示すべきです。町長推薦の理由が当該区の区長または区長会長であるのであれば、現在の区長に交替させることが妥当であり、それが社会のルールです。

　以上の理由で、「県南部広域処理システム施設整備計画委員会」における志賀町長推薦の３委員について、現在の栗原区長・和迩学区区長会長・志賀町区長会長への交替を求めます。

以上決議する。

２００２年　　月　　日

滋賀郡志賀町議会