「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報Back No.51  

ご意見・感想 を、お待ちしています!
戻る  

2004/10/31
ヘルシーリポート: トマトの成分が血糖値を抑える 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041030ddm010100159000c.html
     毎日新聞 > サイエンス > 医療 2004/10/30
 食品メーカー「カゴメ」の総合研究所と昭和女子大の共同研究により、トマトを用いた調理食品に血糖値上昇を抑える効果のあることが分かった。研究結果は、9月の日本健康科学学会で発表された。

 トマトに含まれる酸(クエン酸など)が、でんぷんをブドウ糖に分解するα−アミラーゼの活性を阻害するためで、生活習慣病予防に効果的。

カゴメ > ニュースリリース2004/8/24 >
   トマトを使用したメニューが血糖値の上昇を抑制することを確認
      http://www.kagome.co.jp/news/2004/040825.html
 トマトを使用したメニューが血糖値の上昇を抑制することを確認
  − カゴメと昭和女子大学の共同研究 −
研究成果1:
 トマトのクエン酸は血糖値の上昇を抑制する

研究成果2:
 白米だけよりトマトやオリーブオイルを使ったリゾットとして摂取したほうが血糖値の上昇を抑制する

研究成果3:
 おにぎりよりも、チキンライスやボロネーゼなどのトマト、オリーブオイルを使用した調理食品のほうが摂取後の血糖値上昇を抑制する

ヘルシーリポート:自然の妙薬、リンゴ 食物繊維、動脈硬化を抑制 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/archive/news/2004/10/30/20041030ddm010100162000c.html
     毎日新聞 > サイエンス > 医療 2004/10/30
 欧米で古くから「自然の歯ブラシ」と呼ばれるリンゴが高脂血症や脳卒中、大腸がん予防に効果的であることが分かってきた。豊富に含まれる食物繊維と、ビタミンやミネラル、有機酸、ポリフェノールなどの働きのためで、生活習慣病に対しても、まさに「自然の妙薬」。

 リンゴ繊維(搾りカス)摂取による動脈硬化予防の研究で知られる武部和夫・弘前大名誉教授(75)への、インタビュー記事。

    • 大腸がんへの抵抗力増す
    • 血圧降下、半世紀前に立証
    • 丸かじりにより、脳の働き活発に
    • 国内生産量「ふじ」が5割 消費者は甘みを好む−−昨年
牛の脂で、コレステロールを下げる! 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/340392
   ----日経ヘルス ニュース 2004/10/29 
 米ネブラスカ大学リンカーン校の栄養学者、ティム・カー博士が、牛の脂(tallow)に含まれるステアリン酸に、コレステロールを下げる働きがあることを突き止め、牛脂のステアリン酸と、大豆のステロール(sterol)を、特殊な製法で結合させ、コレステロールを下げる食品添加物を開発した。
 ハムスターでのテストでは、LDL(悪玉コレステロール)が70%も減少したという。
運転中、排気ガスを吸って心臓発作が起きやすくなる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/339796
   ----日経ヘルス ニュース 2004/10/27 
 独のノイエルブルクにある「GSF環境健康研究センター」の医師たちが10月21日発売の医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に発表したところによれば、混んだ道路を運転すると、車の排気ガスが原因で心臓発作を引き起こす割合が、高まることがわかったという。
ほろ酔いの人脳梗塞に注意 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041025so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/10/25
  日本医科大老人病研究所(川崎市)と国立長寿医療センター研究所(愛知県大府市)が、米医学誌ニューロロジーに発表したところによれば、アルコールを分解する酵素(ADH2)の活性が低くほろ酔い気分が長く続き、つい飲み過ぎてしまう傾向の男性は、酵素活性の高い男性より2倍以上も脳梗塞になり易いことを突き止めた。
ウオーキングでぼけ防止 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/337785
   ----日経ヘルス ニュース 2004/10/18 
 ハーバード大学公衆衛生学部の疫学者、ジェニファ・ウーブ博士が、70歳〜81歳までの高齢女性1万8000人を対象に、体を動かす習慣と健康状態について、12年間追跡調査した結果、定期的に楽な速さで歩いている高齢女性は、頭脳のシャープさなど、一般的な精神的活動が、数年も若いことがわかった。
65歳以上で最高血圧を 140未満に 学会が厳しい指針
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200410130342.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/10/13
 日本高血圧学会は、13日、高血圧治療の新しい指針を公表した。高齢者の最高血圧について、今までは60歳代で140、70歳代で150、80歳代で160(いずれも未満)としていたが、今回は65歳以上を140未満に統一し、最低血圧は90未満で変更無し 。65歳以上では目標とする最高血圧を140未満にする。望ましい食塩の摂取量は、6g/日を超えないようにするなど、今までの指針より厳しい基準に変更した。  4年ぶりの変更理由は、国内外での研究が進み、高血圧が脳卒中などのリスクを高めているとする結果を踏まえたもの。

