2002年9月議会一般質問

砂川議員質疑応答 
2002/9/12/am11:  〜


あなたは、このような行政の町に住んでおられるのです。
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高山議長まで答弁に加わって、北村町長擁護をしたケッサク(真っ黒)な議会でした。

以下の不祥事についての住民の方よりのお便りはこちら

議員たちを飲み食いに誘っていたのは、高山久七議長デスモンネ(笑)
疑惑の当事者が議長という異常さ!!
2002年度志賀町議会・高山久七議長

☆町長及び町幹部(執行部)と議員の飲み食い(宴会)について

6月24日住民投票条例案が審議された日に、審議を見守る住民の方々が庁舎を取り囲まれました。

住民投票条例案をめぐって議場内で議論が闘わされて、その後否決されたのは、周知の事実です。

 その議論のわずか数時間後、砂川と日本共産党議員団2名を除く13名の議員や議長と、町長や町幹部と職員約20名、の宴会が和邇駅前飲食店で行われたとのことです。
 その席にはコンパニオンガールも呼ばれていたということを聞きました。

 その一次会の後、さらに堅田付近にある某サロンにおいて二次会を行ったとも聞いております。
上記のごとき飲み食いは、チェックされる側=町当局と、チェックする側=議員、の間で行われるべき事ではありません。

1)6月24日に行った懇親会と称する議員と町幹部職員との飲み食い会の、全ての料金明細をご提示下さい。

2)当日は会費制であったと聞き及んでいますが、支出はその会費よりも大きな金額であったとも聞いています。その差額を支払ったのはどなたですか。

3)全ての参加者は会費を全て支払い終えているのか。また、当日出席した参加者の支払い状況を全て明らかにされたい。

4)町長・町職員の支払い方法は、現金なのか、給料天引きなのかを、お答え下さい。

5)過去に行われた懇親会についてもお伺いします、議員と町長や町職員の懇親会に関して、保存されている記録全ての、日時、参加者人数、費用、会費の総額、志賀町の公金が支出されたかどうか、給料天引きが行われたかどうかについて、それぞれお答え下さい。


 
町長

町一般事務の範囲外のことなので答弁は差し控えさせていただく


 
砂川再質問

 町の事務でないと答えられましたが、ここに証拠があります。これは議会事務局がずっと関わってやっておられたと思います。

 議会事務局より懇親会精算書というのが出ています。それに添付されて、和邇駅前飲食店からの議会事務局宛への請求書、その飲食の時のコンパニオン代金も議会事務局宛への請求書、また二次会は志賀町議会宛の請求書があります。これだけの証拠があっても、尚且つ町長は町の業務でやっていないと強弁されるのでしょうか。


 
町長

プライバシーの分野なので言及ができない


 
砂川再々質問

 町長は、一回目の答弁で町の所管の事務ではないと答弁を回避されました。ところが、私が証拠を示して再質問しますと、今度は理由が変わり、プライバシーの問題だと言って答弁を回避されました。

 私は、個人のプライバシーをどうのこうのと聞いているのではありません。ひとつは、こういう馴れ合いの温床をどう考えるかというのが大きな基本であります。もうひとつは、これに対して公金の支出の可能性が非常に強いということでお尋ねしています。

 別にどちらのどなたがどうのこうのということを聞いているのではありません。答えられないという理由が一転してプライバシーになりました。最初に町の事務ではないということで答えられなかったことは撤回されるのでしょうか。

 もし撤回されるならば、町の事務以外について町職員が公務中に町事務以外に動いたとして、これはまた別の形での公金の違法支出ということになります。どちらなのでしょうか。

 町の事務以外だとまだ強弁されるのでしょうか。

 また私は各個人のことをお聞きしていないにもかかわらずプライバシーといって回答を拒否されるおつもりなのでしょうか。しっかりとしたお答えをいただきたいと思います。

 三回目の質問ができないのが非常に残念に思います。こういうことは議会としても考えなければいけないと思います。

町長

  趣旨をそのままご理解いただければありがたい。曲解をされないようによろしくお願いいたします。


 
議員たちを飲み食いに誘っていた、高山 久七 議長 の発言
2002年度志賀町議会 ・ 高山 久七 議長

  今のは質問ですので、疑惑をもたれてるような解釈と取れますので、プライベートならプライベートという形でもっとはっきりと答えてください。

  公金ではないとはっきりいっているのだから、なぜ一般事務に該当するのか、いわゆる事務員を使ったから一般事務に該当すると発言されているので、そうしたら自分達が議会の職員を使ってコピーせい、何枚とれとか言ってやっているのも一般事務に該当するわけなので、一概に会費制でやっていることをとやかく言わないが、一般事務員を精算に使ったからあかんと発言されているので、そのへんをはっきりと答えてください。本当にそれがそうなのか。


