ヤクルト・バイオサイエンス研究財団、「第2回
腸内フローラシンポジウム」を開催
1993.10.12 毎日新聞
(著作権の関係上、内容をそのまま全て掲載出来ません。 概要として纏め直して掲載しています。)
財団法人ヤクルト・バイオサイエンス研究財団は、「第2回
腸内フローラシンポジウム」を11月に開催しました。
このシンポジウムは、腸内フローラと生体との関わりについて、最新の知見を紹介
し、腸内フローラ研究者をはじめ多方面の方々が討議することを目的としています。
今回は、「腸内フローラと発癌」をメインテーマに、外国人2名を含むこの分野の
専門家8名による講演と討議が行われます。
[開催概要]
1.名 称
第2回腸内フローラシンポジウム
2.メインテーマ
腸内フローラと発癌
3.日 時
平成5年11月29日(月)
午前10時〜午後4時40分
4.会 場
ヤクルトホール(JR・地下鉄銀座線、新橋駅下車)
5.主 催
財団法人ヤクルト・バイオサイエンス研究財団
6.その他
一般公開(入場無料・同時通訳付)
[プログラム]
(午前の部)
1.はじめに:腸内フローラと実験モデル
光岡 知足(ヤクルト・バイオサイエンス研究財団
〈座長:金渾 曉太郎(自治医科大学)〉
2.日本における大腸癌の臨床と病理
金澤 曉太郎(自治医科大学)
3.細胞癌化とそれに関与する遺伝子群
渋谷 正史(東京大学医科学研究所)
(午後の部)
4.大腸癌と腸内細菌、胆汁酸
下山 孝(兵庫医科大学)
〈座長:光岡 知足(日本獣医畜産大学)〉
5.発癌関連酵素と大腸癌
I.Rowland(英・BIBRA)
6.大腸癌のプロモーションにおける腸内細菌叢の役割
諸富 正己(ヤクルト中央研究所)
7.腸内フローラと発癌
B.S.Reddy(American Health Foundation)
8.膀胱癌再発に対する乳酸菌製剤(BLP)の予防効果
赤座 英之(筑波大学)
BLP研究グループ(代表世話人:阿會佳郎)
9.総合討論
(問合わせ先) TEL:03−3574−8986