2004/10/23
筆者コメントマーク
≪筆者コメント≫

 今回は、サプリメントのガンに対する有効性を否定する記事が出ており、少し気掛かりなので、久し振りにコメントをさせて頂きます。
 私の判断は、抗酸化サプリメントがガンに効かない筈はないのです。効かないのは、単一の成分からなるサプリメントだからと思うのです。自然食品から作られて、植物性酵素が複合的に含まれるサプリメントなら、必ず効くはずです。だから、サプリメント選びにはそれなりの選択眼が必要になると思いますので、是非このポイントを忘れずに、サプリメントをお選び下さい。

抗酸化サプリメントは消化器癌予防に有効ではない:系統的レビューとメタ分析から
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/336688
     MedWaveトピックス 2004/10/12 
 酸化ストレスは癌を引き起こす可能性があるが、抗酸化サプリメントは、癌の発生率と死亡率を減らせるのだろうか?。サプリメント愛用者にとっては気になる話題だ。
 デンマークの研究者らが、文献データベースを調べ、サプリメントの消化器癌予防効果の臨床試験のレビューを行い、Lancet誌10月2日号に報告した。
 その結果、偽薬、または、ベータ-カロチン、ビタミンA、C、E、セレニウムの単独または併用を1〜12年間継続した被験者に、食道、胃、大腸、膵臓、肝臓の癌の発生率減少は認められなかった。死亡率を上昇させたのは、カロチンとビタミンA(1.29)およびカロチンとビタミンE(1.10)の組合わせだった。カロチンのみは相対リスク1.05で増加傾向を示した。
 セレニウムには消化器癌予防作用があった(相対リスク0.50)。サプリメントには、げっぷが増える、皮膚が黄色くなるなどの副作用も見られたという。
ビタミンサプリメントが消化管がんのリスク高める 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20041008hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/10/08
 英国医学誌「Lancet」10月2日号掲載の研究において、ビタミンおよび抗酸化サプリメントの服用者のがんにに対する死亡リスクが非服用者に比べて高いこと、セレニウムサプリメントでリスクが低減する可能性があることが判明した。

 抗酸化サプリメントが有害作用をもたらす原因は不明であり、現在、米国対がん協会(ACS)および米国立がん研究所(NCI)はいずれも癌予防にビタミンサプリメントを推奨していない。

米NIH、サプリメントの最新エビデンス集を公開 ビタミンD、魚油、緑茶などの健康効果を紹介
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/337482
     MedWaveトピックス 2004/10/15 
 米国国立衛生研究所(NIH)の栄養補助食品室(ODS:Office of Dietary Supplements)は10月8日、食品成分の健康効果に関する最新の研究成果を纏めた報告書を発表した。

 ODSは2000年から毎年、同様の報告書を公表しており、今回が5冊目となる報告書は、2003年に発表された食品成分関連の論文から、特に優れたものを25報を厳選して紹介しており、インターネット上で公開している。

 この報告書の名前は「Annual Bibliography of Significant Advances in Dietary Supplement Research 2003」。ODSのホームページのこちらからダウンロードできる。

ODSのホームページのダウンロード用ページ
  Annual Bibliographies of Significant Advances in Dietary Supplement Research

肥満は乳がんの死亡リスクを上昇 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20041015hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/10/15
 肥満と乳がんの生存率との関連性が判明し、米国治療放射線腫瘍学会の年次集会で発表されたところによると、研究者らは1978年〜2003年までに「Stage(病期)T/U」の早期段階で乳房温存腫瘍摘除、リンパ節郭清、放射線療法、化学療法を受けた女性2010人について、診断時のデータを肥満指数(BMI)に基づいて分類した結果、22%(452人)が正常体重、43%(857人)が過体重、35%(701人)が肥満であったという。

 上記の結果等より、年齢および閉経期などの危険因子を差し引いても肥満は、転移悪化の重大な独立予測指標であるようだ。

ココアで初のトクホが誕生! 難消化性デキストリンを配合、片岡物産が11月から発売
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/337482
     MedWaveトピックス 2004/10/15 
 ピュアココアでNo.1ブランドの「バンホーテン」の片岡物産が、ココアで初めてのトクホ(特定保健用食品)の表示許可を9月27日に取得、「バンホーテン ミルクココア ファイバープラス」の名称で11月1日から発売する。

片岡物産のホームページ

元気な中高年、5年前より体力向上 文科省運動能力調査
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200410100121.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/10/10
 文部科学省が10日に公表した03年度体力・運動能力調査の結果から元気な中高年、体力低下に歯止めかからぬ子どもたち、そんな姿が見える。
 今回の調査で初めて、よく運動する層と、しない層に分けて20年前との差を比較した結果、小学生の基礎的運動能力は、運動をしない子ほど低下の割合が大きいことも明らかになった。

