「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報Back No.37  

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2002/08/29
ペットがアトピーを防ぐ? 米国で調査結果まとまる
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/203617
     MedWaveトピックス 2002/08/29 
『1歳まで犬や猫を2匹以上飼っている家庭で育った子供は、6〜7歳時にアトピー性疾患にかかっている確率が、他の子供の約半分であることがわかった。犬や猫を1匹だけ飼っている家庭で育った子供では、ペットがいない家庭とアトピー性疾患の発症率は変わらなかったという。』という記事。

 この記事によると、

『ペットを飼っていると、子供が喘息やアトピー性皮膚炎などになり易いと思われており、それを裏付ける疫学調査結果もあるが、農場で育った子供にはアトピー性疾患が少ないとの報告もあり、「本当にペットが悪いのか」はよく分かっていなかったのが実情。興味深いのは、ペットが2匹以上いる家庭で育った子供の場合、犬や猫だけでなく、花粉やカビなど他の抗原に対しても他の子供より抵抗性があったという点だ。』

受動喫煙、心臓病のリスク高い
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/203744
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/08/29
『他人の吸うたばこの煙を吸いこむ受動喫煙によって、心臓病にかかる危険性が飛躍的に高まることが、ギリシャの研究者らの報告で明らかになった。非喫煙者をたばこの煙から守る唯一の方法は、公共の場や職場、家庭などから、有害なたばこ煙を排除するしかない、と結論づけている。』ということです。
人間ドック、「異常なし」の地域差が消滅?
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002082800325.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/08/28 
『昨年、人間ドックを受けて「異常なし」と判定された人の割合は14.5%で、かつて見られた全国的な地域差がなくなっていることが日本病院会・予防医学委員会の調査でわかった。同委員会は「コンビニエンスストアや外食産業の普及で、食習慣の地域差がなくなってきたことが大きい」とみている。29日から長野市である日本人間ドック学会で報告される。』という記事。

健康「異常なし」は7人に1人――人間ドック受診者など調査 
  http://health.nikkei.co.jp/news/hea/heaCh.cfm?id=20020827e3mi024727
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース 2002/08/28
働き盛りの日本人の健康状態は年々悪化し、肝臓や血糖値、肥満などの検査項目に異常がない健康な人の割合は14.5%、7人に1人しかいないという結果は、約276万人の検査結果のうち、生活習慣病とかかわりが深い6項目の分析で、1984年の調査開始以来、最悪の数値。日本病院会予防医学委員会の調査で27日、明らかになった。

筆者コメントマーク でも、「異常なし」と判定された人の割合は、84年の29.8%から年々低下する傾向が続いていて、東北(17.5%)と関東・甲信越(15.7%)で初めて前年を上回った。そして低下を続ける北海道(13.3%)や近畿(11.1%)、東海・北陸(12.6%)に比べ、むしろ健康的という結果は、健康意識が高まった結果かもしれないが、・・・「異常なし」と診断されて、数ヶ月後に亡くなった例も無きにしもあらずですから・・・。

 それにしても、「異常なし」と診断される方の割合が減少をし続けているというのは、憂慮すべきことですね。多分多くの方は、成人病の指摘を受けているからでっしょう。これは人間の持っている食欲という本能と食事から摂り入れるエネルギーを脂肪として蓄えるいうDNAにインプットされている人間の生物としての本質に由来するところにあるのですから、いた仕方ないかもしれませんが、食うことを心配しなくて良いという豊かさを手に入れた結果、生活習慣病という病気の本質のところに、人間としての自制心をもって臨まなけれならない限り、「異常なし」という値が増えていかないのですから、厄介なことですね

データで見る、女性の大敵“便秘”の実態調査「おつうじ白書」完成
  http://www.ssp.co.jp/news/2002/020827.html
     エスエス製薬 > ニュースリリース  2002/08/27 
『2002年7月、15才〜54才の全国の女性480名に対しインターネットに拠る便秘についてのアンケートを実施。「おつうじ白書」としてまとめた。

 この調査によれば、便通は、

    ・「3日に1回」が最も多く、どの世代にも共通して、34.1%を占めた。
    ・「4〜5日に1回」やそれ以下の“ヘビー層”が、10代後半と30代が多く、
       10代後半ではこの“ヘビー層”が61.6%に達していた。
また、便秘によると思われる諸症状として

    ・「お腹が張る・ガスが出る」、
    ・「肌荒れ」「にきび・吹き出物」など肌に関する症状も6割を超える人が感じている。

カリウムが脳卒中防止にいい!
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/203099
   ----日経ヘルス ニュース 2002/08/27 
 『カリウムを十分摂取していないと、脳卒中にかかるリスクが高くなるという報告があった。カリウムは、オレンジ・ジュースやバナナに多く含まれており、食生活の改善によって、脳卒中の予防ができることを示した研究として注目される。』という記事。

 高血圧、うっ血性心不全、じん臓病などの治療にために利尿剤を使うと、水と共にカリウムも排泄されるで、脳卒中の危険性が、カリウムを十分とっている人より2.5倍も高くなる。

