「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報Back No.53  

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2005/03/26
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≪筆者コメント≫

 引越しがあり、ホームページの更新が滞っていましたが、やっと引越しも一段落しました。
しばらくサボっている間に、気になる情報が、かなり一杯溜まっているようですので、下記にご報告いたします。

白血球の数で心臓病リスクが予測できる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/366539
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/25 
 3月14日に発表された「米内科学紀要」(Archives of Internal Medicine )によれば、米ミネソタ州のバ−マン臨床研究センターのカレン・マーゴリス博士らの6万6000人以上の女性を対象にした研究において、血液中の白血球の数が高いと、心臓病や脳卒中など、心臓血管系の病気になり易いというリスク診断が出来るという。

 体が病原菌などの外敵と戦う必要が生じると、白血球が増える。その際炎症を起こし、この炎症により血管壁が損傷を受けたり、又は血管が詰まって、心臓病や脳卒中の原因になることより、心臓病や脳卒中は、体内で起きている炎症と関係が深いと云われており、この研究はそれを裏づけているようだ。

ビタミンEが心不全リスクを増大 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050325hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/03/25
 米国医師会雑誌「JAMA」3月16日号掲載のマクマスター大学(カナダ・ハミルトン)集団健康調査研究所内科教授のEva Lonn博士らの研究によれば、ビタミンEは癌や心血管疾患の予防に有用では無いばかりか、心不全のリスクを増大させることが明らかになった。

 このリスクが高まる機序は明らかではないが、酸化ストレスの存在下では、ビタミンEは抗酸化物質としてではなく酸化促進物質として作用すると推測される。
 ビタミンEを摂取している人すべてが懸念する必要は無く、問題なのは、ビタミン剤などの健康補助食品さえ摂取していれば、十分な運動をして適切な食生活を送るなど、癌や心疾患を予防するための他の手段を講じる必要が無いと考える人が多いことにあると、問題があるとEva Lonn博士は指摘している。

アクリルアミド摂取は乳癌の発症リスクと関係なし、摂取源のトップはコーヒー
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/366034
     MedWaveトピックス 2005/03/23 
 米Harvard大学公衆衛生学部疫学部門のLorelei Mucci氏らが米国医師会誌Journal of American Medical Association(JAMA)誌誌2005年3月16日号にResearch letterとして報告したところによれば、フライドポテトのような揚げ物に多く含まれる「アクリルアミド」は、国際癌研究機関(IARC)が「クラス2A(ヒトに対して発ガン性がある)」に分類され、健康被害が懸念されているなか、スウェーデン人女性を対象にした、食事からのアクリルアミド摂取と乳癌リスクの関係を調べた初の前向きコホート研究で、乳癌については、摂取と発癌リスクに関連性が無いことがわかったという。

 摂取源として最も多かったのはコーヒーで総摂取量の56%を占める。2位がフライドポテト類(12%)、3位がクリスプ・ブレッド(9%)の順だった。摂取量が最も少なかった群(平均12μg/日)と、より多く摂取していた4段階の群(平均摂取量が20、 25、31、44μg/日)の乳癌発症率を比較したが、摂取量に応じた相対リスク上昇は見られなかったという。

 本論文の原題:「Acrylamide Intake and Breast Cancer Risk in Swedish Women」

ポテトチップスに含有の成分に「有害の恐れ」 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050307so14.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/03/07 
 世界保健機関(WHO)と食糧農業機関(FAO)の合同専門委員会は、ポテトチップスやフライドポテトなど高温で調理された食品に含まれる化学物質「アクリルアミド」について、「健康に有害な恐れがあるかもしれず、食品含有量を低減すべきだ。」との勧告を出し、アクリルアミド含有量を減らす技術を食品業界が導入することを促すよう求めている。
不正行為にミス続出、専門医“看板倒れ”…認定機構が実態調査へ 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050322so13.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/03/22 
 「専門医」と呼ばれる医師による医療事故や不正が相次いでいる現状を受け、国内の医療系主要52学会が加盟する「日本専門医認定制機構」は、初の実態調査に乗り出すことを決めた。

 学会が認定する専門医制度は、1963年に日本麻酔科学会が創設したのが始まりで、学会によって「専門医」や「認定医」などと呼び方は異なる。認定基準は学会ごとにバラバラ。大半は指定の施設で3〜5年の実務経験を積み、学会への出席回数などによって認定試験の受験資格を得られ、一番肝心な実技試験を行う学会は少ない。

優良歯科医に認定証、NPOが評価機関 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050311so15.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/03/11 
 治療内容が適切かどうか判り難いといった苦情の多い歯科医療の質向を目指し、安心して治療を受けることのできる歯科医院かどうかを審査、認証する、歯科を対象にした初の第三者評価機関で、NPO法人(特定非営利活動法人)「歯科医療情報推進機構」(理事長・藤本孝雄元厚相)が発足した。

