おめでた続き


 昨年秋から、夫の大学時代のサークルの友人の結婚・出産ラッシュとなっています。
今年も1月から、2月、3月とたて続けに結婚式が3回。3通目の招待状が届いたときは、正直のけぞりました。ああ、おめでたい。おめでたいが・・・懐がイタい(涙)。
 いえいえ、私たち夫婦が結婚したときもこうして皆さんにしていただいたのですから。うれしい出費です!
 とはいえ、夫ばかり豪華なご馳走を3回も続けて食べられるなんて・・・いいなあ〜

 1月に式を挙げた、夫の数少ない(唯一の?)女性の友人Nさん。もとは夫の友人なのに、私たちの結婚後何かと私たち家族を気遣ってくれ、すっかり私にとっても大切なお友達になっていました。夫の愚痴を聞いてもらったり、相談にのってもらったり。私たち夫婦のあんなこと、こんなこと、一番よく知っているのは間違いなくNさんです(笑)。
 Nさんの結婚式、私も悠太・光太もぜひ・・・とお声をかけてくださっていたのですが、場所が横浜、新幹線でも広島から4時間という距離のため、私と子供は家でお留守番でした。残念!

 先日2月5日には、私の実家のある福山市でO君の結婚式がありました。
お酒を飲むであろう夫をおむかえがてら、私と子供も福山へ里帰り。夫のお迎えは口実、悠太・光太を夫の友人にお披露目するのが目的です。
 サークル仲間の皆様一同、このホームページを通じて悠太・光太の成長を見守ってもらっています。私たち家族の精神的なサポーターさんたちなのです。

 披露宴の終わった会場に悠太・光太到着。初めての場所には強い不安を持つ二人なので、いつものご機嫌なお顔を披露できるか心配だったのですが・・・
 建物前・正面に、なんと大きな噴水が!
 お水大好き悠太・光太は大はしゃぎです。お目目キラキラ、ニコニコ!
 きれいなお花もたくさん(光太、「これ、くれ!」はやめてね)、レトロな雰囲気のチャペルの壁のさわり心地も悠太は気に入った様子です。

 夫の友人一同、悠太・光太とはほとんど初対面です。
 ちょっと気を抜くと噴水に入水しかねないので(2月だっていうの)、落ち着いたご対面とはなりませんでしたが、それでも、いつものニコニコお顔の悠太・光太をお披露目できて満足でした。
 お酒の入ったスーツ姿のこわもてのおじさま、いえいえ、お兄様がたにも光太は臆することなく、いっぱい抱っこしてもらっていました。光太、よかったね!

 Nさん、Oくん、そして3月に挙式されるUくん、どうぞお幸せに!3月に赤ちゃんのうまれるMくん、「おめでとう」の言葉は3月までとっておきますね。どうか奥様が無事に出産されますように・・・
ハッピーなニュースが続いて、私たちも幸せのおすそわけを頂いている気分です。
結婚4年目にして、すでに倦怠ムードたっぷりの私たち夫婦(いや、倦怠は私だけかも)ですが、どうぞこれからも私たち家族を、悠太・光太を見守ってやってくださいね。


さてさて、最近の悠太・光太です。ぼちぼちと、「へーっ、こんなことを・・・」と母を喜ばせてくれております。

光太は、プールでビート版につかまって、短い時間ですが上手に浮くことができるようになりました。気を良くした光太は、そのまま足の届かない深いレーンに行きたがるのですよ。それはやめてね、おぼれるから。
「お外へ行こうよ」と私を誘うとき、以前から自分のジャンパーを「着せて」と持ってくることはあったのですが、最近は私がいつも着るジャンパーを手渡しに来ます。
おずおずと私のジャンパーを手に近づいて、上目遣いに(そりゃそうだ。子供は小さいもん)私を見つめるのです。「お母さんこれ、着て・・・お外、いこ」
 この顔には逆らえません。ま、ケースバイケースですがね。夜寝る前に誘われてもねえ・・・
 たまに、私が外出時にいつももって行くかばんを持ってきてくれたりもします。
おー、イヌ並にかしこくなってるじゃん!