アルツハイマー病 高カロリー食危険 
  hhttp://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne282712.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療 2002/08/27
『アルツハイマー病の発症と関係がある遺伝子(APOE4)を持つ高齢者の中でも、高カロリーの食事をとっている人は、カロリーを抑えた食生活をしている人に比べ、アルツハイマー病の発症率が2倍以上高いという報告を、米コロンビア大の研究者らがまとめた。質素な食事の利点が改めて注目されそうだ。』という記事。

2002/08/25

  http://www.zdnet.co.jp/magazine/ybb/0209/hottopics/04.html
     ZD Net Magazine Hot Topics ONLINE 2002/07/30
 少量の「種」と牛乳があれば増やせ、人の手から手へと渡され、広がってきた、このヨーグルトの由来と入手法について調べている記事です。

家森教授が持ち帰ったのは長寿村秘蔵のヨーグルト
善意による配布方式/価格を付けるのは御法度
▼カスピ海ヨーグルトの作り方
カスピ海ヨーグルトQ&A


≪関連記事≫ 

「カスピ海ヨーグルト」に注意 雑菌混入も、入手慎重に--京都新聞
 2002/07/31
  http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002jul/31/K20020731MKH1K100000066.html

「カスピ海ヨーグルト」Stein 自家製ヨーグルトを食べよう
  http://stein.fc2web.com/index.htm

筆者コメントマーク 最近、やたらとネットで見かけるようになったという 「カスピ海ヨーグルト」だというが、私は全くその情報を知りませんでした。乳酸菌100%の粉末タイプを愛用していましたから、ヨーグルトを作るという行為も面倒だったということもあり、必要としておりませんでしたが、このような乳酸菌サイトを作っている関係で、あるメーカーさんからヨーグルトメーカをプレゼントされました。
 早速これを利用して自家製ヨーグルトを作ってみました。簡単にヨーグルトが出来るのですが、確かに容器の清掃とかは、面倒といえば面倒ですが、市販のヨーグルトを「種」にして手軽に作れるということでは、経済的かもしれませんね。

 さて、「カスピ海ヨーグルト」も自家製ヨーグルトですから、その「種」となる菌は、人から人への譲受の形ということですから、「種」を衛生的に維持管理するは大変だと思います。

 自家製ヨーグルトに付きまとうのは、やはり衛生面での心配ですね。かつての?紅茶キノコ?ヨーグルトキノコのようなブームなのかもしれませんね。くれぐれも「種」の維持における衛生面では気をつけてくださいね!

超低周波の電磁波、小児白血病発症率に影響全国疫学調査
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002082400285.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/08/24 
『高圧送電線や電気製品から出る超低周波の電磁波(平均磁界0.4μT以上)が及ぶ環境では子供の白血病の発症率が2倍以上になる、という調査結果が、国立 環境研究所などによる初の全国疫学調査の中間解析の結果で出ていることがわかっ た。電磁波と発症の因果関係は明確ではないが、世界保健機関(WHO)などは昨年、電 磁波で小児白血病の発症が倍増するという同じ結果を発表している。今後、日本でも欧 米並みの電磁波低減対策を求める声が出る可能性もある。』という記事。

イチョウ葉エキスに健常高齢者のボ ケ予防効果なし 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/202529
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/08/22
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/202373
     MedWaveトピックス 2002/08/22 
『イチョウ葉エキスの認知機能改善効果は、実はプラセボ並みに過ぎないことがわかった。健康な人が、「ボケを防ぐ」ことを期待してイチョウ葉エキスを飲んでも、あまり意味はなさそうだ。』という記事。

≪関連記事≫

  http://www.health-station.com/topic43.htm
  -----Health Media

筆者コメントマーク
 関連記事と今回の記事との差は、痴呆症の人がイチョウ葉エキスを摂ると 記憶力、認識力テストで能力向上が確認されたということであり、健康な人には効果が無かったということ。 これををどうとらえるかは、これからいろいろな結果が出てくると思いますので、じっくり見守っていけば良いのでは。

クローン、肉・乳は食用OK / 全米科学アカデミー 
  http://www.asahi.com/life/food/020821b.html
   ----Asahi.com > 生活 > 食べる 2002/08/21 
『米政府の科学問題に関する諮問機関、全米科学アカデミーの専門委員会は20日、体細胞クローンを含む遺伝子操作(GE)動物の安全性について報告書をまとめた。クローン動物やその子孫の肉 や乳などを食用にすることについては「現段階では安全上の問題を示す証拠はない」として、食用可 能と結論づけた。日本の農水省も今月13日、ネズミに食べさせた実験 結果などをもとに「一般牛との差は認められなかった」とする調査結果を発表している。』という記事。

▼読売新聞の記事 米でクローン肉「安全宣言」(2002.8.21)
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne282106.htm

高齢者に出される不要な薬  
日本の服薬の多さにびっくり  
  http://www.asahi.com/life/health/kanjya/K2002081100119.html
  http://www.asahi.com/life/health/kanjya/K2002080400123.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > かしこい!?患者学 2002/08/10 08/03
 『薬や検査に関係なく医療保険から一定の入院料が支払われる定額制度が90年に老人病院に導入され、どこの病院も薬を減らしたら患者が元気になったと、学会などで話題になった。医療現場では今でも薬の分解が遅い高齢者に不要な薬がたくさん出されており、その筆頭が睡眠薬・精神 安定剤。』というコラム記事。