 ▼「歯科医療情報推進機構」 
    (電)03-3229-1480、 ホームページ (http://www.identali.or.jp

ウエストサイズが糖尿病の目安 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050322so12.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/03/22 
 米臨床栄養学会誌の最新号に掲載された米ジョンズホプキンス大の約3万人に対する疫学調査によれば、米国成人男性のウエストのサイズが糖尿病の危険度の有効な指標になることが、肥満度の指標としてよく使われるBMI値よりも、優れた目安になることが判ったという。

 ウエストによる糖尿病の危険度予測が有効なのは、腰回りの脂肪が、2型糖尿病の発症に強く関係しているため。

子供の非行は、中1の時の親の接し方次第──米で研究 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/365761
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/22 
 雑誌「発達心理学」(Developmental Psychology)最新号に発表された、ミシガン大学社会科学研究所の心理学者、パメラ・デービビスキーン博士らの中高生1300人を対象とした4年間の研究結果によれば、ハイスクール(高校)になって子どもがぐれるかどうかは、7年生(中1)の時の親と子の関係が大 きく影響していることがわかったという。

 中1の時に、親と子の絆が離れていると、高校生になって、麻薬・盗み・物を破壊する・セックスをする等の傾向が現れるが、一方、中1の時に、親がかまい過ぎると、独立心・自立心に欠け・責任感を持たない子どもになり易く、あとになって、自分で何もできなくなるような問題児にもなり易いという。

【日本循環器学会2005速報】1日5杯の緑茶で血管弾力性が改善 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/365712
     日経medwaveサプリ&機能性食品トピックス 2005/03/20 
 福井循環器病院循環器内科の村上達明氏が日本循環器学会2005年3月19日のポスターセッションで報告したところによれば、5杯/日、または800ml以上/日の緑茶を摂取することで、血圧に関係するとされる脈波伝播速度(PWV: Pulse Wave Velocity)が有意に下がり、血管の弾力を示すFMD(Flow Mediated Dilation:血流の増加に依存した血管拡張)が有意に向上するという。

 現代の日本人は高血圧や糖尿病、血中コレステロールの増加といった心血管イベントが起き易い状態であるにも係らず、欧米に比べて心臓病などの心血管イベントの発生率が低いのは、日本独特の「緑茶」が血管に良い影響を与えているという仮説を検証したものといえる。

不眠の人の6割は、生活習慣病を持つ! 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/365694
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/20 
 久留米大学医学部精神神経科学教室の内村直尚助教授らのグループが、中年サラリーマン男女6084人を対象に行ったアンケート調査で、不眠と生活習慣病の悩みの関係が浮き彫りになった。

 不眠に悩んだ経験のある人のうち、生活習慣病の有病者は約60%。不眠と生活習慣病が関係していることをうかがわせる調査結果となり、更に、不眠の悩みを抱えた生活習慣病患者は、うつ病になりやすい傾向も認められた。

難聴は耳でなく脳に問題がある 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/365364
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/18 
 年を取ると耳が遠くなるため、耳自体の治療をする人が多いが、耳ではなく脳に問題があるケースが多いので、脳を治療すべきだという見解を、ロチェスター大学医学センターのロバート・フリシナ博士らが、最近開かれた米国の耳鼻咽喉科研究学会の会合で発表した。
 脳の理解力が衰えて、音の信号を処理するのに時間を要するようになるから、事実上、聞こえないのと同じというもの。
歯治すと難聴改善? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050307so12.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/03/07 
 東京歯科大(千葉市)などの調査によれば、難聴の傾向のある人が、歯の治療を受けてかみ合わせを整えると、聴力が回復するケースのあることが分かったという。

 患者数が少なく断定的ではないが、相手の話が聞き取りづらいなど中等度難聴だった19人中、歯の治療後に約6割の患者の聴力が生活に支障のないレベルに改善。歯の片側だけで食物をかむ習慣がある人は、かむ側の耳の聴力が低下し易いことも分かった。

ビール原料ホップが胃かいようの予防効果? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050318so11.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/03/18 
 千葉大大学院医学研究院とアサヒビールの共同研究によれば、ビール原料のホップから抽出した「ホップ・ポリフェノール」が、胃かいよう発症に関与し胃がんとの関係も指摘されるピロリ菌の毒素を弱めるという。研究成果は4月4日から開かれる「日本細菌学会総会」で発表。

 ▼アサヒビール」 > ニュースリリース 2005/03/17 
    「ホップ・ポリフェノール」が、ピロリ菌による疾病発症リスクを低減
     千葉大学大学院医学研究院‐アサヒビール(株)R&D本部の共同研究で有効性を確認
       第78回日本細菌学会総会で発表、機能性食品としての開発を進める

