健康生きがいアドバイザー
 とし坊の今日から読むぞ!熟年関連情報  Back No.6

ご意見・感想
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2002/12/23
中高年男性はご用心、歯と脳梗塞の意外な関係
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/222988
     MedWaveトピックス 2002/12/19 
 中高年男性4万人を12年間追いかけた研究で、歯が25本未満の人は、25本以上の人より1.5倍脳梗塞になり易いことがわかった。歯周病がある人には脳梗塞や心筋梗塞が多いが、今回のデータ分析では、歯の本数の方が脳梗塞との関連が深く、歯周病とは別の理由がありそうだという。研究結果は、米国心臓協会(AHA)の学術誌であるStroke誌の2003年1月号に掲載される。
 このデータは、歯周病以外の、歯が抜ける“何か”が脳梗塞を起こしやすくするとしても、それには12年以上の長い歳月がかかることを示している。また、歯の本数が少ない人で特徴的なのは、野菜や果物を食べる量が少ないことで、「それが影響している可能性もある」と研究グループはみている。
男性は長野、女性は沖縄が最も長生き
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/222791
     MedWaveトピックス 2002/12/18 
 厚生労働省は12月17日、「2000年都道府県別生命表」の概況を公表した。前回の1995年データと比べると、すべての都道府県で平均寿命(0歳の平均余命)は延びていた。

都道府県別の順位は以下の通り。
 ≪男性≫:長野(78.90歳)>福井(78.55歳)>奈良(78.36歳)>熊本(78.29歳)>神奈川(78.24歳)
 ≪女性≫:沖縄(86.01歳)>福井(85.39歳)>長野(85.31歳)>熊本(85.30 歳)>島根(85.30歳)の順。
一方、都道府県別にみて平均寿命が短いのは、
 ≪男性≫:青森(75.67歳)<秋田(76.81歳)<高知(76.85歳)<佐賀(76.95歳)<大阪(76.97歳)。
 ≪女性≫:青森(83.69歳)<大阪(84.01歳)<栃木 (84.04歳)<茨城(84.21歳)<福島(84.21歳)。

厚生労働省の「平成12年都道府県別生命表の概況

不倫は心臓にリスク大 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/222520
   ----日経ヘルス ニュース 2002/12/17 
『ドイツのハンブルクで開かれた「性と健康に関する学会」で、英国の医師が、「配偶者以外の相手と性交渉をもつと心臓発作が起きやすい」と報告した。要するに、浮気は心臓に負担がかかる、というのだ。』という記事。

「長年連れ添ったパートナーとの場合には、心臓発作が起きることはめったにない」ということは、興奮度が低いということを物語るもので、不倫相手のほうが「感じる」という裏返しではと、思うのですが・・・・・。

歩き方が変になるのは──痴呆の前兆? 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/222334
   ----日経ヘルス ニュース 2002/12/16 
『お年寄りが変わった歩き方をするときには、脳卒中などと関係する血管性の老人性痴呆症の前兆である、という研究が発表された。』という記事。

70〜90歳代の老人422人を、7年間にわたって、追跡調査した結果、痴呆症の兆候はないが「異常な歩き方」をする人がいた。 その歩き方は、以下の3タイプあり、
 (第1のタイプ)足が半円形を描くように外側にゆれるタイプ、
 (第2のタイプ)足が床からほとんど離れないで歩幅が極端に短いタイプ
 (第3のタイプ)常にふらついていてバランスを失いやすいタイプ

異常な歩き方をする人の1/3は、後年、血管性痴呆症になったが、正常な歩き方の老人で血管性痴呆症になった人は1/10だった。


2002/12/09
シワ対策の本命、CoQ10コスメが新登場 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/f_saizen1.html
   ----日経ヘルス FrontLine 日経ヘルス'93/1月号 2002/12/03 
オリジナルサイトの画像にLinkしています。 クリックして拡大できます。
 欧米でレチノール以上に抗シワ成分として注目されている化粧品成分「コエンザイムQ10」(CoQ10)入りの化粧品が日本でも新登場したことにより、肌のシワ対策が大きく変わりそうだという。CoQ10(別名:ユビキノン)は、01年まで、日本では薬剤扱いの成分だったが、2002年になって化粧品成分に登録されたもので、このCoQ10は、肌において加齢と共に減ってくる成分なので、補うことで肌のハリや潤いを感じることができるというもの。

Medwebの記事のURL
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/220062

病気は一つくらい持っているのが良い(藤田病院「すこやか」より)
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/219435
     MedWaveトピックス 2002/12/03 
今ベストセラーを続けている本に、聖路加国際病院名誉院長・日野原重明博士の「生き方上手」という本がある。この本は、90歳を越えた内科医が、御自分の人生から、若い人達への人生の過ごし方や勉強の仕方を述べたものであり、「一病息災」を地でいく日野原重明博士の生き方は、まさに18世紀末の江戸時代に活躍した「解体新書」で有名な杉田玄白の「養生七不可」に尽きる様である。

「養生七不可」を現代版にまとめると、次の様になる。

  1. 昨日のしくじりには、後悔せず。
  2. 明日のことを先に心配せず。
  3. 飲と食とは適度に行う。
  4. 得体の知れないものには、直ぐに手を出さず。
  5. 軽い病気ではむやみに薬を飲まない。
  6. 元気だからといって、無理な働きをしない。
  7. 適度な運動が大切。
老化の速さ
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20021202so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2002/12/02
人間の最長寿命は約120年、マウスは4.5年。種によって寿命は大きく違うが、老化する速度の違いで分類しようという試みが、米国の神経生物学者フィンチらによって提唱されている。それによると、死亡率が2倍になるのに要する時間によって生物は、3グループに大別される。人間の死亡率倍加時間は8.9年。