そして、
 『44年間も米国で内科医として働き、帰国した医師の目か見て、日本の医師は細かな症状ごとに薬を足して5〜6つも珍しくなく、根本の症状を抑えれば十分なのに11剤も飲ませているのに驚いたという。薬の数が多いほど副作用が増えるから、症状の大半は副作用の所為であり、米国流ではたった2剤で済む。更にそこに酒やたばこ、食品も絡んで複雑なことになる。』というコラム記事からは、

 医者から出される薬の多さは、不勉強な情報不足な藪医者か儲け主義の医者の証であり、出される薬をチェックしてながら、十分気をつけなければならないのは、むしろ患者のほうということが読み取れる。


2002/08/18

筆者コメントマーク  「発掘 あるある大辞典・乳酸菌」の放送(8/11)が始まってから、当ホームページへのアクセス数がうなぎ上り。通常の4〜5倍にも達しました。「あるある」様様です。TVの威力は凄いですね。 多分検索キーワードは「乳酸菌」でヒットしたのでしょう。 でも、私から言わせれば、乳酸菌パワーは10年以上前から言われていましたよ。健康のためには、如何に実践し継続するかです。
 一時的な知識の吸収で終わってしまっては、何にもならないのです。要は実践あるのみです。 乳酸菌パワーを実践し、ひいては老化防止の人体実験を継続し続ける乳酸菌オタクが、世の中に一人くらい居てもおかしくないではありませんか (^○^)。

 これを切っ掛けに、当ホームページの情報がより多くの皆様の健康維持に役立つことを願っております。

  http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arunyusankin/nsk_1.html
     発掘 あるある大辞典 >『食』-Foods- 第295回 2002/08/11
Look マーク!
▼プロバイオティクス(Probiotics)
    プロバイオティクスが注目される理由:
    生きたまま腸に届き、健康に良い作用をもたらす細菌(善玉菌)が、悪玉菌を抑え、さらに様々な病原菌と戦うことで、人間の健康を維持している、このプロバイオティクスが注目されるている背景が解説されている。

    抗生物質の使い過ぎで、この抗生物質への耐性を有した抗生物質が効かない病原菌が出現してしまった。
    また抗生物質を使うことで病原菌と一緒に、それを抑えるはずの腸内の善玉菌までも死滅させてしまう。

    そこでヨーロッパで脚光を浴びたのが、抗生物質を使わず、人間の身体で良い働きをする細菌を生きたまま腸内に取り込み、その力で病気を未然に防ぐという予防医学としてのプロバイオティクスが、注目される理由だ。

▼乳酸菌
    プロバイオティクスの中で、注目を集めている菌が乳酸菌。
    乳酸菌とは、糖を栄養分に増殖、乳酸をつくり出す細菌の総称。ちなみにビフィズス菌もその一種。

    乳酸菌の働き:
    1. 腸内を弱酸性にし、悪玉菌を撃退!
    2. さらに腸のぜん動運動を促すことで便秘や下痢を防ぐ → 整腸作用
    3. 乳酸菌も菌株の持つDNAの構造によって、働きが違う → プロバイオティクス乳酸菌

    ヨーグルトのパッケージに書かれたアルファベットや数字:

      整腸効果だけではない、新たな力を持った乳酸菌の種類を表している!
乳酸菌の新パワー徹底検証!
    <1900年年フランス> 整腸作用をもたらす乳酸菌。
      メチニコフが、ブルガリア地方の長寿の理由は乳酸菌によるものであると仮説。
    <1979年アメリカ> コレステロール値低下乳酸菌
      乳酸菌は、コレステロールを吸着し腸で吸収される前に体外へ排出してしまう。
      その結果、血液中のコレステロールを下げる働きがある事が判明。

      この種の乳酸菌はコレステロールを吸着するだけではなく、肝臓でコレステロールを原料に作られる胆汁 酸を分解するという性質を持つ事が、最近では判っている。

    <2000年日本> 慢性胃炎・胃潰瘍・胃ガン予防乳酸菌

      ピロリ菌を撃退する乳酸菌

    <2001年フィンランド> アトピー性皮膚炎予防乳酸菌

      ある種の乳酸菌は、免疫細胞を直接活性化し、アレルギーを制御する抗体を増やす事が、数々の研究で分かってきた。

    <2002年日本> 歯周病・口臭予防乳酸菌

      乳酸菌が、歯周病や口臭を予防する。

    続々と発見されている乳酸菌の新パワー。さらなる研究結果が期待される!

症状別 乳酸菌の選び方
    あるある流、症状別乳酸菌のススメ!
    症状乳酸菌の種類
    胃痛 [LG21] [LC1]
    アトピー、食中毒、ガン [GG] [LC1] [L.ガゼイ.シロタ]
    歯周病、口臭 [LS1]
    便秘、下痢、肌荒れ [L.ロイテリ] [ガゼリSP] [BB536] [BE80]

    10年以上愛用している筆者の推薦 :
    症状乳酸菌の種類
    便秘、ガン、肝機能改善[TH69](ニブロン

    自分にあった乳酸菌を選ぶ方法
      Look マーク! ヨーグルトの乳酸菌が自分に合っているかどうかを調べるためには、まず毎日100g〜200g以上、1週間続けてみて自分の便をチェック!