 40〜79歳の中高年層は、すべての年代で5年前を上回った。この中高年層では「体力年齢」が実際よりも若い人の割合が増え、特に50〜54歳の男性は、体力年齢の方が若い人が41.1%にのぼり、5年前より11ポイント増加した。

睡眠の深さラクラク測定…携帯型機器開発 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041010so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/10/10
 家庭で手軽に睡眠状態のチェックが出来て、様々な病気や事故の引き金になる恐れがあるとされる睡眠時無呼吸症候群の判定も可能な、睡眠の深さを脈拍から判定する世界初の携帯型「睡眠計」を東芝が開発した。2年以内に製品化を目指すという。

2004/10/10
コエンザイムQ10:配合の化粧品で老化防止? 各社が商品化 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041009ddm008020114000c.html
     毎日新聞 > サイエンス > 医療 2004/10/09
 資生堂や花王などの化粧品メーカーが、病気や老化の歯止めに効果がある成分の「コエンザイムQ10」を使った肌の美容用化粧品を相次いで開発、市場投入に乗り出している。

ニベア花王:コエンザイムQ10と潤い成分を配合したボディー用乳液
    「ニベアボディ バイタルファーミングQ10」(1260円)

資生堂薬品:スキンケア「Q10エクティブクリーム」(5250円)

---------------------------------

▼その他のサイトの情報:

コエンザイムQ10配合の化粧品
  http://beautyup.jugem.jp/?eid=155
     Beauty Up 2004/09/13 
“ミネラルウオーター”のトクホ登場  腸にいい乳果オリゴ糖を配合
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/336305
     MedWaveトピックス 2004/10/08 
 五洲(ごしゅう)薬品(富山市)が、腸内環境を良くする乳果オリゴ糖を配合した飲料水「キレアウォーター」を発売した。 これは水としては初めての特定保健用食品という。希望小売価格は1本189円。コンビニエンスストアや通信販売を中心に発売する。

五洲薬品 > 「キレアウォーター」 

赤ワインは前立腺ガン予防にもいい 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/335419
   ----日経ヘルス ニュース 2004/10/06 
 米シアトルにある「フレッド・ハンチンソンがん研究センター」の報告によると、毎日赤ワイン1杯程度飲んでいる人は、前立腺ガンになるリスクが50%低いことがわかった。
全身CTで1200人に1人がんに 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041004so14.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/10/04
 X線を使うコンピューター断層撮影法(CT)による放射線被ばくは、日本医学放射線学会が過剰な検査を防ぐ指針作りに乗り出すなど、国内でも問題化している中、米コロンビア大の研究チームが、米専門誌「ラジオロジー」に発表した試算によると、1回あたり1200人に1人が放射線でがんになるという。
全身CTでの1回あたりの被ばく量は、乳がんのX線検査であるマンモグラフィーの100倍に達するという。
リンゴのポリフェノール、筋力増強や脂肪減少の効果 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041004so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/10/04
 赤ワインや黒豆などに含まれるポリフェノールは老化やがんの要因とされる活性酸素を除去する働きが知られているが、アサヒビールと日本体育大学大学院の中島寛之教授らの共同研究で、リンゴから抽出されるリンゴポリフェノールに、筋力増強や内臓の脂肪を減らすなどの効果が明らかになった。
乳がん治療に病院格差…読売新聞全国調査 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041002so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/10/02
 乳がんの治療で、従来の乳房全摘手術に代わり、乳房を残す温存手術が広がっているが、手術全体に占める温存手術の比率は、医療機関によって5〜94%まで大きなばらつきがあることが、読売新聞が実施した全国調査で明らかになった。

◆乳房温存率、5〜94%…設備・スタッフの差が顕著に
◆早期なら生存率に差なし


2004/10/03
漫画で学ぶサプリメントってなぁに? 
  http://www.supplerank.com/whats_supple/step01.html
     サプリメント・クチコミ・ランキング 
 日本サプリメント評議会運営「サプリメント・クチコミ・ランキング」編集長、小泉美紀さんから当サイト宛てに連絡があり、相互リンクを行いました。

 誰もが悩む健康食品の選び方を企業様提出の製品データ(守秘義務契約に付き非公開)を一定の基準で審査し専門家の査読をクリアーした製品のみを評価掲載していくというサイトです。
 第三者機関として、公正中立な立場で製品を評価し健康食品や健康に関する情報公開を行っていくようですので、これから多くのデータが貯まることにより、利用価値が増すことを期待したいサイトです。 「漫画で学ぶサプリメントってなぁに?」は、サプリメントを全く知らない方でも理解できる内容となっておりますので是非ご一読下さい。
 また、9月29日(水)22:48より、テレビ東京系列「ドットコムリポート」にて取材内容が放映されたということですが、皆さんご覧になられましたか。

