2003年10月
音楽会(家族の家 さくら)
 家族の家 さくらのは障害のある、なしにかかわらず子供を一時預かりしてくれるNPO法人の施設です。妻が無料開放の日に説明を聞いて、大変感心していたので、私も見てみたいと思っていました。
 この日はさくらで行われた音楽会に参加しました。建物の中は子供たちが十分遊べるスペースがあり、危険なところには近づけないようになっています。
なによりスタッフの方が経験豊かな感じ。無理なく自然に対応しておられます。ここなら安心して子供を預けることができると感じました。
 音楽会はプロの方(親子で踊ってくれました)と歌と踊りを楽しむ形。「お母さんといっしょ」でゆうた・こうたも知っている曲を歌ってくれます。いつもはテレビから流れる歌に「あれっ」といった表情。「テレビのお姉さん?でもなんか違うぞ」という感じでじっと見ています。途中からおもちゃを探して歩いたり、ゆうたは寝てしまったり、どこまで歌を楽しんでいるのかはわかりませんが、彼らなりに楽しんでいたようです。
アルパーク広島
 アルパーク広島(大型のショッピング施設です)へ買い物へ。ゆうた・こうたはベビーカーに乗っていると大変おとなしくしているので、自由に店内を見て回れます。
座ってばかりでは面白くないでしょうから、途中で自由に遊んでもらいます。でも、子供の遊び用スペースはゲームセンタ-に隣接しており、音がうるさく、ゆうた・こうたはあまり好きではなさそうです。
 それよりトヨタ車の展示コーナーがゆうた・こうたにとってはちょうど良い遊び場になります。広いスペースに車がゆったりと展示されているので、2歳のゆうた・こうたが少々走り回っても周りの迷惑にはなりません。
 この日は妻がトヨタ車展示場の隣の本屋で本を探している間、私一人でゆうた・こうたを見ようとしました。すると、ゆうたは車の方へ、こうたは本屋の方へ走っていきます。2歳児の足だからそう遠くは行かないだろうと余裕をもって、まず、出口に近いゆうたを抱っこして、こうたを探しに行きました。が、こうたの姿が見あたりません。あわてて周りを探しますが見つかりません。妻に声をかけて一緒に探しました。出口の方は見ていたので、本屋のどこかにはいるのでしょうが、あせります。
 そのうち妻がこうたを抱っこしてやってきました。どうやら、その前にコーヒー(ゆうた・こうたはミルクを)を飲んだ本屋の奥にある珈琲館にいたようです。他のお客様がいるテーブルの椅子に登ろうとしていたらしい・・・。
 我が家の周りでは行動パターンが予想できるので、一人でも二人を見ていることができるのですが、店内のような見通しが悪い場所では無理だと実感しました。
広島ニュージーランド村
 ゆうた・こうたはドライブが好き。車の中ではだいたい上機嫌です(車が止まると怒ることはありますが)。平日、妻が一人のときも買い物など、何かしら車で出かけているようです。季節も良いので、私が休みの日は天気がよければ必ずどこかへ出かけることになります。この日は広島ニュージーランド村に行きました。
 ここは羊や牛などの動物がいたり、いろんなアトラクションがあるのですが、ゆうた・こうたは興味なし。アトラクションよりも自由に遊びたいようです。この日はアンパンマンショーが行われていたのですが、大きな音でアンパンマンのテーマが流れると二人とも耳をふさぐしぐさをします。このしぐさは普段も時々するのですが、聞こえ方が変わるのを面白がっているのか、本当にうるさがっているのか良くわかりません。このときは後者のように思えたのでショーの会場から離れたところで遊ぶことにしました。