2002/11/25
「長寿の秘訣は心臓にあり」、センテナリアンの子供調査で判明
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/218151
     MedWaveトピックス 2002/11/21 
『ボストン医科大学老年医学部門のDallara Terry氏らの報告に依れば、100歳まで生きた人々を欧米ではセンテナリアン(centenarian)と呼ぶが、こうした超長寿者の子供は、平均並みの寿命で亡くなった人の子供と比べ、冠動脈疾患や高血圧、糖尿病の罹患率が半分以下であり、癌など他の加齢関連疾患の罹患率に差はないことが判った。遺伝的に循環器系が“強い”ことが長寿の秘訣と研究グループは分析している。』という記事。

2002/11/17
筆者コメントマーク  今回は久々に興味ある話題が掲載されていた「MedWave Open Mail」 のメルマガに目を通し、「ボケ予防にはワイン、ビールは逆効果か」というMedWave・トピックス の記事からスタートし、「【医書ランキングfrom bk1】 近藤誠著「成人病の真実」が第1位」が気になりだして、最近は当メルマガでも書籍の紹介が少ないので少し情報を集めてみようかと思っていると、「不老」の文字が飛び込んできました。後はそのまま引きずられるように、不老・老化防止関係のWebを閲覧することになって、今日のこの記事になっています。

▼Amazon.comで見つけた、気になる本
健康本の世界 > 健康法 > 坪田一男
ボケ予防にはワイン、ビールは逆効果か
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/216780
     MedWaveトピックス 2002/11/14 
『デンマークのお年寄り約1700人を対象とした調査で、ワインを飲む習慣がある人には痴呆が少なく、逆にビールでは多いことがわかったという。ワインとビールの飲酒パターンの違いや、ワインに含まれる特定の成分などが影響していると研究グループはみている。調査結果は、米国神経学会の学術誌であるNeurology誌11月12日号に掲載された。』という記事。

 この記事によると、痴呆の発症に影響し得る様々な因子で補正すると、ワインを飲む人は飲まない人よりおよそ2倍痴呆になり難いこと。また逆にビールについては、こうした因子で補正して補正すると、「月に何度か飲む」人では、およそ2倍、「全く飲まない」人よりも痴呆を発症し易く、「週に何度か飲む」人でも、痴呆の発症率が高い傾向があること。ウィスキーなどの蒸留酒でも、「飲む」人の方が「飲まない」人より痴呆発症率が高い傾向があったという。

 この結果は、「ワインは食事と共に嗜むことが多いのに対し、ビールは(飲み会など)特別な機会で大量に飲むことが多く、こうした“飲み方のパターンの違い”が影響しているのでは。」と研究グループは分析している。一方のワイン、特に赤ワインには、老化を防ぐとされる抗酸化成分のフラボノイドの影響の可能性もがあるのではとも考察しているとのこと。

  http://www.ntv.co.jp/omo-tv/01/0225/main.html
     [おもいッきりテレビ > 「今日の特集」 2月25日月曜日 放送分
  1. 「老化を抑える(1)」
      成長ホルモンを増やす
      溜まったからだのさびを出す
      老化への思い込みを捨てる
  2. 「老化を抑える(2)」
      特に寝ている間に成長ホルモンは分泌する。元気で百歳以上生きている人達の平均睡眠時間は女性7時間、男性7.5時間。
  3. 「成長ホルモンを増やす」
      筋肉に負荷をかけることで、成長ホルモンの分泌量が増える。つま先立ち、階段のぼりおりでもよい。(10分〜15分続ける事)
  4. 「身体のサビを出す」
      水分は生命力の源!特に朝の一杯めは、細胞・筋肉・血液がリフレッシュするので大事。刺激が少ない方がよい。
      特に午前10時頃というと交感神経がピークに達しているので深〜い呼吸をしましょう。 呼吸の基本は吐くこと。しっかり吐く事で、たくさん酸素を摂り入れる。
  5. 「思い込みを捨てる」
      春に老化するという思い込みを捨てる。積極的にパートナーを誉めて、一日一回は触る。一人暮らしの人は友達を作りましょう。
≪関連サイト≫
  http://www.tsubota.ne.jp/special/anti.html
     Tsubota.ne.jp
「Anti-Aging=アンタイエージング」とは、加齢に対抗する、歳をとらない!という意味。つまり「若々しく元気に年を重ねましょう!」という超ごきげんハッピーな医学であるとの説明がされておりますが、何故この分野に坪田 一男氏が興味をもったかという説明だけで、具体的にどうするかは説明されていません。 要は、著作物を買って下さいと云うことなのでしょうか?

