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楽器のお話 Part2

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*私のマンドリン歴 Part2

カラーチェ(1985年カタログより)
高校3年間は渡辺精次製の楽器を使っていましたが、
高校最後の演奏会時に、前述の中学時代のコーチから
イタリアのカラーチェ製No.16を借りることになりました。
(写真一番左)

糸巻ヘッド、指板等に貝細工を施した、とても綺麗な楽器
です。コロコロと乾いた、それでいて深い音色が、いままで
弾いていた楽器とは、まったく違いました。

演奏会では1曲だけ、この楽器で弾いたのですが、調弦が
狂ってしまい、非常に焦った思い出があります。



またもや、大学合格を条件に(爆笑)楽器を買ってもらう約束をとりつけました。今考えると、親にとっては、やたらと
金のかかる子で大変だったでしょうねぇ。ただ、目の前にニンジンをチラつかせないと、勉強しない性格だったんで
仕方なかったかもしれません(笑)。

ここで中学時代のコーチがまたまた登場。当時、その方は「竹内郁子と東京マンドリン・オーケストラ」(以下東京ME)
に所属されていらっしゃいました。東京MEでは、ほとんどの方がカラーチェ製クラシコA(写真一番右)を使用して
いるとのことで、コーチも購入されました。それを、見て、触って、弾いて非常に感動しました。
とにかく、いままでの楽器とまったく違う!音色、音質、音量とも。

しかし「高い!!!」。当時520,000円は、ウチの家計ではとっても無理(笑)。
ということで、カラーチェ製クラシコB(写真右から2番目)に目標変更。それでも高い(たしか当時210,000円程)
ので、それまで使っていた渡辺精次製の楽器を下取りして購入してもらいました。

今もそうだと思いますが、通常楽器を下取るというのは、どこの楽器店でもしていかったのですが、クラシックギター
専門店に問い合わせたところOK。マンドリンはカラーチェのみ取り扱いと好都合!
ここで3年間使った渡辺精次製とはお別れとなったわけですが、今となっては、ちょっと惜しい気がします。
結構気に入っていましたし、その数年後、息子さんに代替わりしてしまったからです。




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