2009年6月に下北半島の恐山を訪問して、早朝に起きて写した写真です。恐山を訪問したのは、宿坊の吉祥閣に泊まると精進料理が食べられるからでした。宿坊に泊まるためには、食事の前に「五観の偈（ごかんのげ）」という誓いの言葉を唱え、朝のお勤め（お祈り、椅子に座ることもできる）にも参加しなければなりませんが、それ以外は普通のホテルと同じです。といっても、建物が完成したばかりなので、非常に気持ちよく過ごすことができました。恐山の境内には、夜間は入場できませんが、宿泊者は早朝から見て回ることができるため、早朝の写真を写すことができました。
恐山の境内は、温泉にもなっていて、左側が古滝の湯（女湯）、右側が冷抜の湯（男湯）です。宿泊者は無料で利用できますが、宿坊内には、立派な大浴場もあります。
中央が地蔵堂、その左の大きな建物が宿坊・吉祥閣です。
(2010年2月13日)。