ヨーグルトが口臭を撃退 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050318hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/03/18
 米ボルチモアで開かれた国際歯科学研究学会の年次集会で発表された鶴見大学(横浜市)の北條研一氏らの研究によれば、伝統的な無糖ヨーグルトの摂取によって、口臭の原因となる口腔内の悪臭物質が減少するほか、歯垢および歯肉炎の発生率が低下することが明らかになった。

 今回の研究は、口腔内の細菌すべてを検討したものではないが、ヨーグルトの「有用な」細菌が口臭を引き起こす細菌に取って代わるとする仮説は理論的に成立すると考えられる。

膣に塗ってHIVの媒介を防ぐ抗ウイルス剤ができた 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/365121
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/17 
 膣に塗るだけで、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)や、単純疱疹ウイルス(herpes simplex)など、膣から感染するウイルス性の病気を予防する効果が有るインデブス製薬(Indevus Parmaceuticals)の「PRO 2000」という薬が開発された。その臨床試験結果がボストンで開かれた「第12回レトロウイルスと日和見感染会議」(12th Conference on Retroviruses and Opportunistic Infections)で発表された。
笑いで血流が増えるを実証 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/364438
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/14 
 「笑う門には福来る」という諺を実証した結果が、米心臓学会 (American College of Cardiology)の会合で報告された。
 20人の成人を対象とし、コメディの笑いを呼ぶ部分だけを集めたビデオと戦争の戦闘部分を見た時の前後で血管がどう変化したかを比較したところ、コメディを見た後では、血流が平均22%アップ、戦争映画を見た後では、血流が平均 35%減少していた。
善玉コレステロールを増やす薬で動脈硬化が改善 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/364082
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/11 
「米内科学雑誌」(Annals of Internal Medicie)2005年1月18日号に高脂血症に対する動脈硬化改善の臨床結果が発表された。
 「ジェムフィブロジル」(gemfibrozil )、「ナイアシン」、「コレスチラミン」の3種の物質を混ぜ合わせた、善玉コレステロールと呼ばれる「HDL」だけを上げる薬剤が開発され、動脈硬化の改善に成果を上げているというもの。
 この試験に参加した全てのお年寄りが、2.5年の間に体重を落としたという。
ケンコーコム、「2005年花粉症売れ筋TOP10」を発表 
  http://www.kenko.com/company/pr/archives/2005/03/prrau2005ntop10.html
   ----ケンコーコム プレスリリース 2005/03/10 
 ネット通販会社のケンコーコムは、同社サイトの今年1月1日〜3月1日における花粉症関連商品の売れ筋ランキング「2005年花粉症売れ筋TOP10」を発表した。

【2005年 花粉症売れ筋TOP10】(05/01/01〜05/03/01 出荷数ベース)
順位商品名発売元成分名
1花粉 鼻でブロックフマキラー鼻腔クリーム
2ノアレキリンウェルフーズKW乳酸菌
3甜茶(複数メーカー)甜茶
4インターバランスL-92カルピス乳酸菌
5花粉(複数メーカー)花粉
6シジュウム茶(複数メーカー)シジュウム茶
7ハナクリーン東京鼻化学研究所鼻洗浄器
8トマトのちからキッコーマントマト
9アイガード スカッシー名古屋眼鏡花粉症用メガネ
10ミントポリフェノール(複数メーカー)ミントポリフェノール

 花粉の侵入そのものを防ぐ鼻腔クリーム「花粉鼻でブロック」(発売元/フマキラー)が第1位。一方、体質改善による対策として、話題の乳酸菌サプリメント「ノアレ」(販売元/キリンウェルフーズ)や「インターバランス」(販売元/カルピス)、「甜茶」「花粉」といった商品も高い人気を集めている。
よく体を動かす人はパーキンソン病になり難い 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/363557
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/09 
 米ハーバード大学公衆衛生学部のホンレイ・チェン博士らが、雑誌「神経学」(Neurology )最新号で発表したところによれば、パーキンソン病の発症には、若いころからの運動不足が関係していることが、4万800人の男性の調査結果より判った。
 成人してからも「よく体を動かしてきた人」は、「あまり体を動かさなかった人」と比べると、後年パーキンソン病に罹る割合が半分だった。
間接喫煙で子どものIQが下がる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/363386
   ----日経ヘルス ニュース 2005/03/08 
雑誌「環境健康展望」(Environmental Health Perspectives )1月号に掲載された「米国立環境健康科学研究所」(National Institute of Environmental Health Sciences )の6歳〜16歳までの米国の子ども4399人を対象とした研究調査結果によると、間接喫煙によりタバコの煙を吸うと、IQ(知能指数)が下がるという。

