せいしょく


経を綜絖及び筬(おさ)に通し製織の準備が出来たところで
横糸になる緯(ぬき)を用意し
綜絖によって経糸を上げ下げしたところに
緯を打ち込み生地に織り上げます。


横糸になる緯を杼に填めるため管に巻く

管(くだ)
緯を巻くための芯になるもの。
これを杼に填め順次緯糸を出しながら製織する。

杼(ひ)
綜絖によって出来た経糸の開口部に緯糸を通す道具


管に巻いた緯を杼に填める


織機を動かし綜絖で経を上下し杼を通す口をあける


杼を綜絖によって開いたところに通し緯を筬で打ち込み織り上げる



筬(おさ)
経糸を織幅に均一に一定の密度に揃える櫛状の部品。
また、緯糸を打ち込む為の部品でもある。
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右は白色の横糸を使用し織り上げた物の一部分のほぼ実物大のイメージです(75dpiモニター)
下は部分拡大図です




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