![]() 最初は手稲山オリンピアスキー場で未使用になったゲレンデを使い練習した。が、寒さにおお泣きされてしまいました。風が寒かったようで車に戻っても震えていた。そこで、街着のダウンを着せて追加してから、遊君も山を楽しむようになりました。 1歳の3月には、冬の大雪山(黒岳)山頂から、「ヒュー」と気勢をあげて、私の背中で滑りを楽しみました。 |
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(1)紙おむつの上に登山用品店で購入した高級パタゴニアの下着 |
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(2)あかちゃん本舗で買った上下で¥1000以下の綿の外着。背中に貼り付けカイロを1枚。 |
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(3)靴下は登山用品店で購入した高級品 |
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(4)綿の外着の上に、フリースのつなぎ(カナダの友人に、頂いたもの、カナダのコープの製品です)を着せて、スーパーで購入した、1900円の恐竜姿の、遊び着。これで、雪の中で行動するには、問題がない。 |
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(5)最後に、街着ダウン(HAKKAKIDS)を着せる。この服装で、汗もかかない遊君は、山の吹雪の中、私の背中でスヤスヤ寝ていました。私は、鼻水が凍りました。
そうそう、下段の写真にある、足回りは、私の冬山用のテントシューズです |
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![]() 背中に背負ときは、背負子。これは最初、レンタルしていました。3ヶ月ぐらいレンタルを延長したところで、「あげます」と言われて、レンタル会社から、払い下げしてもらった物です 大人2人は、一般的な冬山日帰り装備。→ スノーシュー、ザック、スノーボード用のシューズ、「ビーコン、スコップ、ゾンデ棒」の雪崩三種の神器、スパッツは使用しませんでした。 登りはミキが遊君(10Kgぐらい)を背負い、マッチはスノーボード2枚(多分16KGぐらい?)を背負いました。 下りの滑降は、マッチが遊君を背負い、ミキはスノーシュー二足を背負いました。 1度だけ、スノーシューを片方、落としてしまい、下山後に再度、マッチが上り返したこともありました。 |
![]() 1歳の子供を冬山に同行させるなど、ほとんどの人は「無謀な」と思うでしょう。われわれも、最初は半信半疑で、最初は未使用のスキーゲレンデからはじめました。 段々、時間を増やし、登山者が登るルートにトライしました。たいてい、登り始めると30分ぐらいで、遊君はスヤスヤと昼寝に入ります。 時には、背中のカイロの力で、汗をかくことも有りました。 12月から初めて、2月には1時間30分から2時間ぐらいの登山が出来るようになりました。終点では、深雪の中で、無邪気に遊ぶ元気も有りました。 厳しい気象条件のときは、早く中止して下山しました。 1歳の遊君は、「暑い」「寒い」を主張することが出来ないので、寒いのか、手足がどのくらい冷たいのかが、まったく親にもわからず。その点が一番の問題でした。 とにかく、大切なわが子ですか。結局、1歳では2時間30分が限度かと思いました。 また、冬山の経験を十分持っている親が、アクシデントを予想しながら下山時間を決めるのが一番大切です。無理しないことですね。 |
行動するときは「みんな一緒」が合言葉、「家族は一緒に居るもの」と考えています。よって、わざわざ、乳児を背負ってまで、冬山に出かけました。 2001年のシーズンは終わりましたが、最後に黒岳山頂から、家族三人で滑降できてみんな満足です。遊君が1歳の冬は、このあとにも、先にも有りません。 |
でも、あと何年かすると・・・・「俺、いやだ」「いかない」と云われたら、お終いです。 |
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