オックスフォード〜oxford

夢見る尖塔の町オックスフォード・・・ゴシック風の壮麗な尖塔があちこちに見られます。かつてはテムズ川上流部の羊毛の交易がさかんだったこの町は12〜13世紀ころからは学問の町として急速に発展しました。英国最古の大学都市です。この様々な分野を学ぶ35のカレッジを総称してオックスフォード大学とよぶのだそうです。

クライストチャーチ

チャーチ・・・教会だと思っていました。本当はオックスフォードでもっとも規模の大きく優秀なカレッジだったのです。1546年ヘンリー8世が学寮と礼拝堂を合わせた教育機関として新たに組織したためこの名称があるそうです。

クライストチャーチエントランス エントランスに向う
入り口です(平日の開館は9:30〜18:00)。3ポンドの入場料を払います。


オックスフォードの中でも群を抜いて優秀なカレッジ。サッチャー首相やS・ホーキングなど著名な政治家や文学者、ノーベル章学者たちの母校としても有名です。こんなスバラシイカレッジで学んだら、きっと頭もよくなりそう・・・でも、もちろん頭もよくなくてはいけない上に口頭試問や面接で大学側が将来性を有望と認めた人でなくては合格できないそうです。きびし〜!!

中庭 中庭
トムクオッドはヘンリー8世の時代に作られたオックスフォードで一番大きい中庭 トムタワーも見える

↑のトムタワーのほうには見学者は近寄れません。トムタワーにはイングランドで一番大きい鐘、グレートトムを収容していて毎晩21時5分に101回鐘が鳴り出すそうです。カレッジの中の一部は学生のみしか入れませんが、比較的自由に見学できます。クライストチャーチ大聖堂は写真を撮影してもかまわないということです。

大聖堂の礼拝堂で祈るポーズ クライストチャーチ大聖堂の中
もともと神学校ということもあってカレッジ内にあるとは思えない立派な大聖堂があります。
イングランドにおいてもっとも小さな英国国教会ですが歴史的遺物はたくさん見られます。

↓はチャーチ内のグレートホール。カレッジの学生はいまでもここで食事をとります。食事時間以外は自由に見学できます。このホールの壁面にはクライストチャーチに関係する著名人(ヘンリー8世が大きかった)のすばらしい肖像画が飾られていました。中世の神学校さながらの食堂です。イメージ的にはキャンディ・キャンディが留学していた聖ポール学院のよう・・・

グレートホール
フラッシュ撮影は特別に許可してもらいました。
でも、フラッシュで上手に撮影できずに残念・・・


不思議の国のアリスの著者ルイス・キャロルはクライストチャーチの数学講師をしておりました。アリスのモデルはクライストチャーチの学長のお嬢さんだったそうです。グレートホールのステンドグラスにはアリスとうさぎをモチーフしたものがあります。そんなことまではよく見ても気がつかないと思いますが、ガイドをしてくれたYちゃんがちゃ〜んと解説つきで教えてくれました。この場を訪れて見逃した方、これからオックスフォードに行く方ぜひ、見てください。

グレートホールのステンドガラス 拡大写真1(アリス) 拡大写真2(うさぎ)
上の写真は←のステンドガラスの
拡大写真1です。わかりますか??
右の下側にアリスが・・・
上の写真は←のステンドガラスの
拡大写真2です。左の下側にうさぎの姿が
!!ちょっと見にくいかな??

オックスフォードの街中にはアリスショップがあります。ここではアリスのグッズがたくさん売られていて、この町で見かけなかった日本人の観光客に初めて遭遇しました。日本人の女の子はアリス好きでこのお店のお客さんはほとんど日本人なのでスタッフも日本の方になったそうです。安心して買い物ができますね〜。(??)わたしもこのお店でアリスのお人形とアリスの時計(写真下)を買ってしまいました。
また、Yちゃんを見習って不思議の国のアリスの原書(写真下)を購入しました。これはアリスグッズでなくてクライストチャーチ内のショップにもっとも原文に近いものを置いてあるそうです。しかも2.99ポンドと安い。アリスの本ならぜひクライストチャーチで・・・

アリスの時計 アリスキャラの人形 不思議の国のアリス原書
時間がさかさまに表示されてる
アリスの時計。
アリスとうさぎ、チェシェネコの
お人形。
不思議の国のアリス原書
クライストチャーチで購入


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