2005/02/26
コレステロール やや高めが長生き? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050220so12.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/02/20 
 コレステロールが高いと心筋梗塞になりやすいとされ、数値を気にするが、やや高めの方が脳卒中などが少なく、かえって長生きできることを示すデータが相次いでいる。

 現在の基準値は、米国での調査においてコレステロール値220以上の場合に心筋梗塞が多かった、との結果が基になっている。だが、これは30〜40歳代の男性のデータで、女性や50歳以上の男性では、心筋梗塞が増えるのは数値が280程度以上の場合だった。

 東海大医学部の大櫛(おおぐし)陽一教授は、全国の健診受診者約70万人のデータから、健康的な集団の95%の人が収まる範囲の上限値を算出し、これを高コレステロールの基準値とすると、「中高年の場合、男性は260台、女性では280台とすることが妥当」だという。  米国は、国民の平均コレステロール値の低下によって心筋梗塞が減っている。日本は逆に数値が上昇傾向にあり、基準値を同一にする必要はないという。
 高コレステロールに特に注意が必要なのは30〜40歳代の男性で、心筋梗塞の要因とされる中性脂肪が高い人や、善玉コレステロールとも呼ばれるHDLコレステロールが低い人が多い。糖尿病、高血圧など様々な要素を総合判断して治療する必要があるという。

ヘルシーリポート:BB536 ビフィズス菌の一種、さまざまな健康効果
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20050217ddm010100142000c.html
     毎日新聞暮らし 2005/02/17 
 ビフィズス菌を含むヨーグルトは、花粉症をはじめ、感染症の予防や血液中の脂質改善などさまざまな効果が分かってきた。健康な体を維持するためにも、いま一度、ビフィズス菌を見直したい。

 体に良い働きをする菌を総称して、プロバイオティクスという。

 ビフィズス菌の仲間も約30種ありその中の森永乳業が1969年に健康な乳児の腸から発見し、日本で初めて乳飲料に入れたBB536というビフィズス菌は、人や動物の試験でさまざまな効果があることが分かってきた。

  • 腸内環境改善し便秘解消
  • 血中コレステロールも下げる
  • マウス(ハツカネズミ)の実験では、病原性大腸菌 O157の感染を予防する。
  • ラット(シロネズミ)の試験では、大腸がんや肝臓がんを防止する。
  • カルシウムの吸収をよくする働きも分かりつつある。
  • 花粉症の軽減も−−免疫細胞バランス回復
食物繊維をもっととろう!啓発する団体「ファイバーアカデミア」が発足
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/361625
     MedWaveトピックス 2005/02/25 
 食物繊維を、体内の老廃物や毒素を吸着して排出する“解毒”のための素材と位置付け、実践的な摂取方法を提唱して、食物繊維に関する研究データの集積や、消費者への情報提供を行う 学術団体 ファイバーアカデミアが2月24日発足した。

▼24日の設立式での発起人の専門家らの講演内容

  1. 腸内細菌に詳しい東京大学の光岡知足名誉教授:
  2. 食物繊維の摂取が多いほど大腸ガンのリスクが少ない
  3. 根菜やキノコ類などでたっぷりと食物繊維がとれる食生活を送る長寿村の人々では腸内の善玉菌が多く悪玉菌が少ない
  4. 欧米型の食事でも、食物繊維を加えるだけで腸内の腐敗産物は減る
  5. 現代人は10gくらいは食物繊維をとらなければならない。
  6. 美肌作りのための治療に取り組む青山メディカルクリニックの大木理香院長:
    10人の男女が3週間、7.5gの食物繊維入りのお茶を飲み続けたところ、肌の水分量や弾力に改善が見られ、この3週間の前後で、ビタミンC1g摂取後の血中ビタミンC濃度の経時変化を比較たところ、血中ビタミンC濃度が上がりやすいことを確認した。
 ファイバーアカデミア食物繊維摂取量の目安と目標 
たんぱく質と塩分控えめの腎臓病患者向けカップそばを日清サイエンス発売
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/360907
     MedWaveトピックス 2005/02/23 
 日清サイエンスは、東洋水産と共同開発した腎臓病患者向けのカップ入り即席そば「レナケアー たんぱく調整 カップ入りそば」を2月25日に発売する。一般向けの製品に比べ、たんぱく質は半分以下、塩分も半分に抑えて、たんぱく質、塩分、リン、カリウムを減らし、十分なエネルギーを確保した。希望小売価格は160円。

 日清オイリオニュースリリース 
   「腎臓病患者向け カップ入り即席そば 「レナケアー」 たんぱく調整 カップ入りそば 新発売。たんぱく質1/2以下、塩分50%カット!」