簡単チェックテストでわかる!!「あなたの本当の年齢は何歳?」

高齢者の歯科診療には、複合的な知識が要求される
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/216602
     MedWaveトピックス 2002/11/13 
日本と同様に社会の高齢化が進む米国(国民の約20%が65歳以上)では現在、老人歯科学に対する注目が急速に高まっている。米国における老人歯科学の第一人者であり、米国歯科協会(ADA)の老人歯科健康賞の受賞者でもあるリンダ・ニーセン氏へのインタービュー記事で、これからの社会における高齢者歯科診療の重要性を強調している。

2002/11/02
「健康寿命」で日本が3年連続世界一 
  http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20021030h15au004_30
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース 2002/10/31
 世界保健機関(WHO)が30日発表した2002年世界保健報告によると、健やかに過ごせる人生の長さを表す「健康寿命」で日本は平均73.6歳を記録、この試算の公表を始めてから3年連続で世界一の座を維持した。WHOは日本が喫煙や高血圧に代表される健康を脅かす「十大リスク」の改善に取り組めば、あと5年程度は延ばせると勧告している。
  http://www.techno-forum21.jp/study/st010222.htm
    テクノ・フォーラム21 > 最近の開催実績 2001/02/08
「老化は遺伝子より環境」 東工大・石川教授講演より

オリジナルサイトの画像にLinkしています。『老化の一つの原因に「テロメア」説があり、細胞内にあって、遺伝情報が詰まっている染色体の端についている部分を言う。細胞が分裂する度に短くなって、細胞が分裂できる限界を決めている。年を取ると、当然、何回も分裂をした細胞が体内に多くなり、テロメアが短い細胞は分裂する能力が弱くなるので、けがをしたお年寄りがなかなか治り難いのも、傷を治す細胞の分裂が活発ではないからだ。生物がテロメアを持つのは、老化を促すためではなく、雄と雌は有性生殖をして、染色体の一部をそれぞれ組み換えて子孫に伝える。遺伝子の組み換えを起きやすくするため、染色体はひも状になっており、テロメアは、このひもの両端を保護するために必要だったのだ。
 染色体の組み換えで、遺伝子の多様な組み合わせができ、進化の原動力になってきた。老化はその副作用と表現できる。だから老化は、遺伝子がプログラムしているものではなく、環境因子が大きく左右していると言える。長寿の家系があるように老化に影響を与える遺伝子はあるが、遺伝子が全てを決めているわけではなく、適度な運動をするなど生活習慣への配慮で、老化を遅らせることができると思う。』



2002/10/19
生きがいないと死亡率上昇・循環器疾患と深く関連
  http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20021019e3mi007919
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース 2002/10/19
 男性の場合は「生きがいの欠如」や「ストレスの多さ」、女性は「人に頼りにされないこと」が循環器疾患で死亡する危険性が2倍以上になるとの長期追跡調査で分かった。
 生活習慣に加え、心理社会要因も循環器疾患に深くかかわっており、食事だけでなく、地域社会で生きがいづくりをサポートすることも重要だという。


2002/09/29
結核の新規患者は2年連続減少、高齢者の割合は増加傾向−−厚労省の集計結果から
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a015/207961
     MedWaveトピックス 2002/09/24 
『厚生労働省は9月19日、全国の保健所からの報告をまとめた「2001年結核発生動向調査年報集計結果」(概況)を公表した。新規登録患者に占める70歳以上の高齢者の割合は39.7%(対前年比0.9ポイント増)で、増加する傾向にある。ただし、罹患率をみると、70歳代は75.3(同11.9減)、80歳以上が120.8(同9.3減)と少なくなっており、高齢者の割合が相対的に上昇している。』ということです。

厚生労働省の「平成13年結核発生動向調査年報集計結果(概況)」のページ

  → 「年次別結核の統計(結核発生動向調査年報集計結果)


2002/09/22
中高年再就職マッチングサイト  
  http://japan.internet.com/busnews/20020920/3.html
     Japan.internet.com > Webビジネス  2002/09/20
『再就職支援のチャレンジャー・グレイ・クリスマス株式会社(CGC)が2002年9月20日、 株式会社クインランド DMES事業部の企画・開発による Web サイト 「経営.net」をオープンした。 』
TOTO、「バリアフリーブック(高齢者施設の水まわり編)」を発行  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/207655
     MedWaveトピックス 2002/09/20 
『 TOTOは9月10日、高齢者施設の企画・設計や施工、管理などに携わる専門家を対象にする高齢者施設の水まわり提案書「バリアフリーブック(高齢者施設の水まわり編)」の発行した。「バリアフリーブック(住まいの水まわり編)」「バリアフリーブック(パブリックトイレ編)」に続く第三弾。』ということです。

■TOTOのニュースリリース → 「バリアフリーブック(高齢者施設の水まわり編)」を発行

■TOTOの水まわりの資料・カタログがもらえます

健康管理にもネットを活用、73%のユーザーが意欲  
  http://japan.internet.com/research/20020919/1.html
     Japan.internet.com > デイリーリサーチ・バックナンバー  2002/09/19
『インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラント が、20代以上のインターネットユーザー300人を対象に調査を行ったところ、インターネットから申し込んで自宅で好きな時間に健康診断が受けられたり、医師や専門家に相談できるサービスを利用したいと回答したユーザーは73%。日ごろの健康管理にもインターネットを活用したいと考えているユーザーが多いことがわかった。』
「高齢者本」がブーム――中高年生きる指針ほしい 
  http://health.nikkei.co.jp/column/2cl/index.cfm
     NikkeiNet いきいき健康 加齢社会 2002/09/15
中高年層へのメッセージなどを盛り込んだ“高齢者本”がベストセラーになっている。老いることを前向きにとらえ、その後の短くない人生を鼓舞するような内容が特徴。読者の側はそれぞれの境遇と重ね合わせながら、先行きが不透明な時代を生きる指針や癒やしを求めているようだ。

