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食べても肥満になるのにブレーキをかけてくれる脂肪を、財団法人相模中央化学研究所(近藤聖所長、神奈川県相模原市)と東北大農学部の木村修一教授らのグループが見つけた。
この脂は、魚の腸内細菌が作るエイコサペンタエン酸(EPA)という脂肪の一種。
中性脂肪型のEPAは、サバやイワシに含まれていて心筋こうそくや脳こうそくを予防することで知られている。
今回発見したのはリン脂質型だ。太り過ぎ対策に活用できるかもしれない。
京都で開かれている日本生化学会で5日、発表される。
相模中研の矢沢一良さんらは、青魚の中性脂肪型EPAとは別に、青魚の腸内にいる細菌シーワネラ・ピュートリファシエンスが、リン脂質の形をとるEPAを作っていることを発見、その働きを調べた。
脳卒中を起こしやすい高血圧のネズミ(体重200g)を5匹ずつ2組に分け、片方にはリン脂質型EPAを、もう一方にはバターを脂肪分とするえさを与えた。
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