「葉酸」に高血圧予防効果 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050221so17.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/02/21 
 葉酸は、神経管閉鎖障害という赤ちゃんの先天性疾患を予防する効果が高く、妊婦には必須の栄養素として知られるが、緑黄色野菜や豆類に多く含まれる栄養素である。この「葉酸」は女性の高血圧予防に効果があることが、米ハーバード大の研究でわかった。
母が肥満 子も太りやすい 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050221so16.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/02/21 
 米ペンシルベニア大などのチームがまとめ、米国の臨床栄養学雑誌に発表した研究結果によれば 「肥満気味の母親の子どもは、6歳から太り始める可能性が高い」という。

 2歳では体格差はなかったが、4歳になると肥満気味の母親の子どもの方が、より体重が増える傾向が見られ、6歳児の比較では、肥満気味の母親の子どもの平均体重は、細身の母親の子どもの平均体重を3Kg上回り、約23Kgとなり、脂肪量でも初めて差がつき、肥満度に明確な差が出たという。

たまの深酒は肥満のもと? 米国立研究所が調査
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200502200062.html
     Asahi.com健康健康・生活 2005/02/20
 米国立アルコール依存研究所が、97〜01年の国民健康面接調査に参加した男女のうち、酒を飲む約3万7千人の「1回の酒量」と「飲酒の頻度」を調べ、「飲みっぷり」と肥満との関係を探った調査結果を、米国立保健研究所(NIH)が発表したところによれば、たまにしか飲まない酒で深酒する人は太りやすく、少量の晩酌を習慣にする飲み方だと太りにくいという。

BMI(体重を身長の二乗で割った数値)との関係をみると、

  • 1回に1杯しか飲まない男性 : BMIの平均が26.5。
  • 1回に4杯以上飲む男性   : BMIの平均が27.5。
  • 女性の場合 : 25.1(1杯/回) → 25.9(4杯以上/回)
  • 一方、年間の飲酒日数が少ない人ほどBMIの数値が大きかった。
  • 飲んでも太り難いのは、1杯/回しか飲まず、週に3〜7日飲む人。
  • たまのお酒で量を過ごす人が、最も太り易い。
コーヒーで肝がんと結腸直腸がんリスクが低下 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050225hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/02/25
 コーヒーの日常摂取によって肝がんリスクが低下し、またデカフェは直腸結腸がんリスクを低下させることが、米国立がん研究所発行の「Journal of the National Cancer Institute.」2月16日号に掲載された米国と日本の2つの研究で明らかにされた。

 米国でのデータでは、カフェイン入りコーヒーと紅茶の飲料者と結腸直腸がん発症との関連性は認められなかったが、カフェイン抜きのデカフェを2杯/日以上摂取する習慣のある人は非摂取者と比べて、直腸がんの発生率が約1/2であることが判明した。

 日本でのデータでは、コーヒーを毎日またはほぼ毎日摂取する人は、肝がん発生リスクが非摂取者の半分であることが判明した。
非摂取者と比較して、1〜2杯/日の摂取者では48%, 3〜4杯/日の摂取者では52%, 5杯/日では76%リスクが低かった。

がん患者は血液凝固リスクが高い 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050218hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/02/18
 米国医師会誌「JAMA」2月9日号に掲載された研究報告によれば、がん患者は同年代のがんを有さない人に比べ、下肢や肺での血液凝固リスクが7倍であり、このリスクはがんのタイプ、診断からの経過期間、がんの拡がりおよび血液凝固をもたらす遺伝子変異の有無などに左右されるという。

2005/02/20
 今回は、がんに関する記事ばかりになってしまいましたが、「コーヒー」と「肝ガン」との関係は興味深いですね。

妊娠中に排気ガスを浴びると子供が癌になりやすい? NY住民の調査で判明
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/359999
     MedWaveトピックス 2005/02/17 
 米国立衛生研究所(NIH)の一部門である米国立環境保健科学研究所などが出資する研究「The Mothers & Children Study in New York City」によれば、妊娠中に車の排気ガスやタバコの煙などに含まれる多環芳香族炭化水素(PAH)に被曝すると、胎児の染色体異常が増え、発癌の危険が高まるという。

 NIHニュースリリース 
   「Mothers' Exposure to Air Pollutants Linked to Chromosome Damage in Babies」

50年に渡る追跡調査、男性の喫煙と11タイプの癌による死亡の関係を示す
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/358464
     MedWaveトピックス 2005/02/16 
 英国Radcliffe附属診療所のRichard Doll氏らが、英国人の男性医師を50年間追跡して11タイプの癌による死亡と喫煙の関係について、British Journal of Cancer誌電子版に1月25日に報告した。

 その報告によれば、25本/日以上吸うヘビ−喫煙者の死者数は、10万人当たり415.2人で、未喫煙者(同16.9人)の 25倍。肺癌も他の癌と同様、喫煙本数の増加に伴ってリスクが上昇。15本/日未満のライト喫煙者(10万人当たり130.6人)に比べ、ヘビー喫煙者の死亡率は3倍。