▼『生きかた上手』(ユーリーグ) /著者:日野原重明  価格:1,200円
  ・Asahi-com > book > 朝日の紙面から > ベストセラー快読

  ・購入サイト > amazon.co.jp > 生きかた上手

『人生100年 私の工夫』(幻冬舎) /著者:日野原重明  \1200
  books-ruhe

▼『老いてこそ人生』(幻冬舎) /著者:石原慎太郎  ¥1500
  ・・購入サイト > amazon.co.jp > 老いてこそ人生


2002/09/16
75歳以上の人口、1000万人突破・総務省推計 
  http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース 2002/09/15
総務省が「敬老の日」にちなんで発表した高齢者人口は、15日現在の65歳以上の人口(推計値)は2362万人で、前年比+78万人。65歳以上が総人口の18.5%(+0.5ポイント)を占め、人数、比率ともに過去最高を更新した。75歳以上の人口が1003万人(+51万人増)と、初めて1000万人を超えた。
中高年の女性の循環器病予防には早足歩きがいい 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/206305
   ----日経ヘルス ニュース 2002/09/13 
『中高年の女性の循環器病予防には、1週間に2時間半ほど早足で歩く、あるいはそれに相当する運動をするのがいいことがわかった。医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」で発表された。』という記事。

 長距離を走ったり、激しく体を動かせたり、ジム通いをしたり、組織的なスポーツをしたりする必要は全くなく、毎日少しずつ、できるだけ早足で歩くだけで十分という。


2002/09/01
カリウムが脳卒中防止にいい!
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/203099
   ----日経ヘルス ニュース 2002/08/27 
 『カリウムを十分摂取していないと、脳卒中にかかるリスクが高くなるという報告があった。カリウムは、オレンジ・ジュースやバナナに多く含まれており、食生活の改善によって、脳卒中の予防ができることを示した研究として注目される。』という記事。

 高血圧、うっ血性心不全、じん臓病などの治療にために利尿剤を使うと、水と共にカリウムも排泄されるで、脳卒中の危険性が、カリウムを十分とっている人より2.5倍も高くなる。

アルツハイマー病 高カロリー食危険 
  hhttp://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne282712.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療 2002/08/27
『アルツハイマー病の発症と関係がある遺伝子(APOE4)を持つ高齢者の中でも、高カロリーの食事をとっている人は、カロリーを抑えた食生活をしている人に比べ、アルツハイマー病の発症率が2倍以上高いという報告を、米コロンビア大の研究者らがまとめた。質素な食事の利点が改めて注目されそうだ。』という記事。
年収637万円以上は2割・高齢者夫婦の医療費負担 
  http://health.nikkei.co.jp/news/hea/heaCh.cfm?id=20020820e001y39120
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース 2002/08/21
 厚生労働省は20日、今年10月から医療費の自己負担が定率2割になる70歳以上の高齢者の詳細な所得基準を発表した。2割負担となるのは課税所得(住民税)が年124万円以上で、年収が夫婦2人世帯で637万円以上、単身者で450万円以上の場合。高齢者全体の約10%(160万人弱)が対象となり、90%の高齢者は1割負担となる。

 ただ、課税所得が年124万円以上でも年収が夫婦2人世帯で637万円、単身世帯で450万円を下回る場合は、本人が市町村に届け出れば1割負担になる。


2002/08/25

高齢者に出される不要な薬
日本の服薬の多さにびっくり  
  http://www.asahi.com/life/health/kanjya/K2002081100119.html
  http://www.asahi.com/life/health/kanjya/K2002080400123.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > かしこい!?患者学 2002/08/10 08/03
 『薬や検査に関係なく医療保険から一定の入院料が支払われる定額制度が90年に老人病院に導入され、どこの病院も薬を減らしたら患者が元気になったと、学会などで話題になった。医療現場では今でも薬の分解が遅い高齢者に不要な薬がたくさん出されており、その筆頭が睡眠薬・精神 安定剤。』というコラム記事。

そして、
 『44年間も米国で内科医として働き、帰国した医師の目か見て、日本の医師は細かな症状ごとに薬を足して5〜6つも珍しくなく、根本の症状を抑えれば十分なのに11剤も飲ませているのに驚いたという。薬の数が多いほど副作用が増えるから、症状の大半は副作用の所為であり、米国流ではたった2剤で済む。更にそこに酒やたばこ、食品も絡んで複雑なことになる。』というコラム記事からは、

 医者から出される薬の多さは、不勉強な情報不足な藪医者か儲け主義の医者の証であり、出される薬をチェックしてながら、十分気をつけなければならないのは、むしろ患者のほうということが読み取れる。

イチョウ葉エキスに健常高齢者のボ ケ予防効果なし 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/202529
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/08/22
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/202373
     MedWaveトピックス 2002/08/22 
『イチョウ葉エキスの認知機能改善効果は、実はプラセボ並みに過ぎないことがわかった。健康な人が、「ボケを防ぐ」ことを期待してイチョウ葉エキスを飲んでも、あまり意味はなさそうだ。』という記事。

≪関連記事≫

  http://www.health-station.com/topic43.htm
  -----Health Media

筆者コメントマーク
 関連記事と今回の記事との差は、痴呆症の人がイチョウ葉エキスを摂ると 記憶力、認識力テストで能力向上が確認されたということであり、健康な人には効果が無かったということ。 これををどうとらえるかは、これからいろいろな結果が出てくると思いますので、じっくり見守っていけば良いのでは。


2002/08/18
楽観的な人は長生き!? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne280606.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > その他 2002/08/06
『老後の生活に楽観的な人は、悲観的な人より7年半も長生きしていることが、米国での長期調査でわかった。研究者らは「楽観的な人は生きる意欲が強いことに加え、ストレス性の心疾患などが少ないためだろう」と見ている。』という記事。

