キュランダ鉄道 ケアンズ国際空港を降りて、バスに乗り、キュランダ鉄道に向かった。 世界的に有名なキュランダ観光鉄道旅行は、オーストラリアのトロピカル・ノース・クイーンズランドやケアンズへの旅には欠かせない観光ポイントとなっているという。列車車内から見渡す世界遺産の熱帯雨林は日本とはまた違った面白さがある。19世紀後半のオーストラリア北部の開拓の歴史が垣間見える。 ケアンズからMacalister山脈を蛇行して登っていきキュランダに至る約33kmを結ぶ観光列車で、通勤輸送には利用されていない。所要時間は約1時間45分である。 バロン渓谷国立公園内を通過し、バロン滝付近では眺望のために一時停車する(駅があり、写真撮影用に長めの停車時間が取られるので車外に出ることも可能である)。 線路から数メートルの距離にある Stoney Creek 滝を含むいくつもの小さな滝のそばを通過する。 2010年現在、午前中に往路が2本、午後に復路が2本の列車が運行されている。 クラシックな客車に乗り、世界遺産の山間をごとごとと走る。 キュランダの街は、毎週数千人が訪れる観光地であり、ケアンズから25km離れ、世界遺産に指定された森に囲まれている。人口は約3,000人という。
スカイレール 古代から続く熱帯雨林の上空を渡る7.5㎞の空の旅をするのがスカイレールである。 6人乗りのゴンドラは、熱帯雨林のわずか数メートル上空を、風景を楽しめるようにゆっくりと進む。 ケアンズの熱帯雨林と海がパノラマが上空から見える。 途中にあるレッドピーク駅は、ボードウォーク、見晴し台などがある。 本物の熱帯雨林が体験できる。
ワイルドパーク・キュランダの街 キュランダ村の中にあり、コアラを初めて見ることができ、有料だが抱っこできた。 小さい動物園なのですぐ見て周れる。カンガルーとワラビーは敷地の中に放し飼いしているので餌をあげたり触れ合える事ができる。ワラビーは人懐っこいので近くに行っても逃げなかったが、カンガルーはお客をお客と思っていない感じでゆったり木陰で過ごしていました。ワニや蛇は日本で見るより大きく迫力があった。 キュランダの街はいろんな土産物屋さんが並ぶ。ハワイから移されて異常繁殖したというカエルの置物などがたくさんあった。観光地の土産物は、世界各国似たものが並ぶ。
グリーン島 グレートバリアリーフの緑の宝石『グリーンアイランド』は大自然が約6000年もの歳月をかけて創り上げた珊瑚の島という。 世界の七不思議の一つにあげられる『グレートバリアリーフ』への第一歩の拠点でもある。 ![]() オーストラリア クイーンズランド州北部の『トロピカル・ノースクイーンズランド』と呼ばれるケアンズを中心とする地域は世界遺産の『グレートバリアリーフ』の玄関口である。グリーン島は、ケアンズの27キロ沖合いにある。 トロピカルな景観の熱帯植物の生茂る1200ヘクタールの巨大な珊瑚礁に囲まれている。世界遺産に指定されている『グレートバリアリーフ』の中に浮かぶグリーンアイランドは珊瑚が堆積してできた島(コーラル・ケイ)の中で唯一、島内に熱帯雨林の植物が生えているという。 植物の緑と真っ白な砂浜のコントラストがきれいであった。シュノーケルを借りて珊瑚礁へ潜った。思ったほど魚は多くなかった。ま、これだけ人が来れば仕方ないね。 串本と海の珊瑚礁と比較しながらシュノーケリングを楽しんだ。 鳥の種類が多かった。 中には日本から渡ってきたのもいると思う。
釣り・・・・・バラマンディは釣れなかった オーストラリアではどうしても釣りをしたかった。釣れる釣れないは別にして、とにかく竿を振りたかったのである。 会社の仲間がそれに乗ってきたので二人で船を借り川に乗り出した。走りはじめて気がついた。干潮である。これはヤバイ。 ![]() ワンドや水の流れ込みを狙ってルアーを打つが、当たりどころか魚の姿さえ見えない。一部予想はしていたものの、釣り所串本出身にすれば忸怩たるものがある。しかしそれでも、あちこち景色を眺めながら、モーターボートで勝手にうろうろするのは楽しい。特にマングローブの林を見ていると、南国!という感じがし、何かが潜んでいそうなそんな気になる。 実際、ワニがいるそうで気をつけなさいとガイドブックには書いていた。こちらは舟なので、ワニを一度見たかったが出てこなかった。グリーン島の看板で見たような5mほどもあるのに出くわしたら腰を抜かすのではないだろうか。 結局魚釣りは一度の当たりもなく惨敗であった。他のメンバーがクルーズ船で釣りをして、小さな魚を釣り上げたといっていた。こちらはルアーにこだわり大物をねらったのだ。となくさめた。
ケアンズ市内・食べた ケアンズがあるクイーンズランド州はオーストラリアで2番目に大きな州で、オーストラリアの最高の遊び場として以前から知っていた。世界遺産に指定された熱帯雨林の森と、美しいグレートバリアリーフを併せ持つ「観光の街ケアンズ」なのである。 日本、アメリカ、ヨーロッパなどから年間約65万人の観光客が訪れるという。 市内は2時間ほどあれば充分に回れる大きさであるが、一歩街をでると熱帯雨林やグレートバリアリーフ等の世界遺産がたくさんある。最後の日にぶらぶらと歩いてみた。 そして食べた食べた。 ![]() ![]() オーストラリアはイギリス直系なので、はじめは味など期待していなかったが、なかなかどうしてメニューも多いしけっこうおいしく食べた。まだこれに加えてホテルでの夕食2回がある。旅行に行く前は、イギリス料理のイメージだった。実際にはイギリスそのままのものもあったが、フィッシュアンドチップスのようなワンパターンではなかった。 果物もやはり本場だけあって種類も豊富でおいしかった。 ただし全てにおいてカロリーが高めで、これを普通に食べていると、きっとファットな体型になるのは間違いない。 現に帰国したときは2kg以上体重が増えていた。いずれの料理も、肉が多くて果物もたくさん出てくる。肉は当然日本でもおなじみのオーストラリア産であるが、こちらで食べると幾分おいしいような気がする。これは感じだけであるが。それらの味をきちんと見分けられる舌は、持っていない。どの国の料理を食べてもおいしいので得した感じになる。 地球の南半球の国に来たのは初めてだったが、いろいろ見聞きして楽しかった。 もう少し時間があればもっと街中を散策したかった。 かえりも楽しいフライトで、全般的にいい旅行であった。
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