ポンポコ通信 2002/05/24特別版


砂川次郎議会報告(号外)

町野真(まちの・まこと)さんの投稿

しがない町に忍び寄る真っ黒な陰謀に迫る! 


まやかしの構図


(2002年5月24日番外編) 
好評連載中!

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A:先生、先生、朝から何怒ってるんですか

B:おい、今日の審議会の進行が住民にばれとるそうやないか。どないなっとるんや。

A:ええ、某町議の議会報告ビラに載っていた件ですね。

B:誰や、情報リークしたんのは(怒)。

A:地先はずしは反対派住民工作ですので、こちら側(注:推進当局側)と住民側双方に
     顔がきく者が動くと、どうしても住民係者に洩れてしまいます。

B:その町議んとこに「まやかしの構図」のおかげで副委員長の動きに水を差したなんて
     ケチつけにいったヤツがおるらしいやないか。

A:全く困りものです。こっちの企みをばらしにいったようなものですから。

B:変なことをしゃべっとらんやろうな。

A:副委員長が会議の録音をできるように提案するとか、地先の用地取得が民主的でなかったと
    発言するとか、そんな細かいことまでしゃべったらしいです。

B:ばかな!いったい何考えてるんや。

A:ええ、今回の企みに住民内部が関わっているのをばらしたようなものですから。

B:その町議はこのことを公表したんか。

A:いやいや、住民は住民。反対運動を担う仲間だと考えているらしく、
    個人攻撃はしないという方針らしいです。

B:甘いな、そいつ。優しさは命取りや。ま、うちらにとっては好都合やけどな。

A:で、今日の進行なんですが、状況が状況なんで、まず副委員長自身の判断に任せようと考えます。
  動けば何人かの委員でサポートすることになってます。

B:前にもいったやろ。審議会は住民を生かさず殺さず、ダラダラと、でもしっかり計画推進に
     繋がるように仕組んでいくのがコツなんや。その辺はどないするんや。

A:最近、反対派住民の中に地先の地質問題に言及する動きがあります。次回の審議会に
     その問題を指摘している先生を参考人で呼んできて委員先生方に勉強してもらうという風にします。

  これでまた審議会に期待して次回まで待とうという気が住民の中に起こります。

B:反対住民の動きをまた止めるわけやな。 おまえも悪知恵が働くなぁ。

A:お褒めのお言葉、ありがとうございます。m(__)m

B:おまえ、次の県議でも狙ってみるか。センセでは頼りないしのぉ。

 
(陰謀渦巻く波乱の次回へ)
*この物語はすべて架空の話であり、登場人物が現実の誰かを指し示すということはありません。あくまでフィクションですので誤解なきようお願いいたします。
 
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                   ◎今日5月24日は「県南部広域処理システム施設整備計画委員会」=栗原地先産廃審議会へ傍聴に行ってきました。

10時よりのらりくらりと2時間少し、結局決まったのは
「 傍聴人には録音、録画させない 」 
「 議事録は発表前発言者が見て、発言者の思いがとうるように訂正できる 」 でした。

いかに閉鎖的でなおかつ、公文書を作成過程で改ざんも出来る、そのような所で、またそのようなことを平気で決める、
委員たちで審議がなされていると言う事でしょう。

あの会議はメチャクチャで、お飾りだと委員が自分で言っている様なものですよ。

録音、録画を傍聴者がする事を許可する、に賛成の委員は以下の2人のみ、
棄権者なし、残りは皆録音、録画反対に挙手

永野 まやこ 北村志賀町長推薦の住民代表 (副委員長) 元志賀町連合自治会長
西沢 一男  公募に作文を書いて応募した  公募委員

永野 まやこ 氏は前回の会議で、反対意見を発言して、録音反対をしていたが、今回上記の議案を発案した。