2002/08/04
健保法等改正法と健康増進法が今国会で成立
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/198595
     MedWaveトピックス 2002/07/29 
『参議院本会議は7月26日、健康保険法等の一部を改正する法案と健康増進法案を可決、両法案は成立した。健保法等改正法による高齢者医療制度の主な改正内容は、70歳以上の高齢者の患者負担を10月から原則定率1割となり、これまでの外来の月額上限制や診療所における定額負担選択制は廃止される。また、一定以上の所得(現役世代の平均的収入以上の所得)がある高齢者については、一般の高齢者よりも自己負担を増やすというもの。被用者保険(組合健康保険や政府管掌健康保険など)本人の患者負担は、2003年4月から3割となる。保険料の算定方法も変更され、月収ベースから2003年4月からは年収ベースで算出される。健康増進法は、既に示されている「健康日本21」を法制化するもので、同法の成立に伴い、栄養改善法は廃止される。』という記事。

▼厚生労働省の>  トピックス(保健局)(3/07)> 健康保険法等の一部を改正する法律案の概要 2002/03/07

▼厚生労働省の>  トピックス(健康局)(3/27)> 健康増進法案の概要(PDF: 13KB) 2002/03/27

長寿の人に3特徴/低体温・低インスリンなど 
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002080200498.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/08/02 
『長生きする人には低体温など三つの特徴があることが、米国立加齢研究所グループの研究で分かった。また、低カロリー食によって長生きできるという通説が、サルの実験でより確実になった。米科学誌サイエンス2日号に論文が掲載される。低カロリー食によって寿命が延びたサルには、@体温が低い、A血中のインスリン濃度が低い、BDHEASと呼ばれる血中ステロイドの低下が遅い、という三つの特徴があるという。』という記事。

平均寿命が男女とも過去最高を更新、男性78.07歳、女性84.93歳
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/199238
     MedWaveトピックス 2002/08/01 
『厚生労働省は7月31日、「2001年簡易生命表」を公表した。平均寿命(0歳の平均余命)は男性が78.07歳、女性が84.93歳だった。前年よりそれぞれ男性0.35歳、女性0.33歳の伸び、男女とも過去最高を更新した。厚生労働省が入手しているデータによれば、作成期間が国により異なるため厳密な比較は難しいものの、男女とも世界でトップとなっている。』という記事。

▼厚生労働省の> 統計情報> 最近公表の統計資料>日本人の平均余命 平成13年簡易生命表2002/07/31

『人は、何らかの死因で死亡するが、生命表の上で、ある年齢の者が将来どの死因で死亡するか確率の形で表したものが「死因別死亡確率」である。  平成13年の「死因別死亡確率」をみると、「0歳」では男女とも悪性新生物で将来死亡する確率が最も高く、>心疾患>脳血管疾患>肺炎の順になっている。 「65歳」では0歳に比べ悪性新生物の死亡確率が低く、他の死亡確率が高くなっている。「80歳」では更にこの傾向が強くなっている。男女とも0歳、65歳、80歳の各年齢で、3大死因(悪性新生物、心疾患、脳血管疾患)の死亡確率は全体の半分を超えている。また、前年と比較すると、男女ともに悪性新生物の死亡確率は高くなっているが、脳血管疾患、肺炎の死亡確率は低くなっている。』と、死因分析を行っている。
高齢者の1割強、投薬で悪化 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne271908.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療(その他) 2002/07/19
『介護が必要な高齢者らの1割強は、症状を悪化させる不適切な投薬を受けている、との論文を東京都港区の薬剤師会長が専門誌に発表したが、論文の基になったのは非公開の資料だったことから、薬を処方した医師らが所属する区医師会が「守秘義務違反のうえ、医師の裁量権を侵す」と反発、薬剤師会長は辞任に追い込まれた。薬の副作用で症状が悪化する例は少なくなく、薬剤師の“告発”が波紋を呼んでいる。』という記事。

2002/07/28
医療制度関連法が成立 サラリーマン3割負担
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002072700339.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/07/27 
『国民の負担増を中心とする、改正健康保険法など医療制度関連法が26日の参院本会議で自民、公明、保守の与党3党の賛成多数で可決、成立した。これにより、小泉首相が強く求めた来年4月からのサラリーマンの医療費3割負担などの制度改定が、政府の原案通り実施されることが決まった。』という記事。

▼関連の読売新聞の記事 「「3割負担」医療法案26日成立へ」
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne272601.htm

 こんな法律よりも老人医療費を削減する対策の方が先なのではないでしょうか。 病気になってから支払う医療費を上げるよりも病気に罹らない予防的な措置に対して規制を緩和する事だと思います。 一つの例として、健康食品の効果をもっともっと知らしめるためにも、今の薬事法を改正し、健康食品の効能を表示できる様にすべきです。特定保健用食品(財)日本健康・栄養食品協会認定の健康食品等の普及にも力を入れていれば、今回のような中国製ダイエット食品に依るような被害が出るようなことは無かったはずです。


2002/06/23
百歳でも兄弟姉妹みな元気な人がいる−長寿遺伝子のせい! 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/191604
   ----日経ヘルス ニュース 2002/06/19 
『6月11日発行の「米国立科学アカデミー紀要」』掲載されたボストン大学医学部のトーマス・パールズ博士らの研究によれば、100歳以上のお年寄りのいる家族の兄弟姉妹とも普通の人よりも長生きしていることが判った。兄弟姉妹も長生きする原因としては、長寿遺伝子の存在が考えられるが、特定する所まで到っていない。』と、報じている。
「高齢者の多様性に応じた政策が必要」/2002年版高齢社会白書
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/191757
     MedWaveトピックス 2002/06/19 
6月14日、高齢社会対策基本法に基づく「2002年版高齢社会白書」が発表された。今回の白書は、「2001年度高齢化の状況及び高齢社会対策の実施の状況に関する年次報告」と「2002年度において講じようとする高齢社会対策」の2部構成。年次報告では、高齢社会対策の方向と高齢化の状況などを取り上げている。それによれば、高齢者も多様化しており、「活動的な高齢者」と「一人暮らし高齢者」、「要介護等の高齢者」のそれぞれのタイプについて、求められている施策の方向性と高齢社会の将来像が示されている。

