ポルトガル旅行記
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出 発
2017年12月、初めてポルトガルに行った。
ポルトガルの予備知識はほとんどなし、わずかに戦国時代の少し前にポルトガル人が日本を訪れていたこと、そして大戦時祖父が商船に乗っていた関係で、少しポルトガル語を話したこと、ぐらいである。
今回訪れたのは、ポルトガルの首都、「リスボン」、リスボンにほど近い、自然が美しい「シントラ」、そしてポートワインで有名な、第二の都市「ポルト」だった。そして飛行機の乗り継ぎ時間を利用してのパリ見物であった。
ポルトガルについての知識がなかったので娘が全部手配してくれた。

娘は2回目のポルトガルだった。17日11時30分、東京は羽田から一路ロンドンのヒースロー空港に飛んだ。

12時間飛ぶ。
一発で行ければと思ったけれど空路がなければ仕方ない。
フライトの間は時間がたっぷりあったので、映画を5本見た。「ダンケルク」が一番面白かった。
機内食もおいしかった。

18日日本時間で0時20分に、ロンドンはヒースロー空港に無事到着した。
久しぶりの空の旅は、プレミアムエコノミーであったこともあり快適であった。
ヒースロー空港では5時間の待ちがあり、スナックを食べたりケータイの充電などをして時間をつぶした。
少し驚いたのが、たくさんの旅行客がある中で首にカメラをぶら下げているのはごくわずかだということであった。スマホではたくさんの人が写真を撮っていたが、カメラで、まして一眼レフで写真を撮っているのは、なかった。

ヒースロー空港はイギリス旅行をした折に行きと帰りで2回ほど使っている。さすが国際空港、様々な人種が入り混じり忙しげに行き来していた。
乗り継いだ飛行機は、ロンドンパリから3時間。
日本からヒースローまでの時間と比べれば、あっというまにリスボンに到着した。リスボン空港に着いたのは日本時間で午前8時30分だった。
空港からはタクシーでホテルまで行った。運ちゃんはかなり飛ばした。
結構距離があったのか時間がかかった。

ホテルに着いたときはやはりほっとした。思えば遠くに来たもんだ、である。
ホテルのロビーにはクリスマスツリーがあった。  

(リスボン空港からタクシーへ乗った)
リスボン 
ベレン地区

<リスボン2日目>

あくる日は雲一つない見事な青空であった。
ホテルの窓から独特の色合いの屋根が折り重なる街の景色を写真に撮った。屋根の色が同じというのはなんとなく落ち着く。
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(ダンスの練習をしていた)
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(リスボンカードを購入)
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(オールフリーのカード)

早速街に出かけた。ポルトガル旅行記 ベレン地区
そしてまずロッシオ駅近くのチケット売り場で交通チケットの3日券を手に入れた。娘がすべて買ったので詳細は分からないが、とにかくそのチケットでトラムも含めすべて乗り放題らしかった。

改札でカードをタッチ。
すると独特な形をした扉が開きホームに入ることができた。
決して新しい電車ではないが、車内はきれいだった。
ただし日本と比べるとなんとなく隅々まで整備が行き届いていない感じがした。
電車は10分とかからないうちにベレン駅に到着した。
ベレン地区では世界遺産に登録された「ジェロニモス修道院」が見えた。
日曜日で休みであった。
ポルトガル王マヌエル1世(1469~1521年)が、同国に富と繁栄をもたらした大航海時代を切り開いたエンリケ航海王子の偉業を称えて、1502年に着工した修道院。
ポルトガル独特の建築様式であるマヌエル様式の最高傑作といわれる。

ポルトガル旅行記 ベレン地区海沿いには「発見のモニュメント」や「ベレンの塔」が強烈な存在感で建っていた。
ベレンの塔も世界遺産である。
ベレンの塔は、テージョ川沿いにある16世紀の要塞で、リスボン港の防衛とテージョ川を出入りする船の監視を目的に、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見や、マゼランの世界一周の偉業を記念して建設された。

スペインと並んで大航海時代にその勢力を世界中へ伸ばし、日本の歴史にも大きな影響を与えた国ポルトガル。
中国のマカオという町の名も、ポルトガル人がマカオに上陸したときに聞き間違いからついてしまったという歴史もある。
ここも日曜日で入ることができなかった。
岸壁からテージョ川を見るとヨットが何そうか乗船練習をしていた。カモメがたくさん飛び回っていた。
きれいなヨットハーバーもある。
日本が島国でありながら、こうしたヨットハーバーが極端に少ないことが残念である。

誰か魚釣りをしていないか探したが、一人もいなかった。
きっと何か釣れると思うが、ひょっとして岸壁は、釣り禁止なのかもしれない。
ピーカンの青空の下で歩いていると暑いくらいだった。
少しの間岸壁を散策し、再びトラムに乗り途中下車した。

ポルトガル旅行記 ベレン地区
(ジェロニモス修道院(世界遺産))
ポルトガル旅行記 ベレン地区(先頭にいるのがエンリケ航海王子、後ろから2番目にザビエルがいる)
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(発見のモニュメント)
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(きれいなヨットハーバー)
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(ベレンの塔(世界遺産))
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