記事メニューへ戻る ![]()
寝たきり老人のおむつを交換する家族らの訴えから生まれた介護用品だった便臭を消す錠剤が、隠れたヒット商品となっているが、すでに十数種類が商品化されている。においにデリケートな若いOLらの人気を集めており、排便のにおいを弱めるのに加え、口臭を抑える効果も合わせ持った錠剤も新たに登場した。
商品化に協力した日大医学部の藤田実彦講師(内科)は「たんぱく質の消化が悪いと、便のにおいが強くなるなど、体調を判断するのに役立ってきた。においを消すことは必ずしも良い面ばかりではないが……」とか。
食品加工物を扱う「エフアンドアイ」社(東京都葛飾区)が開発した「ル・ジン」(商品名)で、重曹(じゅうそう)、ミョウバン、鉄分が主成分。
従来の便臭改善剤はビフィズス菌など“善玉”の腸内細菌を増やすビタミンや糖類からなり、口臭まで抑える機能は無かった。「ル・ジン」はにおいのもとになるインドール、スカトールなど腸内の腐敗物質と反応してにおいを吸収。
口臭の原因になる口の中の食べ物かすにも反応する。
毎食後に3錠ずつ摂取すると数日で効果が出てくるという。90錠入り2000円。
記事メニューへ戻る ![]()
徐福伝説 メッセージ ニブロンって? OnukiさんのMedical NewsのページへLink ”暦の日付をクリックする事” 読売新聞「医療ルネッサンス」のページへLink