内閣府の「高齢化対策ページ」の「高齢化白書

究極の低カロリー食なら、健康で長生きできる−−NIH
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/190075
   ----日経ヘルス ニュース 2002/06/11 
『サルに必要最低限度までカロリーをカットしたエサを与え続けると長生きすることがNIH(米国立衛生研究所)のマーク・レーン博士らの15年間の研究で明らかになった。この研究における結果として、15年間の死亡率は低カロリーのエサのサルでは14%、普通のカロリーのエサのサルでは22%だった。心臓血管系疾患、糖尿病、じん臓病など高齢にともなう病気にかかったサルの割合も、低カロリーグループのサルでは14%で、普通エサのグループでは32%だった。ここでの低カロリーのエサは人間の食事に換算すると、男性なら1540kcal/日、女性なら1120kcal/日の食事に相当し、基礎代謝といわれる最低カロリーにかなり近い量であった。』と、報じている。

≪過去の記事≫

不老長寿のカギは「粗食」/米国の最新遺伝子研究で新事実 
 http://www.asahi.com/life/health/kenko/1208a.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2001/12/08 


2002/05/18
[長寿の科学]女性はなぜ元気で長生き? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne251305.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療 > 健康 2002/05/13
『最新の統計では、日本人の平均寿命は、男性77.72歳、女性は84.60歳。世界的にも女性優位。女性の方が長生きなのは、女性ホルモンが中年期まで、女性の体を守っている可能性が考えられ、40歳を過ぎて出産した女性には100歳以上まで生きる人が多い。』、という記事。

健康食品など「代替療法」利用の高齢者 日本7割 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne232501.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療 > 健康 2002/03/25
『医者よる処方とは別に、健康食品などの「代替療法」を利用している高齢者が日本では7割、米国では5〜6割いることが、日米の共同研究で明らかになった。代替療法を医師に伝えている人は共に半数以下だった。』、という記事。

 この記事に依れば、代替医療の内容は、日本の場合、
  @食生活の改善 60% 、A漢方・薬草   22%、 Bマッサージ   19%、
  C指圧       10%、 D健康食品  7%、 鍼 7%
 又、代替療法を利用する高齢者も、日本83%、米国89%が「効果がある」と答えており、反面、医師の処方については「効果がある」と思っているのは米国82%、日本では54%に過ぎず、しかも代替療法を受けていることを医師に伝えている高齢者は、日本では46%、米国でも45%といずれも半数に満たなかった。

 日本では、代替医療を積極的に取り入れる医師が少ない背景もあると思うが、漢方薬を利用するような風土もあり、もともと医食同源をも理解している人が多いことも背景にあると思われるが、急病で医者を利用することはあっても、日常の健康に関しては、あまり医者を信頼していない様にも思われる。

男性、やや太めが長生き 厚労省 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne212402.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療 > 健康 2002/01/24
『男性は、標準体重よりも少し太めの方が長生きできる傾向があることが、厚生労働省の大規模疫学調査で確かめられた。 肥満の指標「BMI」と早期死亡率の比較で、男性は健康的として推奨されている数値(中心値22)よりも高めの人(23〜26.9)の方が、死亡リスクが低い。』、という記事。

 この記事に依れば、男性ではBMIが23〜26.9の死亡率が最も低い人を基準にすると、27を超える肥満ではリスクは高くなり、27〜29.9で1.38倍、30以上で1.97倍となる。女性では、BMI 19〜24.9が最も死亡率が低い。25を超えると死亡率が上昇し、30以上では1.91倍となる。逆に19未満の「やせ過ぎ」でも1.94倍に死亡リスクが高まる。

  BMI=(体重Kg)÷(身長)^2

沖縄の「百寿者」研究進む 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne210701.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療 > 健康 2002/01/07
『沖縄は、100歳以上の超高齢者が人口10万人あたり34.67人と全国トップだが、沖縄に長寿者が多いことは明治の昔から知られていた。 沖縄の長寿は生まれつきなのか、食事など生活習慣や気候が原因なのか。沖縄では、動脈硬化が原因の心臓病と脳卒中死亡率が全国で最も低い。沖縄国際大学・鈴木信教授によれば、百寿者には遺伝子にも特徴が見られるという。』、という記事。

 鈴木信教授に依れば、健康な百寿者82人を調べた結果、70歳の人と比較したところ、免疫に関連する遺伝子(HLA)の一つの「DR」の型にはっきりと差があるという。 百寿者では、リウマチなどに関係するとされる「DR9」を持つ人が少なく、反対に免疫細胞の働きを強める「DR1」が多いという。
 DR1,9は長寿につながる遺伝子の一部に過ぎないし、このような「遺伝子エリート」でなくても百歳を迎える人は多い。その他の百寿のための要素は、「肥満」と「食習慣」であることは、今まで耳にした知識から言えるようだ。

