黒岳(1984m) 上川町


2002年3月 日曜日

昨夜は愛車マハメッドジュニアで泊まりました。土曜日に札幌を出て、やっと9時15分に当麻町の道の駅、上川駅が目標でしたが遊君のお休みの時間になったので、今日はここまでした。車中泊が楽しいのか、修学旅行の小学生みたいに騒ぎましたが、やっぱり昨夜もおっぱいをしてから寝ました。

朝6時25分に起床して、前日のおにぎりをああため、味噌汁を作って、朝食、暫く使っていないガスの出が悪く、すこし遅れました、7時55分にやっと当麻を出発、8時40分に黒岳ロープウエイ前に到着、いつものように準備、遊君の背中に貼るホカロンを忘れました。まいっか!!熱血男だし。

9時20分発の便で7分で山頂駅へ、そこからリフトでスキー場の上まで、係員の親切で、乗るときも、降りるときもリフトのスピードを遅くしてくれました、が(-_-)降りるときはかえってタイミングを崩してしまったぞな

10時5分出発、上部は雪で視界が50mぐらい、冬山としてはマーマーなんだけど、昨晩降った雪の下は硬くてちょっと気味悪し、すかさず弱層テストするが、結構粘りがある雪のようでした。1本だけあるトレースを追って、登り始めましたが、Matchは腰が痛くて不調(T_T)そのうち、寝ていた遊君が騒ぎ出しました。多分腹が減ったのでしょう。

11時5分に森林限界の少し手前で、ツエルトを張って、食事、遊君はツエルトの中ではいつものようにおおはしゃぎ、本当にこいつは寒くないんですな(@_@)

今回は、遊君のためにここからを降りました。

その間、帯広の若いペアが抜かしていきました。「私たちここから降ります」「エーここ滑るんですか」(女性)「こいつ自己中ですから、最初に雪を滑りたいです」(男性)「私たちはこちら(反対を指さして)滑りましから」(^o^)丿~おもしろい人たちですな。

雪質は結構よし、雪煙が遊の顔にかかり、一時は顔が雪だらけになったようです。ゲレンデを滑るときはロープウエーイであったボーダーから、子供背負って滑るMatchに「がんばって」の声が飛びました。

「気持ちよかった」miki「実はゲレンデで転びそうになって、遊君を子供雪男にしました」でも、泣かないの

帰りは朝陽亭の600円の温泉につかり、ここはもう行かないかも、(~_~メ)一路、札幌に帰宅しました。


  



2002年3月(日曜日)黒岳再トライ
今日は今シーズン最後の滑りと決め込んで黒岳に向かう。宿泊所はJR上川駅前駐車場。

昔、ミキは駅前の池の屋旅館に泊まって黒岳登山したことが2回あり、思い出のそれを探す。

「あった、あった」「感じのいい旅館でしょう」「ばっちゃん、じいちゃん元気かな?」「女だけだからって、おじいちゃんが駅前まで迎えに来たんだよ」

matchは札幌中央勤労者山岳会時代に、よくこの駅にシュラフを敷いて泊まった思い出がある。そのときとトイレの位置も変わってしまった。

上川駅は夜2時に最終列車がきて、午前4時ごろ始発がくるので、石炭ストーブがつけっぱなしで暖かかったのを覚えている。

今の駅は少し狭くなってトイレも改修され、「東京3日間・・」「札幌往復¥▲▲」などのチラシとポスターが目だつ、壁に貼られた町の地図には赤ペンで「原田選手(ジャンプ)の実家」の矢印が目だち、あまり変わらない雰囲気に昔の自分を立たせて懐かしみました。

この1月に始めた、遊を背負ってのBCS(バックカントリースノーボード)も仕上げに入り、親も子供も慣れてきたので、仕上げに黒岳山頂を踏むことを今回の目標にしました。角家も一緒に登ってくれることになり頼もしく感じました。

1歳の子供を背負って冬山に登るのだから、とにかく目立つようで、「先週も来ました?」「可愛いね、お父さんと登るの」などいつものように、いろいろな人から声をかけられ、そんな声をくぐりながらリフトに乗り4人と1匹(遊)で雪の振る斜面を登り始めました。

