下北半島の干し草ロール

札幌から東京まで高速道路を使わないでドライブしたことは、『函館元町の八幡坂と記念館摩周丸』でご紹介しましたが、その途中の下北半島で写したものです。函館からのフェリーが着く青森県・下北半島の大間から、昔フェリーで海上からみて、ぜひ訪問したいと思っていた尻屋崎に向かう途中で撮影したものです。雨の中、対向車も来ない原野を30分ほど走ったあと、突然牧場が開けて、干し草ロールが並んでいました。単なる、干し草ですが、周りになにもなかったこともあって、一斉にこちらを向いて迎えてくれているような感じを受けるという、不思議な体験をしました。

尻屋崎一体は、馬が放し飼いにされていて、午後5時以降は立入禁止となっており、放牧地域の入り口のゲートに着いたのがちょうど5時だったため、尻屋崎を見ることはできませんでした。仕方がなく、引き返したのですが、途中に、巨大な風力発電用の風車が林立している地域がありました。

(2005年8月28日)

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