5世代家族健康の秘けつ 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne1b2501.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療 > 健康 2001/11/25
『曽曽祖父母まで5世代にわたって健在な251組の生活実態を、製薬会社ノバルティスファーマがアンケート調査した結果、各世代に共通する好みの食べ物は「ご飯」「魚」「野菜」「果物」。一方、控えているのは「甘い物」「香辛料」。』、という記事。

 記事に依れば、第1世代(平均96歳)の好物は「魚」「梅干し」「牛乳」で、肉類が少なく、栄養のバランスがとれているということ。やはり「食」のバランスが長寿の秘訣であることが読み取れる。


2002/03/24
   ----Asahi.com > 生活 > 介護・老後 2002/03/21 
『世界最高齢とギネスブックに認定されていた115歳の米国女性が18日死亡したことにより、世界最高齢は鹿児島市内に住む114歳の女性、本郷かまとさんとなった。 男性は、福岡県の中願寺雄吉さんで。今月23日で113歳になる。 』という記事。

   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2002/02/25 
『90年代の初め頃から赤ワインの健康への効用が大いに言われ出したのは、動物性脂肪を多く摂ると、心筋こうそくなど虚血性の心臓病による死亡率が高くなるのが普通だが、ワインを多く飲むフランス人はこの死亡率が低いという「フレンチ・パラドックス」が、疫学調査で浮かび上がり、これをきっかけに、ワインの効能を調べる研究ラッシュが始まってから。 この10年、健康への効用がさまざまに追究され、優れた老化防止食品の地位を固めてきた。』という記事。

◇効果大きい「赤」

    ワインの効果は、下表に示される。赤ワインの効能は、全体として、老化を防ぐこと。疫学調査より、痴ほう症を抑制する効果があることが判ったという。
◇死亡率にも影響
    ワインを適量飲む人は、飲まない人に比べ、認識障害が少なく、アルツハイマー症の発症率は約4分の1、その他の痴ほう症も約5分の1で、調査期間中の死亡率も約30%低い。
◇ゆっくり味わう
    良いことずくめのようでも、度を超せばマイナス。ワイン党の多くの人は、「食事やおしゃべりとともに、ゆっくり、」と説く。
◇ツウの極意は、 安く良いもの探す 1回0.5〜1本まで

◇調査や実験の結果で確認・想定されるワインの主な効用
    (●は赤ワイン、○は白ワイン)
     悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を防ぐ
     動脈硬化を招くエンドセリンの合成を抑える
     血小板の凝集を抑え、血栓症になるリスクを減らす
     血液の流れをよくし、速度や流量を減らす
     平滑筋細胞の増殖を抑え、動脈硬化の進行を防ぐ可能性
     脂肪の吸収を抑える
     ピロリ菌への殺菌作用があり、胃がんなどを減らす
     ポリフェノールの一種であるリスベラトロールが、がんの細胞死を招き、がんの進行を抑える
     リスベラトロールは脳の細胞同士を結びつけ、記憶などの脳機能を改善する可能性
    神経伝達物質や記憶に関係する物質を分解する酵素の働きを妨げる物質を持つ
    香りに人をリラックスさせる効果がある
    カリウムを多く含み、利尿作用がある
    カルシウムとマグネシウムをバランスよく含み、骨そしょう症を防ぐ可能性
     大腸菌やサルモネラ菌などへの抗菌力が強い
     (当該記事:「ワインの効用 適量なら「若さ」の味方」の記事中の表を転載)
≪とし坊コメント≫
     赤ワインの効能は、今までにもいろいろと言われてきていましたが、老化防止にも効果があるということでは、私もビール党を返上しなければならないかもしれません。でも飲みやすいのでどうしても飲み過ぎてしまって、酔いが足に来るために、いろいろとトラブルを起こしてしまっている反省から、ちびりちびり飲むコツを掴むようにしなければならいようです。(^_^;) 


2002/03/10
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/03/05
『米国Pfizer社は、世界29カ国の中高年男女約2万6000人を対象とした性の実態調査の結果を発表した。40〜80歳の男女を対象に、性生活に関する行動、態度、信念や満足度を同期間に評価した調査は世界で初めて。』、という記事。

 その結果について、中高年の過半数が「人生においてセックスは重要」と評価。結果には国による差が大きい。パートナーとの 性生活に「満足している」と答えた人の比率は、精神面・肉体面のいずれも、日本人は調査対象国中で最低。

   ----日経ヘルス FrontLine 日経ヘルス4月号 2002/03/04 
オリジナルサイトの画像にLinkしています。 クリックして拡大できます。  一見、とても食用キノコとは思えない白い毛むくじゃらのキノコが、痴呆を改善すると判明し、話題になっているという。「ヤマブシタケ」。中国では、胃や神経衰弱に効く薬用キノコとして古くから食べられていたという。静岡大学農学部河岸洋和教授らの研究で、この「ヤマブシタケ」を食べると、神経細胞を保護するNGF(神経成長因子)という体内の成分を増やすことがわかった。そしてこの効果を確認したのが、群馬県桐生市にある宏愛会第二リハビリテーション病院。


2002/02/24
     BizTech 医療・介護・バイオ 2001/03/12
 「2029年、日本人の平均寿命が100歳を超える」――日経ビジネスが様々な医学関係者や研究者に取材して独自にシミュレーションした結果が、紹介されている。

 医学の発達は、3大死因であるガン、脳卒中、心不全の克服を進める。又、バイオ研究の進展で「老化」を防ぐ道も開かる結果、出現する社会は現在よりさらに進んだ「超高齢社会」だという。

