竿を振る



 竿を振る

 竿の振り方を言葉で表現するのは難しいことです。
ポイントは強く振らないことです。
それと、竿を後ろに寝かせないことです。
はじめは2点を注意しましょう。
竿を前に倒して置いて上に振り上げ、真上で止めて、
ゆっくりと竿を前に倒しましょう。
ラインを送り込む感じです。
 上に振り上げて、前に倒す時の竿は、実際は細長い楕円を
描いてます。
はじめは直線上で上げ下げします。
 肘から手首だけを使います。
脇は気持ち閉めます。

 ラインがとりあえず遠くに運べるよう、色々試します。
次の目標は、ティペットと毛針がきれいに着水することです。
着水は毛針からです。
ラインのバランスが悪いと、ティペットの接合部分から
落ちたり、毛針の手前から落ちたりします。
この辺のことはラインに迷う編で説明します。



 さて、ようやくラインが飛ぶようになったら、自分が見つめる
目標近くに毛針が落ちるように、ひたすら練習しましょう。
洗面器でも置いて、そこに打ち込む練習をするのも良いでしょう。
ちょっとしたゲームが楽しめます。
 短時間、3日もやればこつが掴めると思います。

 実際のアドバイスが、そばでできればいいのですが...。

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