クライミングは楽しい |
(^_^)v エリア名やルート名は、ガイドブックを購入してご確認ください。 ![]()
私の右手は5年生のときに「忍者ごっこ」で怪我をして、親指が曲がらず手のひらは神経が通っていない状態です。冬山登山ではいつも右手が冷えに弱く、凍傷に気を使っていました。しかし、このときは右手の違和感が無く快適なClimbingを楽しませてもらいました。
インストラクターのChoも我々の水準を見極める必要があったとのでしょう、ガイドブックにも無いこのルートでテストされました。 ChoはMikiを降ろしながら、「彼女にアドバイスをしても良いか」と私に聞いてきました。私は「いいよ」と答えると、降りたところでMikiにクリップ手際の悪さを指摘していました。「こうすんだ」と・・・・・ね ![]() ![]() 真黒で大きな体をゆらりユラリと揺さぶりながら、知り尽くしているルートを少しも間違えることなくゆっくりと登っていいます。ダイナミックなムーブはないが、止まることなく、まるで像が鼻を揺さぶって、ゆっくり食事をしているようなリズムで確実に登っていきました。 登りきると「Tension!」の掛け声とともにこちらに顔を向け、ニコリともせず、自分を降ろすように私に指示をして、体育教官かと思うような顔つきで私の側に降りてきました。 会話もないまま私が登る番になり、Choが残してきたクイックドローでルートを確認して登り始めました。それに導かれて、最初に簡単な乗り越しを越えてから右上し、フェーズに入ります。 私はいつも登りがチャカチャカしているのでChoの登りとは感じが違い、せわしない[忙しい]のぼりになります。 2本目のクイックドローからのフェース[のっペらした岩]で手順が逆なのに気がつき、4手ほどクライムダウンしました。再度登り返して、核心は「エイ!」とデッド[落ちる前に次の岩をつかむ動作]で登りきってしまった。6B?とても易しく感じました。グレードより気持ちが良いですね。 ![]() ![]() 最初に易しい7mほどの壁を越えてすぐにテラスとなり、そこから第二の壁が8mぐらいあるという2段に成ったルートです。 最初にChoが登るが(写真)グレードもわからないので、彼の登りを観察していました。すると2段目の出だしが核心のようで、左の遠いホールドを取ってから、右手で持つホールドに右足を乗せ、「ん!!」との掛け声で、右上の遠いホールドをバランス良く、立ちこんで取りに行くというものでした。 私はその一連のムーブを頭に入れていたので、自分がトライするときには全く同じムーブで一撃することが出来ました。もしも核心のムーブを知らなかったてこずったでしょう・・ということでグレードは6Bとしました。 降ろされる途中で隣を登っていた別のインストラクター(レゲー風でタイ人にはとても見えない)が私の登りに拍手を送っていたので、たいしたものだったのかしれません。 Mikiは同じく一撃でしたが、我々の登りを見ていなかったので、核心を右にまいて少し易しいルート取りをしたようです(写真)。・・・・I am not sure Mikiの登りはネチッコイね。熱いけど、くたくただけど、気持ちいいね・・YUも岩場まえのハンモッグにゆられて最高です??? ![]() 「Oh勝ね」「Miね」ともOSしたルートです。見た目は下部の方が難しいのかと思いましたが、出だしはガバ続きで、簡単に登れます。 上部のフェースに入ってからが楽しい所のようです。2回目のトライなので「ウイ」とか「よいしょ」とか掛け声をかけながら進むと、丁度、力がなくなってきたところで終わりという感じです。 見晴(名寄市)だったか、赤岩(小樽市)だったか?どこかで登ったことのある様なルートです。Mikiも続いて成功しました。楽しいルートですね。 ![]() ![]() 2本めのクリップまでは何とかなるが、3本目までが難しい、チョークの跡が残っているのだがムーブもわからないまま、2回のトライで終了しました。 出だしは1本目のボルトの3mほど左から取り付き、右へのトラーバス気味にボルトに近ずく、2本目のボルトは近いので、1手分だけ、直上してクリップ。 そこから、左足を広げて左手の遠いホールドを取りに行く、この数手は青巌峡(占冠村)のようなカチホールドで細かい。 3本目近くのガバホールドをとると、後は「わしわし」と力任せに終了点を目指すのである。 きっと「OGIりん」は力に物を言わせて、ねじ伏せたのだろう。私はチョークの跡にだまされたような気がしてならなかった。ちょっと悔しかったね!! ![]() ボルトが無く、スリングが3本だけのガバガバ・ワシワシルートでMikiは一撃したが、Matchは2回もテンションをかけてしまった。 ビレーしているChoの「テンションノン(Tension on)」の掛け声がむなしく聞こえた。「なんだか、力が無くなっている・・」と言い訳をしてみた。(×_×;) 全てが大きなホールドで力がなくならない限りは、ムーブも無く、落ちそうにもなく、どこでもレストできそうなルートで、あえて核心を言うなら2本目のスリングから3本目に向かう、左へのトラーバスかな?
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