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塩の道 千国街道
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古代から続く民衆の道、日本海と信州を結ぶ千国街道
大糸線は、この道に沿って走ります。
松本と糸魚川を結び大糸線と並行する千国
街道は、江戸時代には越後で松本街道と呼ば
れ信州では糸魚川街道と呼ばれました。
その昔この道は、日本海からは塩や海産物
が信州からは農作物が運ばれ、きびしい地形
にもかかわらず山国信州の人々にとっては、
かけがえのない道でした。
ここでは古い街道跡や史跡が残る佐野坂か
ら千国を中心に紹介します。
1 佐野坂 (大町市・白馬村)
大町市と白馬村の境にあって、南北の分水嶺にもなっています。
杉木立の中を行く静かな道です。
青木湖
千国街道は、青木湖西岸を通ります。
2 西国三十三番観音 (大町市・青木湖畔)
青木湖西岸に続く千国街道に沿って置かれています。
文政12年、高遠石工によって彫られました。
3 石仏群 (白馬村・南神城)
大糸線と国道に挟まれたこの付近の旧道沿いには古い民家が残っています
茅葺の民家
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4 道祖神 (白馬村・飯森)
男女二体の像で有名ですが、これは文字碑です。
飯森集落の入り口に置かれています。
5 長谷寺 (白馬村・飯森)
曹洞宗示現山、戦国時代の飯森城主、飯森盛春が中興の祖
参道の大杉は、白馬村の天然記念物に指定されています。
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6 飯森神社 (白馬村・飯森)
雨乞いの神社として信仰を集めていました。
八方尾根の八方池畔に奥宮があります。
周囲には石仏も多く、眺めのいいポイントです
7 古道標 (白馬村・飯森)
飯森宿の北はずれの分されにあり、
(右えちご 左やま道)と刻まれています。
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8 北アルプスを望む (白馬村・飯森)
飯森神社から北へ向かう街道からの眺め
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9 空峠 庚申塚石仏群 (白馬村・深空)
道祖神や馬頭観音など五十余基の石仏があります。
道祖神
肩を抱き合い男神が杯を持ち女神が徳利を持つ双体像です。
10 みみずくの杜 (白馬村・八方口))
石碑や石仏、薬師堂が立ち、近年「足湯・薬師の湯」が整備されています。
街道を歩くハイカーの憩いの場所になっています。
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11 北アルプスを望む (白馬村・北城)
松川の南から 五竜岳と白馬三山の眺め
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12 観音原 (白馬村・新田)
西国・板東・秩父の百体観音と馬頭観音など百八十七体が四角形の
芝生広場の周囲に立ち並んでいます。江戸末期、高遠石工の彫像です。
13 霧降宮 (白馬村・切久保)
諏訪社、松本藩によって厚く保護されました。古来千国郷の惣社でした。祭典を
尾花祭りと呼び、朱印状・鰐口・七道の面・薙鎌等の多くの社宝があります。
西に岩岳スキー場が広がります。
14 おかる穴 (白馬村・切久保)
嫁と姑の不仲にまつわる話。おかると呼ぶ嫁が、霧降宮にある七道の面を顔にかぶって
姑をおどしましたが、面が顔からとれずに洞穴に身を隠したという伝説があります。
洞穴は楠川に架かる瀬戸橋直下にあります。
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15 楠川を望む (白馬村・切久保〜落倉)
瀬戸橋の上流、街道はここから落倉へと登ります。
16 風切地蔵 (白馬村・落倉)
大風や悪霊・病魔を防いでくれる、お地蔵さんです。
この地蔵は、白馬連峰と東山にそれぞれ据えられた
風切地蔵と一直線上に並んでいるそうです。
17 松沢薬師堂 (小谷村・松沢)
南から歩いてくると小谷の入り口にあたる場所です。
落倉高原と栂池高原の間の谷の一番低い場所に立っています。
松沢から望む栂池スキー場
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18 前山百体観音 (小谷村・親の原)
西国・板東・秩父の巡礼供養塔、江戸末期、高遠石工による彫像
正面に栂池スキー場が広がり天気のいい日は白馬連峰の眺めが
すばらしいところです。
前山観音前の街道からの眺め
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19 牛方宿 (小谷村・沓掛)
街道にはボッカ宿、牛方・馬方宿が数多くありましたが、次々と
姿を消して現在まで原型をとどめる唯一の牛方宿です。
牛は土間に、牛方は二階にと一つ屋根の下に泊まって
旅の疲れをいやしました。
2004年に改修され内部が公開されています。
南からの全景
出入口
牛方宿内部
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20 沓掛 (小谷村・沓掛)
沓掛から東山を望む
前山から沓掛への道
なだらかな高原の道が続き、白馬連山を望むことができます。
苔むした石仏
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21 親坂 (小谷村・沓掛〜千国)
街道中の難所とされてきた坂道です。荷物を背負った
牛が歩きやすいようにと作られた石畳が残っています
親坂から千国を望む
親坂の渓流
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22 弘法清水と牛つなぎ石 (小谷村・沓掛)
親坂の途中に湧く水場で、青苔におおわれた石舟に、こんこんと湧き出る
清水が牛馬と人にしばしの休息を与えました。石舟は牛馬用と人用の二つあり
今でも変わらずに清水をたたえています。
牛つなぎ石
街道脇の巨石に牛の手綱を結ぶ穴があけられています。
今は、すっかり苔むしていますが往時には行き交う牛方と
牛に利用されて苔の生える暇もなかったことでしょう。
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23 千国宿 (小谷村・千国)
近世には、松本藩の番所が置かれ、信越交易の要衝として栄えました。
街道をはさんで宿が並び、集落の中央で枡形となり集落全体が緩やかな
斜面上にあります。暮市には大勢の商人が各地から集まり大変な賑わいを
見せたそうです。
石仏群
親坂を下って、千国の宿の入口にあります。
千国の庄 資料館
この地にあった民家を移築した資料館には囲炉裏や居間が往時のままに復元・保存
されています。その隣に復元された千国番所は、運上塩(通行税)の徴収や塩などの
荷物や通行人の人改めの監視場所でした。
千国の民家
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24 千国諏訪神社 (小谷村・千国)
千国宿の北のはずれにあります。毎年9月15日
奇祭「ささら祭り」が行われます。
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