ポルトガル旅行
ポルトガル旅行記
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シントラ
ペーナ宮殿

<リスボン4日目 シントラ>Palácio Nacional da Pena

ホテルでの朝食を済ませ、いい天気の中、ロシオ駅に向かった。
日本時間では20日の19時30分、現地時間で10時30分で少し時間が押してきていた。
ホテルを出てすぐにスイーツ店があり、クッキーのようなお菓子を買った。ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
シントラへはロシオ駅から乗ることにした。

ロシオ駅はいかにも歴史ありそうな美しい建物で、一階にはスターバックスがあった。
駅に着いたが、シントラ行きの電車には少し時間があったので、駅構内のコンビニでコーヒーを買い、先ほどのクッキーを食べた。
その間私はトイレを探してエスカレーターを上り下りし、うろうろしていた。
仕方なくホーム階に戻り、切符売り場の駅員さんに、
「トイレット」と聞くと、ホームを指さしてくれた。
ポルトガルでは「トイレット」が通じた。
結局トイレはホームの中でしか見つけることはできなかった。

ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(ホテルの朝食)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(駅前のお菓子屋さん)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(駅構内で飲んだエスプレッソ)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(カモメが多い)
リスボン
(右に見えるのは泊まっているホテル)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(ロシオ駅)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(ファーゴを歌っている)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿 ポルトガル シントラ ペーナ宮殿 ポルトガル シントラ ペーナ宮殿

 シントラ駅はリスボンから30kmほどで1時間足らず乗ると着く。
駅はアズレージョで美しく装飾されている。観光客がたくさんいた。ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
シントラ行きは434番バスに乗る。
バスはくねくねとした山道を登っていく。
ペーナ宮殿は、19世紀ロマン主義を象徴する建築として有名である。現在、国の文化財で、1836年に女王マリア2世の王配フェルナンド2世により建てられたという。屋内装飾は、王家の夏の離宮として整備された。
すばらしいしっくい細工、トロンプ・ルイユの施された壁、19世紀以来の多種多様なタイルの外装が、おびただしい数の王家の美術品の一部となっている。
現在、ユネスコ世界遺産の『シントラの文化的風景』の一部として登録されている。

ペーナ宮殿はおとぎの国の宮殿という感じで見学していても飽きない。
また建物の色遣いが大胆でここにこんな色使いをするか、という感じで面白い。
色合いもそうだが装飾もてんでバラバラで統一したところがない。それがまた面白い。
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(シントラ駅)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(観光客がたくさん)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(ここでバスを乗り継ぎ)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(この色使いが面白い)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(なんともいえないバラバラな面白さ。ディズニーランドみたい)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(ここの主の像かな)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(こんなところでご飯を食べたら肩がこる)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(ここは割と正統)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿 ポルトガル シントラ ペーナ宮殿 ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(飛んでる色使いと造形)
ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(シントラの街がよく見えた。大西洋がすぐそこ) 
 ポルトガル シントラ ペーナ宮殿
(宮殿から見えたムーアの城跡)
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レガレイラ宮殿

<シントラ レガレイラ宮殿>Regaleira palace

レガレイラ宮殿へは、シントラ宮殿そばのSintra National Palaceのバス停から435番バスでRegaleira palaceのバス停で乗る。道路が渋滞しているとバスは時刻どおりに来ないのでだいぶ待たされた。
歩いても20分程度だという。バス停を降り、坂道を少し登ると入口がある。
チケット€6を購入し、地図を頼りに宮殿内をあちこち歩きまわり、見学した。

レガレイラ宮殿は世界不思議発見でも紹介された人気スポットで、奇想天外な工夫が凝らされている。
地下へ下るらせん階段、真っ暗な洞窟、飛び石のある池、石でできた砦などリアルにドラクエや天空の城ラピュタの世界を体験できる。しかし広いので全部を見ることはできなかった。

有名なイニシエーションの井戸がおもしろい。螺旋階段で地下洞窟まで降りていく。
洞窟を出ると滝と飛び石のある池があるが飛び石は手すりもなく、私は落ちるのではないかと思った。
洞窟内も真っ暗なところがあり、ランプが欲しかった。
いろいろスリリングな仕掛けがあり面白い。迷路のような洞窟をいくつかくぐり抜け、開けたところに来るとレガレイラ宮殿のメインの宮殿がある。

そこを見学し終わったころにはもう薄暗くなっていた。この後ロカ岬に行きたかったので少し焦った。 
レガレイラ宮殿
(かなり怖い飛び石の池)
レガレイラ宮殿
(イニシエーションの井戸)
レガレイラ宮殿 レガレイラ宮殿
(こんな洞窟が続く) 
レガレイラ宮殿
(ぐるりと回ってここに出る)
レガレイラ宮殿
レガレイラ宮殿
レガレイラ宮殿 レガレイラ宮殿
レガレイラ宮殿
(いずれも日本には少ないデザイン。施設作りの感性の違いを感じる)
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ロカ岬

<ロカ岬>Cabo da Roca)

ロカ岬へはいったんシントラ駅まで戻りロカ岬行きの403番のバスに乗る。辺りはかなり夕暮れていたが何とか行けるだろうとバスに揺られた。約50分、周りの景色を楽しみながらバスに揺られ、17時ごろロカ岬に着いた。
道の周りは写真に撮りたいようなオールドポルトガルの景色が続いていた。

ロカ岬には、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩『ウズ・ルジアダス』第3詩20節の一節「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」を刻んだ石碑が立っている。有料のユーラシア大陸最西端到達証明書は時間が遅く、もらえなかった。
この岬の沖で、1703年5月22日、スペイン継承戦争でフランス海軍とオランダ海軍が激突し、フランスが勝利を収めたという。ロカ岬の海戦として有名らしい。

そのロカ岬に着いた頃は陽もくれ太陽はすでに水平線に隠れ、月がきれいだった。
それでも夕陽を見るためにきたのか観光客は結構いた。確かにきれいだった。ヨーロッパではかなり有名な岬であることが分かった。ロカ岬
「ああこれがヨーロッパ最西端の夕暮れか」
と思いながらあかねに染まった水平線を眺めた。
太平洋に落ちる夕日は潮岬で嫌というほど見たが、大西洋に落ちる夕日はまた別の感慨があった。

ロカ岬のバス停は、インフォメーションセンターなどがあり、お土産を販売するショップを併設したレストランもあるが既に閉まりかけていた。
ちょっと太めの女性が店を閉めていた。アットホームな感じで好感が持てた。

帰りのバスは各方面1時間に2本ずつ出ている。私たちはカスカイス経由で帰ることにした。
カスカイスも世界遺産があり、いい港町らしいが見ている時間がなかった。
リスボンへの乗る駅が、カイス ド ソドレ駅という海沿いの駅で、バスの停留所から20分ほど歩いた。
途中ショップやらバーなどがあり、いかにも観光地らしい町並みの中を歩いた。ゆっくり写真を撮りたかったが時間がなかった。
なんとかリスボン行きに間に合い、電車に乗った。
ロカ岬
(詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩『ウズ・ルジアダス』の一節を刻んだ碑)
ロカ岬
ロカ岬
ロカ岬 ロカ岬 ロカ岬
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