      乳酸菌が合っていない場合
      比較項目
      乳酸菌が合っている場合
      黒っぽい
      黄色っぽい
      くさい
      におい
      においが弱い
      ころころ
      小ぶりのバナナ
      2〜3本分が理想
      カチカチ
      固さ
      水状
      便の色が黒っぽい上、臭いもきつく、コロコロと固い便、もしくは水状の便が続く様なら、その乳酸菌はあなたに合っていない可能性が高い。
      結果
      身体に合っている場合は、次第に便の色が黄色っぽくなり、臭いも少なく、程よい固さのバナナ状の便が出てくるはずです。


      筆者コメントマーク ≪筆者コメント≫
      この表は、ちょっとおかしい気がします。
      左記の乳酸菌が合っていない時の便の色、形については、経験から申し上げますが、便秘の人の症状の ようです。
      乳酸菌が合っているいないの問題ではないのです。

      頑固な便秘の人が、1週間くらいの短い期間で、合っているかいないかは、判らないと、経験的に申し 上げます。
      私の場合は、3ヶ月くらい試行錯誤しました・・・・。


植物性乳酸菌、注目のパワーとは?

    古来より、人々の食生活に様々な恩恵を与えてきた植物性乳酸菌(糠床、味噌、キムチ)。
    意外なところでも注目され始めている。
牛乳を飲むと下痢をするが、 ヨーグルトは大丈夫?

    腸内細菌学の権威 光岡知足名誉教授曰く、『牛乳を飲むと下痢をする人でもヨーグルトなら普通は下痢はしない』。

    牛乳を飲んで下痢するのは、牛乳に含まれる乳糖がうまく分解できない乳糖不耐症が原因。ヨーグルトにも、乳糖は入っているのですが、乳酸菌は乳糖を分解する「ラクターゼ」という酵素を持っているので、乳糖の数が少いため。


ニッポン食事情咄 第16回:偽(ニセ)栄養学発見法  
  http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=186873
     週刊MSNジャーナル 伏木亨 ダイジェスト  2002/07/23
MSNのサイトは直ぐに記事が消えてしまうので、あまり紹介をしたくないのですが、伏木亨 京大教授のコーナーは、以外と面白いので、ご紹介し、要約しました。

▼カルシウムの摂取不足でいらいらするという証拠を示す学術論文はない。

     納得できるデータを示す論文は見つからない。そういう論調の本はあるけど、具体的なデータが無くて議論の飛躍があるように思う。人間の体は、大切な順にきっちりと守られている。脳機能や信号伝達のためのカルシウムなんか、最も重要だから、最後まで破綻は起きない。栄養学の基本だ。
▼病的な症状としてのみカルシウムの低下と諸症状が観察される。
     カルシウムは骨に大量に貯蔵されており、僅かに常に血液に出し入れされている。大切な物質だから、血中カルシウムイオン濃度は常に精密に調節されている。利用する側の細胞も、様々な機構でカルシウムイオンの放出や蓄積の調節を独自に行っている。食事中のカルシウム不足くらいで、神経活動に変化が起こるほどカルシウムイオンの利用が低下するというのは簡単におかしいと判るはず。
     病的な欠乏の話から、いらいらするという説が、ここから発生した可能性があると思われる点が2カ所ある。

    1つは、副甲状腺機能低下による低カルシウム血症だ。骨のカルシウムを血液に移行させる副甲状腺ホルモン作用が異常で、血液中のカルシウムが極度に不足する事態。筋肉の硬直や、けいれん、しびれ感、知覚異常等が報告されている。

     腎臓の障害など、原因はいくつも明らかになっているけど、食物からのカルシウムの摂取の不足が原因でこんなことには絶対にならない病気だ。

▼うつ病もカルシウム欠乏にされかけている。
     もう一つ嘘が発生した候補としては、「うつ病」がある。細胞内情報伝達系にカルシウムイオンが関与しており、うつ病では、これらの調節の異常がストレスによる不安などの感情から回復ができなくなっている原因の一つとして上げられており、ここから出たものと推定される。
▼情報の原点に遡る努力なしに鵜呑みを繰り返す怠慢。
     いろいろと調べてみたが、結局、病的な状態で血液中のカルシウムが低下してしまったときに、神経伝達に大きな障害が起こるという話か、うつ病では細胞内のカルシウムの調節(摂取不足ではない)の異変でストレスから逃れられないという話から始まった可能性がある。

     カルシウムは子供のキレル原因にまでされかけている。添加物やインスタント食品や、ペットボトル飲料。気に入らないものをなんでもキレル原因にする目を覆いたくなるような非科学的な話がおきまりのように展開されている。


筆者コメントマーク
 以上が要約だが、似た話の一つに「骨粗しょう症」対策に牛乳を飲んでカルシュームを補おうという話も掘り下げてくれると面白いのですが。
大腸ガンの予防に葉酸がいい  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/200542
   ----日経ヘルス ニュース 2002/08/12 
 『サプリメント(栄養補助食品)の一つである葉酸が、大腸ガンのうち結腸ガンの予防に有効であることがわかったとアイルランドの研究者が報告した。』という記事。