 
町長

一般事務の範囲外のことであるので、再度念のために申し上げます。

上記のことが新聞記事になりました。 新聞はこちらです



 
 
☆大津市・志賀町行政事務組合一般廃棄物最終処分場施設運営委員会についてお尋ねします。

1)構成員とその目的、及び検討内容についてどうなっているのですか?

2)滋賀県は栗原地先の産廃焼却場おいて産廃と一廃をいっしょに混ぜて焼却するが、その場合、その焼却灰やばいじんは一般廃棄物処分場に持っていく可能性を否定できません。とすると、現在、栗原地先に町が買収した第三処分場に、県などの進めている産廃焼却場からの廃棄物が入ってくるのか来ないのかどちらか?

3)また、可能性があるとすると、委員会の委員の方にそのことを伝えているのでしょうか?伝えているとすれば、委員の方は産廃の灰が入ってくることを知った上で委員会に参加されているのか?


 
町長

  当施設運営委員会は、大津市志賀町行政事務組合が設置をする一般廃棄物最終処分場の施設の円滑な管理運営を図るために設置されたもの。

  委員は、地元代表6名、組合職員3名、大津市志賀町職員2名の合計11名。何を根拠に施設からの焼却灰やばいじんを一般廃棄物処分場へ持っていく可能性を否定できないと言われるのかわかりませんが、その可能性はございません。


 
砂川再質問

  委員の構成員の中に区長さんも入っておられますね。住民代表の方が入っておられて、知らない間に関連するかもしれない産廃焼却処分場問題に参加している、ということを危惧します。第三処分場に関して、県が作ろうとしている産廃焼却場からの焼却灰やばいじんを持っていくという可能性はないと理解しますが、それでいいのですね。


 
町長

可能ではない


 



 
 
☆県青少年健全育成条例違反容疑で県警に逮捕され懲戒免職処分になった志賀中学元教師の件についてお尋ねします。

1)この事件が発覚後、7月16日に臨時緊急PTA総会が行われましたが、時間切れのため十分に納得いく説明が行われていないと感じている保護者は多数おられます。

  出席者は志賀中関係者のみで、塚越教育長及び教育委員会 職員は一人も参加しなかったと聞いています。出席されていなかった教育長はこの総会で十分な説明が行われたと本当にお思いなのでしょうか?

  また、事件発覚後2ヶ月経ちますが、教育委員会・学校は、原因の解明と再発の防止を声明されているのに、学校長より保護者へのおざなりな通信は出ましたが、まだその明確な説明が保護者になされていません。生徒と保護者に対して今後どのように信頼を回復するか、説明会を持たれますか。


 
教育長

  生徒と保護者に対する信頼回復は、教職員につきましては、職員研修を充実し、資質向上を計るとともに、職員間で生徒の情報交換を密にし、共通理解に努めていきます。生徒に関しては、生徒の声を聞き取るために意見箱を設置し、また生徒との人間関係を含め意思疎通を諮るため教育相談を充実します。

  保護者の方に関しては、学校開放の日を毎月一回設定し、
保護者の方とともにひびきあい活動の充実をし、保護者や地域の声を学校教育に生かすために専用の電話回線を使い志賀中ホットラインを設置し、信頼の回復にあたりたい。
説明会について、学校としては8月29日に今後の学校運営についてのお知らせを各保護者に配布し、それを踏まえて保護者より意見要望がありましたら、集約し、説明会を開催したいと思います。


 
砂川再質問

  ホットラインを設けると胸をはっておられますが、内容たるやホットでなくぬるま湯というか、月に一回数時間だけで胸をはるというのは合点がいかない。また、ホットラインというからには、当然最高責任者と通じるはずなのが、事前に他の方が出られるというシステムになっているようです。

  いい名前を付けて、目くらましをするようなことはしないでいただきたい。以後このような犠牲者を絶対出さないという腹をくくって対処していただいているのでしょうか。私は非常に危惧を抱きます。