 お勧めは、「クチコミ情報掲示板」というのがあり、サプリメントの情報交換に役立ちそうですので、ご利用されてはいかがでしょうか。

医師1万5000人に聞いた『全国優良病院ランキング』、都道府県別のナンバーワン病院はどこか 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/333662
     MedWaveトピックス 2004/10/01 
 日経メディカルは、医師1万5000人に聞いた『全国優良病院ランキング』を発行する。

 これは、全国の開業医1万5221人を対象に、胃ガン、心臓や脳血管の疾患など、病院選びに慎重にならざるを得ない計12疾患について、「専門的な検査や治療が必要になったとき、安心・信頼して患者を紹介できる病院」を調査した結果をまとめたもので、12疾患について、複数の開業医から推薦された病院を、47都道府県別にランキングしたほか、特に信頼して紹介できるとして推薦された医師を「腕利き医師」として紹介したもの。
 今回実施したのは、開業医の推薦に基づいたランキング。開業医が一人で出来る医療には限界があるため、専門的な検査や治療が必要になった時に、専門医がいて設備が整った病院を紹介することになるため、こうした“病院選びのプロ”の目で作成したのが『全国優良病院ランキン』だという。

肺結核が世界的に流行する−−数理モデルで警告 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/334370
   ----日経ヘルス ニュース 2004/09/30 
 9月20日発行の医学雑誌「ネーチャー・メディスン」(Nature Medicine )によれば、大流行とは無縁と思われていた肺結核が、再び世界中で蔓延するおそれが大きくなったと、2つの研究グループが指摘していると報告した。
 この2つの論文は、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)とハーバード大学公衆衛生学部の研究者が、それぞれ、独自に数理モデルを使って研究した結果をもとに推論。蔓延が推測される理由は、このところ抗生物質では効かなくなった耐性の結核菌が増えており、菌に起きるほんのちょっとした遺伝的変異が、大流行のきっかけとなかもしれないと警告している。
胃がん予防女性なら…冷ました緑茶5杯で/日!? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040927so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/09/27
 1990年以降、最長12年間にわたり、男女約7万3000人の食習慣と健康状態の変化を追跡した結果、胃がん予防には、少し冷ました緑茶を5杯/日以上飲むと良さそうだという調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)が纏めた。

 緑茶を飲む習慣との関連を調べると、女性は5杯/日以上飲むと、ほとんど飲まない人に比べ、胃がんになる危険性が3割低かった。男性では、明確な影響は確認できなかった。
 胃がんのできる場所によって緑茶の影響が大きく異なる。胃の出口側に限れば、がんができる危険性は、ほぼ半分。一方、熱い飲み物は食道がんなどの要因になりうることが知られており、緑茶の場合も、胃の入り口付近では、予防効果はほとんど無かった。