2002/08/12


夏本番、「冷房病」で体に異変――体温管理で自衛を 
  http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002073006266h8
     NikkeiNet いきいき健康 健康アカデミー・元気をプラス 日経プラスワン 2002/07/30
≪夏を健康で過ごすコツ≫
▼冷房病の予防策
T室内外の温度差を5度程度に
T上着を羽織ったり、体を動かす
Tシャワーでなく入浴を心掛ける
T温かい食事をとる
▼熱中症の予防策
T帽子をかぶったり、通気性の高い服で外出する
T水分や塩分を補給
T涼しい場所で休息しながら行動
T高温多湿の日は激しい運動を避ける

『冷房の当たりすぎで健康を損ねる、いわゆる「冷房病」の恐れがあるという。夏の体調管理は暑さだけでなく寒さへの対策も大切だ。』という記事。

 冷房の入った室内と外の温度差が、10℃近くにもなるような急激な温度変化は体温調節の働きを狂わせる。この温度変化を何度も繰り返すとか、冷気が体に直接当たるうちに体調が悪くなる「冷房病」が体に様々な変調を引き起こす。冷房病は頭痛や肩こりのほか、鼻炎やぜんそく、腰痛、生理不順、腹痛、ぼうこう炎、不眠症、足のだるさなどの形で表れる。

 対策は、冷房の利いた室内は上着やひざ掛け、スカーフなどを身に付ける。そして「しっかりと入浴する」のも重要。冷房で縮まった手足の血管が元に戻る。 そして、食事も大切だ。朝食抜きでは体温が上がりにくい。朝方はなるべく温かい食事を取った方が良い。メニューも工夫が必要のようだ。水分が多く冷たい食事は体の熱を奪うから、生野菜や果物、冷めんなど水分が多く冷たい食事は体の熱を奪うので、温かい献立をバランスよく食べるようにしたほうが良いようだ。
 夏が旬のトマトやキュウリは体を冷やす作用があり、秋から冬が旬のショウガやニンジンといった根菜類などは体を温める効果がある。


「少し辛口のカレー」でもダイエット効果大、満腹感も長く続く 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/f_saizen1.html
   ----日経ヘルス FrontLine 日経ヘルス9月号 2002/08/06 
オリジナルサイトの画像にLinkしています。 クリックして拡大できます。
 夏バテで食欲が細りがちでも、スパイスの刺激で食が進み、元気になる。そのうえダイエットにもいい! こんな、カレーのうれしい効果が、京都大学大学院人間・環境学研究科教授の森谷敏夫氏らの研究で明らかになった。

 「ちょっと辛口」程度のレトルトカレーでも、脂質の多いハンバーガー食に比べ、食後のエネルギー消費量が大幅に増えるし、又更にうれしいことに、満腹感が長続きすることも確かめられたという。
 これまでは、トウガラシ等のスパイスを沢山入れた激辛のカレーでなければ無理、との見方が多かったが、「ちょっと辛口」程度のレトルトカレーでも効果が有る事が確かめられた。スパイス抜きのカレーではこの効果が低いので、体熱促進効果を生み出しているのはやはりスパイスらしい。
 これらの事より、脂肪の多いハンバーガー食に比べれば食後の体熱産生は高くなるので、「カレーライスは、小児肥満予防に大きな可能性をもつ機能食品といえそうだ。」と結んでいる。

Medwebの記事のURL
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/199978


健康食品、マークが目安・安易な「効く」に注意を 
  http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002072707290h8
     NikkeiNet いきいき健康 健康アカデミー・元気をプラス 日経プラスワン 2002/07/27
『中国製のダイエット食品で肝障害などの健康被害が相次いでいる。店頭には多種多様な健康食品が並んでいるが、そもそも健康食品とはどういうものなのだろうか。危険な商品に手を出し、誤って健康を害してしまわないためにも、その見分け方を知っておきたい。』という記事。

厚生労働省(医薬局食品保健部)によると、健康食品は健康に役立ちますというメーカー側の宣伝文句から生まれた概念。正確な法律上の定義はない」。医薬品ではないから効果・効能は宣伝できないが、厚労省は一定の条件を満たした食品を「保健機能食品」と認め、「特定保健用食品」と「栄養機能食品」に分けているが、こういう商品は「いわゆる健康食品全体のほんの一部でしかない」のも事実であり、海外旅行先やインターネットを利用した通信販売、個人輸入などにより、外国製の健康食品も簡単に手に入る為に、今回の様に健康被害に遭う場合も出てくる。

国民生活センターでは、効能を広告できるのは決められた商品であることを認識し、『がんに効く』などという安易な広告は疑ってかかること、健康被害を訴えると、『良くなる前の好転反応だ』などという説明があることも多ので、医師にこんな健康食品を取っていると見せて相談することが大事、とアドバイスする。

