
(ホテルの朝食) |

(駅前のお菓子屋さん) |

(駅構内で飲んだエスプレッソ) |
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(カモメが多い) |

(右に見えるのは泊まっているホテル) |

(ロシオ駅) |

(ファーゴを歌っている) |
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シントラ駅はリスボンから30kmほどで1時間足らず乗ると着く。
駅はアズレージョで美しく装飾されている。観光客がたくさんいた。
シントラ行きは434番バスに乗る。
バスはくねくねとした山道を登っていく。
ペーナ宮殿は、19世紀ロマン主義を象徴する建築として有名である。現在、国の文化財で、1836年に女王マリア2世の王配フェルナンド2世により建てられたという。屋内装飾は、王家の夏の離宮として整備された。
すばらしいしっくい細工、トロンプ・ルイユの施された壁、19世紀以来の多種多様なタイルの外装が、おびただしい数の王家の美術品の一部となっている。
現在、ユネスコ世界遺産の『シントラの文化的風景』の一部として登録されている。
ペーナ宮殿はおとぎの国の宮殿という感じで見学していても飽きない。
また建物の色遣いが大胆でここにこんな色使いをするか、という感じで面白い。
色合いもそうだが装飾もてんでバラバラで統一したところがない。それがまた面白い。
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(シントラ駅) |

(観光客がたくさん) |

(ここでバスを乗り継ぎ) |

(この色使いが面白い) |

(なんともいえないバラバラな面白さ。ディズニーランドみたい) |

(ここの主の像かな) |

(こんなところでご飯を食べたら肩がこる) |

(ここは割と正統) |
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(飛んでる色使いと造形)
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(シントラの街がよく見えた。大西洋がすぐそこ) |

(宮殿から見えたムーアの城跡) |
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レガレイラ宮殿 |
<シントラ レガレイラ宮殿>Regaleira palace
レガレイラ宮殿へは、シントラ宮殿そばのSintra National Palaceのバス停から435番バスでRegaleira palaceのバス停で乗る。道路が渋滞しているとバスは時刻どおりに来ないのでだいぶ待たされた。
歩いても20分程度だという。バス停を降り、坂道を少し登ると入口がある。
チケット€6を購入し、地図を頼りに宮殿内をあちこち歩きまわり、見学した。
レガレイラ宮殿は世界不思議発見でも紹介された人気スポットで、奇想天外な工夫が凝らされている。
地下へ下るらせん階段、真っ暗な洞窟、飛び石のある池、石でできた砦などリアルにドラクエや天空の城ラピュタの世界を体験できる。しかし広いので全部を見ることはできなかった。
有名なイニシエーションの井戸がおもしろい。螺旋階段で地下洞窟まで降りていく。
洞窟を出ると滝と飛び石のある池があるが飛び石は手すりもなく、私は落ちるのではないかと思った。
洞窟内も真っ暗なところがあり、ランプが欲しかった。
いろいろスリリングな仕掛けがあり面白い。迷路のような洞窟をいくつかくぐり抜け、開けたところに来るとレガレイラ宮殿のメインの宮殿がある。
そこを見学し終わったころにはもう薄暗くなっていた。この後ロカ岬に行きたかったので少し焦った。
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(かなり怖い飛び石の池) |

(イニシエーションの井戸) |
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(こんな洞窟が続く) |

(ぐるりと回ってここに出る) |
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(いずれも日本には少ないデザイン。施設作りの感性の違いを感じる) |
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ロカ岬 |
<ロカ岬>Cabo da Roca)
ロカ岬へはいったんシントラ駅まで戻りロカ岬行きの403番のバスに乗る。辺りはかなり夕暮れていたが何とか行けるだろうとバスに揺られた。約50分、周りの景色を楽しみながらバスに揺られ、17時ごろロカ岬に着いた。
道の周りは写真に撮りたいようなオールドポルトガルの景色が続いていた。
ロカ岬には、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩『ウズ・ルジアダス』第3詩20節の一節「ここに地終わり海始まる(Onde a terra
acaba e o mar começa)」を刻んだ石碑が立っている。有料のユーラシア大陸最西端到達証明書は時間が遅く、もらえなかった。
この岬の沖で、1703年5月22日、スペイン継承戦争でフランス海軍とオランダ海軍が激突し、フランスが勝利を収めたという。ロカ岬の海戦として有名らしい。
そのロカ岬に着いた頃は陽もくれ太陽はすでに水平線に隠れ、月がきれいだった。
それでも夕陽を見るためにきたのか観光客は結構いた。確かにきれいだった。ヨーロッパではかなり有名な岬であることが分かった。
「ああこれがヨーロッパ最西端の夕暮れか」
と思いながらあかねに染まった水平線を眺めた。
太平洋に落ちる夕日は潮岬で嫌というほど見たが、大西洋に落ちる夕日はまた別の感慨があった。
ロカ岬のバス停は、インフォメーションセンターなどがあり、お土産を販売するショップを併設したレストランもあるが既に閉まりかけていた。
ちょっと太めの女性が店を閉めていた。アットホームな感じで好感が持てた。
帰りのバスは各方面1時間に2本ずつ出ている。私たちはカスカイス経由で帰ることにした。
カスカイスも世界遺産があり、いい港町らしいが見ている時間がなかった。
リスボンへの乗る駅が、カイス ド ソドレ駅という海沿いの駅で、バスの停留所から20分ほど歩いた。
途中ショップやらバーなどがあり、いかにも観光地らしい町並みの中を歩いた。ゆっくり写真を撮りたかったが時間がなかった。
なんとかリスボン行きに間に合い、電車に乗った。
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(詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩『ウズ・ルジアダス』の一節を刻んだ碑) |
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