2004年2月

雪遊び
スキー場に雪遊びに行きました。広島にはたくさんのスキー場があります。
今回行った「スキーパーク寒曳」は大雪の中の徐行運転でも市内から1時間ちょっとで着きました。

さて、雪の中で遊ぶのが初めての二人。
最初は慣れない長靴やごわごわした服、降ってくる雪にイヤーな顔をしていましたが、しばらくして慣れてくると、雪の中をずんずん歩いていきます。
雪は降ったばかりなので、圧雪していない所はふわふわです。
感触がおもしろいのでしょうか。二人ともふわふわなところを好んで歩きます。
そして、長靴を雪の中に埋もれてさせてしまいます。

雪をどう感じているのかは分かりませんが、嫌がらずに遊んでくれたのでよかったです。
ソリも用意していたのですがこちらはお気に召さないようでした(涙)。

途中、休憩に建物の中に入ったのですが、
ゆうたはそこのエレベーター、こうたは階段が気に入ってしまいました。
二人とも離れようとしません。
君達は雪よりもこっちの方が楽しいんだよね。
でも、せっかくスキー場まで来たんだからもうちょっと雪と遊ぼうよ。
と、抱っこで強制移動。
建物から離れると雪で遊んでくれました。
しかし、駐車場からゲレンデまでの移動などすべて抱っこでしたので、少々筋肉痛になってしまいました。



雪に埋もれそうな2人。 調子が出てきたこうた君。



相談センター
我が家から近い大学に子育て等の悩みごとの相談センターがあります。
そちらでゆうた・こうたの成長に関して相談して来ました。
相談にのって頂いたS先生は自閉症について大変詳しく、ゆうた・こうたの現在の様子をふまえた丁寧なアドバイスを頂き、大変参考になりました。
何より子供の立場に立った優しさのあるアドバイスを頂いたのがありがたかったです。アドバイスの一つを紹介させていただきます(注:私の思いによって脚色されていますことをご了承ください)

「こだわり」についてのアドバイス
子供の「こだわり」を認めてあげるのは、子供にとって生活が楽になっていい面もある。だけど親の方が「こだわり」を持ってしまう恐れがある。たとえば、偏食の場合。決まったものしか食べないと親が決めてしまう(「こだわり」をもってしまう)。同じものをあげ続けることで、他の物を食べるチャンスがなくなってしまい、その結果、偏食を強めてしまうかもしれない。
食事については「食べられるものを少しでも食べて欲しい」という親心もあって、難しい面もあるけど、食事に限らず、イレギュラーなことをしてみたり、新しい体験をさせることが大切なのでは。
もちろん、親子の愛情関係を基にした安定した生活が基本で、その中で新しいことへのチャレンジ(変化)をバランスを取りながら進めていくことが、(難しいけど)大切になる。


本やインターネットから得た知識でわかったつもりでいても、私たち夫婦の発想には限りがありますし、偏った考えになるかもしれません。そこへ専門家から違った視点からアドバイスを受けることも必要だと思いました。

ゆうた・こうたは内面も少しずつ成長していますが、彼らの体の成長はそれ以上です。平日、妻だけで彼らの外遊びを見るのは難しくなっています。利用できる制度や施設の確認など、私たちから動き出すことが必要な時期になっていると思います。



広島交通科学館

広島交通科学館に行ってきました。
1階は無料スペース。屋外ではいろんな変わった自転車にのることができます。
2階からは有料。2階には飛行機、車、電車、船などさまざまな乗り物の精巧な模型が展示されています。3、4階はフロア全体が大きなジオラマになっていて楽しめる仕掛けがたくさんあります。大人が見ても楽しめる施設だと思います。
さて、ここでのゆうた・こうたはというと・・・
まず、屋外。ゆうた・こうたには自転車は無理です。でも、広いスペースがあるので2人を適当に遊ばせてみました。こうたは遊具があるところで喜んで遊んでいましたが、ゆうたは屋外にある池が気になってしょうがありません。池の中に入らないように密着マークをしていました。
さまざまな模型が展示されている2階。ゆうた・こうたも喜ぶかもしれないなと期待していましたが・・・ゆうたを虜にしたものは「非常口の蛍光灯」。いろんな所にある非常口のマークをはしごしていました。こうたは「出口の自動ドアへ続く階段」に夢中でした(涙)。
しかし、3階に上がると、彼らの目の前を走る近未来の電車に大喜び。こうたはキャッキャッと笑いながら電車を追いかけていました。ゆうたも興味深げに電車を見ていました。
館内は広くて静かなので、私たちも安心して子供と遊べました。また、遊びに行きたい施設です。



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