女性の虚血性疾患原因、肥満より運動不足…米で調査 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040927so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/09/27
 米フロリダ大などのチームが1996〜2000年に906人の女性を対象にしたライフスタイル全般にわたる活動状況の追跡調査を米国医師会雑誌に発表したところによれば、女性の心臓病や脳卒中など虚血性疾患の発症には、肥満より「運動しない」「日常生活で体を動かさない」など活動性の低さの方が強く関与していることが、判った。
 体重は人並みでも、運動をさぼると虚血性疾患になり易いといえる。
マヨネーズの中では鳥インフルエンザウイルスは30分以内に不活化、キューピーが報告 
  http://www.kewpie.co.jp/corp/newsreleace_2004_58.html
     キューピー(株) ニュースリリース No.58 2004/09/24 
 マヨネーズは卵を原料としており、トリインフルエンザの影響が心配になる。しかし何らかの原因でマヨネーズにトリインフルエンザウイルスが混入したとしても、H5型ウイルスは30分以内に、H7型とH9型ウイルスは10分以内に不活化し、感染性を失うことがキューピーの研究で分かった。
 これは、食酢による作用、または乳化された植物油による作用によると考えられると、9月28日の開催された日本食品微生物学会で報告された。
酒を3合/日以上飲む人の医療費、2合以下に比べ最大6割増
  http://www.asahi.com/health/life/OSK200409210056.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/09/22
 日本酒に換算して平均3合/日以上飲む人の医療費は、2合/日以下の人に比べて最大で6割以上多いことが、上島弘嗣・滋賀医大教授(福祉保健医学)などの調査で分かった。脳卒中や心筋梗塞など個々の病気や死亡率に与える影響についての調査はあったが、医療費との関係を明らかにした研究で、飲み過ぎは家計だけでなく、医療財政にもマイナスになることが示されたものだ。
運転時に缶コーヒーを飲むと疲れがとれる、ポッカが実験で確認 
  http://www.pokka.co.jp/contents/news/2004/040921_02.html
   ポッカコーポレーション プレスリリース 2004/09/21 
 運転中に無糖ブラック缶コーヒーを飲むと眠気だけでなく疲れもとれると、コーヒーの新たな効用をポッカコーポレーションが実験で確かめた。
 トヨタグループの豊田中央研究所が開発した精神ストレスマーカーである唾液中のクロモグラニンAを測定し、運転疲労の回復の程度を確認したもので、この研究結果は、10月30日の日本食品化学工学会中部支部大会で発表された。
ギャンブルは老人の健康にいい−−米エール大の研究 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/332452
   ----日経ヘルス ニュース 2004/09/21 
 エール大学のラニ・デサイ博士らが、「米精神医学雑誌」(American Journal of Psychiatry)9月号で報告したところによると、適度なギャンブルをする65歳以上の老人は、ギャンブルをしない老人よりも、概して心身共に健康であり、若い世代のギャンブラーと比較すると、老人のギャンブラーには、アル中、うつ、破産、投獄の経験の割合がうんと少ないことも判った。
一般的な抗生物質に致死性の心障害リスク 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040917hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/09/17
 米国医学誌「New England Journal of Medicine」9月9日号によれば、研究者らが米テネシー州のメディケイド(低所得者・障害者向け医療扶助制度)記録を調べたところ、一般的に処方される抗生物質のエリスロマイシンに致死性の心拍リズム異常を引き起こす可能性が2倍あり、同薬の代謝を促進する体内物質CYP3Aを阻害する薬剤(経口抗真菌薬、抗うつ薬、Ca拮抗薬)と併用した場合には、更にそのリスクが5倍も高まることが判明した。しかし、心臓突然死と別の抗生物質であるアモキシリンまたはCYP3A阻害薬の単独使用との間に関連性はなかった。
百歳以上、最多の2万3038人 長寿日本一は114歳
  http://www.asahi.com/health/aged/TKY200409140134.html
     Asahi.com健康福祉・高齢 2004/09/14
 厚生労働省が9月14日発表した全国高齢者名簿(長寿番付)によると100歳以上になるお年寄りは、 昨年を2477人上回り、過去最多の2万3038人となる。女性は1万9515人で85%を占めた。4月から来年3月までの04年度中に新たに100歳を迎える高齢者も1万1911人で、過去最多になる。

人口10万人あたりの100歳以上の長寿者数は、全国平均で18.05人。都道府県別でみると、最高は沖縄の47.07人で、高知40.52人、島根37.85人と続き、最低は埼玉8.54人、青森の10.19人、千葉の10.74人。九州、四国、中国の比率が高く、西高東低の傾向が続いている。


2004/09/19
 今回は、「発掘!あるある大辞典2」で2004.09.12に放映されたCoQ10の話題を真っ先にお伝え致しましょう。当然私もかれこれ1年くらい前から常用しております。スポーツ選手も使って自己記録更新をしているとも云われております。

老化から人類を救う!? CoQ10 
  http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search2/aru23/23_1.html
     発掘!あるある大辞典2・2004年 第23回 09.12 2004/09/12 
 老化防止に効果があるといわれ、米国・独国で大ブレイクのコエンザイムQテン、通称「コーキューテン」について、サプリメント先進国、アメリカとドイツで徹底取材したもの。

■コエンザイムキューテンのすべてを徹底解明

    • コエンザイムキューテンCoQ10は、1957年にアメリカのクレーン博士が初めて発見。
    • CoQ10は、60兆ある人間の細胞の全てにもともと存在する物質。
    • CoQ10は、細胞の中のミトコンドリアの中で、エネルギーの源となるATPという物質を作っている。
    • CoQ10は、人間の生命活動にとって、必要不可欠な成分。
    • この大切なCoQ10が、夫々の体の部分で20歳をピークに歳をとればとるほど減ってしまう。
    • 心臓だけでなく他の臓器でも、同じように減ってしまい身体全体の体力も低下し老化に繋がる。
    • 減ったCoQ10を補うと、体中の細胞が活性化し、衰えていた臓器が回復、つまり若返る。
    • 2003年日本選手権水泳競技大会でチームの80%の選手が自己記録を更新した背景に、CoQ10。
■コエンザイムキューテンその補い方とは?