 British Journal of Cance>原題:「Mortality from cancer in relation to smoking: 50 years observations on British doctors」

生姜、緑茶にガン予防効果−−マウスで確認 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/359698
   ----日経ヘルス ニュース 2005/02/16 
 ミネソタ大学のアン・ボード、ジガン・ドン両研究者が、このほど米アリゾナ州で開かれた「米がん研究学会」(American Association of Cancer Research )の会合で発表した研究によれば、ショウガや緑茶に結腸ガン(大腸ガン)を予防する効果があることを、マウスでの実験で確かめたという。
「毎日飲む」コーヒー、肝がん半減 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050217so12.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/02/17 
 厚生労働省研究班(班長=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)が実施した大規模調査の結果が、16日付の米がん専門誌に掲載されたところによると、1990〜2000年の約10年間、全国9か所の40〜69歳の男女約9万人を追跡調査した結果、コーヒー摂取量と肝がん発生率の関連がわかったという。

 コーヒーを毎日飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ肝がんになる率が51%も少なく、「5杯/日以上飲む」人では「飲まない人」の1/4。同じくカフェインが多く含まれる緑茶を多量に飲んでいる人では、肝がん発生率の低下はほとんど認めらないが、どの成分が効果を及ぼしているかは判っていない。コーヒー独自の成分の可能性が高いという。
肝がんリスク、コーヒーで半減 国立がんセンター
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200502160331.html
     Asahi.com健康健康・生活 2005/02/16
 米国のがん専門誌JNCI 16日号に掲載された、日本の国立がんセンターの研究チームによる9万人を超える男女を10年間にわたる大規模追跡調査の結果によれば、コーヒーを飲む量が多いほど肺がんのリスク低減の効果があるという。

 コーヒーが肝細胞がんを予防する詳しい仕組みは不明だが、抗酸化作用のある成分がコーヒーに大量に含まれているからではないかと見られる。 ただ、同号に掲載された米国チームによる別の研究では、コーヒーや紅茶で大腸がんや直腸がんを予防する効果は確認されなかったという。

海藻類に乳がんの予防効果 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050210hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/02/10
 栄養学関連誌「Nutrition」2月2日号掲載のカルフォルニア大学バークレー校公衆衛生学部の毒物学者Christine Skibola氏の研究は、日本人女性は米国人女性よりも乳がんのリスクが低く、日常生活で海藻類の摂食量がはるかに多いことに着目し、ワカメなどの海藻類の摂取により、乳がんなどのエストロゲン依存性がんの発生に関与する血中エストロゲンが低下することを明らかにしたもので、子宮内膜症などの疾患によって月経周期に極度の不規則性をみる女性患者3例を対象に海藻の補助食品を連日摂取させたところ、月経周期が延長し規則的になり、そのほか、エストラジオール(エストロゲンの一種)の血中濃度が低下したという。

2005/02/12
歯周病の妊婦は、早産・低体重児出産のリスクが高い――日本人の疫学調査で判明!
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/359062
     MedWaveトピックス 2005/02/10 
 ここ10年の研究で、歯周病が動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病や全身疾患と関係が深い関わりがあることが判明してきており、2月8日、東京で行われたライオン主催の健康セミナーで、北海道医療大学歯学部教授の古市保志氏が報告したところによれば、歯周病にかかっていると、早産になって低体重児となるリスクが高まることが、日本人を対象にした疫学調査でも判ったという。

 そのメカニズムは、口の中に歯周病菌が増え、免疫のバランスが崩れると、免疫を担当する細胞から血中にサイトカインという情報伝達物質が過剰に出される。  ところが血中サイトカイン濃度は、出産のゴーサインとみなされるために、このサイトカイン濃度が高まると、妊婦の子宮筋を収縮させる“スイッチ”が入ると考えられる。

授乳暦の長い女性ほど、慢性関節リウマチが少ない 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/358594
   ----日経ヘルス ニュース 2005/02/09 
 赤ちゃんに授乳経験がある女性には、その期間が長ければ長いほど慢性関節リウマチになる危険性が小さいと、ハーバード大学の関連病院「ブリガム女性病院」のエリザベ・カールソン博士らのチームが、雑誌「関節炎とリウマチ」(Arthritis and Rheumatism)の最新号に発表した。
低脂肪乳を飲むと体脂肪が減り、ウエストにクビレ!−−日本人女性で確認
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/358012
     MedWaveトピックス 2005/02/07 
 辻学園栄養専門学校中央研究室の広田孝子教授が、2月3日に開催された「第7回メディアミルクセミナー」(主催:日本酪農乳業協会)で発表したところによれば、低脂肪牛乳を飲むと体脂肪が減り、筋肉量が増えるというダイエット効果があるという。