ロープの遊具の下で。 ゆうた、どこまで歩く?
お母さんから逃げるこうた君。 不満気な人たち。


広島森林公園

 広島森林公園。名前は知っていたのですが、その名前から森の中を散策するような所かな、と思って敬遠していました。
 しかし、実際に行ってみると、広大な芝生の広場。これこそゆうた・こうたの求めているもの。大いに遊んでもらいました。
 しかし、子供は疲れ知らずですね。よくこんなに動き続けられるな、と思うほどよく歩き回ります。多動といってしまえばそうなのでしょうが、そのエネルギーには感心します。(帰りの車の中ではさすがに疲れて眠りましたが。)

湯原温泉・チボリ公園
 温泉旅行に行ってきました。温泉は春にも行ったのですが、その時は子供と大浴場に入らなかったので(親が着替える間に脱走する、風呂場で転んで怪我をするなど予想されたため)、今度は家族風呂がある温泉を選びました。
 岡山の湯原温泉まで車で休憩をはさんで約4時間。ゆうた・こうたは車の中で寝ているので宿についても元気です。廊下を行ったり来たり。多動っぷりを発揮しています。(うーん、2才児だから親も周りも大目に見られるんだろうな・・・)
 荷物を降ろした後、ゆうた・こうたをベビーカーに乗っけて散歩しました。湯原温泉は軽く歩いて一周できる小さな温泉町です。山あいの静かな雰囲気が心地よかったです。
さて、念願の家族風呂は、家族4人が十分入れる広さ。いつもより広いお風呂でゆうた・こうたは水遊びを満喫していました。私達ものんびりお風呂につかれてリラックスです。
難関は食事です。宿の食事はおいしかったのですが、ゆうた・こうたが食べれるものはほとんどありません。家から持ってきた手作りカレーを食べてもらいました。
 翌朝、大浴場が空いている様子なので私はゆうた、妻はこうたを連れて大浴場に向かいました。ゆうたは浴室の雰囲気に戸惑い気味。私にしがみついています。しかし、露天風呂につかると、はじめて体験する胸まで浸かるお湯の中、たどたどしい足つきではありましたが、興味津々で歩きまわっています。しかし、油断していると・・・ゆうたが沈んでいる!1秒ぐらいおでこまでお湯に浸かっていました。あわてて抱き上げました。当人は少し驚いてはいましたが、泣き出すわけではなく、また、平気で歩き始めました。
そんな感じで、はじめての露天風呂体験はなかなか楽しい(?)ものでした。妻もこうたとお風呂を楽しんだようです。
 温泉を出た後は倉敷チボり公園に行きました。昼食を公園内のレストランで子供達が食べられそうなドリアを頼んでみましたが、ゆうた・こうたは食事拒否。食べる意思が全くありません。仕方がないのでミルクだけ飲んでもらいました。(なんで食べてくれないのかなー。食べてくれると外出が楽になるのに・・・)
 さて、公園の中では大半の時間は自由に遊んでもらいましたが、アトラクションにも挑戦してみました。まず、チボリ列車。チャイルドシートも付いていて2才のゆうた・こうたでもO.Kです。しかし、動き出すと意外にスピードがあります。ちょっとしたジェットコースターです。こうたは私が抱っこしていたのですが、激しい動きになるとキャッ、キャッと笑い声を上げています。ゆうたはチャイルドシートの中で無表情(現実逃避か?)。
 次に乗ったのは観覧車。ゆうたは私にしがみ付いていましたが、落ち着いて景色を眺めています。こうたは椅子の上に立ち上がって窓に手を当てて景色を見ています。「こうた、こわくないのか?」見ている私達の方がこわくなってしまいました。
 こんな感じで温泉&チボリ公園旅行は無事終わりました。親にも子供にも負担がかからない旅行はこのぐらいが限界かもしれません。私達は楽しめましたが、子供達にはどうだったろう。何か残るものがあればいいな・・・。(2才だから難しいかな。)

写真を撮るお母さん。後ろは川沿いの露天風呂”砂湯”。 ゆうた君とお父さん。観覧車にて。
ホームへ

日々の出来事 目次へ