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4月25日
秦野〜屋久島空港
始発の電車で秦野を出発(5:20)。
電車を5本乗り継いでなんとか羽田に到着(7:09)。
空港内で食事を済ませた後、飛行機(JAS371)で鹿児島(10:10)へ。
鹿児島到着は若干遅れる予定であったが問題なく到着。
鹿児島空港からは霧島山の美しい姿が(他の霧島山の山も)見えた。
そこからJAC073に乗り継いで屋久島に到着。
鹿児島までの飛行機の値段はJTBの不手際により正確な値段が分からないが、発売日割引なので約\14,500。
鹿児島から屋久島までは割引を使って\7,290。
東京−鹿児島の半額以上するのだから複雑な気分だ。
屋久島空港は正直かなりしょぼい。イメージとしてはネパールの
地方空港(ポカラ)に近い印象を受けた、と言ったらいいすぎ?
安房方面観光
レンタカー
トヨタレンタカーが空港の出口に迎えに来ていたのでこちらが名乗ると
「荷物はそのディバッグだけですか?」ときょとんと
していた。空港の外にレンタカーの営業所まで送迎する
1BOXが止まっていて、それに乗り込んで他の同様な客を待つ。
トヨタレンタカーも含めて空港と目と鼻の先にある他のレンタカー
会社も同様に空港前に1BOXを止めて客を待っていた。
屋久島空港は宮の浦と安房の中間にあり、正直この付近は
全く栄えていないので飛行機の発着がある時間以外には
ほとんど人気が無くなってしまう。そんな事情を知らずに
レンタカーの案内資料の営業時間から返す時間を
決めていた私たちは「こんな飛行機もない時間にここに
車返してどうするんですか?私たち16:30までしかここにいませんよ。
明日の朝まで借りたらどうですか?」
と言われてしまった。「営業時間なのに営業していない
上に、事前にJTB経由から連絡がいってるはずなんだから
なんのこっちゃ」と思いながら、交渉の結果
私たちの返却時間には店員がいてくれることになった。
レンタカー代は6時間で\6,620。
スターレットを借りて安房方面観光。
今回の旅行は登山が目的でドライブは節約しようということで車種は全てスターレットにしたが、やはり日頃乗っている車と比べると非力は否めない。
グレードがGTだったらよいのだろうけど。
レンタカーは一般的に小さい車は
何かと割引率が悪く、今回もフライ&ドライブで大きい車だと
20%引きだがスターレットは10%引きだった。しかし、
全てにおいてそうなのだから価格の設定が小さい車は
宣伝文句のために安めにしてあると考えられ、
10%の差があっても結局スターレットが安いことから考えると
それほど損なわけでないことが分かる。
靴などの荷物を取りに行くためにひとまず安房のホテルに向かう。
道は信号が町以外には全くない&走っている車が少ない
ために非常に快適に走れる。ホテルには無事に宅配便で
送っておいた荷物が届いていた。必要な荷物だけ車に乗せて
ザックは再びホテルに置いていった。
千尋の滝
屋久島に着いて安房方面といえば滝めぐり、ということでまずは千尋の滝へと向かった。
駐車場から滝が見えるところまで登山道を歩くように山と高原の地図(この地図は屋久島では山に登らない人でもみんな持っている。大きくていろいろな観光情報が入っていて1枚に収まっているからだろう)には書いてあったので、しっかりと登山靴にはきかえてしまったが、なんのことはない平らな観光歩道が展望台まで続いている。
今は柵でふさがれているが滝がもう近くに見えるところまで遊歩道が続いている。
近くの看板にも遊歩道として案内が載っているのにわざわざ×が書いてある。
理由は分からないけど、問題がなければ通れるようにしてほしいものだ。
滝自体は本のイメージをそのまま膨らませればよいと思う。
大川の滝
滝の入り口で謎の商売人が特製コーヒーを勧めてくる。
現地の普通の人かと思ってこちらも元気に返事をしてしまったが、
特に悪い人でもなさそうだ(飲まなかったけど)。
滝をうまく撮るにはどうすればよいのだろう。
シャッター速度をいろいろ変えてみたりはするのだが、なかなか難しい。
屋久島フルーツガーデン
軽いフルーツセット付きの入場料が一人\400。
アイス\300、たんかんジュース\200を買った。
地元の農家のおばちゃんがやっている、といった感じのお店、というか果物畑。
ガジュマル
一度撮影した後、どうしても気になったのでもう一度撮影しに行った。
屋久島では何カ所かでガジュマルを見ることができるが、
ここのは全部の本数はそれほど多くはないが、それが幸いしてしっかりと太陽光のあたったガジュマルの写真は撮りやすい。
屋久島の気候がこの気根を生むようだけれども、やはりちょっとぶきみ。
メヒルギ
ガイドブックに載っているメヒルギを探しに地図の場所付近の細い道に入っていくと目の前にブルドーザーが出現。
完全に道路をふさいでしまっている。
山から下りた日にキャンプ場に泊まる予定だったので、気分を変えて青少年旅行村をチェック。良さそうなキャンプ場だ。
再びメヒルギの道に入っていくと、今度はブルドーザーが道の横に置かれている。どうやら作業は終わったようだ。
道を進んでいくがなかなかそのようなものは見あたらない。
ふと一段低くなったところをみると「メヒルギ」の看板とともに変な木が何十本か立っている。
ガイドブックの写真には一本の写真しかなかったので、私たちは完全に大きさを勘違いしていた。
改めて見ても変な木だ。写真に撮ってから安房方面へ向かった。
ホテルへ
ホテルに寄って明日の食料のパンを買うためにパン屋さんの場所を聞く。
この安房のパン屋さんは安房という場所のせいか、宮之浦岳から下りてきた後も利用した。
屋久島空港営業所に車を返して、誰もいない扉の閉まった空港の前の停留所の前まで送ってもらった。 ところが、その停留所の時刻表を見ても私たちが乗ろうと思っている時刻のバスがない。昼間に空港内で売店の店員に確認したときには確かにその時刻のバスがあると言っていたのだが、どうもおかしい。 不安ながらも予定の時間までは余裕があったので散歩も兼ねて、 付近を歩いていると偶然にも(同じ名前の)別の停留所を発見!
なんとレンタカー営業所の人たちは私たちのような 車を返してからバスに乗るというような客に出会ったことがないらしく、
バスの発着時間も知らなかっただけでなく、その時間の停留所が わざわざ便の無い空港まで入ってこないことも知らなかったのだ。
二つの停留所はそれなりに距離が離れているので本当に乗り損ねるところだった。
予定の時間を少し過ぎてバスが到着したので乗り込むと、
中は通学の学生たちで一杯だった。結局今から思うと安房に乗り捨てできるレンタカー会社で車を借りればよかったのだ。
もっともトヨタも含めてJTBで予約できるレンタカーは安房に営業所がないので、今回のように飛行機や船の予約の都合で他の予約をキャンセルするようなケースではしょうがなかったかも。
安房で降りて数分歩いてホテルに戻った。
ホテルについて明日の朝食を弁当にしてもらい、
ついでに昼食分(中身は同じ)も一人分だけ弁当を追加した。
部屋に入って、タクシー会社に明日の朝の確認をした。
「白谷雲水峡に迎えに来て欲しいんですけど」というと
「それは運転手と話して決めてください」という
自宅から電話したのと同じ答え。これが次の日に
思わぬ展開になるとは全く気づかなかった。
夕食後、明日の縦走で不必要な荷物を宮の浦のホテルに宅急便(\1,300)で送って、宿泊費の精算を済ませて就寝。
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