 低脂肪乳を飲むことにより、カルシウムの血中濃度が増るて、副甲状腺ホルモンなどの働きで脂肪細胞内のカルシウム濃度が下がり、それによって脂肪の合成が抑制され、分解は促進されるためと考えられる。

卵1日1〜2個なら脳卒中や心臓病への影響なし、ただし糖尿病の方は控えめに 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/358032
     日経medwaveサプリ&機能性食品トピックス 2005//02/07 
 卵(鶏卵)に含まれるコレステロールは、100g当たり約400mg と食品の中でも特に多く、卵1個は300gのヒレステーキとほぼ同じ含有量にもなるので、生活習慣病の面から食べるのを控えたほうが良いが、University of Medicine and Dentistry of New JerseyのAdnan I. Qureshi氏らが、米国人1万人を平均16年間追跡した調査を基にした研究から、健康な人なら1〜2個/日の卵を食べても冠状動脈疾患や脳梗塞の発症は増えないことが分かったという。

 但し、糖尿病を発症している人は、心筋梗塞の相対リスクが高いので、控えたほうが良いという。

体によくないハンバーガー、分子レベルで理由解明 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050204hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/02/04
 医学関連誌「Cell」 1月28日号に掲載された米ハーバード大学ダナ・ファーバー癌研究所の研究によれば、ハンバーガーや揚げ物が体によくない理由が分子的に解明されたという。
 飽和脂肪酸およびトランス脂肪酸といった悪性脂肪を動脈閉塞の原因となるLDL(悪玉)コレステロールに変換する分子スイッチが発見されたというもので、この分子は、コアクチベータに分類されるPGC-1β(ベータ)で、肝代謝に関与する。
 肉、乳製品などに含まれ体に悪いとする悪性脂肪が肝臓に達すると、PGC-1βが生化学シグナルのカスケードを開始させ、それによって肝細胞が他の閉塞物質ファミリーのトリグリセリド(中性脂肪)と同様に動脈を閉塞させるLDLコレステロールを産生するため。
【日本消化管学会速報】 ブロッコリースプラウトで胃炎が治る? 進行中の臨床試験で有効性示す結果出る 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/357168
     日経medwaveサプリ&機能性食品トピックス 2005//02/02 
 筑波大学人間総合科学研究科病態制御医学専攻の谷中昭典氏が、1月28〜29日に開催された第1回日本消化管学会総会で発表したところによれば、癌予防に効果的だとして人気があるブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)を食べることによって胃炎の症状が良くなるという。

 これは、ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンという成分が抗酸化作用と抗ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)作用を持つためで、ブロッコリースプラウトは、活性酸素の働きを抑制する、いわゆるラジカルスカベンジャーとして働き、炎症を抑えると考えられる。


2005/02/05
国内初の変異ヤコブ病、原因究明難航 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050205so12.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/02/05 
 日本人初の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)患者と確認された男性について、厚生労働省は、渡航先の英国で感染したという見方を強めている。

◆二次感染の有無、早急調査へ…献血歴は?治療歴は? 
 vCJDが人に二次的に広がるケースは、患者の血液の輸血と、患者に使用した医療器具からの二つのルートが考えられる。厚労省は当面、英国の滞在歴が1か月以上の献血者に対しては、献血を禁止することを急きょ、決定した。

◆BSE全頭検査、見直し論議に影響も
 日米間で協議中の米国産牛肉の輸入再開問題では、全頭検査の見直しが前提条件となるだけに、今後の消費者の反応がカギとなりそうだ。

◆96年以来、世界で164例
 vCJDは96年に英国で確認され、これまでに世界で164人の患者が報告されている。大半は英国の患者だ。欧州以外で確認された患者は、いずれも英国に渡航歴があった。

抗酸化食事と運動で、老化しても脳の機能をキープ 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/357667
   ----日経ヘルス ニュース 2005/02/04 
 雑誌「加齢の神経生物学」(Neurobiology of Aging )1月号に掲載された、カナダのトロント大学とカリフォルニア大学アーバイン校の研究者 たちのイヌを使った研究によれば、加齢で低下する頭の働きを若く保つために、「抗酸化物質がたっぷりの健康的な食事と運動、そして脳への適当な刺激が効果を持つ」という。
子どものガンは大気汚染と関係していた 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/357394
   ----日経ヘルス ニュース 2005/02/03 
 英国の雑誌「疫学と地域社会の健康」(Epidemiology and Community Health )の1月17日に掲載されたバーミンガム大学名誉教授のジョージ・ノックス博士の研究によれば、子どものガンは、工場などから排出される環境汚染物質と密接に関連しているという。

 工場など大気汚染物質の濃厚な排出源となっている場所から、1Km以内に生まれた子どもは、他の場所で生まれた 子どもと比較して、16歳までにガンで死亡する割合が、2〜4倍になるという。