幼児のアトピー性疾患、「防ダニ」シーツでは防げないことが判明  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/200222
     MedWaveトピックス 2002/08/07 
『「アトピーグッズ」として人気の商品の一つに、アレルゲンとなるダニやハウスダスト(ほこり)を通さない素材の寝具は、寝ている間も身を守ることで、アトピー性皮膚炎や喘息などのアトピー性疾患が軽快する効果があるというが、少なくとも発症予防という観点では、赤ちゃんの時からこうした寝具を使っても、2歳までにアトピー性疾患を発症するリスクは変わらないことがわかった。』という記事。

 この記事は、次の様に結んでいる。

『今回得られたデータからは、少なくとも防ダニシーツに関して、アトピー性疾患の発症予防効果を期待しない方がよさそうだ。』

スナックエンドウから残留農薬 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne280905.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療 2002/08/09
『農水省は8日、さいたま市内のスーパーで販売されていた中国産のスナックエンドウから、食品衛生法の基準値(0.05ppm)の1.4倍に達する農薬「シペルメトリン」が検出されたと発表した。』という記事。
中国産エビから基準値超す抗生物質、厚労省が検査強化 
  http://www.yomiuri.co.jp/04/20020807i412.htm
   ----Yomiuri-Online 社会 2002/08/08 
『厚生労働省は7日、天然ものとして輸入された中国産の活(いき)クルマエビの一部に基準値(0.2ppm)を超す2.3ppmの抗生物質オキシテトラサイクリンが検出された、と発表した。厚労省は同日、中国産のエビやその加工物については天然、養殖にかかわらず、輸入業者に抗生物質の検査をさせて、結果が出るまで国内に流通させないようにした。』という記事。

クジラ脂皮から基準超すPCB 日本鯨類研 
  http://www.asahi.com/life/food/020808a.html
   ----Asahi.com > 生活 > 食べる 2002/08/08 
『日本鯨類研究所(東京都中央区)が北西太平洋の調査捕鯨で捕ったミンククジラの脂皮から、国の基準値を上回るポリ塩化ビフェニール(PCB)が検出されていたことが、内部資料でわかった。さらに、同研究所はその脂皮を販売する際、PCB濃度が下がるとされる、脂皮を薄切りにしてゆでる「さらし加工」を誓約させていた。同研究所は、こうした数値や販売実態を一切公表していなかった。』という記事。

2002/08/04
長寿の人に3特徴/低体温・低インスリンなど 
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002080200498.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/08/02 
『長生きする人には低体温など三つの特徴があることが、米国立加齢研究所グループの研究で分かった。また、低カロリー食によって長生きできるという通説が、サルの実験でより確実になった。米科学誌サイエンス2日号に論文が掲載される。低カロリー食によって寿命が延びたサルには、

    @体温が低い、
    A血中のインスリン濃度が低い、
    BDHEASと呼ばれる血中ステロイドの低下が遅い、
という三つの特徴があるという。』という記事。

平均寿命が男女とも過去最高を更新、男性78.07歳、女性84.93歳
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/199238
     MedWaveトピックス 2002/08/01 
『厚生労働省は7月31日、「2001年簡易生命表」を公表した。平均寿命(0歳の平均余命)は男性が78.07歳、女性が84.93歳だった。前年よりそれぞれ男性0.35歳、女性0.33歳の伸び、男女とも過去最高を更新した。厚生労働省が入手しているデータによれば、作成期間が国により異なるため厳密な比較は難しいものの、男女とも世界でトップとなっている。』という記事。

▼厚生労働省の> 統計情報> 最近公表の統計資料>日本人の平均余命 平成13年簡易生命表2002/07/31

『人は、何らかの死因で死亡するが、生命表の上で、ある年齢の者が将来どの死因で死亡するか確率の形で表したものが「死因別死亡確率」である。  平成13年の「死因別死亡確率」をみると、「0歳」では男女とも悪性新生物で将来死亡する確率が最も高く、>心疾患>脳血管疾患>肺炎の順になっている。 「65歳」では0歳に比べ悪性新生物の死亡確率が低く、他の死亡確率が高くなっている。「80歳」では更にこの傾向が強くなっている。男女とも0歳、65歳、80歳の各年齢で、3大死因(悪性新生物、心疾患、脳血管疾患)の死亡確率は全体の半分を超えている。また、前年と比較すると、男女ともに悪性新生物の死亡確率は高くなっているが、脳血管疾患、肺炎の死亡確率は低くなっている。』と、死因分析を行っている。
高齢者の1割強、投薬で悪化 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne271908.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療(その他) 2002/07/19
『介護が必要な高齢者らの1割強は、症状を悪化させる不適切な投薬を受けている、との論文を東京都港区の薬剤師会長が専門誌に発表したが、論文の基になったのは非公開の資料だったことから、薬を処方した医師らが所属する区医師会が「守秘義務違反のうえ、医師の裁量権を侵す」と反発、薬剤師会長は辞任に追い込まれた。薬の副作用で症状が悪化する例は少なくなく、薬剤師の“告発”が波紋を呼んでいる。』という記事。
ダイエット用医薬品・食品による健康被害者が567人に
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/199237
     MedWaveトピックス 2002/08/01 
『厚生労働省は7月31日、都道府県などから報告を受けた健康被害事例に関し、同日午後5時現在の集計結果を発表した。ダイエット用医薬品・食品による健康被害の報告者数は567人で、30日と比べて45人の増加で、依然として増え続けている。健康被害を受けた567人のうち、死亡者数は4人のまま。また、入院者数は142人。』という記事。