    • CoQ10の効果を得るためには、1日、どれくらい摂取すればいいのか?
    • 1日に必要な量は、60〜100mgが目安。
    • これを食品から摂取しようとするならば?
    •  ・イワシの場合で1日あたり20匹
    •  ・牛肉なら1日およそ3Kg
    •  ・ブロッコリーに至っては、12Kgも食べる必要あり。
    • サプリメントでの摂取するなら
    •  ・1日60〜100mgが目安
    •  ・より効率よく吸収するには食後(脂溶性のため)
■コエンザイムキューテンもうひとつの力

 ドイツのハンブルクには、肌とCoQ10の研究が世界一進んでいる研究所「バイヤスドルフ研究所」があり、早速、肌の関係について聞いてみました。

  •  同研究所テストセンター ゲルハルド・ベナ氏:
  •   『私たちの研究でCoQ10がシワを浅くするという効果が分かった。』
  •   『口から摂取したCoQ10は身体の足りない部分から補われる傾向にある。』
  • 色んな抗酸化物質はあるが。CoQ10は非常に効率の高い抗酸化物質。
  • とりわけ活性酸素に有効とされてきたビタミンEの酸化もCoQ10を加えると、大幅に抑えらる。
  • CoQ10は、まさに、活性酸素除去の最終兵器とも言えそう。
≪私のお勧め商品≫
日清フォルマ の 「LivLon

大塚製薬 ネイチャーメイド・コエンザイムQ10

最近は体重が気になるのでサラダ油を変えました? 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm04/331444
     MedWave医師も戸惑う健康情報 2004/09/15 
 サラダ油を特定保健用食品(以下トクホ)となっているジアシルグリセロール(DAG)入りのものにしても、体脂肪は減るかも知れませんが、体重は減らないのに、ジアシルグリセロール入りの食用油やマヨネーズのテレビコマーシャルを見ると、これらの商品を摂れば摂るほど健康に良いかのように思えてしまう。
 これらトクホが私達の健康に本当に良いかどうかがはっきりするのは、5〜10年といった長期的な摂取により病気が予防できることを実証される時で、それはメーカーではなくて結果的に実際に使う消費者自身になるのでは、と警鐘を鳴らしている。
グリシン摂取により"ぐっすりとした深い眠り"が回復 
  http://www.ajinomoto.co.jp/press/2004_09_14.html
   味の素 プレスリリース 2004/09/14 
 味の素は9月14日、アミノ酸の一種であるグリシンが成人の睡眠パターンの調節に関与している可能性を明らかにしたと発表した。
 加齢やストレスなどによって睡眠調節に障害が現れた場合、就寝前にグリシンを摂取することで眠りの質が改善することを、成人に対する実験で確かめた。
油断禁物、「やせ形」も飲酒で糖尿病の危険 厚労省調査
  http://www.asahi.com/health/life/OSK200409110014.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/09/12
 太った人に比べ糖尿病に罹り難いと言われる痩せ形の男性も、酒を飲む習慣があると危険が高まることが、厚生労働省の研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の調査で分かった。日本酒2合程度でも、糖尿病の罹り易さが倍になるという。女性での関係は分からなかった。

2004/09/12
カスピ海ヨーグルトはお腹の調子やお肌を整える、フジッコが科学的に検証  
  http://www.fujicco.co.jp/corp/press/pr_20040901_2.pdf
     フジッコプレスリリース 2004/09/01 
 フジッコは、カスピ海ヨーグルト純正種菌「クレモリス菌FC株」を用いた2つの共同研究により、整腸作用や感染症に対する免疫の増強、ストレスによる肌の障害などに有効であることを検証し、その研究成果を9月2〜3日に岩手県で開始された日本食品科学工学会で発表した。
暮らしWORLD: 専門家がアドバイスする夏バテ1週間解消法 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040908dde012100005000c.html
     毎日新聞 > サイエンス > 医療 2004/09/11
 夏バテとは、体の調節機能がうまく働かずに起こる疲れの一種で、だるい、食欲がない、意欲がわかないなどの症状。原因の一つは体温調節機能の不調だが、睡眠不足や食欲不振による栄養不足なども原因になるという。
 記録的な猛暑だった今年の夏。暑さの峠を乗り越えた体に、早く体調を取り戻すため、すぐ実践できる「夏バテ1週間解消法」が、紹介されている。

    • ストレッチ運動で伸ばしたりほぐしたり
    • 眠くなってから床について
    • ぬるめのお湯に15〜20分ほど、半身浴
    • 香辛料、ご飯、酢…
タイで18歳男性がトリインフルエンザ感染で死亡  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/330590
     MedWaveトピックス 2004/09/10 
 世界保健機関(WHO)は9月9日、タイ保健省からの通報として、トリインフルエンザ(H5N1)感染によって、18歳男性が死亡したことを明らかにした。 今夏、ベトナムでも4人がH5N1ウイルス感染し死亡していることより、人間への感染拡大に対する警戒の必要性促していると見ることが出来る。
インタビュー「ひじきは本当に安全なのか」聖マリアンナ医科大学予防医学教室助教授 山内博氏に聞く  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/330787
     MedWaveトピックス 2004/09/10 
 英国食品規格庁(FSA)が7月28日に「ひじきを食べるべきでない」と勧告した。MedWaveでも、聖マリアンナ医科大学予防医学教室助教授の山内博氏のコメントを得て、「妊娠している女性と3歳未満の乳幼児はひじきをとるべきではない」とする記事を掲載したが、日本生活協同組合連合会のホームページのQ&A集の中で、「妊娠している人でも過食しなければ問題ない」とコメントしており、消費者は判断に迷う状況になっている。

