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感動!イタリア旅行体験記


イタリアと言って思いつくもの・・・・・
パスタ、ピザ、ワインとポルチーノ茸、美術館、メディチ家、プラダとグッチ、それとローマの休日、今でも鮮明に思い出せるアルノー川に浮かぶ夕日・・・
あの日の素晴らしい旅を思い出して記してみます。

ライン

旅した期間
1997.1.11(土)〜1997.1.19(月)
ずいぶん前になってしまいましたが、よく覚えてます!大丈夫!

手配した旅行会社
大手個人旅行会社のとある支店です。航空券とホテルだけを予約しました。
冬のシーズンオフだったので、トータルで14万くらいでした。本当はアリタリア航空で
直に入りたかったんですが、10月くらいに予約した時もう満席でした。
アリタリアは意外とチープにいけるんですが・・・・結局、乗り継ぎで一番値段が安くそれなりに安心できるルフトハンザ航空(フランクフルト経由)をGET!
まさか、これが悲劇の幕開けになるとは・・・・思いもせず。
旅行日程
1月11日 成田出発(14:20)LH715でフランクフルト経由、ローマ着(23:00)
      ローマでの滞在は2泊
1月13日 特急列車でフィレンツェへ移動、フィレンツェ滞在3泊
1月16日 特急列車でミラノへ移動、ミラノ滞在2泊で帰国の予定だったが・・・
1月18日 ミラノのリナーテ空港からフランクフルト経由出発予定LH便が突然ノンフライト!帰国できない?

3人の旅人

さいこアイコン さいこ
このHPの作成者。計画はいつも完璧にたてるつもり!?憧れのヨーロッパ初旅行に計画時から大興奮。年末カウントダウンTDL、元旦はアラジンアイスショー、2日は大学ラグビー観戦と遊び過ぎでついにインフルエンザ併発!!ハードな銀行OL、旅行休暇の前に1日たりとも休めず。大ピンチ!!無事に出発できるのか?
まりもアイコン まりも
さいこの高校時代の友人。ロンドンホームステイ、イタリア、フランスと海外旅行経験豊富。ブランドにも詳しいバブリーなOLだが美術、歴史にも驚くほど精通している意外な面もあり。典型的なB型人間でどこにいても超楽観的。唯一の不安分子は彼女の行く所、雨、雪、嵐があること・・・今回も彼女の行く道に天災は起こるか?
なほこアイコン なほこ
さいこの妹で今回はおまけ。イタリアには世界遺産のテレビで見たヴェニスに行きたかったらしいが一人でオプションで行けと言う冷たい姉の一喝に負け今回はヴェニスは見送ることに。美術館巡りに備え眼鏡を作ってみたりイタリア語会話本にインデックスをつけたりとかなりやる気。ラファエロの大ファン。前世はフォルナリーナ(ラファエロの恋人)と言っている。


旅行の前準備と前知識風車アイコン


旅行の期間は3人のOLの会社の休みをとれる日、イタリアのバーゲン、比較的安くて空いている、の3条件をクリアした日程を選びました。お正月休み明けで15日(当時の成人の日)絡みで休みのとりにくいさいこも4日の休暇申請ですみました。

イタリアのこの時期の気候ははとても寒いらしいので、防寒対策には念を入れました。帽子、ホッカイロは必需品です。その他ホテルには湯沸し器はないので携帯用の湯沸し器を持って行き大変重宝しました。(お茶も飲めるしカップ麺も食べれる)
ローマは東京と同じくらいの温度で北に行くほど寒くなっていくようです。ミラノはしんしんと足から冷え込みました。

通貨はリラです。ちなみに2000.4.7のTTSレートでは100リラが5.29円(わたしが行ったときは6.8円くらいだったから今のほうが全然いいですね〜。ぱっとはわかりにくいですか?フェラガモのヴァラの靴が 220,000リラくらいでした(日本円で1万5千円くらいか)
わたしの勤務していた某都市銀行はリラのトラベラーズチェックがなく日本円のチェックを持って行きました。(イタリアはあらゆるとことに両替所があり現地通貨を持って行かなくてもそんなに不便を感じませんでした。かえって日本円で買い物をした方が買い値がいいというお店もありましたよ。ジャパンマネーの力はすごいですね〜。)
物価は高くはないです。食べ物もお店を選べば美味しいものをやすく食べれるし露店で売っているものもタクシー代、美術館入場料、地下鉄運賃など安いです。


語はもちろんイタリア語ですが、たいていのホテル、お店、レストランとも英語で通じます。日本人の観光ブックに書いてあるところなら日本語とボディランゲージでも全然大丈夫。でも挨拶程度ならイタリア語でした方が旅行をしてるって感じでいいですね〜。わたしたちは結構イタリア語の本で練習していったのですが、今はもう忘れた・・・・
(NHKで去年やっていたイタリア語スタンダード40ってめちゃめちゃ面白かったです。ああいうのがまだこの時には放映されていませんでした。)

つたのライン


イタリアに行くなら・・・ぜひこのくらいは・・・・
美術と歴史の知識は最低限勉強していきました。
おかげで自分の行きたい観光スポット、地理感覚等ある程度を事前に把握できました。
美術の簡単な知識は本よりも映像で・・・・と、文化の日に安田火災さんが特別番組をくんでいた(去年で終わった)ラファエロ中心のルネッサンス特集を見ました。
イタリア旅行の前に読むのお薦め本は『イタリア感!遊!の旅』(中野孝著 近代文芸社)、藤本ひとみさんの『逆光のメディチ』、里中満智子さんのラアエロの漫画、それからイタリアといえばやっぱり塩野七生さん(新潮文庫等)のシリーズです。美術館の絵はほとんど宗教画なので聖書をざっと読んでおくことをお薦めします。『小説聖書の旧新約版』(ウォルター・ワンゲリン著徳間書店)がわかりやすいですが、あまりの展開の早さに正直びっくりしてしまいます!・・・・ぜひご覧下さい。

自由旅行で旅行会社を選ぶ時は同じ条件で少しでもチープな所、ある程度信用の置けるところをエービーロードなどで選び直接たずねてみます。実際行ってみて応対がぶっきらぼうでしどろもどろだったり、激しく待たされてフォローがなかったりするとやっぱりがっかりしてしまいます。(旅行会社を選ぶところから旅は始まってますからね〜。)ただ上手く予約したと思っても最後まで安心はできません。自由旅行では最初に旅行会社の方が提示してくれた値段と違うことが結構あります。今回の旅行も一度振込してから、やれ空港使用料だなんやら(実際旅行会社の人の単純な計算ミスも)上乗せされ結局3回も振込しました。振込手数料はただでないんですがね〜。もちろん担当者にそれくらいのことは言わせてもらいました。その後の旅行でもこの経験は生き、細かく見積書の内容、金額等を早めにチェックし助かったことが何度かあります。

成田ローマへ