【サプリ&機能性食品2005速報】 「肥満解消に、ビタミンやミネラルが必須」
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/357047
     MedWaveトピックス 2005/02/01 
 「サプリ&機能性食品2005」最終日の1月28日午後の講演に登場した、こもん会稲毛病院(千葉市稲毛区)でビタミン外来を担当する佐藤務医師(整形外科・健康支援科部長)は、ビタミンやミネラル摂取の重要性を強調。

 肥満の原因は、3大栄養素(炭水化物、脂肪、たんぱく質)の過剰摂取によるカロリーオーバーと、それを代謝するビタミン、ミネラルなどの副栄養素の圧倒的な不足にある。しかし、カロリーオーバーばかりにスポットが当たり、副栄養素の不足に着目しないのは問題だと。 

≪原因≫

  1. 副栄養素が不足する理由は、野菜の栄養価の低下にあり、50年前に比べてビタミン、ミネラルなどの栄養価が1/8〜1/20に減っている。
  2. 加工食品が増えたこと。例えば米では、精白過程で副栄養素がそぎ落とされたりしている。
  3. ストレスの多い現代生活では、抗ストレスホルモンを作るためにビタミンが大量に使われるため。
≪対策≫
 副栄養素を十分に摂取できる食事が基本だが、それができないなら「ビタミン、ミネラルなどが幅広く配合されたサプリメントを利用する。但し、単一成分配合のビタミン剤ではダメ。
【サプリ&機能性食品2005速報】 森永乳業、ビフィズス菌BB536の花粉症改善効果を発表 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/357049
     日経medwaveサプリ&機能性食品トピックス 2005//02/01 
 森永乳業は、1月26日〜28日に開催された「サプリ&機能性食品2005」で、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌B536が花粉症を軽減するというヒト試験による研究成果をパネル展示した。花粉症対策の商品で、ビフィズス菌をメーンにしたものは初めて。

 同社研究所の話では、「これまでのビフィズス菌研究から、BB536ヨーグルトを2週間食べ続ければ腸内細菌そうのバランスが改善するが、新商品の量でも花粉症予防の効果を十分に期待できる」という。このヨーグルトは、100g中に20億個以上のビフィズス菌BB536を含む。

お年寄りの体重が減り始めたら、痴呆症の予兆かも 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/356667
   ----日経ヘルス ニュース 2005/01/31 
 英国ロンドンの精神医学研究所(Institute of Psychiatry )のローバート・スチュアート博士らが、「神経学雑誌」(Archives of Neurology )最新号で発表した研究によれば、アルツハイマー病などの痴呆症になりはじめたお年寄りには、70歳を過ぎて起きた体重の減少は何年か後に痴呆症を発症する予兆であることがわかった、という。 体重減の程度は、痴呆症になった人たちの半数以上で5.4Kg以上に達していた。
花粉症対策のQ&A…厚労省がHP相談 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050130so13.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/01/30 
 スギやヒノキなどの花粉が今年、観測史上最高の飛散量と予想されていることを受け、厚生労働省は花粉症対策の相談マニュアルを厚労省のホームページに掲載した。
 地方自治体の関係部局や医療機関向けに、Q&A形式で住民からの相談に対する模範回答をまとめたもの。
厚生労働省>「行政分野毎の情報」>「健康」>「リウマチ・アレルギー情報」>「花粉症特集」>「都道府県等担当者・医療従事者等向け」>「花粉症に関する相談マニュアル(Q&A)
グレープフルーツジュースがもつリスクを再警告 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050128hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/01/28
 看護学関連誌「AmericanJournal of Nursing」の先月号では、グレープフルーツジュースが体内のろ過(代謝)システムの一つである肝臓での酵素産生に影響を与え、そのために特定の処方せん薬服用者の体内薬剤濃度が上下し、大きな問題に繋がりかねないことが改めて警告された。
 このような危険性は、患者向けの情報に記載されているが見逃されやすく、医師も薬剤情報のめまぐるしい変化に対応できていない可能性がある。
 グレープフルーツジュースと相互作用を起こす一般的な薬剤には、エイズ治療薬、抗凝固薬のCoumadin(ワルファリン)、抗生物質のエリスロマイシン、ホルモンのエストロゲンおよびテストステロン、ぼっ起不全治療薬のバイアグラなどがある。作用は服用直後のみならず、5時間から12時間にわたって続くこともあり、希釈、冷凍、生などジュースの状態によって薬剤の濃度に対する影響には多少の違いがある。
 グレープルーツジュースで降圧薬の効果が強まり、過度の血圧低下から立ちくらみや失神に至ることがある。また、心疾患の危険因子を有し、コレステロール低下薬リピトールを処方された59歳の男性が、1日にグラス数杯の生グレープフルーツジュースを摂取したことで器官系の薬剤濃度が上昇し、深刻な腎疾患を発症した例もある。


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