Sawmillのテーマ設定


 SawmillにはEnlightenment等と同じように、ウインドウの外観から操作性までを一気に変えることのできるテーマ機能がある。テーマは、sawmill.t.oに大量にあるので、(対応してるバージョンのものならば)好きなものを取ってきて使うことができる。
 取ってきたテーマは.tar.gz形式で圧縮されている。テーマを使用可能にするには、~/.sawmill/themesというディレクトリを作り、その中にテーマファイルを置けばいい。一応圧縮したまま置いてもいいはずなのだが、何故かpotatoで日本語Sawmillで書いたところから取ってきたSawmill0.25.2では、圧縮したままではテーマが使えなかった。まぁ展開して置けばいいだけの話なので別に構わないと言えば構わないのだが。
 なお、インストールしたテーマを選ぶには、GNOMEコントロールセンターやSawmillの設定ツールから選べば良い。

 テーマを変えるとタイトルバーで日本語が表示されなくなることがあるが、これはテーマ側で設定されているフォントがアルファベットだけのものである事に因る。日本語を表示させるには、ちょっと強引なのだが、テーマ設定ファイルtheme.jlのなかのフォント設定の部分を書き換えてしまえばいい。(^^;
 具体的にどうするのかというと、各テーマにはtheme.jlという設定ファイルがあるので、その中の
(font . なんとか)
となっている部分を、
(font . (get-font "-ms-hpgothic-medium-r-normal--14-*-*-*-p-*-iso8859-1,
-ms-pgothic-medium-r-normal--14-*-*-*-p-*-jisx0208.1983-0"))
という風に書き換えてやればいい。もちろんフォント名は環境に応じて適当に変える必要がある。

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