カワウソ2号現る


 夏休み第二週目は、登校日有り、人間ドック有り。
 すっかり夏休みのぐーたらモードに慣れていた悠太・光太。
登校日の朝、悠太は大丈夫だったのですが、光太が「学校行くよ」に激怒!着替えも拒否、なんとか家から引きずりだして出発したものの、スクールバスのバス停に着くと、泣かれてしまいました。

泣いたところで、ねえ。行ってもらわなくちゃならないんだから。
スクールバスを見たら、すたすたと乗り込んでくれて一安心。
さあ、久々に子供のいないフリータイムを満喫、リフレッシュ!
とはいかないんだなあ。
ここぞとばかりにやらなきゃいけないことが山積みで。お迎えまであっという間でした。

31日は初めて半日人間ドックに入ってきました。(子守りは夫が会社を休んでくれました。)
35歳以上になると、夫の会社から配偶者も補助が出るのですね。
30代になってからというもの(結婚して以来、ですね)自分の健康や体力にだんだん自信が持てなくなってきて、チャンスがあったら健康診断受けたい、受けたいと常々思ってきました。乳がん検診も、子宮がん検診も。

「忙しい」を理由に避けてきた私。
いざとなると、敷居が高いんですよねえ。
数ヶ月前、夫の会社から案内があり、夫がとっとと申し込みをしてくれて、今回のドック入りとなりました。

前夜は緊張であまり眠れず。
だって、明らかに「楽しいこと」じゃないんだもん。
当日朝の飲まず食わずは、私には拷問!
私、朝食抜きって耐えられないのです。朝ごはんが楽しみで、朝起きるタイプ。「飲まず」も夏場はきつかった・・・

事前にもらった案内書には「8時半までに来院してください」とあったので、8時半になる前には病院に到着したのですが・・・すでに人、いっぱい。
受付なんかも当然先着順。みーんな早めに受付を済ませるのですね。そっかー、そりゃあそうだよねえ。
しょっぱなから出遅れた私。

本当に、検査は楽しくないことばっかりでした。
血液検査、針刺されるの大きらい。怖いよ、痛いよー。
眼圧検査の、あの、目に空気をシュッとかけられるのも大きらい。
子宮がん検査、内診台に上がるのは7年ぶり。「ああいうもの」だと分かっていても、嫌なものは嫌だー!
心電図はなんだか波形にちょっと異常があったみたいだし、身長は20代の頃より1センチ縮んでいたし。

極めつけ、胃のレントゲン。
人間ドックに入ったことのある友達から、事前にレクチャーは受けていたので(ゲップしちゃいけないとか、ぐるぐる回されるとか)大体の予測はついていたのですが・・・
予測した以上の事態。
すごく痛いらしい事前の注射は、心電図に異常があったためとりやめ。ちょっとそれはうれしかったんだけど・・・
なんじゃ、この発泡剤は。ありえない。
バリウムも、何が「昔より量は少なくなっている」じゃ。十分大量だってば!「一気飲みしてださいね。急がなくてもいいですから」と言われて、ゆっくり、それでも必死で飲んでいたら「はい、ちょっと急ぎますよー!」とせかされるし。

何より、この日初めて胃に入れたものが発泡剤とバリウムだったということが悲しくて、悲しくて・・・

終わって、ボーゼンとしました。
自分の体に異常がないかを確かめる、健康かどうか調べてもらうために、こんな思いをしなければいけないのか。これを、できれば1年に1回だと?
なんでこんな検査を、みんな平然とした顔で受けられるんだ?
平然としたふりをしているだけか?

ともかく、半日人間ドック、無事終了。
お楽しみの「お食事券」をもらいました。病院内のレストランか、喫茶で使えるそう。

この人間ドック、悠太・光太を産んだ広島市民病院で受けました。病院は何年か前に建て替えられたのは知っていたのですが・・・悠太・光太が生まれた頃とは比べ物にならないくらい、明るく、きれいになっていました。
当時は、病院に足を踏み入れるだけで気が滅入るような、薄暗くて、昭和の雰囲気いっぱいだったんですがねえ・・・

何よりショックだったのは、院内にコーヒーショップの「タリーズ」が入っていたこと。お食事券の使える喫茶って、タリーズのことだったんだ!
暗〜い「売店」も今は焼きたてパンすら売るコンビニになっていました。
変われば変わるもんですねえ。

お食事券、10階の展望レストランも魅力だったのですが、タリーズでおいしいサンドイッチとカフェモカを頂きました♪
ご褒美、ご褒美♪


夏休み二週目はどうも、夕立に祟られました。
二週目も当然のごとく、毎日午後は学校プールだったのですが、夕立で途中で中止になること3回。午前中はいいお天気でも、午後になるととたんに雲が広がってきて・・・
泳ぎ始めて30分くらいで雷ゴロゴロ、はい、残念。上がってくださ〜い。
ええもう、光太なんて激怒です(悠太は聞き分けがいいです。つないだ手に爪をぎゅっとたてて、静か〜に怒りを主張もするのですが・笑)。

そんなこんなで、不完全燃焼気味な悠太・光太。光太は思う存分遊べないストレスがたまって、イライラ・・・

土曜日はストレス解消!朝一でファミリープールへGO!
たっぷり2時間半、遊びました。
水をえたカワウソのごとく、自在に泳ぐ光太。夫の新しい防水デジカメが大活躍!水中の光太を激写!
で、光太、水中でどうしてカメラ目線なんでしょう?

水中でニッコリ。カメラ目線の光太。


悠太もニコニコです。
自分でも顔を水につけようと地道にトレーニングを重ねていた悠太ですが、光太から遅れること約10日。この日、とうとう、悠太も水に顔をつけて泳げるようになりました!

エイ!悠太も潜れるようになりました。
滝に打たれる悠太。

顔をつけて泳ぐ光太のことも、他の人が泳ぐ様子も、ずっと見ていたんだと思います。おもしろそうだなあ、ボクもやりたいなあ、でもちょっと怖いなあ、って。
「息をとめればいいんだよ」なんて、言葉で教えることができないから、自分の意思でやってみるしかない。えいっ!と自分でその一線を、恐怖心を超えるしかない。
で、超えちゃったんだねえ。すごいぞ!

いったんコツをつかんだら、後は自在に水中世界を楽しんでいました。カワウソ2号・悠太。
もっともっと、お水遊びが楽しくなったね!


育児なんか大キライ!目次へ
ホームへ