 そのほか、つい2日前のこと。
 2人の衣服の着脱は私が全介助でやっています。自分で服を脱いだり着たりすることはまだ難しいのです。光太にいたっては、ズボン・パンツ・靴下を脱ぐことだけはできますが、上に着ているものを脱ぐことはできませんでした。
しかしこの日、お風呂大好き光太は支度にもたつく母にしびれをきらし、風呂場の前でいきなり、トレーナーと下着のシャツを脱ぎ始めたのです。それも、とても上手に!
あごの部分が引っかかっていたので、そこだけはちょっと手を貸しましたが、後は完璧でした。
そんな脱ぎ方誰も教えてないのに!っていうか、教えても分からないし。
目がテンになった母なのです。
「お風呂入りたいんじゃーっ!」という気持ち。モチベーションというのはあらゆる成長の原動力なんだなあ、としみじみ感じました。

一方悠太は、「〜したい」という思いが最近とても強いようす。
しかし、言葉の喋れない悠太なので、思いがなかなか伝わらない、思うようにならないことばかりです。そんな状況に、悠太、朝から晩まで「あーっ!あーっ!」と雄叫びをあげっぱなしです。
何かを落とした、何かがねじれた、光太がさわった・・・気に食わないことにばかり。それに逐一過剰反応して、「あああーーーっ!」
・・・ああ、うるちゃい。うっちゃい、うっちゃい・・・うるさいわーっ!
そりゃあね、〜したい、こうありたいという気持ちは大切だと思う。気持ちが強くなってきているのは喜ばしいこと。
しかし、こらえ性のない私のこと。こめかみぶちキレ寸前の毎日なのです。
さすがの夫も、「ゆうくん・・・うるさい」とボソッ。

そんな悠太ですが、うれしいこともありました。
かえすがえすも、動作模倣の全くできない悠太です。10ヶ月の赤ちゃんすらもれなくできる「おつむてんてん」すらできない子です。
手遊びは好きなようですが、それでも私がやるのを見るか、「やらせて」二人羽織状態でやるかのどちらかです。
最近のお気に入り手遊びは「ぐるぐる」。
小さいお子さんをお持ちの方なら、「ぐるぐるどっかーん」の「ぐるぐる」、「糸まきまき」のしぐさです。
これを、「やって、やって」とうるさい悠太。
先週の日曜日も、夫がこの「ぐるぐる」に1日中付き合っていたようです。

その日の夜、のんびりとテレビを見ながら夕食をとっていたときのこと。
悠太が真剣な面持ちで、なにやら自分の両手をぐーにして、その手をじっと見つめています。
そして!
その手を「ぐるぐる」。
不完全かつ微妙なタッチの「ぐるぐる」でしたが、確かに「ぐるぐる」だったのです。

悠太、ぐるぐるできたー!
「ぐるぐる」なんて、なんてことのない動作と思われるでしょうが、自分の体の感覚がつかみにくい悠太にとっては、かなり高度な技のはずなのです。
母、感動です。感動のあまり、お酒が入っている勢いもあって、ぽろぽろ涙が出てきました。

「もう一度ぐるぐるやってよ〜」と悠太におねだりしても、悠太はどこ吹く風です。手をとってやらせようとしても、にやり笑ってどこかへ行ってしまいます。
この「ぐるぐる」も1回こっきりなのか?!(以前から、「バナナ食べたー!」「ソフトクリームなめたー!」と大騒ぎしてもそのとき1回限りだったりしたので・・・)
それはないぜ、悠太・・・

でも、この「ぐるぐる」、「やってよ〜」と言ってもやってくれないけれど、ふとした瞬間に、人知れずやっているようです。
それを目の端にとらえながら、「ふふふ、やってるやってる」とにんまりする母なのでした。
また、その真剣な顔がかわいいんですよ〜!
川原で遊ぶ悠太 同じく光太




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