星空の目印 | 北の空 |
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北の空の目印は小学生の時に教わりますからご存知かと思います。 まずは北斗七星の柄杓(ひしゃく)の部分を柄杓の長さの7倍延ばしますと、 そこに北極星があります。同じくカシオペヤのwの両端を結んで、真ん中の星を貫くように線を伸ばしますと、 カシオペヤで造った線の長さの7倍先に北極星があります。
星空は北極星を中心に回ります。北を向いていると時計と反対の方向に回ります。 そして北極星を挟(はさ)んで、北斗七星とカシオペヤがほぼ反対にあります。ですから北斗七星が北極星の真上にあるときはカシオペヤは地面の下で見えません。 同じくカシオペヤが北極星の真上にあるときは北斗七星は地面の下で見えません。
このようにカシオペヤ・北斗七星・こぐま座(北極星)を見つけて、カシオペヤとこぐま座の 間にケフェウスがあるんだなと北の空を探していきます。知らない所に行っても、これを知っていれば直ぐに北を探せますね。 旅行などに出かけたとき日が昇るのは西・お昼に太陽があるほうが南・日が沈むのは東と 昼間のうちに方角を確認しておいても良いですね。
外に出るとまず空を見上げるようになれば、あなたは相当な「つう」です(^^;)
北極星の近くには明るい星がないので、北の空を見慣れてくると、 北の空では明るい2等星の北極星を、いきなり探す事が出来るようになります。もう1つお話しておきましょうか。 北極星が分かれば地表から何度の角度は大体わかりますよね。例えば分度器にヒモをつるして 測って見たら35度だったとしましょう。貴方のいる場所は大体北緯35度です。 37度だったら大体北緯37度。90度にいることはないと思いますけど(^^;)90度だったら・・・ そう貴方は北極点近くにいます。