冬休み2008〜2009


 新しい年が明けました。
 今年も「ゆうた・こうた通信」をよろしくお願いします。

今年の年賀状です。


 さて、さかのぼること先月のクリスマス・・・
 いまひとつ、盛り上がりに欠けましたねえ(笑)。まあ、こういう季節行事は毎年盛り上がらないのですが。
 やっぱり、クリスマスってのは、子どもが「サンタさんくるかな、ドキドキ、わくわく」ってのがあってこそだと思うのです。うちはなー、それがないからなあ・・・

 もちろん、悠太・光太もプレゼントはすごく喜びます。プレゼントの匂いでもするのか、「おっ?それ、いいもの?オレにくれるの?」と、この時期、おじ・おばから送られてくる宅配便が届くと(外箱はただの段ボール箱なのに)真剣な顔で二人が寄ってきます。
 ちなみに今回のクリスマスプレゼントは、上記のおじ・おばからは私のリクエストに「ことばのえじてん」を、そして、祖父母からはおこづかいを頂き、それをもとにいろんなおもちゃ、絵本、普段は手の出ない超豪華写真集など、たくさん買わせてもらいました。

 そのなかの一番ヒットが、激安の玉ころがしのおもちゃ(対象年齢8ヶ月〜)。
 1歳の頃から、喜ぶもの、遊びは変わっていません。確かに、悠太・光太にとって、一番分かり易く楽しいものが玉ころがしなんだろうけど・・・ちょっと切なかったりします。

玉ころがしにニッコリ。悠太。


 で、夫と私からのプレゼントは、ヘリウムガスの入ったふわふわ風船♪
 以上。
・・・だって、絶対喜んでくれるんだもの!

そのプレゼントたちも、クリスマス前の日曜日、21日にあげてしまったし、ケーキも21日に食べてしまいました。
24日って、冬休みに入っているので、もう身動きとれないのです。ケーキ一つ買いに行くことも不可能ですから。

そのケーキも、光太が喜ぶだろうとホールケーキを奮発したものの(12センチの小さいものですが)、光太、体調が悪いわけではなかったんだけど低空飛行中で、いつものがっつきがななく、不発・・・

気を取り直して24日、いつもより豪華なクリスマスメニューで夕食を彩っても、その、普段とは違うメニューは見向きもしてくれず・・・
そーよね、そーよね。特別なものはいらない、普遍の日常をこよなく愛する、君たちはそういう人だもんね。
分かっちゃいるんだけどさあ・・・
徒労かよ。


冬休みに入る前日に悠太がちょっと体調を崩し、体調そのものはすぐ回復したのですが、その影響か、冬休み前半の悠太は、最近の悠太にしてみれば珍しいくらい精神的に不安定でした。
一方光太は、そんな悠太に気をつかってか、悠太に手を焼く母に気をつかってか、まるで天使のよう。絶えず微笑をたたえ、愚痴も言わず、そっと寄り添ってくれます。
こんな光太も珍しかったですねえ。

それでも二人は元気いっぱい!
「お外」アピールに、1日目はドライブでごまかし、それでも結構喜んでくれたので、2日目もドライブでいっか〜とドライブに連れて行ったら、明らかに「ちっ、またドライブだけかよ」という顔の二人。
分かったよっ。どっか連れて行けばいいんでしょっ!
って、プールしかないですから。

で3日目、プールに連れて行ったら大喜び。たっぷり遊んだし、もうおしまいで帰ろうとすると、悠太、必死の抵抗!もう光太は先に上がって待ってるってるんだからっ。
夏場は、ちゃんと言うこときいていたのになあ。
抵抗されたときに力ずくで、っていうのはもう限界に近いです。このときは何とか、力ずくでプールから引きずり上げましたが・・・悠太・光太のタイミングが合わないとき私一人でどう対処するか、です。


夫が冬休みに入ると、悠太・光太のテンション↑↑。
「お外行こうよ〜、どこか行こうよ〜」とプレッシャーをかけまくり。当然今年も大掃除なんてする余裕は微塵もありません。
で、日替わりで、あっちの道の駅の公園に行ったり、こっちの道の駅の公園に行ったり、近所の公園に行ったり。
この時期、みんなお買い物だとか、暖かいお店で遊んだりするのでしょうか、公園はどこも人が少なく、悠太・光太は快適〜♪大好きなブランコも独り占めでした。

公園を満喫する悠太(左)・光太(右)


大晦日もいつもどおり、紅白も最後まで見たかったけど、それを許してくれないのが悠太・光太。でも、ブラジル移民100周年記念特別枠で出演した宮沢和史さんの出番が意外と早かったおかげで、かろうじて宮沢さんは見ることができました♪
9時半には消灯。
悠太・光太が早く寝てくれたら、もうちょっとテレビが見たいなーと思っていたのに、寝ないんだ、これが。
諦めて、親はとっとと眠るに限ります。だって元日だろうが、奴らは朝寝坊なんてさせてくれませんから。

私は早々に二階で眠りにつき・・・そして、近所の寺の除夜の鐘で起こされました(涙)。
近所にお寺が2軒あるのですよ。二つのお寺がつく鐘の音がサラウンドで攻めてくるのです。部屋の方角のせいで、ダイレクトに聞こえてきます。
毎朝6時40分にこのお寺の鐘が鳴るので、思わず「あれっ、朝か?」と起きてしまったのです。そしたら、インターバルをおいてゴ〜ン、ゴ〜ンと・・・
除夜の鐘ということに気付くのに随分かかりましたねえ。
気付いたとたん、本気でムカつきました。ええい、うるさい。こっちは眠いんじゃー!