▼厚生労働省のトピックス>医薬局> 8/2現在・中国産ダイエット食品による健康被害事例 2000/08/02

 各健康食品名とそれに対応する健康被害の障害例と件数が掲載されている。又「製品名の読み仮名等について」も注釈があるので、中国製健康食品を使っている方は要チェックか。
フッ素入りガム、ベルギーで禁止 
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002080100275.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/08/01 
『ベルギー消費者保護・保健・環境省の30日の声明によると、フッ素の摂取が多すぎると神経系に影響が出て骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などの副作用があると省内の専門家会議が判断したことにより、虫歯予防のためのフッ素入りガムや錠剤、ドロップの販売を禁止することを決めた。フッ素を添加した練り歯磨きについては禁止の対象にしなかった。』という記事。

健保法等改正法と健康増進法が今国会で成立
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/198595
     MedWaveトピックス 2002/07/29 
『参議院本会議は7月26日、健康保険法等の一部を改正する法案と健康増進法案を可決、両法案は成立した。健保法等改正法による高齢者医療制度の主な改正内容は、70歳以上の高齢者の患者負担を10月から原則定率1割となり、これまでの外来の月額上限制や診療所における定額負担選択制は廃止される。また、一定以上の所得(現役世代の平均的収入以上の所得)がある高齢者については、一般の高齢者よりも自己負担を増やすというもの。被用者保険(組合健康保険や政府管掌健康保険など)本人の患者負担は、2003年4月から3割となる。保険料の算定方法も変更され、月収ベースから2003年4月からは年収ベースで算出される。健康増進法は、既に示されている「健康日本21」を法制化するもので、同法の成立に伴い、栄養改善法は廃止される。』という記事。

▼厚生労働省の>  トピックス(保健局)(3/07)> 健康保険法等の一部を改正する法律案の概要 2002/03/07

▼厚生労働省の>  トピックス(健康局)(3/27)> 健康増進法案の概要(PDF: 13KB) 2002/03/27

受動喫煙の防止を明記した健康増進法成立
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002072700317.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/07/27 
『たばこを吸わない人が煙の害を受ける受動喫煙の防止を初めて法律に盛り込んだ健康増進法が、26日可決、成立した。健康診断の結果を本人に知らせる書式の標準化もし、引っ越しや転職をしてもデータの比較をしやすくする。来春施行される。 』という記事。

▼関連の読売新聞の記事 「受動喫煙 やっぱり有害(2002.5.28)」
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne252810.htm
運動の知識         
効率良く脂肪燃やす運動は? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/hop/ho263001.htm
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/hop/ho242801.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > ホップステップ健康! 2002/06/30・04/28
▼(1時間のジョギング)脂肪減少は数10g 減るのはほとんど水分
    1時間走れば、体重が1〜2Kg減ることはあるが、ほとんどは水分の減少分。「ジョギングで、脂肪がガンガンと燃える」という表現は大げさ、「ちょっとだけ燃える」が正しい。
▼(8分〜10分位ずつ)数回に分けても同じ効果
    脂肪消費目的のためには、身体活動の総量を増やすことが大切。 短い運動を繰り返すことで十分な効果を期待できる。
    多忙な人でも、10分位空い時間に意識して歩く、 これを1日に3〜4回行えば、血圧や血糖値の改善、減量には有用なのだ。
▼(運動後、疲れてしまってゴロゴロは、)元のもくあみ
    運動をしなくても、日常生活の中で相当なエネルギーが消費されている。運動後に安心してゴロゴロしていると、元のもくあみになってしまうので要注意です。
▼骨の密度 上げられる 上肢にはダンベル有効
▼効率良く脂肪燃やす運動は?
    ・長時間、低い強度が最適
    ・安静時の動力源は脂肪が大半占める
    ・急激に運動すると関節、心臓に負担
      急激な運動を短時間やっても、筋力はつくが、脂肪は減らない。反面、動かないと脂肪が燃える量は非常に少ない。効率的に脂肪を燃やすには、長時間、強度の低い運動をすることだ。

      目安になるのが、「METS」(メッツ、metabolic equivalents=代謝当量の略)という単位。座って安静にしている状態のエネルギー消費(安静時代謝)が1METS。これを基に活動時のエネルギー消費を数値化している。
      運動すれば、3〜9の数値となる。興味深いのはゴルフ(カート使用)2〜3、渓流釣り5〜6だ。

      要は、日常生活の中で、ごろごろせずに主婦の仕事のように家事を分担し動き回れということの様だ。



2002/07/28
医療制度関連法が成立 サラリーマン3割負担
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002072700339.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/07/27 
『国民の負担増を中心とする、改正健康保険法など医療制度関連法が26日の参院本会議で自民、公明、保守の与党3党の賛成多数で可決、成立した。これにより、小泉首相が強く求めた来年4月からのサラリーマンの医療費3割負担などの制度改定が、政府の原案通り実施されることが決まった。』という記事。

▼関連の読売新聞の記事 「「3割負担」医療法案26日成立へ」
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne272601.htm

