君の命はみんなの希望 〜お知らせとご協力のお願い〜

 今日は、悠太と光太のことではありません。
 今、日本とは地球の反対側、南米チリに小腸移植に命の望みをかける、生後7ヶ月の赤ちゃんがいます。

 私が登録している双子メーリングリストに、チリに駐在している同じ双子を育てる仲間、大橋さんから衝撃のメールが送られたのは3ヶ月前のことでした。
 双子ちゃんのひとり、陽佑ちゃんが腸ねん転から腸閉塞を起こし、重篤な状態になっているということ。
 親しい身内もそばにいない遠い地でのこと、大橋さん夫妻の心痛はどんなものか想像を絶するものがあります。

 その後、5回の手術で小腸すべてと大腸のほとんどを切除することになった陽佑ちゃん。
大橋さん夫妻は小腸移植の道へ、陽佑ちゃんの命の望みをつなぐ決意をされます。
同じ子をもつ親なら、きっと大橋さんと同じ選択をしたでしょう。
なんとしても、我が子の命はあきらめられない。あきらめてたまるものか。

 大橋さんの決意をくみ、大橋さん夫妻の友人、知人の皆さんが「陽佑ちゃんを救う会」を結成されました。そこで、移植にかかる費用の募金をつのられています。

 私は大橋さんと面識はもちろんありません。
けれど、同じ双子を育てている仲間です。
 私にできることはささやかだけど、できるだけの力になりたい。

 自分の子どもを持って、初めて分かったことがあります。
 我が子への言葉では言い表せない情、慈しみはもちろんですが、すべての子どもは社会の子ども、みんなの子どもだということです。
 そして、子どもは、その命は、限りない可能性を持った希望だということです。

 陽佑ちゃんのお父さんが、「救う会」ホームページ上で言われています。
「野原を思い切り走り回らせてやりたい」

私も見たい。陽佑ちゃんが笑顔で走り回る姿を。
その姿を見られるまで、私も、陽佑ちゃんを、大橋さんご夫妻をずっと応援していきたいと思っています。

「陽佑ちゃんを救う会」ホームページをぜひ一度ご覧下さい。
http://yosuke-chan.web.infoseek.co.jp/
少しでも多くの人が陽佑ちゃんのことを知り、大橋さんご夫妻の気持ちに賛同してくださいますように・・・




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