年明けて1日は夫の実家へ行きました。
悠太・光太のいとこは3歳と1歳の男の子。
3歳の彼はまったく悠太・光太の遊び相手にはならなくなりましたが(彼の遊び方が高度すぎて、お互いアウトオブ眼中)、1歳2ヶ月のよちよち歩きの弟くんとはいい感じになってきました。
しかし、相手はいかんせんほんまものの1歳、体が小さすぎて悠太・光太の視界にいらない(笑)。走り回る悠太・光太に突き飛ばされること数回。ゴメンナサイ。

この1歳の甥っ子は人見知りをほとんどせず、久しぶりに会った私や夫にも、ちょっと時間がたてばニコニコして遊んでくれる子なのですが、それでも、眠くなったときはお母さんでなければダメ。お父さんでもおばあちゃんでもダメなんだそうです。
それってきっと普通のことで、お母さんもそんな我が子を一層愛おしく思うのでしょうが・・・

「眠い〜」とグズグズでお母さんにすがりつく甥っ子を見て、私、「げっ」って思っちゃいました。ダメだわー。拒否反応。
やっぱり、子育て向きじゃないのですね、私。別にお母さんでなくてもいいじゃん、面倒くさい、あっち行ってよ、っていまだに思っちゃう。
あの、「お母さんじゃなきゃダメなの」ってプレッシャー、思い出すだけでつぶれそうです。
ああよかった、悠太・光太が大きくなってくれて。

さて、この日大きな発見がありました。
裸足で遊ぶ3歳の甥っ子の足を見ていて・・・うっ!この足の小指の形は悠太・光太と同じじゃないか!
ソックスを脱がせた1歳の甥っ子の足の形も、小さいながら同じ。

以前にも書いたことがあるのですが、悠太・光太の足の小指は夫ゆずりの特徴のある形をしています。
夫のお兄さん(甥っ子のパパ)も同じ足の形らしく、そしてその子どもたちも、ということ。
遺伝ってすごーい!
血がつながっている、ってこういうことを言うんだなあ・・・


2日3日は箱根駅伝三昧。いやー、今年もおもしろかったー!
しかしそれだけじゃ当然お子さまたちからブーイングがくるわけで・・・
特に光太!
年内は天使の光太、本当に背中に天使の羽が見えるかのようだったのですが、不安定だった悠太が落ち着いてきて、それこそ除夜の鐘を境目にタッチ交代。ニコニコ悠太とグズグズ光太になってしまいました。

本当に不思議なこの二人のバイオリズム。一人が崩れると、それまで困ったちゃんだったもう一人が必ず浮上します。二人いっぺんに崩れることはまずないんですよねえ。
「あー、オレちょっと今しんどいわ。代わってくれる?」
「んー、わかったぁ」
なんて二人が密約を交わしているんじゃないかと思うほどです。

まあ、光太は基本的に神経質でイラちなんですがね。その光太が、駅伝の放送が終わらないうちから「つまらーん、退屈なんじゃー、どこか連れて行けー」とぶーぶー言うのです。
で、2日、3日は、駅伝の後マックへ行って、その後に公園へ連れて行くというパターンでした。

マックで一服。悠太。


4日はこのお休み最大のレジャー、クアハウス湯の山へ行きました。
ガラス窓越しにプールを見て、うひょーっ!二人とも大興奮!早くも制御不能。
プールに入ると、最初光太はびびって父にしがみついていましたが、1時間もするとカワウソに変身。夫も私も体が冷えて、早く温泉に入りたくて仕方がなかったのですが、プールから上げるのがかわいそうなほど楽しんでいて・・・
タイミングを見計らって温泉ゾーンに連れ込みました。

けど、体が温まった後はやっぱりプール!
夫と私は、温泉につかったらそのまま帰るつもりでいたのですが、悠太・光太はまだ遊び足りないらしく・・・
結局、たーっぷり、2時間半以上遊びました。
最後は、光太の目が泳ぎすぎて真っ赤に腫れ上がり、強制撤収。
夫は、温泉でゆったり疲れをとるはずが、子どもに「泳げ、遊べ」とせがまれてぐったりでした。


5日、夫はこの日でお休みはおしまい。
けど、み〜んな前日の疲れでだるだる・・・
さすがの悠太・光太もゆっくりしたかったらしく、「お外」とは言いませんでした。

夫は、テレビで「3月で定年退職」というサラリーマンの人のインタビューを見て「いいなあ・・・」とボソッ。
なに言ってんのっ!仕事があるだけ、休み明けに出社できる職場があるだけ幸せなんだから!

夫の会社も、今までずっと重要な戦力として働いていた派遣社員さんを昨年末でたくさん切ったそうです。専門知識も経験もスキルも夫よりも上の派遣さんたち。その人たちがいなくなったぶんの穴埋めをやっていかなければいけません。
そして、家族のために、会社の中で生き残ってもらわなくては。
頑張れ、夫!



育児なんか大キライ!目次へ
ホームへ