 この問題についての、山内博氏の追加コメントが掲載されている。

▼MedWave 「妊娠女性と3歳未満の子どもはヒジキを食べるべきでない」、その他の人も週に小鉢1杯まで
   http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/323166

▼日本生活協同組合連合会はホームページに掲載したQ&A集
   http://www.co-op.or.jp/jccu/Press_Release/Press_040804_01.htm

芋焼酎: 搾りかすに抗がん作用 熊本大教授ら実験 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040910k0000m040150000c.html
     毎日新聞 > サイエンス > 医療 2004/09/10
 芋焼酎の搾りカスで作った醸造酢に抗がん作用があることを、熊本大学大学院の木田建次教授(生命科学)らが動物実験で確かめたことが、日本醸造学会で9日に発表された。
度重なる全身CTで癌リスクが上昇 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040910hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/09/10
 全身CTスキャンは早期がんの発見方法として支持され一般的になっているが、放射線医学誌「Radiology」9月号掲載の最近の研究によれば、毎年、又は2〜3年に1度という頻繁な使用で、照射に起因するがんによって死亡する可能性が劇的に高まることが明らかになった。

≪関連情報≫

結石ができやすい人はコーヒーにも注意 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/330271
   ----日経ヘルス ニュース 2004/09/09 
 尿中のカルシウムやリン、尿酸などが加わって結晶化してできるのが結石が腎(じん)石。これができると、飲み物を摂り流し出すと良いと言われるが、ワシントン州立大学のリンダ・マッセー博士の研究によれば、コーヒーを飲むと、尿中に排出されるカルシウムの量が増えるため、結石が出来易くなるので、1日にカップ2杯以内に制限すべきだと、雑誌「泌尿器科ジャーナル」(Journal of Urology)で発表した。
カレーでアルツハイマー予防、金沢大教授ら効果発見 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040908so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/09/08
 カレーの黄色成分で、ウコンに含まれる「クルクミン」が、アルツハイマー病の原因となる物質の生成を防ぐ効果のあることが、金沢大大学院の山田正仁教授(神経内科)と小野賢二郎医師らの研究でわかった。 成果は日本痴呆学会で30日発表される。
ブルーベリーでコレステロールが下がった 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/329891
   ----日経ヘルス ニュース 2004/09/08 
 ブルーベリーは抗酸化作用により、病気の予防に有効なことが知られているが、米農務省の化学者、アグネス・リマンド博士によれば、ブルーベリー中の化学物質「テロスティールビーン」が、悪玉コレステロール「LDL」をも下げる働きがあることを突き止めたという。
オメガ3脂肪酸がアルツハイマーを防ぐことをマウスで証明 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/329738
   ----日経ヘルス ニュース 2004/09/07 
 魚油に多く含まれている「オメガ3脂肪酸(n-3系多価不飽和脂肪酸」の健康効果は、よく知られているが、UCLA医学部の神経学教授、グレッグ・コール博士のマウスを使った実験によれば、大豆とフィッシュオイルの餌にアルツハイマー病による脳の損傷を防ぐ働きに効果があることを確認。9月1日、雑誌「ニュ−ロン(神経細胞)」で発表した。
やせた男性はがん発生率高い、女性では関連なし…厚労省調査 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040906so14.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/09/06
 非常にやせている男性は、標準的な体重か太めの男性に比べ、がんになるリスクが高いことが厚生労働省研究班(主任研究員=津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)の40〜69歳までの男女約9万人を対象とした約10年に亘る大規模な調査で明らかになった。
 BMI 〔体重(Kg)を身長(m)の二乗で割った数値〕 19〜21未満では、標準のBMI=23〜25の人と比べて14%高く、BMI=19未満では29%も高いというが、女性ではBMIとの関連はなかった。

2004/09/04
肥満対策のマーガリン、コレステロール対策のトクホ・マヨネーズが新登場する 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/329305
     MedWaveトピックス 2004/09/03 
 厚生労働省が効果と安全性を認めた特定保健用食品(トクホ)に、肥満対策のマーガリンと、コレステロール対策のマヨネーズが新たに加わった。

 肥満対策のマーガリンは、日清オイリオ「リセッタ ソフト」。厳密にはマーガリンではなく、ファットスプレッドと呼ばれる分類の商品。発売時期は未定。
 コレステロール対策のマヨネーズは、「植物ステロール」を配合・強化した味の素「ピュアセレクト サラリア」。厳密にはJAS規格の「マヨネーズ」には相当しない商品で、「サラダ用調味料」となる。