筆者コメントマーク
 こんな法律よりも老人医療費を削減する対策の方が先なのではないでしょうか。 病気になってから支払う医療費を上げるよりも病気に罹らない予防的な措置に対して規制を緩和する事だと思います。 一つの例として、健康食品の効果をもっともっと知らしめるためにも、今の薬事法を改正し、健康食品の効能を表示できる様にすべきです。特定保健用食品(財)日本健康・栄養食品協会認定の健康食品等の普及にも力を入れていれば、今回のような中国製ダイエット食品に依るような被害が出るようなことは無かったはずです。

京大、プロバイオティクスのアレルギー予防検効果を検証 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/197169
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/07/19
『プロバイオティクスのアレルギー予防効果を検証するヒト介入試験が始まる。京都大学大学院医学研科社会健康医学系専攻健康増進・行動学教授の白川太郎氏が、熊本県小国町や企業とプロジェクトを開始する。』という記事。


筆者コメントマーク
 プロバイオティクスにアレルギー予防効果が有るとの記事がようやく出てきましたので、早速関連の情報を探ってみた所、下記のようなページを見つけました。
プロバイオティクスとアレルギーの予防 
  http://www.danone-institute.gr.jp/news2.htm
     ダノン健康・栄養普及協会 ニュートリション ニュース Vol.2(2001年9月1日発行 第2号)
『東京大学大学院農学生命科学研究科教授/上野川 修一先生のエッセイの形として、腸内細菌がアレルギーを抑制しているのではないかという最近の研究を紹介している。』

 最近になって、アレルギーに関する興味ある説が出された。この説はからだの中にあるアレルギー発症に関係するリンパ球のタイプには、アレルギー型と非アレルギー型の2種類があること、そして両者のバランスがとれていると問題ないが、これが崩れてアレルギー型が増えると、アレルギーになりやすいというものである。

 このバランス腸内に生息する腸内細菌の種類に大きく左右されるという。例えば、腸内に生息しているビフィズス菌やラクトバチルス菌の善玉菌は、非アレルギー型のリンパ球を誘導する能力を持っておりプロバイオティクスとしてよく利用されておりプロバイオティクスは、アレルギー予防にも役立つと考えられるという。

 アレルギーの原因として、卵、エビ、カニなどが主たるアレルギー原因たんぱく質であり、牛乳も主要なアレルギー原因食品の一つとされているという記述は非常に興味有る所である。


 このページのTopには、プロバイオティクスについての定義が紹介されている。

プロバイオティクスとは:
 消化管内の細菌叢を改善し、宿主に有益な作用をもたらしうる有用な微生物と、それらの増殖促進物質」のこと。

 つまりプロバイオティクス機能を持つ微生物を摂取すると、それが消化管内(口腔内や腸内)のフローラ(細菌叢)に作用し、フローラの健常化を図りながら、疾病の予防、改善を行う、というものである。


 学術発表として、下記の詳細を見ることが出来る。

ホップが骨密度の減少抑える 骨粗しょう症に効果?/キリンビール
  http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Medical/200207/17-4.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 医療・生殖・生理学 2002/07/17 
『ビールの苦みを作り出すホップが、骨粗しょう症の原因となる骨密度低下を抑制する働きをしていることが、ラットを使ったキリンビールの研究で分かった。骨粗しょう症は更年期以降の女性に多く、女性ホルモンの減少が原因とされている。研究結果は19日から札幌市で開かれる日本栄養・食糧学会で発表される。』

食品添加物を見分ける法・物質名や用途に着目を 
  http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002071506867h8
     NikkeiNet いきいき健康 健康アカデミー・元気をプラス 日経プラスワン 2002/07/13
『加工食品のなかに必ずといっていいほど入っている食品添加物。おいしくしたり、日持ちを長くしたり、見た目をきれいにするなどの目的で使われており、「ソルビット、pH調整剤、PG……」といったものが添加物だ。ちょっと複雑な添加物の表示ルールを知ると、自分が何を食べているのか、確かめるきっかけになる。 』という記事。

サツマイモの葉にHIV抑制物質 熊本大など抽出に成功
  http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Medical/200207/08-2.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 医療・生殖・生理学 2002/07/07 
『HIV(エイズウイルス)の活動を抑制する物質「トリカフェオイルキナ酸」が、サツマイモの葉に大量に含まれていることが分かった。熊本大薬学部の矢原正治助教授(生薬学)と農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター(宮崎県都城市)の研究グループが0.2〜0.02%の高い割合で抽出することに世界で初めて成功した。 』

バナナの健康増進効果・免疫力高める研究例も 
  http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002070803817h8
     NikkeiNet いきいき健康 健康アカデミー・元気をプラス 日経プラスワン 2002/07/06
『バナナが再び人気を集めている。人気の理由は「バナナが持つ健康への効果が明らかになってきた」(日本バナナ輸入組合)ためだ。代表的なのが、病気やがんなどから体を守る「免疫 力」を高める効果があるという報告だ。昔から親しんできたバナナには、いろいろな健康への効果が世界各国でも伝えられている。バナナが持つパワーを見直すのもよさそうだ。 』という記事。


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