ポルトガル旅行記
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リスボン
アルファマ地区

<リスボン3日目>
ホテルの朝食を終えた後、近くにあるスーパーで買い物をした。お土産やら夜食に食べるカップヌードルやらを買った。
決済のカードが、JCBが使えずVISAを使った。しかし気軽にカード決済ができるところが日本よりはるかに進んでいる。
アルファマ地区・リスボン大聖堂
トラムは28番に乗った。運転手は女性であった。
狭いところに車が所かまわず駐車されているが、どちらが優先でもなく行き違いに支障が出れば、どちらかが辛抱強く待っていた。
日本ならけんかになりそうな感じのすれ違いも、のんびりゆったりおさまった。トラムや車が狭い道をすれ違う時も、急ぐことが無意味な感じで、のんびりと交差をしている。

トラムはそんなに急ぐこともないだろう、といっている感じでとことこ走る。
 
この辺りの感覚が大陸的というのかもしれない。

アルファマ地区・リスボン大聖堂
(落書き)  
アルファマ地区・リスボン大聖堂  アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂
(道向こうにはトゥクトゥクがたくさん)
アルファマ地区・リスボン大聖堂
(女性の運転手。上手だった)

アルファマ地区はリスボン屈指の繁華街、バイシャ地区の東に位置するリスボンで最も古い街並みを残す地域だという。1755年のリスボン大地震により、9000もの建物が倒壊したが、アルファマ地区はこの地震の被害をあまり受けなかったという。アルファマ地区は、かつてのイスラム支配の面影を色濃く残す街並みをとどめている。アルファマ地区・リスボン大聖堂狭い路地に洗濯物がはためき、どこかで見たような景色が郷愁を誘う。通りにはポルトガル伝統の装飾タイル、アズレージョがところどころに貼られている。
アルはアラビア語の定冠詞、ファマは泉の意味で、泉の街という意味だそうで、今でも随所に泉水施設がありその名残をみることができる。
また落書きもたくさんあり、そんな街角アートを見ながらの街歩きが楽しい。

狭い路地をぬうように走る市電のある光景はアルファマ名物でテレビの紀行番組でも必ず出てくる。日本でいえば昭和30年代に戻ったような、ひと昔前にタイムスリップしたかのような感覚が味わえる。

アルファマ地区・リスボン大聖堂
(ギターに夢中)
アルファマ地区・リスボン大聖堂

(珍しくにゃんこ)
アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂
リスボン大聖堂

サンタ・マリア・マイオール・デ・リシュボア大聖堂 、またはリスボン大聖堂 (Se de Lisboa)は、市内で最も古い教会という。
大聖堂建設は1147年から始まり、建物は幾度も手を加えられ、幾度もの地震をしのいできた。
今日、その姿は異なる建築様式の混合という。知識に遠しい私にはなかなかわかりにくい。

ポルトガルに来て驚いたのが、ここも地震国だということであり、このリスボン大聖堂も何度か地震を食らっているということである。
地震が常にリスボンと大聖堂の問題だったのだ。

14世紀から16世紀にかけて数度の地震にみまわれたが、最悪のものは1755年のリスボン地震だった。
この地震で、王室のパンテオンと一緒にゴシック様式の主礼拝堂が崩壊し、回廊と礼拝堂の多くが、地震とそれに引き続く大火で廃墟と化したらしい。大聖堂は部分的に再建され、大掛かりな改修のあと20世紀初頭に現在の姿となったという。

近年、中央にある回廊の中庭が発掘され、古代ローマ、アラブ、中世時代の遺構が発見されたという。
いくつかの歴史を重ね、そして埋もれ、また発掘されたのである。
何か日本とよく似ている。

内部は荘厳で歴史があることがよくわかる。日本の木造建築も素晴らしいが、ヨーロッパの歴史ある聖堂もすばらしい。
ただし、キリスト教やイスラム教や様々な宗教が入り混じったり、征服されたりしたりするヨーロッパの歴史にかかわる部分はほとんどわからない。
聖堂はステンドグラスが美しかった。
さらにここの大聖堂でよかったのは日本人的な面立ちのマリア様で、素敵な表情で参拝客を見ていた。
秋篠寺の伎芸天を思い出した。 
 アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂
アルファマ地区・リスボン大聖堂 アルファマ地区・リスボン大聖堂
(クリスマスが近いのでいたるところに)
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