日清オイリオニュースリリース 「リセッタソフト」特定保健用食品として許可取得

味の素プレスリリース 「ピュアセレクト サラリア」

キューサイ、ケール培地で培養したアガリクス抽出物に中性脂肪、血圧改善効果を確認 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/328964
     MedWaveトピックス 2004/09/02 
 キューサイは9月1日、高崎健康福祉大学との共同研究で独自の培養法によるヒメマツタケ(アガリクス)抽出物についての動物実験で、高脂血症や高血圧など生活習慣病に対する改善作用を確認し、研究結果は9月1日に奈良市で開催された「日本きのこ学会」で発表した。

キョーサイニュースリリース

暮らしWORLD: 老化を予防する体操 自治体主導の教室が好評 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20040902dde012100079000c.html
     毎日新聞 > サイエンス > 医療 2004/09/02
 お年寄りを対象に転倒予防教室を開く自治体が増えているという記事。

 新潟県加治川村ではデータに裏付けられた、簡単で長続きする転倒予防体操を地元の専門家が考案して効果を上げており、東京都老人総合研究所は転倒や痴呆以外にも高齢者が悩む症状がたくさんあることに着目し、さまざまな症状の予防法を開発し、女性に多い尿失禁は改善率が高く好評という。

 ▼新潟県加治川村のHP

 ▼東京都老人総合研究所

続・「健康食品」ノート: 「条件付きトクホ」導入 「悪貨」の排除狙う 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20040830ddm013070094000c.html
     毎日新聞 > サイエンス > 医療 2004/08/30
 まがいものが多い「健康食品」の世界に、新しい風が吹き始めているという記事です。

 厚生労働省認可の特定保健用食品(略称トクホ)以外の食品は健康維持機能を表示できないが、ある程度の科学的な根拠が存在する食品に対して、「○○の改善に役立つ」などの表示を認める「条件付きトクホ」(仮称)の導入を厚生省が検討しているという。
 この条件付きの導入で、これまで惜しくも選に漏れていた食品も、機能表示が可能になることで、「良貨」を増やし「悪貨」の駆逐を目指す新制度に対する期待は大きい。

ディーゼル排ガス、胎児にも影響? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040830so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/08/30
 東京理科大薬学部の武田健教授と押尾茂研究員らが、北海道旭川市で開かれる日本不妊学会で9月4日に発表したところによれば、妊娠中にディーゼル排ガスを吸ったマウスから生まれた雄は、成長後の精巣に異常が現れ、精子生産能力も低くなるという。同様の症状は、成熟した雄マウスに排ガスを吸わせる実験でも確認されていたが、胎児への影響が突き止められたのは初めて。排ガス浄化装置でも除去できない物質が原因の可能性も残っている。
トマトジュースが糖尿病患者の血液凝固能を低下 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040827hj003hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/08/27
 米国医師会誌「JAMA」の8月18日号に掲載された研究では、トマトジュースが2型糖尿病患者の血液を希釈して凝固能を低下させるため、アテローム性動脈硬化症や心臓発作、脳卒中などの心血管障害リスクさ低下させて、致死性の障害の回避に役立つことが明らかになった。
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2004/0824-b.htm
     三菱電機 ニュースリリース  2004/08/23
 野菜に含まれるビタミンCを増やしてくれる冷蔵庫が登場する。野菜室に保存した野菜の光合成を促して、野菜に含まれるビタミンCを購入時より増やすという冷蔵庫を三菱電機が発売する。

    ■ 主な特長
    1.「光合成LED」搭載で野菜のビタミンCを増量する「うまさビタミンV増量 光パワー 野菜室」
    2.水道水の中に含まれる溶解性鉛を低減する「うまさ透明 鉛クリーン光清氷」
    3.ビタミンCを配合した抗酸化処理を行うフィルターを搭載し、食品の酸化を抑え食品のおいしさ・風味を守る
  http://www.sharp.co.jp/corporate/news/040823-a.html
     シャープ ニュースリリース  2004/08/23
 約300℃の過熱水蒸気を食品に噴射し、食品の脂や塩分を落とすローカロリー調理を実現したウォーターオーブン“ヘルシオ”<AX−HC1>を発売。
    ■ 主な特長
    1.肉や揚げ物の脂を減らす『ローカロリー調理』を実現
    2.塩鮭、塩さば、干物などの塩分を減らす『減塩調理』を実現
    3.酸化を抑えて、ビタミンCの減少を抑える『低酸素調理』が可能


戻る  



「徐福」長寿伝説Informationニブロンって?ニブロンの購入サイトへ
新着・更新 Home


Serial No.