 瀬戸内海に浮かぶ周防大島(山口県東和町)は、既に65歳以上の人が総人口の50%を占め、50年後の未来を先取りした街だ。80歳を超えても元気で働く人たちが多くいる反面、町の税収不足や高齢者ドライバーによる交通事故の増加など、様々な問題も生じている

 「超高齢社会」では、収入の確保、健康・医療、年金などの社会保障、結婚や出産といった社会制度など、あらゆる枠組みの見直しが求められることは明らかである。特に、高齢者の再雇用について重要である。高齢者の4割が働くようになれば、平均年齢100歳の社会でも経済成長が維持できるとシミュレーションしている。日本が先んじて、新しい高齢社会の成長モデルを築くべきであると結んでいる。
     BizTech 医療・介護・バイオ 2001/01/15
 山国・長野県は、全国有数の「健康長寿県」としても注目を浴びている。

 都道府県別平均寿命は男性がトップ、女性が4位(95年調査)。1人当たりの老人医療費は60万円強で全国最低。65歳以上に占める寝たきり老人も割合も全国平均の半分強。元気で長生き(ピン・ピン)、病気になっても長く入院することはない(コロリ)県というということになる。  その訳は、全県的な食生活改善活動の成果、きめ細かい検診活動が奏功、在宅医療の充実、自然に恵まれた食や環境、山坂を歩くことで足腰が鍛えられる…と諸説あるが、学術的な検証はなされておらず、国会は医療費節約の観点から今年視察団を送る予定だという記事。

 私の推論は、やはり自然が身近にあり、山にたなびく靄が見える風景は、人の気持ちを落ち着かせることで、ストレスが大いに緩和されること。 山菜や四季折々の食材も変化に富んで、それらを手軽に食べられることで、医食同源を日々から実践できていることではないかと、勝手に思っているのですが、この記事の結論はどうだったのでしょうか?

≪参考≫
健康長寿 信州

■PDF File・長野県の健康長寿について

団藤保晴の「インターネットで読み解く!」・ 第58回「超長寿時代に介護保険は効くか

     Yomiuri-Online社会 2002/02/18
『高齢者の記憶力は、訓練によって、ある程度回復可能なことを示す研究成果を米ワシントン大の研究チームがまとめ、米医学誌「ニューロン」最新号に発表した。』、という記事。


   ----厚生労働省 2002/02/15 
厚生労働省は2月15日、2000年の国勢調査のデータを基に作成した「第19回完全生命表」を公表。平均寿命(0歳における平均余命)は、男性が77.72歳、女性が84.60歳。前年より男性は.62歳、女性は0.61歳長くなっり、過去最長を記録。世界的にも、男女とも最高水準を維持している。


2002/02/18
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2002/02/15 
『 米国で約110万人を対象に睡眠調査をしたところ、1日6〜7時間眠る人の死亡率が最も低く、睡眠時間が長いほど長寿になるわけではなさそうとのことだが、この調査に対し、全米睡眠財団は 「調査対象が対がん協会員らに限られ、平日の睡眠時間しか調べていない。手法に限界があり、死亡率だけで評価するのも乱暴だ。」とのコメントを出している。 』という記事。


2002/02/03
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/01/11
『所得が低い人ほど、健康が「よくない」と思いがちであることが、厚生労働省の国民生活基礎調査に基づくデータ分析から明らかになった。この自覚的健康度には、個人の所得による差の方が地域間の所得格差よりも影響が大きいこともわかった』、という記事。


帝京大学医学部衛生学公衆衛生学教授の矢野栄二氏らの研究グループにより、British Medical Journal (BMJ)誌1月5日号に発表された。BMJ 2002;324:16 ( 5 January )
 論文:「Individual income, income distribution, and self rated health in Japan: cross sectional analysis of nationally representative sample

     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/02/01
三洋電機サイトのオリジナル画像データです。クリックすると拡大できます。
『三洋電機は2月1日から、頭がい骨を通して音を伝える機能を備えた「骨伝導電話機TEL-KU1」を発売する。通常の電話機では声が聞きとりにくかった高齢者などの利用を想定した製品。相手の声の高さは変えずに、速さだけを約0.75倍に遅くする「ゆっくり通話」機能もある。メーカー希望小売価格は7万円(税別)』、という記事。


業界初、ゆっくり通話機能搭載の骨伝導電話機を発売 (三洋電機)

     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/01/17
Link元のオリジナル画像です!
『1992年4月から2001年11月までに、目薬以外のものを点眼したという報告が全国の危害情報協力病院及び消費生活センターから計48件寄せられたため、国民生活センターは、目薬と間違えて他のものを点眼しないように注意を呼びかけている。50歳以上の人が全体の約9割を占め、水虫薬や皮膚用薬などを間違って目に入れていたケースが多いという。』、という記事。


薬とまちがえて他のものを点眼した! −容器が似ていて紛らわしい/50歳を過ぎ、特に高齢者は要注意
  ----国民生活センターのホームページの「生活ニュース」


2002/01/20
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2002/01/17 
『傾斜(スロープ)を利用した健康運動「スローピング」が関心を呼んでいる。坂道や階段を前向きや後ろ向きに元気よく歩くだけ。特別な道具は要らず、普段あまり使わない筋肉を鍛えられる。平地のウオーキングに比べて効果が高いと専門家も利点を指摘する。 』という記事。

 確かにこの運動は効くようです。私も運動を全くしないので、足の衰えが気になりだして、最近3階までの階段を6往復する事を昼休みに始めました。毎日行うわけではないですが、ゴルフをしたときの疲れが全く違ってきました。これは体験報告という形になりましたね。



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