 
教育長

  月一回ですが、今までこういった直接保護者の方からの意見を聞くという機会がなかったわけで、新しく設けました。その結果、上げられた意見については、PTAの方2名、学校評議員の方2名、学校関係管理職等で学校全体で検討すべき内容について、このメンバーで検討方法を考え、必要であれば対処していくという考えで新しく設けた制度です。


 
2)
  今回の事件において生徒には何の落ち度もないのに、志賀中学校校長から保護者への8/28付け連絡の中で、2.生徒に関して。のところに、(4) 性教育や人権教育の見直しを図ります。とあるがこれは、まず学校教職員が受けなければいけないことではないでしょうか。
町長、教育長はそう思われませんか。それとも生徒に落ち度があったと思われているのでしょうか。

 
教育長
7月16日の保護者説明会の席上、保護者の方から生徒の人権問題も含め、今までの性教育のあり方を見直して検討してほしいとの要請で、このような表現になりました。もちろん教員の研修の充実と資質の向上を計っていくことは、何よりも必要なことだと考えている。

 
3)
  7月16日の保護者へのお詫びと説明会において、「会場の保護者より、問題教師は山川だけではない!」との意見に、賛同する拍手や声が出ていた事は注目すべき事であると思います。

  この元教師と小学校・中学校で起こっている女子生徒体操服盗難事件とのかかわりはあるのでしょうか、もし関係ないのなら、まだその女子生徒体操服盗難事件の犯人は野放しです。志賀町内の学校には、注意すべきまた問題があると思われる教師は、勤務していませんか?何度も謝るばかりで全く再発防止になっていない。


 
教育長
元教師と小学校・中学校で起こっている女子生徒体操服盗難事件とのかかわりは、ございません。

 
4)
  この件で現校長・教頭、前校長が処分を受け新聞報道されました。教育長の処分についてはまだ新聞報道では無いが、減給数ヶ月と聞き及ぶが事実はどうなっているのですか。

  また、教育長は辞表を提出し、町長は、この辞表を預かり、慰留したと聞き及ぶが事実ですか。

教育長を任命した町長の責任はどうお考えですか。


 
教育長

  私は、地方公務員法の規定により、3ヶ月間給料の10分の1減給の懲戒処分を受けたところです。


 
5)

  保護者への説明会が当初一回あったっきりで、約束していた原因究明と再発の防止が表明されないまま、夏休みが終わり学校に子供を送り出すのを心配された保護者が砂川に何人も問い合わせをされてきました。

  わたしもこのままではいけないと思い、教育長に夏休みが終わるまでに早く説明会を開くように、緊急申し入れ書を差し上げましたが、説明会はしない、それは中学校の対応である、との教育長のご返事でした。教育委員会としての方針は全く示されませんでした。

  このような無策ぶりでいいと教育長はこの議会の場でも強弁されるおつもりでしょうか。


 
教育長

  8月28日、貴殿より緊急の申し入れがありましたが、このことについて学校長と協議の上、翌8月29日電話にて、保護者のご両親の願いもあり、夏休み中の説明会は避けたいとの学校長の判断があり、そのように答えたところです。
 



 
 
☆町職員は対応の時名前を言わない人が大半で住民からのクレームが来ている。

  町職員は住民からの問い合わせに対する応対の時、名前を言わない人が大半である。そのことに対して、住民から苦情の声が出ている。私自身も何度も体験していることである。

  名前カードを付けていると説明されるのかもしれないが、そんなものをお客である住民に読めと言う考え方は接客の考え方ではありません。とくに、役職者の中には名前カードを付けていない職員も散見されます。電話での応対では名札は何の役にも立たないのです。

  町幹部は、電話を代わって名前を名乗らずに初対面にもかかわらず、友達言葉を使ったと憤慨し、あきれ返っておられた住民の方がおられます。それを聞いた時、全く恥ずかしい限りでした。

  電話を受け取った人や、電話を代わった時には必ず相手の方に名前を言う、また、窓口に来られた方には、「いらっしゃいませ」と共に所属と名前を言うのは礼儀であります。また、応対の際には、尋ねられた案件について、だれが応対しているのか、問題の案件はどの部署の誰が担当したのか、はっきりとさせていただきたいと思います。

  それが公務員たる職員の責務であると思います。そういう当たり前の事を北村町長は、職員の方々に徹底させるおつもりはないのでしょうか。


 
町長

  常日頃より注意を促している。

  ご指摘の点があるとすれば誠に遺憾に感じる。今後、ご指摘のようなことがないよう、公務員としての自覚の元、適切な対応を行うよう職員指導に努めてまいりたい。

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