
丹田叩き
心を集中すると集中したところにエネルギーが移動します。(心気血清)
身体の中心は下丹田です。丹はエネルギーの意味。丹田はエネルギーの
田んぼです。
丹田にエネルギーを集めることが元気の秘訣です。
然し日常生活では丹田を意識しがたいのが実情です。
丹田叩きは散らばっている心とエネルギーを 身体の中心である丹田
に集めるために行います。
丹田を叩くと、血液が丹田に集まり、気エネルギーが生じます。
明眩現象(体や心がよくなる過程で起こる一時的な変調)として痣が
できる場合があります。これは腸の毒素が外に出た現象なので 好ましい
ことです。ご安心ください。

手順
①足は並行、肩幅に開き、膝を軽く曲げる。(お尻をそのまま落とす)
②手のひらを広げた両手で 下腹部を1000回叩く。
肩の力を抜き 腕の反動で打ちつけるようにする。
軽くこぶしを握って 片手で交互に 丹田を打ち上げてもよい。
③叩き終えると 手の平で 腹部を時計回りになでて腸をほぐします。
下痢気味の方は 反時計回りになでてください。
④丹田の前で両手を交差し、広げながら深呼吸をする。

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経絡叩き
血管系と神経内分泌系を統合する身体システムを経絡と言います。
身体には12の重要な経絡があり、365個のつぼがあると言われます
*膝で反動をつけながら 以下の部位を50回ずつ叩いていきます。
1.鎖骨の下を拳の親指側で 左右50回ずつ
2.脇腹を両手の拳、小指側で50回叩く
3.胸を両手指先で50回叩く
4.みぞおち、おへそを両手の拳、小指側で50回叩く
5.おへそと下丹田を両手の拳、小指側で50回叩く
6.下丹田の左右を両手の拳、小指側で50回叩く
*四肢の経絡叩き ~1から8を二回繰り返す~
1.左肩から親指に向けて6数えながら叩き下ろす。親指を6回叩く。
2. 小指を逆の手に6回打ち付ける。小指から脇に向けて
数えながら叩きあがる。脇を6回叩く 。
3. 右肩から親指に向けて同じように叩き下ろし、親指を6回叩く。
4. 小指を逆の手に6回打ち付ける。小指から脇に向けて数え
ながら叩きあがる。脇を6回叩く 。
5. 足の後ろを 6回で 叩きながら降りる
6. 足の前を6回で 叩きながら上がる
7. 足の外側面を6回で 叩きながら降りる
8. 足の内側を6回で 叩きながら上がる
最後に丹田の前で両手を交差し、広げながら深呼吸をする

手叩き
1.リズムに合わせて 前後、上下で手を叩く。
2.提示した数だけ 心を合わせて一斉に叩く。
3.二人一組になり 足を広げ、背中合わせで立つ。
①自分の前面で手を叩き ②上体をねじりながら パートナー間で
手を叩く。これをリズムに合わせて繰り返します。
4.二人が向き合って呼吸を合わせて
各自が拍手1回・パートナー間での拍手1回、
各自が拍手1回・パートナー間での拍手2回、各自が拍手1回・
パートナー間での拍手3回、とパートナー間の拍手の数を
1,2,3,4,5,5,4,3,2,1と変えてゆきます。
5.パートナーを変えて繰り返す。

つま先叩き
つま先叩きには次のような効果があります。
1.つま先を刺激して意識を下の方に降ろします。
それ故、上気した気運を下げる効果があります。
2.足裏には「全身と連結している沢山の反射区」があります。
足の刺激は身体中の気血循環を効果的にさせます。
3.身体と心がリラックスします。
両足を合わせた状態でつま先を打つ簡単な方法です。横になるか
足を伸ばして座った姿勢で、両腕を後ろの床につけて身体を支えて
行います。500回行います。
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