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リーズ城とカンタベリー観光

〜Leeds Castle & Canterbury〜

ロンドンから南東の方角。ケント州はイングランドの庭園と呼ばれていて、古城が多いそうです。わたしたちはロンドンから鉄道で2時間ほど、城郭研究家ロード・コンウェイがヨーロッパでもっとも美しい城と賞したリーズ城に向かいました。そして、そこからさらに東へ35キロほど、英国国教会の中心地として栄えるカンタベリーを観光、ローマのアウグスティヌスによって建てられたカンタベリー大聖堂の中に入ることもできました。わたしたちは鉄道とタクシーを利用しましたが、鉄道やバスの便もいいとはいえません。ロンドンから1日でこの二つをまわるのは時間的にきついかも。慣れていない人ならロンドンでオプショナルツアー(35ポンドほど)に参加するのもいいかも知れません。

バラのライン

妹の大学のゼミの教授(英語でUniversity Professorですって・・・タクシーの運転手にcollege teacherと紹介したら訂正されました)のS先生と合流し、同行させていただきました。先生が時刻表や行き方を調べておいてくださったので、わたしたちは大助かり〜。ロンドン・ヴィクトリアステーションで朝8時頃待ち合わせをして、まずはリーズ城最寄駅、Holling bourne向かってローカル線に乗り込みまいした。

ヴィクトリア駅の写真 ロンドンヴィクトリアステーション
チケットの予約はほとんど不要だと
思われます。
Holling bourneまでは11.9ポンド

イギリス鉄道事情・・・・さすが、鉄道発祥の国!駅も大きく、手荷物預かり所もスーツケースも余裕で預けれるほどの大きいロッカーがございました。切符の買い方も自動販売機か窓口でいたって簡単に買えます。もちろん、トラベラーズチェックやクレジットカードの支払いも大丈夫です。ただ、唯一注意することは出発列車案内ボードに掲示されるプラットホームの番号は最後の最後で変更になることも多々あるそうです。列車が発車する直前まで安心はできませんね〜。

リーズ城〜Leeds Castle〜

ヴィクトリアステーションを8:22に出発し、Holling bourne駅に到着したのが9:35です。本当はリーズ城へはBearsted駅やMaidstone駅からバスやタクシーに乗っていく行き方がメジャーなのですが、S先生が地図と方位磁針を片手に歩いて行こうとおっしゃるので、わたしたちは先生に従い無人駅のHolling bourneに降りました。この駅で下車したのはわたしたち3人だけ・・・・正直言ってこわいよ〜。

ホーリングボーンの写真 Holling bourne
正真正銘無人駅・・・
改札員もいないし、駅を降りても
人っ子一人いませんでした。

無人駅から何もない道を歩いて車の通っている道にでました(ほっ!)そこから地図を頼りにてくてく歩きます。途中かわいい英国っぽい家が連なる村を抜けて、先生が道を聞いてくださって・・・20〜30分後、リーズ城の入り口に到着しました。思ったよりさびしい・・所です。

リーズ城入り口の写真 入場券の写真
リーズ城入り口人気(ひとけ)があまりない・・・ 入場料は1人9.5ポンド(お城と庭園含む)

入り口に入ってからチケットオフィスまでも遠い。遠い。さすが、城の周りに200万uの敷地を持つお城・・・この広さを日本のどこくらいと表現するのはとても難しいです。とにかく・・・びっくりするほど広い!

リーズ城のお花の写真 城にむかう道の湖の写真
お花がたくさん・・・ 湖には白鳥やアヒルが・・

やっとお城が見えた!!でも、見えても入り口まではまたまた遠い。70歳の先生の健脚ぶりに感心してしまった・・・・

リーズ城の写真 遠くに見えるリーズ城
遥か遠くに目指す城が・・・ だいぶ近くなったかな?右はわたしと先生。

リーズ城の起源は要塞として建てられた9世紀までさかのぼりますが、13世紀にエドワード1世が所有して以来、300年間王宮として6人の王妃がこの城に住みました。通称「貴婦人の城」のルーツはそこからきているそうです。また、この王妃のうち3人は当時の文化国フランス王家の出身だったので洗練された優雅な趣味を取り入れこのお城の内装にいっそう磨きをかけたとのことです。内装を見せれなくて残念ですが、こじんまりとしていて瀟洒でとても綺麗です。城に入るとまず、ヘンリー8世の等身大の紙人形がどど〜んと置いてあってイギリス王家、王妃の肖像画や歴史の流れなどが説明してありました。

リース城の前で・・・ リース城の前で・・・2
リーズ城の前で撮った写真!お天気がよくて最高でした!

今回は時間の都合で見学できませんでしたが、お城の入り口をすぎて昔の納税小屋を改装したカフェテラスの脇に赤レンガに囲まれたカルペパー・ガーデンがあります。イギリス古来の花、バラ、なでしこ、ラベンダー、けし、ハーブなどがたくさん植えられガーデン好きにはたまらないとか・・・妹もほんとはそこに行きたかったのですが、先生と時間(リーズ城を出たらもうPM1:30)に遠慮して今回は見送りました。どなたかもし、行ったらどんな様子だったか教えてください。

カルペパーガーデンの写真 遠くにカルペパーガーデンが見える・・・
湖の向こうにはカルペパー・ガーデンが・・・ こっちの方が写真がきれい・・・

リーズ城からバスで駅まで戻る予定でしたが、バスは日曜日は走っていません・・!ひえっ!びびりました。さっきの駅に戻ってローカル線に乗るにしても電車は1時間に1本。公衆電話から英語ペラペラな先生にタクシーを呼んでいただいて(なかなか来なくてかなり心配でした・・・)そのままカンタベリーまで行ってもらいました。Let’s go to Canterbury!

お花のライン


リーズ城は交通の便、食事の便など思っていた以上によくはありません。それにもあまりあるほど必見の価値はありますが、行くときは足の確保、軽食など用意して行ったほうがいいでしょう。ロンドンからなら1日かかりでゆっくりするのもいいかも知れません。観光客はみんな自家用車で来てました。日本人は地球の歩き方を片手に持った大学生くらいの男子学生1人しか見かけなかった・・です。

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