一週間ほとんど雪が降っていないようで、かろうじて昨夜の降雪が汚れて硬い角質を隠しているようでした。

我々の他にも数パティーがトレースを前後して一緒に行動していました。1時間ほどで、先週の到達点を越えると急に、空が明るくなり、ところどころに青空が見え気持ちも前向きに成るのをMikiも感じているようです。とにかく風が無いのが最高でした。

森林限界より上部はスノーシューで登るのが困難で、ツボでのぼりました。普段は風の強い山頂もほとんど風が無く、ゆったりと写真をとるパーティもあるほどです。

写真をとり簡単な行動食をお腹に入れて、すぐに本題の滑降に入ります。

雪質はあまりよくないのですがスノーボードには快適な斜面で、角さんのあとを追ったMatchは、背中の遊君を忘れて調子に乗りスピードを出しすぎて転倒、遊君は雪だるまになりました。

「大丈夫」と抱き上げると、少し泣きましたがすぐに元気を取り戻し、樹林帯に突入してからは奇声をあげていました。何とも頼もしい1歳です。

★先週は「朝陽亭」の温泉でわれわれの層雲峡温泉評価は最悪でしたが、今回は「黒岳の湯」に行きました。温泉だけですと\600ですが、食事つきで\880なので、どんな食事が出るのかためしに注文しました。これがなかなかの温泉で、湯質も良く、層雲峡でバイトをしたことのあるmikiが「これが層雲峡のお湯だよ」と一言、私も納得しました。加えて食事もなかなかで、イタリアンの店でパンつきのスパゲティはちゃんとした食事、温泉の\600はただみたいな内容でした。(@_@)でも、お客が減っているからの対策なんだろうな(-_-;)

◆札幌発(18:00)→R274→上川町駅前(21:10)→車内就寝(22:00)→遊君泣き入る(23:00〜23:30)→起床(6:45)→出発(8:16)→ロープウエーに乗る(9:20)→リフト終点・登山開始(9:50)→山頂(11:40)→ロープウエー下車(13:07)→黒岳の湯(14:50)→R12→札幌着(19:15)

ロープウエー(\1650/per)、リフト(\400/per)、黒岳の湯(食事つき\880/per)


角夫妻と黒岳山頂で撮影


2003年4月 再び


ゴールデンウイークの前半は、黒岳と温泉の旅に出ました。

黒岳の温泉に一泊して朝の9:20のロープウエーで上部へ、リフトに乗って、スキー場の上部に出ました。ここから、ボード2枚はmikiが背負い、YU君はmatchが背負いました。

すでにトレースがつけられており、スノーシューも不用でした。スノーシュは仕方なく担いで登りました。

ボード・スノーシュー2組、子供1名。荷が重くて足が雪にめりこむ感じ。こんなに担いでも滑りたいのかな・・・?でも隣にはHAPPYマッチがいたので「つきあってやるか」って思いました。わたくしってなんて良妻。by miki

天気も最高で、肩まで約1時間30分、休憩していると、北側の斜面で静かで長い雪崩が発生しました。1人のスキーヤーが起こしたものです。音も無く、だらだらと流れ落ちるものでしたが、大きく長いものでした。目の前(^_^;)miki

危険は少なかったのですが、私たちはここから下山することにしました。なによりも、他の10数人のスキー、ボーダーは何事も無かったように登っていきます。その中には初心者も居るようです。

もしも、本当に事故が発生したときには、子供を背負った私たちは、十分な救助活動も出できないので、逃げることにしました。多分、雪崩は発生しないでしょうが、本当に誰かが埋まったら、その人の安全と、我が子の安全を天秤にかけなければなりません。どちらもつらいものです。正直いって、こんな雪質で雪崩が起きるとは思いませんでした。

滑降は、回りのボーダーに声援を受けながらの下りで、気持ちがいい

ゲレンデの部分は雪が硬く、子供を背負っての滑りは、なかなか難しいものでした。

とにかく、冒険して転倒することは、避けなければなりませんでしたので、カッコいいものでは無かった

もしかして、YU君を背負わなかったら、どんな滑りが出きるのでしょうか?なって、多分、対したことはないんだけどね後は、全国にたくさん有る「日本一」の上川ラーメンを食べて、幌加温泉に向かいました。

層雲峡の上川ラーメンはけっこううまかったけど、出きれば分煙ぐらいしてほしかった。タバコの煙でのどが痛かったので25点。ごホンごほん

Movie Real Madi 331KB


休憩してます

快晴の黒岳、リフト乗り場に下りてきました。Miki、YU